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第2章
再び広がる平行線
しおりを挟むリーデに到着しておよそ30分ほど。
2-3の生徒たちはエルナが予約、貸切した『福休亭』のカウンター前で足並みを揃えていた。
オーベル城の客室よりツーランクほど下がる内装だが、見える埃やゴミはなく綺麗に掃除してあったため不快にはならない。
むしろ豪華すぎないので中にはこっちの方が身も心も落ち着くと言う者もいた。
「皇女さまにルザインさま……この度はこんな宿に足を運んでくださりありがとうございます。貸切ですので我が家のように騒いでいただいても結構です。少し前にお客様が数人泊まっておりゴミの回収がまだ済んでおりませんのであとで失礼しますね」
いつも元気なおばさんも国の皇女、そして伝説の勇者一行と呼ばれるルザインの前ではとても丁寧な口調で姿勢を低くしていた。
いつまでこの宿を貸切にするつもりかは不明だが、エルナは長くリーデに滞在すると言っていたのでしばらくお世話になるお方だ。
そしておばさんは黒い客名の書かれたノートを取り出し、1人1部屋ずつ案内をしていく。
「ちょっと大袈裟すぎない? さすがにここまでなのかな?」
「んー……まぁ、これが異世界なんだろう。俺達の常識は通用しない」
最後方列で歩いていた『予知夢』を所持している横関と『必中』を所持する横田がおばさんの謙虚な態度に少し疑問を抱いていた。
確かに自分たちはルザインだ。
でも年齢でいえばそこらへんの人たちよりも下の方、ここまで崇められても逆にこそばゆいのだ。
他の者は気にせず友達と話したりおばさんをからかうように話しかける者もいるが、それでも真面目な方である横関と横田はただ2人で疑問をぶつけ合っていた。
「横関くんってオタクだけど結構根は真面目だよね……私と同じことを考えてるし気が合うかもね」
「……さぁな、だが一つ言うならば場所を考えずアニメや漫画の話をする奴らは嫌いだ。新しいアニメになった瞬間『~~たん俺の嫁だわ』とか『まじ萌えるわ』などと中身のない会話ばかり……自分たちのせいでオタクの価値観が下がってると知らんのか……」
アニメなどの話になるとメガネを弄りながら語ったりイキリオタクたちを蔑む癖のある横関に若干呆れつつも、成績もよく運動神経のいい横関を横田は密かに尊敬していた。
確かにアニメの話になるといきなり目を輝かせて語り始めるのは悩みどころだが、協調性もあれば指揮力もある才能を持つ横関はかなり優秀な存在であろう。
だがそんな横関の欠点はSSにある。
状況把握が得意な頭脳や体幹も良く柔軟性の活かせるスキルなら良かったのだが、横関のスキルは『予知夢』というものである。
夢で見たものが確定した未来というのは中々強力なスキルなのだが、それは横関の力を活かせないうえに使いづらいスキルでもあった。
発動条件は寝ているときだけ。
しかも毎回必ず夢を見れるわけではないので安定しないのだ。
それにその未来は絶対なので、もしとんでもない未来を見てしまった場合ただその未来が来るのを絶望しながら待たなきゃいけないのだ。
例えば横関が予知夢で『自分が昼に頭から水を被る』という夢を見るとする。
それを避けるために部屋に引きこもったり水気のない場所に避難しても必ずその時間になると見えた未来が実行されるのだ。
誰かが持っていた飲み物だったり、誰かが撃った魔法だとかが発動し、絶対に未来を変えることはできないのだ。
「こんなくだらないスキルよりも横田のスキルはいいよな。だって『必中』だぞ? 弓道してた横田にとって最高のスキルじゃないか」
横関は『SSは人の得意分野に影響されやすいのではないか』と考察した。
正義感のある和田は『勇者』
足の速い相澤は『迅速』
弓道を習っている横田は『必中』
絵を描くのが得意な筆宮は『念写』など、考えれば色々と当てはまる者が多かった。
だが蓮花の持つ『魔女』や小林の持つ『転移』、それに戸田や由奈の使役系のスキルはこの考察じゃどうも証明できたなかった。
それになにより自分が寝ることで使える『ハズレ』スキルを所持していることがなにより気に入らなかった。
「まぁ、確かに弓道をしている人にとっては夢のような能力だよね……それよりもなんで横関くんが弓道を習ってることを知ってるの? 私少なくとも男子には話してなかった気がするけど」
「っ! し、知らん! 小耳に挟んだだけだ! じゃあ、俺はこの部屋だからまた今度」
会話が終わる前に部屋にこもってしまう横関。
そんな横関を不思議に思う横田だったが、おばさんが隣の部屋に入るように急かしてきたため素直に自分も自室に入り、体を休めることにした。
───────────────
「じゃあ蓮花ちゃん、私はちょっと真田ちゃんの部屋に行ってくるね?」
「うん、またあとで行くからよろしく伝えといて」
梨奈と別れを告げ、蓮花は案内された自室に入る。
内装はとても整っており、2人で寝れるほどのベッドと木製の机と椅子が置かれてあった。
だがオーベル城のようにシャワー室はなく、宿には温泉のような風呂場が用意されてあるらしい。
蓮花が机に置かれてあった菓子を食べ、包装紙を捨てようとするとゴミ箱の中には同じ大きさで折り畳まれた紙が何枚も捨てられてあった。
とても包装紙を捨てれる余裕がなく、どうしたものかと考えていると、おばさんがゴミを回収しに来たのか部屋をノックして入室してくる。
「すいませんねぇ……先程まで2人のお客様が居たもので……すぐに捨てますのでお待ちください」
「おばちゃん、私も手伝います!」
おばさんが持ってきた大きなゴミ袋に折り畳まれた紙を捨てていたので、蓮花も真似をするように紙を取り出して袋に捨てていく。
それにしてもやけに紙の量が多い、多すぎる。
しかも何か書いてあるようなので、蓮花は少し申し訳のない気持ちになりつつもゆっくりと折り畳まれた紙を開いていく。
その紙に書かれた内容を見た瞬間、蓮花の目が大きく広がり口が半開きになる。
中には[おはようございます]とただの一般的な会話内容がありつつも、ほとんどの紙には[ハルマさま]と書かれていた。
[ハルマさまがそこまで言うなら……]
[ハルマさま、大丈夫ですか?]
[ハルマさま、私にお任せ下さい]
一通り目を通し、おばさんに謝りつつも1度捨てたゴミ袋から紙を取り出して次々と開いていく。
それらは全て会話に使われていた紙であり、その丁寧な字には蓮花に心当たりがあった。
「レナ……ちゃん? お、おばちゃん! 私が来る前、この部屋に白い猫の子と男の人が泊まってなかった!?」
急に声を荒らげる蓮花に驚きつつも、おばさんはゆっくりと頷く。
次の瞬間には蓮花は紙を全てゴミ袋に押し込み、勢いよく扉を開けて部屋を飛び出した。
間違いない、あのフードを被ってたのは悠真くんだ。
なんで気づかなかったんだろう、なんでハルマキなんて下手な嘘で騙されてしまったのだろう。
どうして誰よりも再会を望んでた自分が気づいてあげれなかったのだろう。
蓮花はそんな自分を憎みながら悠真とレナの向かった裏門に向かうために走り出す。
「蓮花ちゃん? ど、どこいくの!? 真田ちゃんの部屋なら反対側だよ!?」
そんな梨奈の言葉も耳に入らず、蓮花は一心不乱に駆け出して町中へ飛び出す。
梨奈は蓮花の異常に気づきつつも、どうすればいいのかとその場でオロオロと立ち尽くしていた。
「俺~のスキルは迅速さぁ~♪ 世界の果てまで駆け巡るぅ~♪ 俺っの名前は最強のっ♪ 相澤勇気──っぶべ!? なんだなんだぁ!?」
呑気に自作の歌を歌っていると全速力で走ってくる蓮花とぶつかってしまい尻餅をつく。
尻餅をついてしまった恥ずかしさと、自作の歌を聞かれてしまった恥ずかしさで頭がおかしくなりそうだったが、蓮花はそんな相澤に一言あやまって出口の方へ走っていってしまった。
「なんだぁ……? あんなに焦ってる西園寺さんなんてめずら──」
「あ、相澤くん! 早く蓮花ちゃんを追って!」
立ち上がろうとすると急に梨奈がなってきて肩を掴んで揺らしてくる。
最初はめんどくさいと思っていたが、梨奈の表情を見て只事ではないと察した相澤は真剣な表情になる。
「追ってって言われても西園寺さんには西園寺さんの都合があるんじゃないか? 西園寺さんは無駄な行動はあんまりしないから心配しなくてもいいんじゃないかな」
物わかりの悪い相澤に少しイラつきながらも梨奈は何度も説得をする。
こうしてる時間で自分で追うのもありだが、やはり『迅速』のスキルを持つ相澤の方が確実性があるのだ。
「いやぁ……さすがに私情にまで入り込むのはまずいんじゃないか? 俺は辞めといた方がいいと思うけど」
「はぁ、そこまで言うならもういいわ。みんなに相澤くんの自作の歌を聞かせるわ」
「行かせてもらいますヒャッホー!!」
単純な相澤は梨奈の話が終わる前に宿を出ていく。
外に出て大通りの真ん中まで行き周りを見渡すと裏門方面に蓮花の後ろ姿が見えたため、相澤は『迅速』を使用して走り出す。
そのスピードはまるで疾風の如く。
最初は世界陸上選手並みの速さだったが、相澤が特訓すればするほどどんどんと最高速が上がっていったのだ。
しばらく女性の通行人が着ているスカートが舞い上がりそこから見える下着を楽しみつつも、相澤は目標である蓮花の目の前まで回り込むことに成功した。
「あ、相澤くん!? どうしてここに!?」
「どうしてって言われても……そりゃ俺の保身のため……じゃなくて! 西園寺さんが急に走り出すから心配だったんだよ!」
相澤の言っている『保身』についてはあまり理解出来なかったが、蓮花は自分の目的を思い出して裏門の奥を覗くように目を凝らす。
だが目の前には人影はなく、ただのどかな草原が広がっているだけだった。
それを見て表情がドッと暗くなる蓮花。
相澤は何が何だかよく分かっていない様子だった。
「西園寺……さん?」
「だ、大丈夫……うん。大丈夫だから……心配させてごめんね?」
明らかに落胆した様子でトボトボと帰っていく蓮花。
相澤はその場で呆然と立ち尽くす。
何故あんなに落胆しているのか?
何故あんなに悲しそうな表情になったのか?
気になった相澤は蓮花の見た方向へ少し走ってみる。
しばらく走ると遠くの方で二つの歩く影を見つけるが、スタミナが無くなりそうなので途中で引き返した。
「俺がなにかしたせいか? いや、それはないと思う……ないと信じたいな」
相澤は巻き上がるスカートから見える色とりどりの下着を凝視しつつ、泊まる宿へ凄まじいスピードで走っていくのであった。
────────────────
宿に戻り、自室で倒れ込むようにベッドにもたれかかる蓮花。
そのまま膝を山折にし、自分の膝に顔を埋める。
蓮花の部屋にはすすり泣く声が小さく響き、目の下が赤くなっていく。
しばらくその状態が続き、ぐしゃぐしゃになった顔を洗い流すために洗面所に向かう蓮花。
水を出すために蛇口を捻ろうとするが、蓮花は蛇口付近にとある物を見つける。
それは炎のように赤く、火の魔力がこもっている不思議な指輪のアクセサリーだった。
そんな指輪に魅了され、蓮花は顔を洗うことも忘れて指輪を持ってベッドに座る。
その指輪はとても暖かく、優しい感じがした。
「もしかして……これって悠真くんの……?」
この部屋にはレナの紙が捨てられていたためもしかしたらレナの所持品かもしれない。
だがおばさんは『2人のお客様』と言っていたのでどちらかの所持品だろう。
しかし悠真とレナはもうどこかへ行ってしまった。
あれほど無茶をして失踪したため、いくらこんな豪華な指輪を忘れても取りに来るわけがない。
蓮花はその指輪を薬指にゆっくりとはめ、指輪の付いた指をじっくりと眺める。
まるで想い人が近くにいるような感覚になり、喜びと悲しみが蓮花を包んでいく。
「悠真くんの……ばか」
誰にも聞こえないような小さな声で蓮花は呟く。
だがそんな蓮花の表情は先程よりも少しだけだが柔らかいものになっていた。
如月 悠真
NS→暗視眼 腕力Ⅲ 家事Ⅰ 加速Ⅰ 判断力Ⅱ 火属性魔法Ⅰ 広角視覚Ⅰ 大剣術Ⅰ 脚力Ⅰ 短剣術Ⅰ
PS→危険察知Ⅰ 火属性耐性Ⅰ
US→逆上Ⅰ 半魔眼 底力
SS→殺奪
レナ
NS→家事Ⅲ 房中術Ⅱ 水属性魔法Ⅰ 光属性魔法Ⅰ
PS→聴覚強化Ⅰ 忍足Ⅰ
US→NO SKILL
SS→NO SKILL
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