生殺与奪のキルクレヴォ

石八

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第2章

身震い

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 幸せそうに抱きつきながら寝ているフィルをレナに託し、悠真達は再びランデスタの花を見つけるために歩みを進めている。

 休憩を終えて10分ほど歩いてるが、その間にもホワイトガゥに2回ほど出会っていた。

 これも森の奥地へ来たという証拠なのだが、それよりもホワイトガゥから殺奪した『威嚇いかく』のスキルの万能さに悠真は心底驚き、満足していた。


 この『威嚇いかく』というスキル。
 最初見た時は気絶するか気絶しないかというギャンブル性能だと思っていた。

 だが実際は2回中1回は気絶し、もう1回は悠真に恐れ戦いて逃げ出した。

 その結果から悠真は『威嚇いかく』というスキルを気絶させるためではなく、敵を強制的に逃がす能力に近いと判断した。


 悠真にとって威嚇を使用して気絶させるよりも、逃がした方が気が何倍も楽だった。

 例えば気絶させた場合、再び起き上がって襲ってくる可能性もあればそのまま気絶し続けて他のモンスターに襲われる可能性がある。

 だが恐れ戦いて逃げ出してしまえばどうなるか。
 きっと2度と敵として目の前に現れないし、なにより生かすことができのだ。

 つまり戦わなくてよくなるし、しかも誰も傷つかなくてよくなるということになる。

 それは素晴らしいことではないだろうか。


 だがまだホワイトガゥにしか『威嚇いかく』を使用していないのであくまで推測で終わるのだが、この様子だとリーデダンジョンの9階までのモンスターは全て威嚇だけで終わらせることができるだろう。



 しかしここで問題が起きてしまった。


[ハルマさま、私の思い違いではなければ新しいスキルを使用してませんか? いきなりホワイトガゥが気絶したり逃げ出したりする現象が不可解に思えてしまって]

 そう、察しのいい……いや、察しの良すぎるレナだ。


 レナは2回しか使用してない『威嚇いかく』を見て、「悠真がなにか使用したのでは?」という疑問を抱いた。

 普通だったらこのような考えには到底至らず、ほとんどの人は「自分たちに恐れて逃げ出した」だけで終わる。

 だがレナの場合は思考の回転力が違い、結果ではなく過程から答えを導くのだ。

 リーデでルザインと関わりがあるのかと聞いた時も、森の入口付近で半魔眼を見抜いた時も、レナは悠真の言動や行動を見逃さないのだ。


 悠真が分かりやすいのもあるが、レナはどんな小さな手がかりも見逃さずに導きへの材料にする。

 それはレナの強みであり、悠真にとって恐れていることでもあった。

 いつか『殺奪キルクレヴォ』がバレるのでは、そしてバレたらどうなってしまうのかという謎の恐怖感が不安を駆り立て、レナの前ではあまり変な行動はしないようにするつもりだった。

 だが早々にもバレかけた……いや、もしかしたらレナの中では悠真が『威嚇いかく』を所持しているところまで答えがでているのかもしれない。

 別にバレても大丈夫だが、なぜ突然『威嚇いかく』を使ったのかというところに目をつけられ、スキルを奪ったのではという結論に至ってしまえば弁解の余地がなくなってしまう。

 なので誤魔化したいのだが……ほぼ不可能に近いだろう。


「ははっ、なんでだろうね? ちょっと睨みつけたら逃げ出したりして僕もビックリしたよ。もしかしたら知らぬ間にスキルを覚えて使ってたのかも」

 ここは敢えて逆手に出てみることにする。

 結果は効果的のようで、レナは少し小難しい表情になるが、すぐに悠真の発言を肯定するために文字を書き出す。

 いつか自分がルザインということや『殺奪キルクレヴォ』について話す必要があるのだが、いくらレナを信用していてもまだ恐れている自分がいる。

 こんな感じで『いつか』を続けたらその『いつか』はまた『いつか』になり、結局その『いつか』は叶わなくなるだろう。

 そんなことを知っていてもなお話せないのは自分の心が弱いせいである。

 こんな弱い心も直さなければ先へ進めないだろう。


『フィー?』

「ん? どうしたんだフィル?」

 いつの間にか目覚めていたフィルが胸元に飛びついてきて顔を見上げてくるがなんだか表情がおかしい。

 まるで『いつもの悠真じゃない』と言いたげな表情であり、こちらを不思議そうに見つめてくる。

 だがそんなフィルも悠真の撫で攻撃に抗えず、撫でれば撫でるほど幸せそうになって頬ずりしてくる。


 そんな姿に若干頬が緩みつつも、少し惜しいがレナにフィルを任せ森の奥地へと目指すのであった。



───────────



 あれからおよそ30分ほど時間が経ち、悠真たちはあるものを見つけていた。

 それは高さ4mほどの黒光りした石で作られた石碑であり、先端部分が若干だが赤く染まっていた。

 形は歪ではなく滑らかな曲線を描き、最初は正方形なのだが上に行くにつれてひし形になるという明らかに人工的に作られたと推測できる石碑だった。


「これは一体……?」

 その石碑に向かって『半魔眼はんまがん』を使用するが、出てくるのは黒光りした石の正体である『黒滑石こくかっせき』の名前だけで、誰がなんのために作ったものかは調べることができなかった。

 その黒滑石でできた石碑に触れると、何故かルミアの住んでいた小屋の結界に似た魔力を微かに感じ取ることができた。

 不思議に思った悠真の隣では魔力に敏感なレナがそっと石碑に手を触れて魔力を流し込み始める。

 するといきなり石碑がほんのりと赤く光を放ち始め、悠真たちの目の前に『3』という数字を浮かび上がらせた。


「なんで数字の3が? レナはこれが分かってて魔力を流し込んだの?」

 その問いに対しレナは首を横に振る。

 レナ曰く、ダンジョンに潜るときのように魔力を流したらなにか変化が起きるのではないかと思いつき、魔力を流し込んだらしい。

 どうやら魔力を帯びているものや人工的に作られた人工物などには魔力を流してみることが1番手っ取り早く済む方法なのだと言う。


『フィー?』

 頭の上に乗っていたフィルは浮き出た『3』の文字が気になるらしく、さっきからジタバタと手足を動かしていた。

 そんなフィルのお腹を抱えて3の数字へと近づける。
 その3の数字にフィルが触れると、粒子のような小さな粒になってどこかへ飛んでいってしまった。


『フィー……』

 頭を上げてこちらを見てくるフィル。
 どうやら自分のせいで数字が消えてしまったことが申し訳ないのか、目を潤わせてシュンと落ち込んでしまった。


「大丈夫、フィルのせいじゃないよ。ほら、僕がやっても消えるだろ?」

 もう一度石碑に手を付き魔力を流し込み数字を浮かび上がらせる。

 そしてフィルに見せるように数字へと手を伸ばすと、その数字は先ほどと同じように粒となって消えてしまった。


 それを見たフィルの表情はパッと明るくなり、いつものように可愛い声で鳴き始める。

 隣ではわざわざ石碑の特徴と浮かび出た数字をレナがメモをしていた。

 別にこの程度メモをしたくてもいいのだが……備えあれば憂いなしとも言うので口を出すことではないだろう。


「よし、書き終わったかな? じゃあ先へ進もう」

 待たせたことに対して頭を下げようとするレナを静止させ、悠真たちは更に森の奥地へと向かう。

 すると今までにないくらいの『危険察知きけんさっち』が反応し、悠真の背筋が凍るほどの恐怖感が押し寄せてくる。

 その反応の方を向くとそこには先ほどの石碑が不気味な赤い光を撒き散らしながらジワジワと赤くなり始めていた。

 そして全体が赤くなったと同時に視界が真っ赤に埋め尽くされてしまう。



『ルガァアァァアアァァ!』

 突如、赤い光に包まれる中で謎の咆哮が森を震わせる。

 目を開けると、そこには仁王立ちで悠真たちを睨みつける真っ赤な体毛をした狐の姿があった。

 高さは3mほどだが猫背を直せば4mはくだらないだろう。
 そして尻尾は4本あり、体全体に赤い魔力を纏っていた。


「まさか……モンスターを召喚するための装置だったのか……?」

 空気がピリピリと震え、体中から冷たい汗が滝のように流れ出てくる。

 レナもポーカーフェイスを保っているが小短剣を握る手は少し震えており、フィルも悠真のフードの中に潜って背中にひしっと抱きついていた。


『貴様が神の塔に挑む者か?』

 いきなり喋り出す狐に驚いてしまい声がつまってしまう。

 するとそんな悠真を見た狐は小さなため息を吐き、再び滑らかな口調で問いかけてきた。


『もう一度問う、貴様が神の塔に挑む者か?』

「そ、そうだ……それがどうしたんだ……?」

 あまりの気迫に声が震え情けない返答をしてしまう。
 だが狐はそんな返答に笑うことはなく、ゆっくりと歩みを進めてこちらへ接近してきた。


『それは偽りではないのだな? 貴様から邪気のこもった魔力を感じ取った故、300年の眠りから覚めてしまった。この森を破壊し、奪う気ではないのか?』

「そんなことは一切ない。これだけは自分の意思を持って言える」

 邪気のこもった魔力だとか失礼なことを言われるのはいい。
 だが別にこの森を破壊したり奪うつもりなんて考えたこともない。

 悠真は恐れながらもそれだけは絶対に違うと訴えるように狐の目を睨む。

 その目は吸い込まれてしまうくらいの鮮やかな赤色をしており、見続けているだけて気絶してしまうほどの深い何かが感じ取れるほどだった。


『その目に嘘偽りはないと見た。疑って済まなかったな……先へ進むがよい』

 狐はそれだけ言い残し、石碑の中に吸い込まれるように消えてしまう。

 その直後悠真は腰が抜けるように地面に座り込み、無意識のうちに乾いた笑い声をあげてしまっていた。


「ははっ、なんだよいきなり……し、死ぬかと思った……」

[あの迫力、只者ではありませんね]

 文を見れば冷静を取り繕っているが、文字をよく見ると所々小さく震えていたり掠れていたりしていた。

 いくらレナでもあれほどのモンスターを目の当たりにしたら武器を握ることはできても動けずにいただろう。

 それほどあの狐のモンスターが放つ魔力は強かった。
 しかしその魔力からは邪気などは一切感じることはなかった。

 300年の眠りだとか言っていたため神使白竜の聖森の守り神なのかもしれない。


「おーい、フィル? もう大丈夫だぞ?」

 フィルからの返答はなく、未だに震えながら痛いくらい背中に抱きついていた。

 別に無理して引っ張り出す必要も無いため、悠真はフードの上からフィルを撫でる。


「怖かったよな? 僕も怖かったよ……正直、死ぬかと思った」

 優しく話しかけると段々フィルの震えが収まり、抱きつく力も弱くなっていく。

 そのままゆっくり撫で続けるとフィルはもう怖くなくなったのか悠真の頭の上に乗り、そこからピョンと足の上に乗ってきた。


『フィー!』

「うわっ! ど、どうしたいきなり!?」

 悠真の顔を見て安心したのか、いきなり突進するように悠真の胸元へ飛び込んでくるフィル。

 レナも何故かさっきから体を少し触れるくらい近いところで座っていた。


「レナ……?」

[申し訳ございません。ハルマさまが良ければ少しの間でいいのでこのままで居させてくれませんか?]

 顔を隠しながら紙を見せてくるレナが可愛らしく、ついつい頭を撫でそうになってしまう。

 フィルを撫ですぎたせいでついた撫で癖なのか、それとも本能的な動きなのかは不明だが、悠真はそんなレナに一言「いいよ」と答えた。


 いつの間にか悠真たちの周りには少し甘く、幸せな雰囲気がしばらく立ち込めるのであった。



─────────────



 色とりどりな花が咲き揃う花々の中に座り、御猪口に入った酒を飲む謎の女。

 そんな絵になりそうな場へ大きな赤い物体が降り立ち、辺りの花々は儚く散ってしまった。


「あら、アルグレートじゃない。懐かしいわねぇ……あなたもお酒を飲むかしら?」

『あぁ、300年の眠りから覚めたんだ。とびっきりの美味い酒で頼むぞ』

 アルグレートがドカッと座り酒の入った巨大な杯を受け取ると、豪快に一気飲みをして気持ちよさそうにプハッと息を吐いた。


「やっぱり美味しそうに飲むわねぇ……ていうか、なんでいきなり目を覚ましたの? 普段はもっと遅いじゃない」

『む? あぁ、そのことで来たんだ。先ほど我の眠る石碑にルザインが通ったのだが……流された魔力に邪気がこもってたせいで目を覚まさずにはいられなくなってしまった』

 邪気? と首を傾げる謎の女に『うむ』と首を縦に振るアルグレート。

 そんなアルグレートの周りには小さな鳥たちが集まり、頭や肩、背中や尻尾など好き勝手に乗って遊んでいた。


『あの邪気は『異端者イレギュラー』の放つものだ。あいつはまだ気づいてはおらんが……いつか覚醒するであろうな。その時はどうする気だ、ミアーラルよ』

「そうねぇ……」

 ミアーラルが目を開き、口を開くとアルグレートの周りにいた鳥たちは逃げ出し、周りにあった花々が全て雨のように散って舞い上がる。


「最悪の場合、この世界のために死んでもらうかも」

 突如ミアーラルから放たれた言葉に、あのアルグレートの杯から酒がポタポタと垂れ始める。

 別にアルグレートが震えたせいではない。
 ミアーラルの発した少しの『言葉』だけで杯の底にヒビが入ったのだ。



「ま、彼なら上手くやると信じてるけどねぇ……私は」

 開いた手を空に向け、1枚の赤い花びらを手に取るミアーラル。

 その花びらは赤から黒に変わり、そして消えてなくなってしまった。



















如月 悠真

NS→暗視眼 腕力Ⅲ 家事Ⅰ 加速Ⅰ 判断力Ⅱ 火属性魔法Ⅰ 広角視覚Ⅰ 大剣術Ⅰ 脚力Ⅰ 短剣術(たんけんⅠ 威嚇

PS→危険察知Ⅰ 火属性耐性Ⅰ

US→逆上Ⅰ 半魔眼 底力

SS→殺奪



レナ

NS→家事Ⅲ 房中術Ⅱ 水属性魔法Ⅰ 光属性魔法Ⅰ

PS→聴覚強化Ⅰ 忍足Ⅰ

US→NO SKILL

SS→NO SKILL
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