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逃げ嫁に鬱ぎ込む兄
「灯里ちゃん、おはよう!!行こう!!」
仕事の準備をして、灯里ちゃんを迎えにいく。
玄関前のインターフォンを何度も鳴らしても灯里ちゃんが出てこなくて、LINEメッセージを送ろうとトークを開いた。
トークの1番下に“瀬生灯里が退出しました“と1番下に表示されていてアカウントが無くなっていてメッセージが遅れなくなっていて、仕事に遅れるから1人で先に出勤をした。
*****
「拓兄、灯里ちゃんが朝迎えに行ったら出てこなくて、会社にも来てないをだけど、喧嘩でもした!?」
始業時間になっても灯里ちゃんが出勤してこないから拓兄に電話をかけた。
『いや、喧嘩なんてしてない。凛子、ちょっと家を見てきてくれないか。俺、出張で札幌にきてて、5日間家を空けるから様子を見に帰れない』
「わかった。LINEのアカウントも削除してるし、灯里ちゃん、どうしたのかな……」
電話を切り、妊婦健診のために外出をする。
蓮翔さんも仕事の都合をつけてくれてて、健診の後にマンションへ戻り、拓兄から預かってるカードキーで拓兄と灯里ちゃんの家の中に入った。
「……灯里ちゃん!!」
寝室にいないか見にいくといなくて、
「凛子、ちょっとこれ!!」
蓮翔さんに大声で呼ばれダイニングテーブルの上を見ると、離婚届が置かれてた。
灯里ちゃんが記入する欄は埋まってた。
「拓磨さん、灯里さんに愛想つかされたのかな……」
拓兄は灯里ちゃんの事を大事にしてる。
蓮翔さんに対しては鬼畜なほど仕事を押しつけたりしてるけど、灯里ちゃんにあれこれ命令したり罵倒したりしてない。
灯里ちゃんを溺愛していて浮気もしてない。
「凛子、……拓磨さんにどう伝える。これ、気づかなかった事にする?」
ダイニングテーブルの上に無造作に置かれた離婚届。
婚約指輪と結婚指輪が入ったリングケースが重しに使われてた。
「……気づかなかったは無理あるよ。どうしよう」
悩んでたらiPhoneから着メロが鳴った。拓兄からの電話で、思わず蓮翔さんにiPhoneを渡した。
『凛子、灯里、家にいたか?電話しても落として止めたのか繋がらないんだ。ひったくりにあったか?』
「……それが、あの……」
『桐嶋、灯里に代わってくれないか?』
蓮翔さんが困って私の方を見た。蓮翔さんのiPhoneを取り出し、離婚届とリングケースに収まった指輪の写真を撮り、拓兄にその画像をLINEメッセージで送りつけた。
『……桐嶋、この離婚届はなんだ!!灯里は!!』
通話そのままでLINEトークを開いて、灯里ちゃんが書いた離婚届と置いていった指輪をみて、拓兄は絶叫した。
「……灯里さんは出て行ったみたいで、家の中にはいません」
『ハッーー!!桐嶋、札幌に来い!!俺の代わりに札幌の仕事やれ!!東京に戻って、灯里を探す!!』
「まだ建築設計部長で専務取締役の代わりにはなれません!!社長に電話して変わって貰って下さい!!」
拓兄が通話を切り、蓮翔さんはほっと胸を撫でおろした。
大学時代から蓮翔さんは拓兄に頭が上がらない。
灯里ちゃんは離婚届を置いて出ていった。
灯里ちゃんは複雑な家庭で育ったから実家に居場所がない。
灯里ちゃんと拓兄の間に何があったかわからないけど、灯里ちゃんの事が心配でならなかった。
「蓮翔さん、灯里ちゃんを探そう!!」
今朝の始発の飛行機で拓兄は札幌へ向かったから、家を出るまで灯里ちゃんが家にいたならこの付近にいるかもしれない。
「……探偵に捜索依頼を出そう。」
全国に支店がある探偵事務所にiPhoneのwebで依頼を送った。
仕事の準備をして、灯里ちゃんを迎えにいく。
玄関前のインターフォンを何度も鳴らしても灯里ちゃんが出てこなくて、LINEメッセージを送ろうとトークを開いた。
トークの1番下に“瀬生灯里が退出しました“と1番下に表示されていてアカウントが無くなっていてメッセージが遅れなくなっていて、仕事に遅れるから1人で先に出勤をした。
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「拓兄、灯里ちゃんが朝迎えに行ったら出てこなくて、会社にも来てないをだけど、喧嘩でもした!?」
始業時間になっても灯里ちゃんが出勤してこないから拓兄に電話をかけた。
『いや、喧嘩なんてしてない。凛子、ちょっと家を見てきてくれないか。俺、出張で札幌にきてて、5日間家を空けるから様子を見に帰れない』
「わかった。LINEのアカウントも削除してるし、灯里ちゃん、どうしたのかな……」
電話を切り、妊婦健診のために外出をする。
蓮翔さんも仕事の都合をつけてくれてて、健診の後にマンションへ戻り、拓兄から預かってるカードキーで拓兄と灯里ちゃんの家の中に入った。
「……灯里ちゃん!!」
寝室にいないか見にいくといなくて、
「凛子、ちょっとこれ!!」
蓮翔さんに大声で呼ばれダイニングテーブルの上を見ると、離婚届が置かれてた。
灯里ちゃんが記入する欄は埋まってた。
「拓磨さん、灯里さんに愛想つかされたのかな……」
拓兄は灯里ちゃんの事を大事にしてる。
蓮翔さんに対しては鬼畜なほど仕事を押しつけたりしてるけど、灯里ちゃんにあれこれ命令したり罵倒したりしてない。
灯里ちゃんを溺愛していて浮気もしてない。
「凛子、……拓磨さんにどう伝える。これ、気づかなかった事にする?」
ダイニングテーブルの上に無造作に置かれた離婚届。
婚約指輪と結婚指輪が入ったリングケースが重しに使われてた。
「……気づかなかったは無理あるよ。どうしよう」
悩んでたらiPhoneから着メロが鳴った。拓兄からの電話で、思わず蓮翔さんにiPhoneを渡した。
『凛子、灯里、家にいたか?電話しても落として止めたのか繋がらないんだ。ひったくりにあったか?』
「……それが、あの……」
『桐嶋、灯里に代わってくれないか?』
蓮翔さんが困って私の方を見た。蓮翔さんのiPhoneを取り出し、離婚届とリングケースに収まった指輪の写真を撮り、拓兄にその画像をLINEメッセージで送りつけた。
『……桐嶋、この離婚届はなんだ!!灯里は!!』
通話そのままでLINEトークを開いて、灯里ちゃんが書いた離婚届と置いていった指輪をみて、拓兄は絶叫した。
「……灯里さんは出て行ったみたいで、家の中にはいません」
『ハッーー!!桐嶋、札幌に来い!!俺の代わりに札幌の仕事やれ!!東京に戻って、灯里を探す!!』
「まだ建築設計部長で専務取締役の代わりにはなれません!!社長に電話して変わって貰って下さい!!」
拓兄が通話を切り、蓮翔さんはほっと胸を撫でおろした。
大学時代から蓮翔さんは拓兄に頭が上がらない。
灯里ちゃんは離婚届を置いて出ていった。
灯里ちゃんは複雑な家庭で育ったから実家に居場所がない。
灯里ちゃんと拓兄の間に何があったかわからないけど、灯里ちゃんの事が心配でならなかった。
「蓮翔さん、灯里ちゃんを探そう!!」
今朝の始発の飛行機で拓兄は札幌へ向かったから、家を出るまで灯里ちゃんが家にいたならこの付近にいるかもしれない。
「……探偵に捜索依頼を出そう。」
全国に支店がある探偵事務所にiPhoneのwebで依頼を送った。
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