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第2章
白き嘘
しおりを挟む全身の穴という穴から冷や汗が大量に流れる感覚。
それほどレナの文章は悠真にとって衝撃的なものだった。
確かに城での訓練は1週間で終わり、遠征がてらこの街に来るのは分かるが、まさかこんな早く出くわしてしまう可能性が生まれるとは思わなかった。
[ハルマさま……?]
紙を持って悠真の様子を伺うレナ。
レナの表情が明らかに明るくなったので、それほどルザインというのは心を揺さぶる存在なのだろう。
「ルザインか! ははっ、こんな早く会えるなんて思わなかったなー! じゃあ早速ギルドに行ってお金を受け取ろう、うん」
棒読みになってしまい、自然と早口になってしまう。
そんな悠真に少し疑問を浮かべるレナだが、悠真が早足で大通りに向かうのを見て急いで悠真のあとを追う。
大通りに出るといつもよりも騒がしい。
活気があるというよりも事件が起きてるような騒がしさだった。
『ルザインさまが来るんだってよ!』
『まさか伝説のルザインさまにお目にかかれるなんて!』
『長生きするもんじゃのぉ……』
と、どこから情報が漏れたのかは不明だが街中はとても騒がしかった。
「(そういえば宿のおばさんがこの前20人以上の予約を受けてたな……もしかしてあの宿に泊まるのか?)」
悠真は100点満点の大正解だった。
前日にエルナは電話のような通信機を使い、宿のおばさんに予約をお願いしていたのだ。
悠真はこの後ギルドに行き、食料を購入しようと思ったのだが、もう一つ用が出来てしまった。
それは自分の顔を隠せるくらい深く被れるローブだ。
赤でも青でも緑でも白でもなんでもいい。
1番望ましいのは黒だが、とりあえずルザインと呼ばれるあいつらから身を隠すためのローブが必要だった。
もしかしたらバルバから何か買い取れるかもしれない。
そんな淡い希望を込めながら悠真は早足でギルドへ向かうのであった。
───────────────
ギルドの入口を潜ると、やはりルザインの事で話題が持ちきりだった。
誰しも『感激だ』とか『こんな経験はない』だとか、中には『嘘じゃないか?』と疑う者もいた。
自分も一応ルザインの身なので少しこそばゆいのだが、誰もルザインだと信じてくれないだろう。
それどころか『虚言吐いてる頭がおかしい奴』という最悪なレッテルを貼られてしまう可能性もある。
[ハルマさま、なんでそんなに焦っているのですか? こんな機会なんて滅多にありません。一目見るだけでもいいのでは?]
「うーん、早く出発したいけど……」
これ以上焦ると何かあらぬ誤解や自分がルザインだと勘づかれてしまうかもしれない。
……少し落ち着くことにしよう。
到着はまだしていないんだ、寄り道をせず真っ直ぐ裏門に向かえばいいだけの話である。
「そうだね、ちょっと早く次の街行きたくてうずうずしてたんだ……あはは」
苦し紛れの言い訳だがレナはそれを真に受けてくれ、自分も楽しみだと紙に書いて教えてくれた。
レナに嘘をつき、騙しているというのは少し気は引けるが、今は鉢合わせする前にこの街を出ることが最優先だ。
悠真はいつもよりも混んでいる人混みを掻き分け、バルバの居る部屋に赴いた。
「……ん? お、キサラギ ハルマじゃねぇか。今日は誰も来ないから寂しかったんだぞ、ゆっくりしてけ」
そう言うとバルバは熱いお茶を用意し、奥にある机へ案内してくれる。
何故こう急いでる時に限ってこのようなイベントがあるのだろうか。
まぁ、バルバもバルバで皆ルザインに夢中なため誰も訪問してこないので暇なのだろう。
ここは少し時間はかかるが素直に話していった方が案外早く終わることがある。
「とりあえず鑑定した換金石の金だ。大きくて質のいい石だったからかなり高値で売れたぞ」
袋を受け取り、中を見るとそこには5000クレが入っていた。
少なく見えるが前回は一つ400クレで売れたため、かなりの大収穫と言えるだろう。
悠真はレナに金の入った袋を渡し、ゆっくりと熱いお茶を飲む。
少し走ってきたので喉が乾いていたのだ。
「バルバさん、少し相談があるのですが……」
「相談? 別に構わないぞ」
そう言ってくれるバルバに要件を話した。
『顔まで深く隠せるローブはないか』と聞くと、少し顎に指を置き悩んだと思ったら、急に立ち上がりどこかへ行ってしまった。
しばらくレナと仲良くお茶を飲んでいると、息を切らしたバルバが大きな白い布っぽいものを抱えて戻ってきた。
「ふぅ……この程度で疲れるなんてもう歳だな……ってそんなこと言ってる場合じゃあねぇな」
机の上にその白い布っぽいものを置くバルバ。
その正体は求めていた理想的なローブで、赤い細い刺繍が張り巡らされており、厨二心をくすぐられるような出来だった。
「このローブは身につけた者の全属性魔法耐性を少しだけ上げる優れものだ。その代わり物理耐性が少し下がるのが問題点だが……かなり上物の装備だぞ」
物理耐性が下がるのか。
でも今の装備は普通の私服に近いため装備すれば防御力が微弱だが上がるだろう。
そしてなにより全属性魔法耐性が施されているのはかなりいい装備だと実感できる判断材料になる。
「このローブは10万クレと値は張るが……昨日のお詫びとして貰ってくれないか? 正直誰も買おうとしないから困っていたんだ」
だとしても無償で貰うのは少しばかり気が引けてしまう。
でもバルバも完全にローブを渡してきてるため今更断るというわけにもいかなくなっている。
「分かりました、ここは素直に受け取りますね」
「あぁ、若者は謙虚に生きるよりも少し強欲の方がいい。強欲すぎるのもあれだがな?」
そして前のように豪快に笑うバルバ。
昨日の意気消沈していたバルバが嘘みたいに見えた。
すると後ろの扉が開かれ、バルバに戦利品を鑑定してもらうために来た冒険者たちがなだれ込んでくる。
「ではバルバさん、僕達はもう行きますね。これからグランデスタに向かうのでまたいつか会いましょう」
そう伝えるとバルバはゴツゴツとした手を差し伸べてくる。
その手を強く握り、今までの感謝の気持ちを込めながらゆっくりと手を離す。
「また、会おうな! 元気でやれよ!」
そんなバルバの激励の言葉を受け、少しこみ上げてくるものがあったがまたレナの前で涙を流すのは恥ずかしいので、グッと堪えて悠真たちはギルドをあとにした。
─────────────────
[ハルマさま、これくらいで大丈夫ですよね?]
ギルドを出たあと悠真たちは食材を大量に購入していた。
野菜や肉、魚や調味料、飲み物など所持金の4分の1を使ってレナのアイテム袋に詰め込んだ。
アイテム袋は中に入れた物の時間が止まるらしく、いくら暑い場所に放置しても魚が腐食することはない。
そして今、悠真は内心焦っていた。
何故かは分からないが、八百屋など街の奥にあればいいのに何故か正門付近にあるため、裏門までの道のりが遠ざかってしまったのだ。
こうなるんだったら先に食材を購入すべきだったと後悔する悠真。
だが、そんな後悔をしてるうちにとんでもないことが起きてしまった。
『ルザインさまを乗せた馬車が来たぞー!』
その言葉で悠真の頭が一気に真っ白になってしまった。
馬車が街中に入ると、街の住民や冒険者たちは揃えて大きな拍手をしていた。
そしてそんな拍手に歓迎された馬車からは体を乗り出すお調子者の相澤が手を大きく振っていた。
『ルザインさまー!』
『きゃー! 今こっち向いたわよ!』
そんな黄色い声援に囲まれた相澤を含めた男子たちは全員照れくさそうにしていた。
そしてしばらくその馬車を眺めていると、後方にあった馬車からとある者が髪を耳にかけて笑顔で街中を眺めていた。
「さ、西園寺さん……」
一瞬自分の方向を向いた気がしたが気のせいだろう。
いや、気のせいだって信じたい。
ルザインを乗せた馬車は不運なことに裏門付近にある馬車専用の駐車場のような場所へ向かっていった。
そんな馬車が見えなくなるまで拍手をする街の人達。
皆感激しているのかいつまでも黄色い声が止むことはなかった。
「や、やっぱりルザインってなんか凄い感じがするな。よし、早速グランデスタに向かおうか」
[そうですね、しかしハルマさま。個人的な感想ですがハルマさまはルザインの方々と似た魔力をしていますよ?]
何故ここまで察しがいいのか。
個人的に褒められているので嬉しいのだが、いつか自分がルザインだと明かすときとても気まずくなりそうだ。
とりあえずそんなことは後だ。
今は早く目立たずにこの街を出ることにしよう。
悠真はフードを深く被り、大通りの端の方を歩いていく。
それに続きレナがはぐれないように一生懸命着いてくる。
「その……はぐれないように僕の服を掴んでていいよ?」
そう言うとレナは右腕の袖を恥じらいながら掴んでくる。
そんな姿に少し癒されつつも、悠真は額から汗を流してただひたすらに裏門に向かって歩き出した。
─────────────────
しばらく歩き、今は福休亭の通りを超えたところに居る。
やはりここもいつもよりも人通りが異常に多く、とても混雑していた。
「っ!」
袖が引っ張られるような感覚。
後ろを見ると誰かと接触してしまったのか倒れているレナが居た。
「大丈夫ですか?」
そんなレナに手を差し伸べようとすると目の前に別の者の手が遮る。
そしてその声の主は黒い魔法使いのようなローブをまとっており、今悠真が1番会ってはならない人物だった。
[ありがとうございます、大丈夫です]
「怪我は……あっ、少し膝が擦りむいてるね。ちょっと待っててね……『光復』」
目の前の人物は手のひらに白い光を集め、レナの赤くなっている膝に向けて光属性魔法を使用していた。
するとみるみるうちに傷が癒えていき、傷痕すら残さず綺麗な白い素肌に戻っていた。
[ありがとうございます……もしかしてルザインの方ですか?]
「えーと……一応そう言われてるね。私は蓮花って言うの、よろしくね!」
目の前ではレナと楽しげに会話をする者……蓮花の姿があった。
そんな蓮花はレナの猫耳を不思議そうにモフモフと触っていた。
「あ、ありがとうございます。じゃあレナ、もう行こうか?」
バレないように少し声を裏返してレナに話しかける。
だが当の本人は何故そんな変なことをしているのかと悠真を不思議そうな目で見つめていた。
[ハルマさま、私ルザインの方に傷を──]
「わーーー!」
レナの文字の書かれた紙を少し強引に切り取る悠真。
その時声が元に戻ってしまって体中から汗が流れ出る。
「……? 今、その紙に『ハルマ』って書いてあった気が……」
それを聞いて頷くレナの前に立ち塞がる。
どうしよう、まだ気づいていないようだけどかなり怪しまれてる。
現に今フードを覗き込むように少し屈んでるし……どうしたものか。
「そ、そう! レナは『ハルマキ』が食べたいんだな! そうだな、まだ昼を食べてないしな、そうかそうか! では、傷を治してくれてありがとうございま~す!」
声を裏返してレナの手を引っ張り、蓮花から逃げるように走り抜ける悠真。
そんな悠真を不思議そうに見つめる蓮花。
少し追いかけようとしたのだが、蓮花は友達である梨奈に呼ばれ、泊まる『福休亭』に足を運ぶのであった。
「(ごめん、西園寺さん。まだ僕は西園寺さんに会えるほど強くなってないんだ……!)」
しばらく走っていると後ろでは息を切らしたような声が聞こえ、ハッと足を止めるとレナが膝に手を付き呼吸を整えていた。
そしてゆっくり長々と紙に文書を書き始めた。
[ハルマさま、どうしてそんなにルザインを拒むのですか? 今日の昼前からルザインと聞く度に少し表情を曇らせていました。そして現に今、逃げるように走り抜けましたよね? 何かルザインと関わりがあるのですか?]
関わりがないと言えば嘘になる。
だがこの事実はまだレナに伝えられない、伝えたくない。
「ち、違うんだ……ちょっと、その……あまり目立ちたくなかったから……あはは」
気持ち悪い、自分でもなんでこんな下手くそな嘘をついてしまうのだろう。
だがレナはそんな悠真を深く追求せず、優しく微笑み[色々あるんですね]と見逃してくれた。
本当に申し訳がない。
だが蓮花にあってしまえば他の皆と自然に会いかねなくなるのだ。
「さて行くか……って、あ!?」
前を向き、裏門を越えようとしたところでとんでもない事に気づいてしまった。
どうかしたのかと訪ねてくるレナ。
悠真はそんなレナに嘘偽りなく正直に話した。
「ダンジョンで見つけた『倍火の指輪』を部屋の洗面台に置いてきちゃった……」
何か手に違和感があると思ったらかなりレアリティの高いアクセサリーを忘れてしまった。
取りに帰るかと提案されたが、今宿に戻ると対面してしまうため、少し惜しいのだが悠真は倍火の指輪を諦めることにした。
「はぁ~……いつまで悔やんでても仕方がないな……よし! レナ、グランデスタに行くぞ!」
[はい!]
太陽が真上に登り熱い日差しが照りつける昼。
雲一つない海のような空の下を悠真とレナはのんびりと対談しながら次の目的地である『グランデスタ』へ歩みを進めるのであった。
如月 悠真
NS→暗視眼 腕力Ⅲ 家事Ⅰ 加速Ⅰ 判断力Ⅱ 火属性魔法Ⅰ 広角視覚Ⅰ 大剣術Ⅰ 脚力Ⅰ 短剣術Ⅰ
PS→危険察知Ⅰ 火属性耐性Ⅰ
US→逆上Ⅰ 半魔眼 底力
SS→殺奪
レナ
NS→家事Ⅲ 房中術Ⅱ 水属性魔法Ⅰ 光属性魔法Ⅰ
PS→聴覚強化Ⅰ 忍足Ⅰ
US→NO SKILL
SS→NO SKILL
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