不幸なことに異世界へ!?意外と充実してます…

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10.センテッドマジシャン

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さて、準備完了!
センテッドマジシャンってところかな?
そんな職業ないけど…どちらかというと生産職よりの香りを使った戦い方をしてみようかな。

「ふぅ…勝負だ!」

「嫌だって言ってんだろ!」

「いくぞ!」

「勝手にしやがれ!」

「フッ!」

攻撃受けたらまずいから香りをぶつけてやろうまずはゲーム内で馬鹿どもが作って俺に枠一つ分MAXまで押し付けてきたシュールストレミングの香りだ!

ポイッ

「こんなもの!」

パリンっ!

あ、斧で切った…あれはもう使えないな…。

「ぎゃぁぁぁぁぁぁあああ!」

むっちゃ叫ぶやん!うわっ臭っ!

(ミネルヴァ!俺の嗅覚を下げて!)

(わかりました!…でも、私リラックスさせた方がいいって言いませんでした?)

(ま、まぁ、いいじゃないか)

(はぁ…)

お、斧から離れたね…。
今度は匂いだけじゃなくて…缶詰もつかっちゃうか!こっちも枠一つ分をMAXあるんだぁ~…。

パシュー…。

あ、ガムルの顔が絶望の色に染まった。

ニコッと笑ってやろう。

口の中に流し込んで口を抑える。

「早く飲み込まないともう1缶鼻から流し込むよ?ん?ギブするまでこれ食わせ続けるのも面白そうだなぁ~」

「んーーー!!!」

「なになに?食べないってことは入れて欲しいってことかな?そうだよね?」

ゴクッ

何か言いたそうだから手を外してあげるか…。

「ギブ!ギブアップだ!頼む!もうやめてくれ!これ以上やられたら死ぬ!」

「そう?あ、ルーク!結界はそのままで!消臭するから。」

あるモン〇ンが大好きなプレイヤーが地球に帰れず全然できなかったからってことで作ったモン〇ンのアイテム消臭玉…これを投げてっと。

ボフッ!

「臭く…ない?」

「ルーク!もう大丈夫だから結界解いていいよ!」

「あ、はい!」

「何事だ!?」

大隊長が走ってきてルークに説明を求めている。お、ルークからの説明が終わったみたいだな。

「ガムル!こっちに来い!」

「…」

「馬鹿野郎!」

ガツンッ

「うっ!」

「お前はなにをして…って臭っ!?お前口臭やばいぞ!何を食ったんだ?排泄物か?」

「もう…ほっといてくれ…」

「お、おい!ガムル!」

「大隊長…そっとしとおいてあげてください。勝負を仕掛けたあいつが悪い…それには同意します。しかし、そのあとが…酷かった…」

「だ、だから…何があったって聞いてるだろうが!」

「ジン殿の…持ってたアイテムです。あれは食料品なのでしょうか…」

「食料品ですよ!ただ世界一臭い食べ物ですけどね!タスマーさんも開けてみますか?」

「それは…美味いのか?」

「大隊長!?」

「さぁ、食べ物が美味いと感じるかどうかは人それぞれだからね」

「こ、今回はやめておこうかな…」

「そう?この缶詰一つで多分ウルフ系のモンスターは逃げていくと思うよ?まぁそれまでに開けちゃったら…まぁ言わなくてもわかるよね!」

「…勘弁しといてもらおう」

「仕方ないね」

「それで…ルーク、話は終わったのか?」

「はい、職探しを手伝って欲しいとのことでした」

「職探し?お前職を探してるのか?」

「えぇ…オススメはありますか?」

「うちの料理人が足りないといってたぞ?来るか?」

「良いですね…私があなた達をしっかりと臭いもの好きにしてあげますよ?」

「大隊長!それだけは勘弁してください!」

「う、うむ。やめておくとしよう…。では、ジンは計算は得意か?」

「どんな計算?」

「お金の計算とかだ」

「今泊まってる果物亭葡萄の店員さんよりかはできる自信はあるけど?」

「ふむ、だったら商人とかいいんじゃないか?私の友人が商業ギルド長をしているから招待状を書いてあげよう。今日中には試験受けられるんじゃないかな?」

「商業ギルドですか…」

「あぁ、嫌な思い出でもあるのかね?」

「いえ、ちょっとギルド管理人に興味が出来たものですから」

「なるほど…では、合格できたらそちらにも招待状を書いてもらえるように友人に頼んでみよう」

「ありがとうございます」

「うむ、という訳で…昨日ルークに渡した肉を私にもくれないか?」

なるほど…肉と招待状の交換ってところかな?大量に持ってるけどそこまでハマるんなら美味いんだろうし…少し渡すぐらいにしておこう。

「あ、あの肉ですか?…今は店にいる訳では無いので持ち合わせが少ししかないので…300g程でよろしければ」

「全然大丈夫だ!すぐに書く!肉を用意しててくれ!」
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