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第一夜
031.茶の君との初夜(二)
「あっ、あ、イッちゃい、そ」
舌が肉芽を潰す。太くてゴツゴツした指が膣壁を擦る。けれど、わたしが達しそうになると、それらが体から離れていく。指は遠慮なく抜かれ、ベアナードの顔が離れる。
「んっ、イカせてっ、ベアナード」
「……まだだ」
「だって、もう、げんか、いっ」
イキそうになると、ベアナードはわたしに一切触れなくなる。酷い。自分で触ろうとしたら、両手を押さえられた。めっちゃ酷い。だから、ずっと火種が燻り続けている。つらい。
「ベアナード、酷い。イキたいのにっ」
夫を責めると、彼はわたしの両腕を押さえたまま胸に舌を這わせ始める。しかも、触れるか触れないかの弱い刺激だけ。わたしの抗議など聞くことなく、夫は無言で体を貪る。乳首だけで達することができる境地にたどり着けそう。
どんどん蜜が溢れてくる。腰が揺れ、ベアナードの足を絡め取りたくなる。そのそそり立つモノでひと思いに貫いてもらいたいのに。イケないことがつらすぎる。蓄光石ランプに布をかぶせて真っ暗闇にしてしまいたい。
「ん、っう、ベア、ナードぉ」
「……まだだ」
ぐちゅ、と太い中指がぬかるみに挿入ってくる。親指が花芽を柔く擦った瞬間に腰が跳ねる。ベアナードの口内で乳首が犯される。あぁ、ダメ、気持ちいい。イキたい。
ベアナードは、わたしが「イキそう」と口にしなくても、昇り詰めそうになる瞬間にタイミングよく手を止め離れていく。ずっとそれの繰り返し。つらい。もうダメ、って何回思ったことか。
「おねが、イカせてぇっ」
「……まだだ」
もう「まだだ」ばっかり! バカ! つらくて涙が出てきた。早く挿れて欲しいのに、ベアナードの意地悪!
ベアナードが鎖骨に舌を這わせる。わたしはひたすら夫の名前を呼び、喘ぐ。わたしだって舐めたいのに。喘がせたいのに。ベアナードだけ楽しんでる。酷い。
「……気持ちいいか?」
「うん、気持ちい、どうにかなっちゃいそ、んんっ」
「……そうか」
だから、「そうか」じゃなくてぇ! 欲しくて堪らないのに、夫がイカせてくれない! 酷い! こうなったら、ランプを壊すか、全力で泣き落としにかかるかしかないじゃない! バカ!
「ベア、ナード、酷いっ! イカせてよぉっ」
「……イズミ」
ぞくり、背中が粟立つ。ベアナードがわたしの名前を、初めて呼んだ? うわぁ、めっちゃ痺れた!
両腕が解放されるけれど、持ち上げる力が残っていない。ベアナードがようやくわたしの膝を上げてくれるけれど、それをキープする力も残っていない。ダメだ、体力が削られすぎた。ぐったりしちゃってる。
「……痛かったら、言ってくれ」
多少痛くても我慢するよ! 今ならオーウェンの巨根でも飲み込めそうだもの!
尖端が花弁のぬかるみを往復する。ハァと小さな溜め息が聞こえた瞬間、尖端が埋め込まれる。待ちに待った刺激と快楽に、目の前が真っ白になる。
「いっ、」
「い痛かったか?」
「イッ、ちゃったぁ……」
膣口だけでイッちゃうなんて初めて。
ベアナードはゆっくり腰を動かし、イッたばかりの膣へと侵入してくる。敏感なんてものじゃない。ベアナードの形までわかるくらい、膣が収縮している。
「ベアナ、あぁっ、イッちゃ、あっ、く」
「……そうか」
ダメだ、ベアナードが奥にたどり着く前に何回かイッちゃう。夫は気づいているのか気づいていないのかわからないけれど、何も言わずにわたしの中を擦る。
「無理、イッちゃう」
「……そうか。ここは、奥か」
「ん、奥、当たってる、うっ」
ベアナードはぐりぐりと奥を突く。うぅ、気持ちいい。イッちゃう。奥に感じていた熱が、いきなり引き抜かれる、と思ったら、また一気に深く穿たれる。
「あっ、ああ、あ……!」
びくんと体が跳ねる。イッちゃった……気持ちいい。頭の中、真っ白だわ。周りは真っ暗で何も見えないのに。
何度も深く貫かれ、また何度か軽くイッた。中央あたりで細かく擦られると、もう真っ白。何も考えられない。考えたくない。ベアナードにすがりつこうにも、両腕が上げられない。両足すら力が入らない。夫にされるがままの体たらくだ。
「も、無理、イケない……っああぁ」
「……大丈夫、達したじゃないか」
「そ、だけど、っ、んんっ」
息も絶え絶えな状態の妻の最奥を、夫は遠慮なく穿つ。さっきはイケなくてつらかったけど、今はイキすぎてつらい。ヒューゴのときとは違うしんどさだ。
「ベアナ、ド、ダメぇ」
ベアナードの動きが止まる。「ダメ」が有効だったみたいだ。夫は妻を潰さないようそっと屈んで、心配そうに尋ねてくる。
「……ダメか? もうやめるか?」
「イキすぎ、て、つらいの……ベアナード、は?」
「……オレは、まだ。その、遅いから」
遅い……遅漏? 道理で、ガンガン突かれても果てる素振りがなかったわけだ。早漏のヒューゴなら二回はイッてるだろうに。
「イケそ?」
「……いや、まだ。手ですれば、すぐに」
「そっか。じゃあ、出してほしいな」
「……わかった」
言って、ベアナードは屹立を浅いところまで引き抜く。尖端だけは中に挿れたまま、夫は器用に竿の部分を擦り始める。ぐちゅぐちゅと卑猥な音が響き、熱い指がぬかるみをとんとんとリズミカルに叩く。体が揺らされる。
「ベアナード、気持ちい。中に、いっぱい、出して」
「……っ、今の、もう一回」
「中を、あなたのもので、いっぱいにして」
「……あぁ、それ、いい。もっと」
ベアナードはどうやら「言葉」が欲しいみたい。自分は無口なのに不思議。自分が持っていないものが欲しいのかな? ちょっと観察する余裕が出てきた。
「ベアナード、もっと、犯して」
「……イズミ」
「もっと奥を突いて、めちゃくちゃにして。あなたに、犯されたい」
「……あぁ、イズミ……!」
揺れが激しくなったかと思えば、いきなり最奥まで穿たれる。って、モノがさっきより大きい。ちょっと痛いもん。今までの、もしかして、半勃ちくらいだった?
「好きよ、ベアナード……っ。わたし、ずっとイッてる」
「あぁ、イズミ……イズミ……」
激しく腰を打ち付けてくるベアナードを、愛しく思う。もう、何回イッたかわからない。ずっと気持ちいい。けど、気持ち良すぎてつらい、なんて、初めてだ。
「奥にいっぱい出して。ぜんぶ、奥にちょうだい」
「イズミ、っあ、あぁ……!」
要望通り、ベアナードはわたしの最奥に吐精した。同時に達したわたしは、そのまま気を失ってしまった。野獣な夫に攻め立てられ続けたせいで、体力も気力も尽きてしまったのだった。
舌が肉芽を潰す。太くてゴツゴツした指が膣壁を擦る。けれど、わたしが達しそうになると、それらが体から離れていく。指は遠慮なく抜かれ、ベアナードの顔が離れる。
「んっ、イカせてっ、ベアナード」
「……まだだ」
「だって、もう、げんか、いっ」
イキそうになると、ベアナードはわたしに一切触れなくなる。酷い。自分で触ろうとしたら、両手を押さえられた。めっちゃ酷い。だから、ずっと火種が燻り続けている。つらい。
「ベアナード、酷い。イキたいのにっ」
夫を責めると、彼はわたしの両腕を押さえたまま胸に舌を這わせ始める。しかも、触れるか触れないかの弱い刺激だけ。わたしの抗議など聞くことなく、夫は無言で体を貪る。乳首だけで達することができる境地にたどり着けそう。
どんどん蜜が溢れてくる。腰が揺れ、ベアナードの足を絡め取りたくなる。そのそそり立つモノでひと思いに貫いてもらいたいのに。イケないことがつらすぎる。蓄光石ランプに布をかぶせて真っ暗闇にしてしまいたい。
「ん、っう、ベア、ナードぉ」
「……まだだ」
ぐちゅ、と太い中指がぬかるみに挿入ってくる。親指が花芽を柔く擦った瞬間に腰が跳ねる。ベアナードの口内で乳首が犯される。あぁ、ダメ、気持ちいい。イキたい。
ベアナードは、わたしが「イキそう」と口にしなくても、昇り詰めそうになる瞬間にタイミングよく手を止め離れていく。ずっとそれの繰り返し。つらい。もうダメ、って何回思ったことか。
「おねが、イカせてぇっ」
「……まだだ」
もう「まだだ」ばっかり! バカ! つらくて涙が出てきた。早く挿れて欲しいのに、ベアナードの意地悪!
ベアナードが鎖骨に舌を這わせる。わたしはひたすら夫の名前を呼び、喘ぐ。わたしだって舐めたいのに。喘がせたいのに。ベアナードだけ楽しんでる。酷い。
「……気持ちいいか?」
「うん、気持ちい、どうにかなっちゃいそ、んんっ」
「……そうか」
だから、「そうか」じゃなくてぇ! 欲しくて堪らないのに、夫がイカせてくれない! 酷い! こうなったら、ランプを壊すか、全力で泣き落としにかかるかしかないじゃない! バカ!
「ベア、ナード、酷いっ! イカせてよぉっ」
「……イズミ」
ぞくり、背中が粟立つ。ベアナードがわたしの名前を、初めて呼んだ? うわぁ、めっちゃ痺れた!
両腕が解放されるけれど、持ち上げる力が残っていない。ベアナードがようやくわたしの膝を上げてくれるけれど、それをキープする力も残っていない。ダメだ、体力が削られすぎた。ぐったりしちゃってる。
「……痛かったら、言ってくれ」
多少痛くても我慢するよ! 今ならオーウェンの巨根でも飲み込めそうだもの!
尖端が花弁のぬかるみを往復する。ハァと小さな溜め息が聞こえた瞬間、尖端が埋め込まれる。待ちに待った刺激と快楽に、目の前が真っ白になる。
「いっ、」
「い痛かったか?」
「イッ、ちゃったぁ……」
膣口だけでイッちゃうなんて初めて。
ベアナードはゆっくり腰を動かし、イッたばかりの膣へと侵入してくる。敏感なんてものじゃない。ベアナードの形までわかるくらい、膣が収縮している。
「ベアナ、あぁっ、イッちゃ、あっ、く」
「……そうか」
ダメだ、ベアナードが奥にたどり着く前に何回かイッちゃう。夫は気づいているのか気づいていないのかわからないけれど、何も言わずにわたしの中を擦る。
「無理、イッちゃう」
「……そうか。ここは、奥か」
「ん、奥、当たってる、うっ」
ベアナードはぐりぐりと奥を突く。うぅ、気持ちいい。イッちゃう。奥に感じていた熱が、いきなり引き抜かれる、と思ったら、また一気に深く穿たれる。
「あっ、ああ、あ……!」
びくんと体が跳ねる。イッちゃった……気持ちいい。頭の中、真っ白だわ。周りは真っ暗で何も見えないのに。
何度も深く貫かれ、また何度か軽くイッた。中央あたりで細かく擦られると、もう真っ白。何も考えられない。考えたくない。ベアナードにすがりつこうにも、両腕が上げられない。両足すら力が入らない。夫にされるがままの体たらくだ。
「も、無理、イケない……っああぁ」
「……大丈夫、達したじゃないか」
「そ、だけど、っ、んんっ」
息も絶え絶えな状態の妻の最奥を、夫は遠慮なく穿つ。さっきはイケなくてつらかったけど、今はイキすぎてつらい。ヒューゴのときとは違うしんどさだ。
「ベアナ、ド、ダメぇ」
ベアナードの動きが止まる。「ダメ」が有効だったみたいだ。夫は妻を潰さないようそっと屈んで、心配そうに尋ねてくる。
「……ダメか? もうやめるか?」
「イキすぎ、て、つらいの……ベアナード、は?」
「……オレは、まだ。その、遅いから」
遅い……遅漏? 道理で、ガンガン突かれても果てる素振りがなかったわけだ。早漏のヒューゴなら二回はイッてるだろうに。
「イケそ?」
「……いや、まだ。手ですれば、すぐに」
「そっか。じゃあ、出してほしいな」
「……わかった」
言って、ベアナードは屹立を浅いところまで引き抜く。尖端だけは中に挿れたまま、夫は器用に竿の部分を擦り始める。ぐちゅぐちゅと卑猥な音が響き、熱い指がぬかるみをとんとんとリズミカルに叩く。体が揺らされる。
「ベアナード、気持ちい。中に、いっぱい、出して」
「……っ、今の、もう一回」
「中を、あなたのもので、いっぱいにして」
「……あぁ、それ、いい。もっと」
ベアナードはどうやら「言葉」が欲しいみたい。自分は無口なのに不思議。自分が持っていないものが欲しいのかな? ちょっと観察する余裕が出てきた。
「ベアナード、もっと、犯して」
「……イズミ」
「もっと奥を突いて、めちゃくちゃにして。あなたに、犯されたい」
「……あぁ、イズミ……!」
揺れが激しくなったかと思えば、いきなり最奥まで穿たれる。って、モノがさっきより大きい。ちょっと痛いもん。今までの、もしかして、半勃ちくらいだった?
「好きよ、ベアナード……っ。わたし、ずっとイッてる」
「あぁ、イズミ……イズミ……」
激しく腰を打ち付けてくるベアナードを、愛しく思う。もう、何回イッたかわからない。ずっと気持ちいい。けど、気持ち良すぎてつらい、なんて、初めてだ。
「奥にいっぱい出して。ぜんぶ、奥にちょうだい」
「イズミ、っあ、あぁ……!」
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