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第三章 少女期 女神編
第三百十三話 神々への尋問
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「と、いうわけで、キリキリ吐いてください」
「ま、待っ、て、くださ……まだ、ダ、メージ、が……」
「ひぃぃいっ! いやぁぁぁあっ!!」
グッタリする竜神様を叩き起こし、箱詰めしたまま存在を忘れていた山の神を拘束したまま取り出した私は、すぐに質問をしたのだが、うっかり回復させるのを忘れていたらしい。
「……セイ」
「うん、回復……できるか分からないけど、やってみよう」
竜神様に対しては、特に反応を示さなかったものの、山の神に関しては、出した瞬間、『うげっ』とでも言いたげな顔をしたセイ。しかし、それでも、私の意思受けて、ちゃんと回復してくれるようだ。
(まぁ、お化粧が崩れて、お化けみたいな顔になってるから、ビクビクするのは仕方ないけどね……)
柔らかな光に包まれて、ある程度のダメージを緩和させられた竜神様と、どうにか正気に戻って、必死に拘束から抜け出そうとする山の神。どうやら、これでお話ができそうだ。
「それで、聞きたいんだけど、ミーシャを連れ去った女神の真意が分かったり、女神が居る場所に向かう方法を知っていたり、とにかく、神に関する情報を提供してくれませんか?」
「え、えぇ、大丈夫です。とはいえ、一概に女神といっても、様々な女神が居ます。何か、特徴なり名前なりは分かりませんか?」
「選定の女神と名乗ってたいましたね。あと、部下の名前はムムです」
そう告げた瞬間、竜神様も山の神も、眉間にシワを刻む。
「何? あんた、あの女神に喧嘩売るつもりなの?」
「違います。喧嘩を買うつもりです」
「どっちも同じよっ!」
「選定の女神……厄介ですね」
どうやら、竜神様も山の神も、私達が敵対する女神のことを知っているらしい。詳しく話すように促せば、まずは、竜神様が口を開く。
「選定の女神。彼女は、とても職務に忠実な女神であり、苛烈な女神でもあります」
かの女神の仕事は、魂の選定が主らしい。不純物を抱えた魂がないか、転生させるのに、何かが欠けている魂がないかを調べ、調整すること。
「なら、ミーシャが連れていかれたのって……」
「職務のため、かもしれませんね」
ミーシャは、元々、別の神によって転生させられている。しかも、その神は、転生のための手続きを取っていなかったらしい。となると、職務上、仕方なくミーシャを召喚したという可能性もなきにしもあらずだ。しかし、次の瞬間には、それは深刻な危機感へと塗り替えられる。
「かの女神は、不正を許さないとされている。もし、不正が見つかれば、被害者もろとも、葬ることだってあるのだと聞く」
ただの色々ダメな感じの女神、という認識から遠く離れた苛烈さに、私達は、息を呑んだ。
「ま、待っ、て、くださ……まだ、ダ、メージ、が……」
「ひぃぃいっ! いやぁぁぁあっ!!」
グッタリする竜神様を叩き起こし、箱詰めしたまま存在を忘れていた山の神を拘束したまま取り出した私は、すぐに質問をしたのだが、うっかり回復させるのを忘れていたらしい。
「……セイ」
「うん、回復……できるか分からないけど、やってみよう」
竜神様に対しては、特に反応を示さなかったものの、山の神に関しては、出した瞬間、『うげっ』とでも言いたげな顔をしたセイ。しかし、それでも、私の意思受けて、ちゃんと回復してくれるようだ。
(まぁ、お化粧が崩れて、お化けみたいな顔になってるから、ビクビクするのは仕方ないけどね……)
柔らかな光に包まれて、ある程度のダメージを緩和させられた竜神様と、どうにか正気に戻って、必死に拘束から抜け出そうとする山の神。どうやら、これでお話ができそうだ。
「それで、聞きたいんだけど、ミーシャを連れ去った女神の真意が分かったり、女神が居る場所に向かう方法を知っていたり、とにかく、神に関する情報を提供してくれませんか?」
「え、えぇ、大丈夫です。とはいえ、一概に女神といっても、様々な女神が居ます。何か、特徴なり名前なりは分かりませんか?」
「選定の女神と名乗ってたいましたね。あと、部下の名前はムムです」
そう告げた瞬間、竜神様も山の神も、眉間にシワを刻む。
「何? あんた、あの女神に喧嘩売るつもりなの?」
「違います。喧嘩を買うつもりです」
「どっちも同じよっ!」
「選定の女神……厄介ですね」
どうやら、竜神様も山の神も、私達が敵対する女神のことを知っているらしい。詳しく話すように促せば、まずは、竜神様が口を開く。
「選定の女神。彼女は、とても職務に忠実な女神であり、苛烈な女神でもあります」
かの女神の仕事は、魂の選定が主らしい。不純物を抱えた魂がないか、転生させるのに、何かが欠けている魂がないかを調べ、調整すること。
「なら、ミーシャが連れていかれたのって……」
「職務のため、かもしれませんね」
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「かの女神は、不正を許さないとされている。もし、不正が見つかれば、被害者もろとも、葬ることだってあるのだと聞く」
ただの色々ダメな感じの女神、という認識から遠く離れた苛烈さに、私達は、息を呑んだ。
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