ちょいクズ社畜の異世界ハーレム建国記

油揚メテオ

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第六章 エルフ王国編

第259話 新たなる力

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 ソファーに腰掛けるのは、ルーナそっくりの美女だった。
 ルーナの祖母、エスメラルダさん。
 エメラルドのような光沢を帯びた高そうなドレス。
 腕や、首、長く尖った耳や、額には黄金のアクセサリーをじゃらじゃらと惜しげもなく付けている。
 しかし、少しも嫌味な感じはしない。
 ドレスやアクサリーを纏う者の美しさが全く負けていないのだ。
 ルーナそっくりの顔に、高い知性を持ったエメラルドの瞳。
 金細工の施された煙管を持つ手の奥から覗くのは、見事な胸の谷間。
 俺を挑発するかのように、組み合わされた美脚が濃厚な色気を放つ。
 ルーナをベースにしながら頭が良さそうで、しかもセレナ並の巨乳というチートキャラ。
 こんなん反則ですやん。
 俺はお祖母様の対面に座りながら、その魅力に頭をクラクラとさせていた。

「今日で婿殿は、我がエリシフォン家の一員じゃ。実質的なエリシフォン家三代目。婿殿は、エルフィニア最大貴族エリシフォンの力を思うがままに操れるということになる」

「ちょ――!! 義母上ははうえ!?」

 エスメラルダさんの言葉に、床にいるパパが驚きの声を上げる――けど、誰もパパには構わない悲しみ。
 エリシフォン家を思うがままか。
 確かにルーナとアーニャは既に思うがままにしている。
 あとは――(ごくり)。
 俺を挑発するかのように組み直されるエスメラルダさんの艶めかしい美脚に、思わず生唾を飲み込んでしまう。
 エスメラルダさんに射精しなくては、エリシフォン家を手に入れたとは言えないのだ。

「交易などの経済面は、そこの娘と既に細部まで詰めておる」

 エスメラルダさんに目を向けられて、エレインがペコリと頭を下げる。
 そういえば、エルフ王国との交易がどうとかエレインから言われた気がするが。
 当然の如くセックスした後にベッドの上で聞いたので、ピロートーク的な何かかと思って聞き流していた。

「問題は、軍事面じゃ。良いか、婿殿。エリシフォン家が保有する兵力は13万。うち8万は精鋭の魔法騎兵じゃ」

 おお。
 魔法騎兵ってかっこいいな。
 魔法使いが馬に乗っているんだろうか。
 それってファラチオに乗った俺じゃん。
 そう考えると、途端に微妙に思えてくる。
 魔法使い(?)と馬(?)だけど。
 そんな事を考えていたら、俺を見つめるエスメラルダさんの目がスッと細められた。

「この兵力は、婿殿の所属するラグニード王国の保有する戦力をはっきりと凌駕しておる。その気になれば王国を武力で支配することもできるじゃろう」

 ほう。
 それはまた、話がでかすぎてよくわからん。
 想像しようとすると、頭がふわふわすることってあるじゃんね。
 にしても支配て(笑)。

義母上ははうえ……それはいくらなんでも極論すぎます。エリシフォン家の兵力といえども一応はエルフィニア王国の兵です。別にアサギリの好きにできるわけでは……」

「黙れギルバート。そんな事を言っておるからお主はダメなんじゃ。エリシフォン家の当主なるということは、全兵力を思うがままに操るくらいの心構えでおらねばならん。一応は王国の兵などと考えておるのは、責任を王国になすりつけているに過ぎぬ。王である兄への甘えぞ。そんなんだからいつになってもお主にエリシフォンの舵取りを任せるわけにはいかぬのじゃ!」

義母上ははうえ……」

 なんだろう。
 なんか知らんけど、お祖母様にパパが怒られ始めた。
 床に這いつくばってしょぼんとする義父とか見てられないんだけど。

「婿殿はちゃんとエリシフォンの力をわかっておろうの?」

 やべ、俺に話が振られた。
 パパが怒られた矢先に振られるとか。
 かつての社畜時代。
 同僚が怒られている時に、アサギリくんはちゃんとわかってるよね? と上司に話を振られたのを思い出す。
 こういう時の対応は決まっているのだ。

「はい!!」

 とりあえず、元気よく頷く。
 これに限る。

「……良い返事じゃ」

 満足してくれたようで、お祖母様は小さく微笑んで煙管を咥えた。
 そしてぷるるんと揺れる巨乳。
 うわ、えっろー。

「閣下……うう、ついに覇道を歩まれる覚悟を決められたのですね……」

 なぜかエレインが涙ぐんでいた。
 何言ってんだこのエロメガネは。
 ハドーて。

「勘違いするでないぞ、人間の小娘よ。妾は別に婿殿に大それた野望を抱けと言っているわけではない。与えられた力の大きさを理解しろと言っておるだけじゃ。……何にせよ、まずは魔族共の侵攻をなんとかせねばなるまい。我が国は、婿殿のお陰でしばらくは安泰じゃがのう」

 そういや、そろそろいつもの魔族侵攻イベントの時期だ。
 家に帰ったらまた戦争に行かなきゃいけないんだろうか。
 めんどくせえな。
 もうフェルちゃんだけで行かせようかな。
 そういえば、今日の結婚式。
 フェルちゃんいなかったな。
 あいつどこ行ったんだろう……。

「さて、婿殿。今後の話じゃ。魔族の侵攻に備えて、婿殿の領地に兵を派遣する。5万くらいならすぐに動かせるが、いきなり5万も養えんじゃろう。まずは精兵を千騎、向かわせよう。兵舎などを建設するために、腕利きのドワーフ職人たちも派遣する」

 ドワーフ職人。
 なんかすごそうな響きだけど、なぜかときめかない。
 なんというかエロさが足りない。

「……言っておきますけど、閣下。ドワーフは男女差のない髭が生えた小太りの種族ですよ?」

 エレインがそんな事を教えてくれた。
 じゃあ、いいです。
 俺のドワーフへの興味は一瞬で冷めた。
 髭プレイとか高度すぎて、俺にはまだ早い。

「千騎を率いるのは、ナーシャじゃ。ルーナの出産もあるからのう。母が傍におれば心強いじゃろうからのう」

「え!? お母様が来てくれるの? やったー!」

「ふふ、よろしくな、ルーナ」

 ルーナとアーニャが嬉しそうに手を取り合っていた。
 間に俺を挟んで。
 アーニャが来てくれるのは、素直に嬉しい。
 というか既にアーニャは連れて帰るつもりでいた。
 俺の女なので。

「……アサギリくんのお世話もちゃんとしなきゃだしね」

 耳元でアーニャがそんな事をつぶやく。
 上目遣いで、照れながら。
 エロ可愛いすぎて射精しそうになった。

「ナーシャの副官として、この二人を付ける。どちらも古くからエリシフォン家に使えてくれている家の者じゃ。イーデ、クリス。婿殿に挨拶をせよ」

 お祖母様に呼ばれて、二人の騎士が歩み出てくる。
 見覚えのある二人だった。

「イルフリーデ・アイリ・バーンスタインです。今後ともよろしくおねがいします。天位騎士ヘッドライナー

 サラサラの金髪を長髪にした青い瞳のイケメン。
 スラッとした体躯にイラッとする。
 確かルーナの長馴染みのイなんとかさんだった。
 つか天位騎士ヘッドライナーってなんだよ。
 そんな電車みたいな名前のヤツ知らねえ――って俺か。

 まあ、こいつはどうでもいい。
 だけど、その隣に立っているお姉さんには興味津々だった。

「クリスティーナ・コロ○ード。……貴方にはいい思い出はないけど……エスメラルダ様の命令なので、仕方なく従います。よろしく、天位騎士ヘッドライナー

 不満たらたらな挨拶だったが、思わずガッツポーズを決めてしまう。
 クッコロさん来たああああああ!!!
 横のイケメンと同じく金髪碧眼。
 しかし、その肉付きの良い体は女性特有の丸みを帯びている。
 かっちりとしたエルフさんお馴染みの黄金鎧を着込んではいるものの、その裸体は、小さめの乳首まで容易に想像することができた。
 なぜなら会う度に全裸になっているから!
 その見事な脱ぎっぷりには定評がある。

「よろしく、クッコロさん!」

 とりあえず、満面の笑みで握手を求める。

「クッ――なんでいつも名前を略すのよ! 次その名で呼んだら怒るからね?」

 とかなんとか言いながら握手に応じてくれるクッコロさん。
 ツンデレっぷりがヤラれ役っぽくて大変良い。

「……アサギリくん、なんか妙にクリスを気に入ってないか?」

「なんかあの人は要注意な気がしますね。閣下の下半身的に……」

 アーニャとエレインが何やらボソボソ相談していた。
 そのうち乱交する仲なんだから仲良くやってほしいものである。
 クッコロさんと言えば。
 前、ファラチオの触手にエロいことをさせられていたのが思い出される。
 あれはエロくて非常に良かった。
 なので。

「クッコロさんには、俺の馬の世話をお願いしようかな」

「ええええ!? 絶対に嫌!!!」

 真っ青になったクッコロさんに秒速で断られてしまった。
 長い耳をプルプルさせながら怯えていて可愛らしいが、よっぽど嫌な記憶だったらしい。

「クリスよ。婿殿の命令じゃ。つべこべ言わずにやれ」

「えええ!? エスメラルダ様!?」

 お祖母様の強権で、クッコロさんの就職が決まった。
 触手プレイに期待である。

「くっ……殺せ!!」

 そして伝統芸能炸裂。
 アーニャだけでなくクッコロさんも来てくれるなんて。
 捕まえた鬼娘ちゃんもいるし。
 今後が楽しみである。
 いや、まだ連れて帰りたい人いるな。

「さて、披露宴もそろそろお開きじゃ。客を帰したら、身内だけで飲もうかのう」

 そんな事を言いながら、話を終わらそうとしているが。

「……エスメラルダさんは、来ないんすか?」

「ええ!?」

 素直な願望を口にしてみたら、お祖母様は普通に驚いていた。
 俺はまだお祖母様を抱いていないのだ。
 兵力とかどうでもいいので、そこをちゃんと決めたい。

「わ、妾が行くわけなかろう!? 妾はエリシフォン家の実質的な当主じゃぞ!?」

「でも俺、もっとエスメラルダさんと仲良くなりたい」

 そう言いながら、立ち上がると、エスメラルダさんがビクッとした。
 可愛い。

「急に立つでないわ! びっくりするじゃろう……っていやあああああ!! なんで股間を膨らましておるんじゃ!? や、やめろ! 近づいてくるでない!! ル、ルーナ!! お主の旦那じゃろ!? なんとかせいっ!」

「……コウ、おっきい」

「えええ!?」

 ルーナは俺の股間に、涎をたらす勢いで見とれていた。
 俺としては愛おしいが、この女はもうダメなのだ。

「く、来るな!! 婿殿? お、落ち着こう? お、おちついて話を……あっ、こ、こらっ!! 胸を揉むでない! や、やめっ……あんっ、んっ……」

 たわわに実ったエスメラルダさんの巨乳。
 おもむろに手を伸ばすと、ぷるるんっと揺れた。
 しっとりと手のひらに張り付きながら、むにゅむにゅの柔らかさ。
 な、なんて柔らかさだ。
 僅かな弾力もあるが、とにかく柔らかい。
 そして温かい。
 俺、このおっぱいなら百年揉んでられるな。

「んんっ!! や、やめ……あっ! そ、そこをコリコリするでないっ!! あ、あああ……」

 ぷくっと膨らんできた可愛らしい乳首を触る。
 ~~のじゃ! とか偉そうにしているくせに、可愛らしい乳首の感触。
 たまらなかった。

「あ、ああっ! やめてって……ちょっと!! 他の人が見てる……くぅっ! や、やめっ……んんっ、んあっ!! あ、あ、もう……わ、わかったから! い、行く……イクッ、イクからああああっ!!」

 房中術レベル3を発揮して、乳房と乳首をツトトトと絶技で触りまくっていたら、エスメラルダさんはあっさりと落ちた。
 今、イクって言ったよね?
 どっちの意味かはわかないけど、俺の勝ちであることは確かだった。

「……うっ……くっ……はあ……はあ……」

 乳房を抑えながら、荒い息をつくエスメラルダさん。
 エロかった。
 太ももをもじもじさせながら、俺を潤んだ瞳でにらみつける。

「バカッ!!!」

 ガスっと殴られた。
 HPは減ったが、可愛かったので気にしない。

「続きは俺の領地でしましょうね!」

「バカ……」

 エスメラルダさんは頬を染めながら、視線を逸らす。
 まんざらでもなさそうだった。
 このチョロさこそエリシフォン家。

「わ、妾が婿殿の領地に行ってしまったらエリシフォン家が……」

 諦めが悪いエスメラルダさんがそんな事を呟いた時。
 床を這っていた男が、スクッと立ち上がった。

義母上ははうえ、私にお任せあれ! 安心してアサギリんとこに行っちゃってください!」

「ギルバート貴様!?」

 パパの太鼓判が出た。
 胡散臭さが半端なかったが。

「目の上のたんこぶ、もとい、義母上ははうえがいなくても、この私が当主としてちゃんとエリシフォン家を回しますので! 当主として!!」

 パパは物凄くいい笑顔だった。
 なんで当主を連呼したんだろう。

「……不安が、凄まじい」

 お祖母様は青い顔をしていたが、パパの説得と、俺のパイ揉みによって、30分後に落ちたのだった。

「おい!!! さっきからお祖母様のおっぱいばっか触って!!! 妻なんだから私のおっぱい触んなきゃダメじゃないか!!!!」

 可愛い嫁が泣きついてきたので、嫁乳を可愛がった。
 アーニャもチラチラと期待を込めた目で見てきたが、エレインは終始ドン引きしていた。


 そんなこんなで、身内だけで盛り上がっていた時。
 ふと壁際に立つ銀髪の美女が目についた。
 大いに盛り上がる披露宴の中にあって、寂しそうに顔を俯ける美女。
 俺の愛おしい吸血鬼。
 吸血鬼は、俺と目が合うと、ぷいっと顔を反らす。
 そのまま、ツカツカとテラスの外へ。
 まだ面倒くさい女が残っていた。

「ちょっと出てくるわ」

「え、コウ?」

 ルーナを残して席を立つ。
 セレナのもとへ向かうのだ。
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