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デンタとトミタ、どっち?
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退職まで、残り1週間になった……。
「嫌です。わたし、退職します」
ここ2週間ほど前から、中島MGに仕事中に椅子ごと壁に追いやられ、退職を取りやめろと、脅されるわたし……。
送り迎えをしてくれる時に2人きりの時は無言なのに、朝礼後に、パフォーマンスのつもりなのか?
勘弁して欲しい……。
中島MGか黒崎MGが常にわたしの送り迎えをしてくれるから、頼翔とばったり出会ってしまっても、睨んでくるだけで何もしてこない……。
ただ、わたしが2月いっぱいで退職をする事は知れ渡ってる事で、このままでは終わらない気はする。
「愛花、ゼミのグループLINEで、愛花が、他の男に心変わりして、それで成宮くんの1度の過ちを理由に斬り捨てたって書かれてるけど、真実はどうなん?」
退職する1週間前の土曜日
大学時代の先輩で、同じ会社に勤めてた佐伯百花さんからランチに誘われ、カフェでオムライスをパクついてると、とんでもない事を言われ、焦る。
「愛花ちゃんが成宮くんの浮気現場を目撃して、別れる決断をしたのはよくわかる。わたしも、旦那がそれやってたら、絶対に結婚してなかったと思うし……」
百花さんは、大学時代から10年間付き合った彼とできちゃった婚された。
百花さん曰く、ご主人にハメられて結婚したらしいけれど、とても仲が良い夫婦で、わたしにとって、理想の夫婦だったりする。
「他の男性に心変わりしたなんて事実ないです。ただ、成宮くんが、別れたのにしつこく復縁を迫ってくるから、部署の上司が、護衛してくれてるんです。」
百花さんに、頼翔の、やらかした事の詳細と、別れてからの付きまとい行為について、聞いて貰った。
「そっか、成宮くんも、やらかした方が悪いけど、10年間も付き合ってたら、失ったら、取り戻そうと焼けを起こすよ。うちの旦那もそうだったし。で、愛花ちゃんは、もう、完全に、成宮くんに、気持ちは無いの?」
大学時代から10年間付き合ってゴールインされた百花さんが、わたしに聞く。
「全くないです。あの現場を見た衝撃で1ヶ月ほど、やつれちゃって、なのに復縁を迫ってきた頼翔に、完全に嫌気をさした。今は、頼翔が怖い」
「愛花ちゃん、デンタは辞めるの?で、辞めてからどうするの?」
百花さんに2月いっぱいでデンタを結婚退職する事は、話してた。
「トミタの黒崎伊織MGが、トミタのパワートレイン開発部にヘッドハンティングして下さって、甘えようかと考えてるんですが、中島MGが、デンタを退職を取り辞めるよう言ってきてて、今、悩んでます」
「えっ、黒崎伊織MGって、若くて新技術を開発して特許とりまくってるエリートじゃん。
ヘッドハンティングされてるなら、トミタにおいでよー。今、わたし、パートタイムで働いてるし。
あっ、中島くんは、愛花ちゃんの事、ずっと好きだったからね……。あいつ、愛花ちゃんに。いようにちょっかい出してたし。愛花ちゃんには全然伝わってなかったけどね?
この際だ、愛花ちゃん、中島くんか、黒崎伊織MGの、どちらかと付き合ったら?」
百花さんの発言に、飲んでいたグレープフルーツジュースを思わず、噴き出しそうになった。
中島MGが、わたしの事が好き……?
中島MGは、確かに、わたしが配属当時から、いように絡んできて、ちょっかいを出してきてた。
中島MGはともかく、黒崎MGはトミタのパーワートレイン開発のエリート。
戦力としてわたしの能力を認めてくれてヘッドハンティングしてくれただけだと思う。
頼翔との事で、わたし、心が壊れて、男性とは、もう付き合わないって決めてた。
もう、誰も愛せないと思ってた。
でも、中島MGと黒崎MGのおかげで、いつのまにか立ち直ってた。
そして、わたし、中島MGと黒崎MGの事が好きなんだと思う。
2人がわたしの事を好きかどうかはわからないけれど、わたし、できるなら、どちらかと付き合って、幸せになりたい。
「嫌です。わたし、退職します」
ここ2週間ほど前から、中島MGに仕事中に椅子ごと壁に追いやられ、退職を取りやめろと、脅されるわたし……。
送り迎えをしてくれる時に2人きりの時は無言なのに、朝礼後に、パフォーマンスのつもりなのか?
勘弁して欲しい……。
中島MGか黒崎MGが常にわたしの送り迎えをしてくれるから、頼翔とばったり出会ってしまっても、睨んでくるだけで何もしてこない……。
ただ、わたしが2月いっぱいで退職をする事は知れ渡ってる事で、このままでは終わらない気はする。
「愛花、ゼミのグループLINEで、愛花が、他の男に心変わりして、それで成宮くんの1度の過ちを理由に斬り捨てたって書かれてるけど、真実はどうなん?」
退職する1週間前の土曜日
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「愛花ちゃんが成宮くんの浮気現場を目撃して、別れる決断をしたのはよくわかる。わたしも、旦那がそれやってたら、絶対に結婚してなかったと思うし……」
百花さんは、大学時代から10年間付き合った彼とできちゃった婚された。
百花さん曰く、ご主人にハメられて結婚したらしいけれど、とても仲が良い夫婦で、わたしにとって、理想の夫婦だったりする。
「他の男性に心変わりしたなんて事実ないです。ただ、成宮くんが、別れたのにしつこく復縁を迫ってくるから、部署の上司が、護衛してくれてるんです。」
百花さんに、頼翔の、やらかした事の詳細と、別れてからの付きまとい行為について、聞いて貰った。
「そっか、成宮くんも、やらかした方が悪いけど、10年間も付き合ってたら、失ったら、取り戻そうと焼けを起こすよ。うちの旦那もそうだったし。で、愛花ちゃんは、もう、完全に、成宮くんに、気持ちは無いの?」
大学時代から10年間付き合ってゴールインされた百花さんが、わたしに聞く。
「全くないです。あの現場を見た衝撃で1ヶ月ほど、やつれちゃって、なのに復縁を迫ってきた頼翔に、完全に嫌気をさした。今は、頼翔が怖い」
「愛花ちゃん、デンタは辞めるの?で、辞めてからどうするの?」
百花さんに2月いっぱいでデンタを結婚退職する事は、話してた。
「トミタの黒崎伊織MGが、トミタのパワートレイン開発部にヘッドハンティングして下さって、甘えようかと考えてるんですが、中島MGが、デンタを退職を取り辞めるよう言ってきてて、今、悩んでます」
「えっ、黒崎伊織MGって、若くて新技術を開発して特許とりまくってるエリートじゃん。
ヘッドハンティングされてるなら、トミタにおいでよー。今、わたし、パートタイムで働いてるし。
あっ、中島くんは、愛花ちゃんの事、ずっと好きだったからね……。あいつ、愛花ちゃんに。いようにちょっかい出してたし。愛花ちゃんには全然伝わってなかったけどね?
この際だ、愛花ちゃん、中島くんか、黒崎伊織MGの、どちらかと付き合ったら?」
百花さんの発言に、飲んでいたグレープフルーツジュースを思わず、噴き出しそうになった。
中島MGが、わたしの事が好き……?
中島MGは、確かに、わたしが配属当時から、いように絡んできて、ちょっかいを出してきてた。
中島MGはともかく、黒崎MGはトミタのパーワートレイン開発のエリート。
戦力としてわたしの能力を認めてくれてヘッドハンティングしてくれただけだと思う。
頼翔との事で、わたし、心が壊れて、男性とは、もう付き合わないって決めてた。
もう、誰も愛せないと思ってた。
でも、中島MGと黒崎MGのおかげで、いつのまにか立ち直ってた。
そして、わたし、中島MGと黒崎MGの事が好きなんだと思う。
2人がわたしの事を好きかどうかはわからないけれど、わたし、できるなら、どちらかと付き合って、幸せになりたい。
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