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4.アールト・ド・ロバル
あと二人
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リーリウスは過去に三度、タウラエスのオールステット王と会ったことがある。
「優しそうな方」という第一印象そのままに、リーリウスがおチビの頃から偉ぶらず接してくれて、穏やかな人柄が好ましいと両親や兄も評していた。
よく見ればなかなかの男前だけれど、よく見てみようと思わせるほどの華は無い。
だが笑うと「見えてますか」と訊きたくなるほど細くなる垂れ目は、愛嬌たっぷりだったし、リーリウスを撫でてくれた指も細長くて綺麗だった。
威厳と言うより静謐さで、いつのまにか人の心を掴む立派な王だ。
(あの王に惚れるとは、アールトは見る目がある)
ただ、年齢は二十近く離れているが。
二年前に王妃を亡くして以来、オールステット王は後添えを迎えていないから、アールトが心と躰の隙間を埋める可能性も皆無ではない。
――などと考えながら、リーリウスは『夕の間』の長椅子に腰かけ、ゆっくりとワインを味わっている。
シュナイゼが持ち込んだ肉料理の山はすでに無く、彼は今、別のお肉に取りかかっていた。
窓辺のフックに引っ掛けた紐で両手を吊り上げられたお肉が、はげしくのたうってはギシギシと音を立てる。
「あーっ、やあん! イイ! イイッ! すごいぃぃ」
「はあっ、はあっ、シュナイゼ様お願い、ぼくもぉ」
「それじゃあ殿下、何もしないであの男を帰しちゃったんですか?」
「ああ。相手が悪い」
「というと?」
答えてやりたいが、賑やか過ぎるこの状況では、迂闊に隣国の王や子爵家の息子の名は出せない。
シュナイゼは待機時間を有効に使うべく、瞬速で使用人の若者二人をナンパして、その二人ともを裸でアールト同様、窓辺に吊るし、ことを致している真っ最中なのだ。
リーリウスがアールトに食事をさせ、土産をてんこ盛りした馬車に乗せ送り出してからこの部屋に来たときには、すでにひとり目が下半身を精液まみれにして悶えていた。
今はその横で二人目がガンガン腰を突き上げられて、はしたない声を上げ続けている。
「ひああんっ、深すぎるっ、はひっ、もうっ、イぐっ、イぐうぅっ!」
抽挿に合わせて揺れていた性器から、精液が飛び散った。それでもなお快感が冷めないらしく、シュナイゼが達したときには二度目の精を放っていた。
快楽の余韻で焦点の合わぬ目をした二人を吊るしたまま、シュナイゼは手早くあと始末をする。
「嫌ぁ、シュナイゼ様、もっとぉ」
「ずるいっ、ぼくもぉ」
「ちょっと待ってな。いい子にしてれば、ご褒美があるぞ」
そう言い置いて、いそいそとリーリウスの隣の椅子に座った。着衣のまま二人を相手にしていたのに涼しい顔で、ちっとも息を乱していない。
「私も体力には自信があるが、そなたも相当だな」
「お陰様で。あの男を帰したなら、殿下もご一緒にどうです?」
「遠慮しておく。私の性欲は今、運命の人を射止めるという目的に一点集中しているのだ」
「変われば変わるものですねぇ。でもわかる気もします。本気で惚れた相手となら、行為自体は一緒でも、きっと血管はち切れそうなほど興奮するでしょうね」
窓辺に吊り下げられた若者たちに視線を流したシュナイゼにつられて、リーリウスもそちらを眺める。
実はアールトも、素直に真相を話していなければ、彼らのようになっていたかもしれない。
『夜の間』と『夕の間』の窓辺のフックは、以前リーリウスの悪い遊び仲間である建築家が、こうして人を拘束するため取り付けていったもの。
二つの部屋は庭に面してL字型に隣り合い、窓辺に人を吊り下げると、互いの部屋の窓からそれが見える。
つまりフックは複数人で致すこと前提で、拘束プレイで雰囲気を盛り上げるための小道具なのだ。
「若さとは暴走だ」
「何か仰いましたか?」
「いや」
「それで、相手が悪いとはどういうことです?」
「アールトは、オールステット王に惚れている」
シュナイゼが思いっきりワインを噴いた。
「マジっすか」
「ああ。本人はそもそも男に欲情なんてしない、純粋に敬愛しているだけなどと言っていたが」
「いたが?」
「『夜の間』で食事をさせていたら、そなたがことを始めて。彼らが窓辺で裸になり、吊り下げられているのが見えた」
リーリウスは、窓辺で半勃ちのままシュナイゼに放置されている二人を示した。
「アールトは気の毒なくらい勃っていたな」
「俺は意図せず食事におかずを提供したのですね」
「ゆえに股間もつらかろうと、早々に帰してやったのだ。……私もオールステット王のことは尊敬しているし。あの王のため不器用に頑張っていたのかと思えば、手を出す気にはなれなかった」
アールトには改めてはっきりと、王女と結婚する意志は無いと伝えた。
彼の恋路も……応援はするが、さすがにタウラエスまでは見守りの目もとどかない。
「そういえば、彼は何の仮装をしていたのか訊きましたか?」
「下宿の大家特製のパイを食べたら腹を壊して、当日は欠席したそうだ」
シュナイゼは笑って、「では……残るはあと二人ですね」と目を細めた。
「そうだな」答えてリーリウスは立ち上がる。
「私は城に戻ろう。そなたは泊まっていくといい」
「ありがとうございます、お言葉に甘えます」
部屋を出て歩き出すと、すぐにまた嬌声が聞こえてきた。
リーリウスは先ほどのシュナイゼの言葉を反芻する。
『本気で惚れた相手となら、行為自体は一緒でも、きっと血管はち切れそうなほど興奮するでしょうね』
(興奮したとも。彼を抱いて、永遠に躰を繋いでいたいと思ったあの夜に)
一刻も早く、あの興奮を取り戻したい。
夜も朝も、すべての彼を抱きしめていたい。
運命の人候補者は、あと二人。
――彼は、この腕に戻って来てくれるだろうか。
「優しそうな方」という第一印象そのままに、リーリウスがおチビの頃から偉ぶらず接してくれて、穏やかな人柄が好ましいと両親や兄も評していた。
よく見ればなかなかの男前だけれど、よく見てみようと思わせるほどの華は無い。
だが笑うと「見えてますか」と訊きたくなるほど細くなる垂れ目は、愛嬌たっぷりだったし、リーリウスを撫でてくれた指も細長くて綺麗だった。
威厳と言うより静謐さで、いつのまにか人の心を掴む立派な王だ。
(あの王に惚れるとは、アールトは見る目がある)
ただ、年齢は二十近く離れているが。
二年前に王妃を亡くして以来、オールステット王は後添えを迎えていないから、アールトが心と躰の隙間を埋める可能性も皆無ではない。
――などと考えながら、リーリウスは『夕の間』の長椅子に腰かけ、ゆっくりとワインを味わっている。
シュナイゼが持ち込んだ肉料理の山はすでに無く、彼は今、別のお肉に取りかかっていた。
窓辺のフックに引っ掛けた紐で両手を吊り上げられたお肉が、はげしくのたうってはギシギシと音を立てる。
「あーっ、やあん! イイ! イイッ! すごいぃぃ」
「はあっ、はあっ、シュナイゼ様お願い、ぼくもぉ」
「それじゃあ殿下、何もしないであの男を帰しちゃったんですか?」
「ああ。相手が悪い」
「というと?」
答えてやりたいが、賑やか過ぎるこの状況では、迂闊に隣国の王や子爵家の息子の名は出せない。
シュナイゼは待機時間を有効に使うべく、瞬速で使用人の若者二人をナンパして、その二人ともを裸でアールト同様、窓辺に吊るし、ことを致している真っ最中なのだ。
リーリウスがアールトに食事をさせ、土産をてんこ盛りした馬車に乗せ送り出してからこの部屋に来たときには、すでにひとり目が下半身を精液まみれにして悶えていた。
今はその横で二人目がガンガン腰を突き上げられて、はしたない声を上げ続けている。
「ひああんっ、深すぎるっ、はひっ、もうっ、イぐっ、イぐうぅっ!」
抽挿に合わせて揺れていた性器から、精液が飛び散った。それでもなお快感が冷めないらしく、シュナイゼが達したときには二度目の精を放っていた。
快楽の余韻で焦点の合わぬ目をした二人を吊るしたまま、シュナイゼは手早くあと始末をする。
「嫌ぁ、シュナイゼ様、もっとぉ」
「ずるいっ、ぼくもぉ」
「ちょっと待ってな。いい子にしてれば、ご褒美があるぞ」
そう言い置いて、いそいそとリーリウスの隣の椅子に座った。着衣のまま二人を相手にしていたのに涼しい顔で、ちっとも息を乱していない。
「私も体力には自信があるが、そなたも相当だな」
「お陰様で。あの男を帰したなら、殿下もご一緒にどうです?」
「遠慮しておく。私の性欲は今、運命の人を射止めるという目的に一点集中しているのだ」
「変われば変わるものですねぇ。でもわかる気もします。本気で惚れた相手となら、行為自体は一緒でも、きっと血管はち切れそうなほど興奮するでしょうね」
窓辺に吊り下げられた若者たちに視線を流したシュナイゼにつられて、リーリウスもそちらを眺める。
実はアールトも、素直に真相を話していなければ、彼らのようになっていたかもしれない。
『夜の間』と『夕の間』の窓辺のフックは、以前リーリウスの悪い遊び仲間である建築家が、こうして人を拘束するため取り付けていったもの。
二つの部屋は庭に面してL字型に隣り合い、窓辺に人を吊り下げると、互いの部屋の窓からそれが見える。
つまりフックは複数人で致すこと前提で、拘束プレイで雰囲気を盛り上げるための小道具なのだ。
「若さとは暴走だ」
「何か仰いましたか?」
「いや」
「それで、相手が悪いとはどういうことです?」
「アールトは、オールステット王に惚れている」
シュナイゼが思いっきりワインを噴いた。
「マジっすか」
「ああ。本人はそもそも男に欲情なんてしない、純粋に敬愛しているだけなどと言っていたが」
「いたが?」
「『夜の間』で食事をさせていたら、そなたがことを始めて。彼らが窓辺で裸になり、吊り下げられているのが見えた」
リーリウスは、窓辺で半勃ちのままシュナイゼに放置されている二人を示した。
「アールトは気の毒なくらい勃っていたな」
「俺は意図せず食事におかずを提供したのですね」
「ゆえに股間もつらかろうと、早々に帰してやったのだ。……私もオールステット王のことは尊敬しているし。あの王のため不器用に頑張っていたのかと思えば、手を出す気にはなれなかった」
アールトには改めてはっきりと、王女と結婚する意志は無いと伝えた。
彼の恋路も……応援はするが、さすがにタウラエスまでは見守りの目もとどかない。
「そういえば、彼は何の仮装をしていたのか訊きましたか?」
「下宿の大家特製のパイを食べたら腹を壊して、当日は欠席したそうだ」
シュナイゼは笑って、「では……残るはあと二人ですね」と目を細めた。
「そうだな」答えてリーリウスは立ち上がる。
「私は城に戻ろう。そなたは泊まっていくといい」
「ありがとうございます、お言葉に甘えます」
部屋を出て歩き出すと、すぐにまた嬌声が聞こえてきた。
リーリウスは先ほどのシュナイゼの言葉を反芻する。
『本気で惚れた相手となら、行為自体は一緒でも、きっと血管はち切れそうなほど興奮するでしょうね』
(興奮したとも。彼を抱いて、永遠に躰を繋いでいたいと思ったあの夜に)
一刻も早く、あの興奮を取り戻したい。
夜も朝も、すべての彼を抱きしめていたい。
運命の人候補者は、あと二人。
――彼は、この腕に戻って来てくれるだろうか。
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