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第二章
路銀問題
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ナラキア西側の通りを大人用の服一式を手に少年が駆けていた。シャツやズボンに加え靴まで持っているから両手は荷物でいっぱいである。
行きかう人々はその様子を不思議なものを見る目で見送った。
やがて少年は路地に入った。角を曲がって少し大きな通りを突っ切り、再び路地に入って突き進んだ。
目印は市壁の側の緑が青々とした背の高い広葉樹、目的地はその近くの建物の裏だ。
「お待たせ、一通り買って来たよ」
少年が息を切らして辿り着くと、路地裏に置かれた木箱を背にして地面に座った女が、なにやらむすっとした様子で出迎えた。
「遅かったじゃないか。まったく、私がどれだけ表を出歩きたかったかわかっているのか」
「わかってるよ、けっこう急いだんだから。ほら、これを着て」
座っていた女が立ち上がる。クセのある長い白髪が揺れた。
女が通りを歩きたがっていたのは少年も知っていたが、しかしそれを許すわけにはいかない事情がある。女は褐色の肌の上に一切の衣服を着ていないのだ。
「ふむ、これを纏えばいいのか」
女は手渡された薄いクリーム色のシンプルなシャツをしげしげと眺める。森で生まれ森で育った彼女にとって珍しいものであるのは間違いない。
「眺めてないで、はやく着てよ」
少年としてはさっさと着て欲しいものである。もはや慣れ始めているとはいえ、やはり目のやり場には困るのだから。
女はしばしの観察で着方がわかったらしく、頭から被り袖に腕を通した。人生ならぬ狼生初の着衣である。
「ほう……これはなんとも」
随分感慨深そうだが少年にはわからない、いや忘れた感覚だった。自分が初めて服を着た時のことなど覚えているはずもない。
女はその後も教えずとも着替えを済ませていき、無事に買って来たもの全てを装備し終えた。
シャツと丈の短い薄手のジャケットにズボン、靴下とブーツ。身長が高いため男性用でしか用意できなかったが、着終えてみればなかなか様になっていた。
「着心地は……どう?」
「そうだな。胸のあたりが少し苦しい、か」
少年もそうだろうなと思っていた。
シャツのラインに明らかに想定されていない山があり、傍目に見ても着苦しそうだ。裾も持ち上がっており、腹が半分見えている。
女は左手の親指の爪を立てるとシャツの首元から少し切れ目を入れた。
「む、いくらかマシになった」
「あ……うん。切るのはそのぐらいにしてね」
少々強引な手ではあったが、これでひとまずは表に出ても問題ないだろう。
「さて、これで出歩いても問題ないな、クローヴィア」
このときを待ちわびていたイーシャが金の瞳を輝かせる。
森で育った狼である彼女にとっては初めての人里ゆえ、多少は浮かれるのも仕方ないのだろう。とはいえ問題なく目的を果たせるか、見慣れない浮かれようのイーシャにクローヴィアは若干の不安を覚えた。
「うん。行こっか、イーシャ」
しかして歩き出さないことには始まらない。ナラキア探訪の始まりだ。
太陽が真上に昇るかという頃、ナラキア西側の大きな通りは一刻前と変わらず活気に溢れていた。道の中央ではゴーレムの引く荷車が行き交い――
「クローヴィア、あれはなんだ。岩が動いているぞ」
「ゴーレムっていって、魔法で動いているんだよ。力仕事が得意なんだ」
道の端には露店が並ぶ。
「見たことのない果実が並んでいるが、私がいたのとは違う森で採れるのか?」
「それは果物じゃなくて野菜だよ。畑で採れるんだ」
「はたけ?」
「あー、そこからか」
人口の多い都市ゆえ、人の通りも多かった。
「ふむ。確かに服を着ていない者は誰もいないな」
「そりゃあね……」
そしてそんな往来の中にあって、彼女はやはり視線を集めていた。
「しかし器用なものだな人間は。あの石でできたひとつひとつが手製の巣なのだろう? 石で森ひとつを作ったようなものだ」
通りにあるあらゆるものに新鮮な反応を示すイーシャの姿に、すれ違う人々は奇異の目を向けている。
そろそろ視線に耐えられなくなり、クローヴィアは苦言を呈した。
「イーシャ、もう少し大人しくというか、普通にできないかな。あんまり目立つのはまずいんだけど」
「あいにく人間の普通などわからない、というのは言い訳だな。少しはしゃいだのは認めるさ。しかし、目立ってはそんなにまずいか?」
開き直るような問いに、クローヴィアは周りを窺いながら声を落して答えた。
「この街にはあるみたいなんだ、聖伐同盟の支部が」
「なるほど……それは気を付けたほうが良さそうだ」
イーシャも納得したらしく、顔つきがやや締まる。
ハガの森を出てからナラキアに到着するまでの間、クローヴィアはイーシャが敵対した相手が何者なのかを説明した。
獣を討伐することを生業とする者達、聖伐部隊。その中でもイーシャが戦ったのは橙級、現状では最高ランクの部隊だ。
橙級に属する部隊は少ない。森を抜けた後クローヴィアは記憶を辿り、彼らが何者なのか思い当たった。
真紅の鎧に炎のランスを使う戦士が率いるといえば、戦の神が獣の神と戦った際に用いた武器の名を冠する部隊、"神火槍"だ。
あのときはフルメンバーでなかったゆえ切り抜けられたが、もし四人全員と戦っていればイーシャとて無事ではなかっただろう。
「よっぽどのことをしないと怪しまれないとは思うけど、それでも目立たないようにしよう」
人の姿が取れる獣、というのは、少なくともクローヴィアは聞いたことがない。イーシャもクローヴィア以外に変身を見せていない以上、人の姿を取ってさえいれば怪しまれる可能性は限りなくゼロに近いだろう。
とはいえ絶対はない。
存在自体が人々に忌避される獣が人里に紛れ込んでいる、そんな本質的には四面楚歌の状況下で正体がバレることだけは避けなくてはならないのだ。
「わかった。だが、こちらの質問には答えてくれよ? それが約束だからな」
彼らの旅の目的地は東の都市、ヘリッジだ。そこに辿り着くまでの旅の途中、イーシャが危険からクローヴィアを守り、クローヴィアが人の世界のことをイーシャに教える、それが彼らの間で交わされた約束だった。
「わかってるよ。ちゃんと教えるから」
「ならよし。ではさっそくだが、そろそろ腹が減った。人間流の食べ物の手に入れ方を教えてもらおうか」
「あー、うん……」
クローヴィアは森の中でイーシャに随分と助けられた。食べ物もそのひとつで、魚にキノコにと、イーシャが獲ったものを色々と分けて貰ったものだ。
その恩を返せるという意味では、クローヴィアも美味しいものをご馳走してやりたいところではある。あるのだが……。
(あんまりお金残ってないんだよね……)
家を出る際に持たされていた金は決して多くない。予定では車でまっすぐヘリッジに行くはずで、しかも必要な旅費の大半は錬成士が持っていた。ゆえにクローヴィアは多くを持たされてはいなかったのだ。
その多くない中からイーシャの服代が消えていったのだから、ご馳走を食わせる余裕などあるはずがない。
それに、そもそもこの街に滞在する目的は何とかして路銀を稼ぐことである。必要以上に出費している場合ではないのだ。
クローヴィアは通りを見回しながら歩いた。できるだけ、安く買える屋台を探して。
「この金属片があればどんな食べ物とも交換できるのか。確かに、重要なわけだ」
道端に座りながら、イーシャは手にした硬貨を眺めひとりごちた。もう片方の手には屋台で買ったふかし芋が握られている。
「食べ物だけじゃないよ。イーシャの服だってそれで買ったし、今日の宿だってお金で買うんだから」
「なるほど、だんだんわかってきたな。いろいろな物と交換するうえでの統一的な価値基準というわけだ」
そう言って芋を頬張る。クローヴィアも同様に芋をかじりながら、内心ではイーシャに感嘆していた。
彼女の知性は人間にも劣らないと、クローヴィアはつくづくそう思う。人間の文化を全く知らないためクローヴィアにとっては当然のことにも疑問を覚えるが、教えればその意味を解するだけの理解力と柔軟さがある。
(イーシャだけじゃなくて、実は獣はみんな頭が良いのかな?)
ハガの森を荒らしていた大猿の姿を思い起こし、クローヴィアは「うーん」と首を捻った。
「それで、これを稼ぐんだろう?」
「うん。今持ってる量だけだとヘリッジまでは行けそうもないんだ」
「どうすればいいんだ? こちらからも物を出せばいいのか?」
確かにそれも手段のひとつだが、クローヴィアたちは売りに出せる物など持ち合わせていない。
「売れる物はないから、働くしかないかな」
「なるほど、そういう手段もあるのか。具体的には何をすればいいんだ?」
「それは……これから探すとこ」
「わかった。ではひとまずの目標はそれだとして……」
イーシャは残った一かけらの芋を飲み込むと立ち上がった。
「これひとつではまだまだ物足りないな。他の食べ物も教えてくれクローヴィア」
そう言って楽しそうに通りの屋台を眺めている。
腹が減ったままでは満足に働けないのは確かだ。
クローヴィアも芋ひとつでは物足りないから、咎めるつもりもない。とはいえ……。
寒くなっていく財布を思い、クローヴィアはため息を漏らした。
行きかう人々はその様子を不思議なものを見る目で見送った。
やがて少年は路地に入った。角を曲がって少し大きな通りを突っ切り、再び路地に入って突き進んだ。
目印は市壁の側の緑が青々とした背の高い広葉樹、目的地はその近くの建物の裏だ。
「お待たせ、一通り買って来たよ」
少年が息を切らして辿り着くと、路地裏に置かれた木箱を背にして地面に座った女が、なにやらむすっとした様子で出迎えた。
「遅かったじゃないか。まったく、私がどれだけ表を出歩きたかったかわかっているのか」
「わかってるよ、けっこう急いだんだから。ほら、これを着て」
座っていた女が立ち上がる。クセのある長い白髪が揺れた。
女が通りを歩きたがっていたのは少年も知っていたが、しかしそれを許すわけにはいかない事情がある。女は褐色の肌の上に一切の衣服を着ていないのだ。
「ふむ、これを纏えばいいのか」
女は手渡された薄いクリーム色のシンプルなシャツをしげしげと眺める。森で生まれ森で育った彼女にとって珍しいものであるのは間違いない。
「眺めてないで、はやく着てよ」
少年としてはさっさと着て欲しいものである。もはや慣れ始めているとはいえ、やはり目のやり場には困るのだから。
女はしばしの観察で着方がわかったらしく、頭から被り袖に腕を通した。人生ならぬ狼生初の着衣である。
「ほう……これはなんとも」
随分感慨深そうだが少年にはわからない、いや忘れた感覚だった。自分が初めて服を着た時のことなど覚えているはずもない。
女はその後も教えずとも着替えを済ませていき、無事に買って来たもの全てを装備し終えた。
シャツと丈の短い薄手のジャケットにズボン、靴下とブーツ。身長が高いため男性用でしか用意できなかったが、着終えてみればなかなか様になっていた。
「着心地は……どう?」
「そうだな。胸のあたりが少し苦しい、か」
少年もそうだろうなと思っていた。
シャツのラインに明らかに想定されていない山があり、傍目に見ても着苦しそうだ。裾も持ち上がっており、腹が半分見えている。
女は左手の親指の爪を立てるとシャツの首元から少し切れ目を入れた。
「む、いくらかマシになった」
「あ……うん。切るのはそのぐらいにしてね」
少々強引な手ではあったが、これでひとまずは表に出ても問題ないだろう。
「さて、これで出歩いても問題ないな、クローヴィア」
このときを待ちわびていたイーシャが金の瞳を輝かせる。
森で育った狼である彼女にとっては初めての人里ゆえ、多少は浮かれるのも仕方ないのだろう。とはいえ問題なく目的を果たせるか、見慣れない浮かれようのイーシャにクローヴィアは若干の不安を覚えた。
「うん。行こっか、イーシャ」
しかして歩き出さないことには始まらない。ナラキア探訪の始まりだ。
太陽が真上に昇るかという頃、ナラキア西側の大きな通りは一刻前と変わらず活気に溢れていた。道の中央ではゴーレムの引く荷車が行き交い――
「クローヴィア、あれはなんだ。岩が動いているぞ」
「ゴーレムっていって、魔法で動いているんだよ。力仕事が得意なんだ」
道の端には露店が並ぶ。
「見たことのない果実が並んでいるが、私がいたのとは違う森で採れるのか?」
「それは果物じゃなくて野菜だよ。畑で採れるんだ」
「はたけ?」
「あー、そこからか」
人口の多い都市ゆえ、人の通りも多かった。
「ふむ。確かに服を着ていない者は誰もいないな」
「そりゃあね……」
そしてそんな往来の中にあって、彼女はやはり視線を集めていた。
「しかし器用なものだな人間は。あの石でできたひとつひとつが手製の巣なのだろう? 石で森ひとつを作ったようなものだ」
通りにあるあらゆるものに新鮮な反応を示すイーシャの姿に、すれ違う人々は奇異の目を向けている。
そろそろ視線に耐えられなくなり、クローヴィアは苦言を呈した。
「イーシャ、もう少し大人しくというか、普通にできないかな。あんまり目立つのはまずいんだけど」
「あいにく人間の普通などわからない、というのは言い訳だな。少しはしゃいだのは認めるさ。しかし、目立ってはそんなにまずいか?」
開き直るような問いに、クローヴィアは周りを窺いながら声を落して答えた。
「この街にはあるみたいなんだ、聖伐同盟の支部が」
「なるほど……それは気を付けたほうが良さそうだ」
イーシャも納得したらしく、顔つきがやや締まる。
ハガの森を出てからナラキアに到着するまでの間、クローヴィアはイーシャが敵対した相手が何者なのかを説明した。
獣を討伐することを生業とする者達、聖伐部隊。その中でもイーシャが戦ったのは橙級、現状では最高ランクの部隊だ。
橙級に属する部隊は少ない。森を抜けた後クローヴィアは記憶を辿り、彼らが何者なのか思い当たった。
真紅の鎧に炎のランスを使う戦士が率いるといえば、戦の神が獣の神と戦った際に用いた武器の名を冠する部隊、"神火槍"だ。
あのときはフルメンバーでなかったゆえ切り抜けられたが、もし四人全員と戦っていればイーシャとて無事ではなかっただろう。
「よっぽどのことをしないと怪しまれないとは思うけど、それでも目立たないようにしよう」
人の姿が取れる獣、というのは、少なくともクローヴィアは聞いたことがない。イーシャもクローヴィア以外に変身を見せていない以上、人の姿を取ってさえいれば怪しまれる可能性は限りなくゼロに近いだろう。
とはいえ絶対はない。
存在自体が人々に忌避される獣が人里に紛れ込んでいる、そんな本質的には四面楚歌の状況下で正体がバレることだけは避けなくてはならないのだ。
「わかった。だが、こちらの質問には答えてくれよ? それが約束だからな」
彼らの旅の目的地は東の都市、ヘリッジだ。そこに辿り着くまでの旅の途中、イーシャが危険からクローヴィアを守り、クローヴィアが人の世界のことをイーシャに教える、それが彼らの間で交わされた約束だった。
「わかってるよ。ちゃんと教えるから」
「ならよし。ではさっそくだが、そろそろ腹が減った。人間流の食べ物の手に入れ方を教えてもらおうか」
「あー、うん……」
クローヴィアは森の中でイーシャに随分と助けられた。食べ物もそのひとつで、魚にキノコにと、イーシャが獲ったものを色々と分けて貰ったものだ。
その恩を返せるという意味では、クローヴィアも美味しいものをご馳走してやりたいところではある。あるのだが……。
(あんまりお金残ってないんだよね……)
家を出る際に持たされていた金は決して多くない。予定では車でまっすぐヘリッジに行くはずで、しかも必要な旅費の大半は錬成士が持っていた。ゆえにクローヴィアは多くを持たされてはいなかったのだ。
その多くない中からイーシャの服代が消えていったのだから、ご馳走を食わせる余裕などあるはずがない。
それに、そもそもこの街に滞在する目的は何とかして路銀を稼ぐことである。必要以上に出費している場合ではないのだ。
クローヴィアは通りを見回しながら歩いた。できるだけ、安く買える屋台を探して。
「この金属片があればどんな食べ物とも交換できるのか。確かに、重要なわけだ」
道端に座りながら、イーシャは手にした硬貨を眺めひとりごちた。もう片方の手には屋台で買ったふかし芋が握られている。
「食べ物だけじゃないよ。イーシャの服だってそれで買ったし、今日の宿だってお金で買うんだから」
「なるほど、だんだんわかってきたな。いろいろな物と交換するうえでの統一的な価値基準というわけだ」
そう言って芋を頬張る。クローヴィアも同様に芋をかじりながら、内心ではイーシャに感嘆していた。
彼女の知性は人間にも劣らないと、クローヴィアはつくづくそう思う。人間の文化を全く知らないためクローヴィアにとっては当然のことにも疑問を覚えるが、教えればその意味を解するだけの理解力と柔軟さがある。
(イーシャだけじゃなくて、実は獣はみんな頭が良いのかな?)
ハガの森を荒らしていた大猿の姿を思い起こし、クローヴィアは「うーん」と首を捻った。
「それで、これを稼ぐんだろう?」
「うん。今持ってる量だけだとヘリッジまでは行けそうもないんだ」
「どうすればいいんだ? こちらからも物を出せばいいのか?」
確かにそれも手段のひとつだが、クローヴィアたちは売りに出せる物など持ち合わせていない。
「売れる物はないから、働くしかないかな」
「なるほど、そういう手段もあるのか。具体的には何をすればいいんだ?」
「それは……これから探すとこ」
「わかった。ではひとまずの目標はそれだとして……」
イーシャは残った一かけらの芋を飲み込むと立ち上がった。
「これひとつではまだまだ物足りないな。他の食べ物も教えてくれクローヴィア」
そう言って楽しそうに通りの屋台を眺めている。
腹が減ったままでは満足に働けないのは確かだ。
クローヴィアも芋ひとつでは物足りないから、咎めるつもりもない。とはいえ……。
寒くなっていく財布を思い、クローヴィアはため息を漏らした。
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