生殺与奪のキルクレヴォ

石八

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第2章

救出

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 風がなびき、草木が揺れ、動物達があくびをする3の刻。

 静かで平和な神使白竜の聖森の真ん中で異様な光景が繰り広げられていた。

 ある者は鳩尾みぞおちに白鉄で生成された小短剣……通称『ダガー』の柄の部分で殴られ気絶しており、ある者は戦況が不利だと分かった瞬間乾いた音が聞こえるほど豪快に、そして華麗に頭を地面に叩きつけ、土下座を披露していた。


 その者達の正体は、ドーガ率いる密猟者
 この聖なる森に棲む珍しい動物やモンスターを捕獲し、それを売り払って稼ぐ奴らだ。

 先ほどまで好戦的だったドーガがいきなり土下座をしたので、悠真はつい呆気に取られてしまい、レナは見下すような、まるでゴミを見るような目でドーガを見下していた。


「す、すいませんでしたぁ! お、俺達が悪かった! 捕まえた獲物……じゃなくて、動物は解放するから命だけは!」

 ここでいきなりの命乞い、別に命を奪うつもりはなかったため少し困惑してしまう。

 そしてドーガの目があまりにも曇ってる……つまり嘘をついているのでさらに困惑してしまった。


 そんなドーガの後ろでは若干だが手足を動かし始める取巻き達の姿がある。

 レナの攻撃が少し甘かったのか、それとも当たりどころが悪かったのかは不明だが、このままでは再びドーガが調子に乗ってしまうだろう。 

 つまりレナがドーガ達を見下していたのはバカにするだとか貶すなどの意味はなく、薄々だがドーガの嘘に気づいていたのだろう。


「すいませんでした! この通りだ! 俺達はもう撤収する、だからいいだろ!?」

 はぁ、それが人にものを頼む態度なのかと問いただしたくなるくらいの図々しさだな。

 しかもドーガの目はさらに曇り始めてるし、きっと何かここから逃げ出すための策があるのだろう。


「そっか、じゃあ見逃すからさ、その置いてるそのモンスターの檻、こっちに渡してよ。解放するんだよね?」

 大事そうに置いてるモンスターの檻、それは悠真が荷台の裏で聞き耳を立ててた時取巻き達が発言していた『レアっぽいモンスター』のことである。

 見た目は黒く毛はフサフサ、翼が生えた四足歩行の小さめなモンスター。

 あまり見ない形状と、美しい煌びやか青く丸い瞳。
 モンスターの知識がなくてもこの容姿だけで『珍しい』と判断できるモンスターだ。


 そんなモンスターが入った檻はご丁寧にも土下座をしているドーガのすぐ隣に置かれてある。

 そのポジション。
 簡単に言うならばすぐに持ち出せて逃げ出せると言えるだろう。


「ぐっ……! わ、分かった。渡す、渡せばいいんだろ?」

 スッと立ち上がって檻を片手で持ち上げてこちらに寄ってくるドーガ。

 明らかに『危険察知きけんさっち』がビンビンに反応してくるところから絶対なにか企んでるため、悠真は少しだけ身を構えて警戒する。


「ほらよ、これで文句はないだろ? 俺達は帰らせてもらうぜ……おい! いつまで伸びてんだ!? 行くぞ!」

 ドーガの怒声に飛び上がった取巻き達は「へ、へい!」と気弱な返事をしてフラフラと立ち上がりドーガに着いていく。

 そのまま何事もなく悠真達を通り過ぎる取巻き達。
 おかしいな、なにかあると思ったんだけど考えすぎたのかもしれない。

 曇ってる目は嘘ではなく、ただ単に密猟という法に触れる行為に手を染めた人間の目なのかもしれない。

 だが、良かった、安心したといった悠真の安堵の気持ちはすぐに裏切られることになる。


「へっ! バカが! 引っかかったなぁ!」
「な──っ!?」

 徐ろにドーガが取り出したのは小さなボタン状のスイッチ。

 それを親指で力強くポチッと押すと、檻の上にある小さな箱から白い噴出物が飛び出してきた。


「さ、催涙ガスかもしれない! レナはすぐにこの場から離れて!」

 念のためにアイテム袋に入れておいたタオルケットを取り出し口に巻き、檻をこじ開けるために黒鉄の短剣を握る。

 目が染みる、喉が痛い。
 だがそれ以上にこの檻の中にいるモンスターにもダメージがいく。

 ぱっと目目立つケガはなかったが翼の一部が抉れ、少しばかり血を流していた。

 そこからこのガスが侵入してしまえば体に異常をきたす可能性がある。

 だから今は一刻も早くこのモンスターを救い出すしか方法がない。


「ひゃはは! あいつ馬鹿だな、あのままじゃ酸欠で死ぬぞ! おい! さっさと運んで帰るぞ!」

「へい兄貴……って、えぇ!? あ、兄貴! 獲物が皆脱走してますぜ!?」

 ドーガが荷台を引っ張り、取巻き達が2人で後ろ側を押して帰る予定だったのだが、肝心な動物がどこかへ行ってしまった。

 荷台の中には1匹たりとも動物は居らず、ご丁寧に鍵が鋭利なもので壊された跡が残されているだけだった。


「誰がこんなことを……って、お前か!」

 進行方向に立ち塞がるのは白く、お上品な服装をした猫族の女の子……レナであった。

 レナの両手には白鉄の小短剣が握られており、先ほどから軽くステップを踏んでカチャカチャと音を鳴らしている。

 その姿を見て、戦闘態勢であることが明白に理解できるだろう。

 だがドーガ達は呑気と言うべきか恐れ知らずと言うべきか、レナの体を舐め回すように観察し、そのままヘッと不敵に笑う。


「兄貴、あんなモンスターよりも絶対この女の方が価値がありますぜ」

「奇遇だな、丁度俺も同じことを考えていた。男の方は今頃悶え苦しんでるだろうから助けは来ない。ならやることはただ一つだ!」

 ドーガは荷台の裏に隠しておいた長槍を取り出し、取巻き達は同じく荷台の裏に隠しておいたナイフを取り出す。

 数で勝ち、武器のリーチでも勝っているためドーガは目の前のレナを新たなとして選んだのだ。


「(ハルマさまならいくら相手が悪人でも奪う必要のない命は奪わないはず。なら私はそんなハルマさまに倣って彼らを戦闘不能にしなければ……しかし数も多ければ1人は槍、どうすれば……)」

 近接戦闘に特化し、身体能力の高いレナでもこの状況を不利と判断した。

 しかしここで逃がしてしまえば面目が潰れてしまう。

 そのため今レナに課せられているのは、敵を殺さずそして逃がさないことだ。

 とても難易度が高い、しかしやらなければやられてしまう。

 そう決心したレナの右頬には黒い爪のような模様が微かだがジワリと浮き出していた。

 そしてレナは左手に握られた小短剣をドーガ達に勢いよく投擲する。


「うおっ! 危ねぇ……な?」

 正面を向くとそこには先ほど居たはずのレナの姿がなくなっていた。

 レナは小短剣を投擲した瞬間に『忍足(しのびあし)』を発動し、意識が逸れている内に森の中へ飛び込んだ。

 武器を1本失うのは痛手だが、相手の視界外が攻撃すればフォークのような武器として使わない道具でも戦闘不能にすることは不可能ではない。

 そのためレナは木の上に音を立てず速やかに登り、ドーガ達がバラバラに行動するのを息を潜めて待つ選択をとったのだ。


「ちっ! お前ら! 俺はここで見張ってる、だから探しに行け!」

「だ、だけどそれだと危ない気が……」

 正しい取巻き達の意見を耳に入れず、ドーガは怒声を浴びせ単独行動させる。

 1人は来た道を戻り、もう1人は森の中に侵入する。
 そして最初にレナの獲物として選ばれたのは後者の方だった。


「(作戦通りです、ですが時間をかけるとハルマさまに何かあった場合取り返しのつかないことに……少々手荒いですが仕方がありませんね!)」

 木の上から飛び降り、森の中に哀れにも入り込んだ男の首に腕を回し右へゴキッと捻る。

 男は声を発することもできずその場へペタリと倒れ込んだ。


「(念のため、念のため……です)」

 レナは小短剣で男の手のひら、そしてふくらはぎの裏の部分に血が軽く流れる程度に切れ込みを入れる。

 これは武器を握れなくするため、そして逃走を防ぐためである。


 その後レナは2人目の取巻きの位置を『聴覚強化ちょうかくきょうか』で探ったが見つからなかった。

 なので路線変更し次の獲物をドーガへ変え、再び森の中を駆け巡るのであった。



──────────



 一方その頃、悠真はなんとか檻からモンスターを救出し、今は応急処置を行っていた。


「はぁはぁ、おえっ……くっ! 耐えろ、今は耐えるんだ」

 吐き出したくなる気持ちを抑え、悠真はアイテム袋からタオルケットと回復薬、そして水入り瓶を取り出す。

 目の前のモンスターは弱々しく鳴いている。
 時間は限りなく少ないため迅速な対応が必要とされるのだ。


『フィー……』
「頑張れ、死なないでくれ……まだ大丈夫だから!」

 消毒は持っていないため傷口に比較的綺麗な水をかけて湿らせる。
 逆に消毒は周りの細胞も破壊するので場合によっては消毒はしない方がいい時が多いのだ。


 抉れた傷に冷たい水が染みるのか少し悲痛な鳴き声をあげるが今はそれに構っている時間はない。


 水をポンポンと拭き取り、回復薬をタオルケットに染み込ませながら傷口に垂れ流していく。

 そして回復薬が染み込んだタオルケットを翼に巻き、これで応急処置は完了だ。


「うぷっ、はぁはぁ……ふぅー……」

 瓶の底に少しばかり溜まっていた残りの回復薬を飲み干し、悠真は一息つく。

 即座にタオルケットを口元に巻いたおかげで吸引量は少なかったのか、意外と少量の回復薬で落ち着くことが出来た。

 だが目がショボショボする。
 喉の痛みは回復薬を飲んだ時についでとして治ったが、目はどうしようとなかった。


「あ! てめぇ、抜け出したのか!」

「くっ、最悪のタイミングだな……でも、やるしかないのか」

 放置してたら何が起きるか分からない。
 そのため悠真はモンスターを脇に抱き抱え、地面に置いておいた短剣を右手でギュッと握る。

 両手が塞がってる今、魔法を使用することはできない。
 武器のリーチでは勝っているが都合が悪すぎる。


「おらぁぁ!」

 いきなり走り出してナイフを切り出してくる取巻きの男。

 その行動に対しての最初の一言は「えっ?」といった素っ頓狂な声だった。

 『判断力はんだんりょく』や『危険察知きけんさっち』のスキル、そしてリーデダンジョンでのドロックモンキー戦のせいかは不明だがあまりにも攻撃が遅く鈍すぎる。

 これは慣れなのか、それとも相手が弱すぎるのかは謎だが好都合だ。

 この程度の攻撃なら今の自分でも軽く捌くことは容易いことだろう。


「くそっ! 舐めんなクソガキ!」

 リーチの短すぎるナイフを剣先で弾き、激昂して襲いかかってくる男の鳩尾に短剣の平らな部分で殴る。

 男の口から唾が飛び散り、それをうまい具合にかわし、右足で腹を追撃して尻餅をつかせる。

 そして腕で口元を拭く男の喉元に剣先を向ける。
 別に殺す訳ではない、ただ戦意を喪失させるだけだ。


「お願い……これ以上抵抗しないでくれ」

「えっ……? こ、殺さないのか……?」

 殺されると思っていたのか呆気に取られた表情になっている。
 だがそんな表情になるのも当然と言ったら当然かもしれない。

 まだこの世界については疎いが、この世界は油断したら死ぬ、そして殺るか殺られるかなのだろう。

 だがこんな奴でも救える命、奪う必要のない命だ。
 だから悠真は既に剣を収めている。

 この行動を見てただ座っているか、それとも挫けずに攻撃してくるかはこの男の自由だ。

 しかしもし後者の選択を選んだ場合、気は引けるがこちらにも考えはある。


「……分かった、お前には勝てる気がしない。だから俺はもう抵抗しない」

 まだ物分りが良くて助かった。
 この判断はどちらも助かる平和的な方法であるからだ。


「もう戦う気はないんだね、じゃあ今からドーガの元へ連れて行って貰えるかな? 別に拒否権は無いわけじゃないからね」

「あぁ、お前には一応命を助けられた形ではあるからな……案内させてもらう」

 そのままゆっくりと立ち上がり、悠真の前を歩いていく取巻きの男。

 レナのことだから心配はしなくてもいいと思うが何が起きるか分からないのがこの世界だ。

 悠真は少し急かしつつ、取巻きの男のあとを付いて行くのであった。



────────



「ちっ! さっさと姿を現せ! さっきから隠れてばかりでズルいぞ!」

 既にドーガとレナの戦闘は始まっており、ドーガの体はボロボロ、レナは傷一つないという一方的な展開になっていた。

 別にこれといってドーガが弱い訳ではない。
 だがそれ以上にレナが早く鋭く、そして強いのだ。

 レナは自身の身体能力に加え、森という環境を利用して戦っている。

 しかしドーガはただ開けた道の真ん中で長い槍を持って立ち尽くしているだけ。

 結果は丸わかりだろう。


「(どんなものかと警戒してましたが……この程度ですか)」

 『忍足しのびあし』を使用してドーガの股下を潜り、柔軟な体を利用して下顎に蹴りを放つ。


「ぐっ……!?」

 強烈な衝撃を受けたドーガはなんとか歯を食いしばるが、結局ダメージが蓄積されすぎて耐えきれず、そのまま悔しそうに倒れ込む。

 レナは手のひらについた砂をパンパンと叩いて落としホッと一呼吸を入れる。


「(少しはハルマさまの役には立てたかな……?)」



 投擲した小短剣を拾い嚢に収め、レナは悠真の元へと早歩きで向かうのであった。


















如月 悠真

NS→暗視眼 腕力Ⅲ 家事Ⅰ 加速Ⅰ 判断力Ⅱ 火属性魔法Ⅰ 広角視覚Ⅰ 大剣術Ⅰ 脚力Ⅰ 短剣術Ⅰ

PS→危険察知Ⅰ 火属性耐性Ⅰ

US→逆上Ⅰ 半魔眼 底力

SS→殺奪



レナ

NS→家事Ⅲ 房中術Ⅱ 水属性魔法Ⅰ 光属性魔法Ⅰ

PS→聴覚強化Ⅰ 忍足Ⅰ

US→NO SKILL

SS→NO SKILL
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