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ラスト1日に何かが起こる
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待ちに待った、デンタ勤務最終日
毎日、中島MGから、壁ドンやヤグザ並に『退職を取りやめろ』と、脅されながら、最終日を迎えた。
最終日のわたしの送り迎えは、中島MGで、わたしの家に迎えに来た時点で、いつも以上に不機嫌オーラを出してた。
でも、いつも通り、2人だけの車内では、無口で、車内では、ミスチルの曲が流れてるだけ……。
この日は、流石に諦めたのか、中島MGは、わたしに、『退職を取りやめろ』とは、言ってこなかった。
それが、なんだか、気持ち悪く思うわたしがいた。
わたしの勤務最終日という事で、送別会とプロジェクト完了の打ち上げで、近くの居酒屋で飲み会が行われた。
「望月さん、デンタ、退職されるんですね」
居酒屋だけど、お酒を1滴も飲まない、MGの2人。
不機嫌な中島MGと打って変わって、わたしがトミタへのヘッドハンティングを受け、喜んでるらしい、黒崎MG。
わたしが、トミタに再就職する事は、黒崎MGと百花さんにしか、話してない。
退職してから、1ヶ月は、のんびり過ごすつもりでいる。
居酒屋で、レモンサワーを飲みながら、入社してから4年間で成し遂げた仕事についてを思い出してた。
「望月、ちょっとこい」
2杯目のアセロラサワーを飲んでいたら、中島さんに、呼ばれ、居酒屋の外に出た。
「望月、お前が、デンタを辞めるのは、もう、止めない。望月、俺、お前が、部署に配属された日から、お前に惹かれてた。
真面目で、仕事ができて、そして素直な、お前が、俺は好きだ。お前が成宮と別れて、ラッキーと思った。だけど、やつれていくお前を見て、どうにかしてやりたいと思った。今、やっと、元通りの望月に戻れた。
俺、お前を守るから、大事にするから、裏切りも、浮気もしないから、だから、俺と付き合ってくれないか」
居酒屋の前の歩道で、わたしは、中島MGに、告白された。
「中島、抜け駆けは卑怯だぞ。着いてきて良かった。俺も、いつも笑顔で一緒懸命に難関な仕事に立ち向かう望月さんの姿を見て、心を奪われた。
今まで、こんなに、仕事に真剣に取り組む子はいなかった。
それに、一緒にいたら、癒される。
望月さん、俺と付き合って下さい」
まさかの、黒崎さんからも告白され、どうしたら良いかわからなくなった、わたし。
2人とも、わたしが、頼翔との別れで傷心している時に、親身になってくれて、サポートしてくれた。
今の段階で、どちらかを選べと言われても……、わからない。
2人が、わたしの方を、ジッと見つめてくるから、返答しようがなくて、困った。
わたし、中高一貫女子校卒で、頼翔以外の人と付き合った事がない。
だから、こんなシチュレーションは初めてで、どうしたらいいか、わからなかった。
わたしが、返答に困って、固まっていると、わたしの背後に誰かがきて、まわたしの腕を掴んだ。
「愛花は、誰にも渡さない」
振り向くと、……人相が変わってしまった頼翔がいた。
「愛花、来い」
頼翔に強い力で腕を捕まえ、引っ張られる。
逃げたくて、抵抗しても、男の力には敵わない。
「愛花が、俺と、結婚しないっていうなら、生きていても意味がない……」
頼翔は、わたしと、車が行きあう車道に、飛び込もうとした。
「辞めろ!!」
中島MGがわたしの手を、黒崎MGが頼翔の手を掴み、車道に飛び込もうとしたのを、止めた。
間一髪で、車に、ひかれずにすんだ。
車にひかれずにすんだと思ったら、頼翔が今度は、公道で果物ナイフを取り出し、わたしを、刺そうとした。
胸を、ひとつき、されると思った。
「成宮、いい加減にしろ。これ以上、望月に失望されるような事をするな」
わたしを庇い、手で果物ナイフを掴み、血を流す、中島MGがいた……。
この騒動を見た通行人が、警察に通報し、警察が来て、頼翔は現行犯で捕まった。
そして、わたしは、黒崎MGと、中島MGの付き添いで、救急病院へ、向かった。
中島MGの傷は深くなく、全治2ヶ月と診断された。
仕事人間に中島MGの手が動かなくなるんじゃないかと、心配で、泣きじゃくってたわたし……。
「はっ、ナイフを本気で掴むかよ。アホか。でも、この手じゃ、明日から、仕事できないわ。困ったな。誰か、俺の補佐をしてくれないかな」
診察室から出てきて、わたしに、ふざけていう中島MG。
「中島MG、わたしを庇ってくれてありがとう。わたし、中島MGのサパートする。来月からもデンタでお世話に
なっていいですか」
わたしは、中島MGに抱きついてた。
そんな、わたしを、中島MGは、優しく、抱きしめて返してくれた。
毎日、中島MGから、壁ドンやヤグザ並に『退職を取りやめろ』と、脅されながら、最終日を迎えた。
最終日のわたしの送り迎えは、中島MGで、わたしの家に迎えに来た時点で、いつも以上に不機嫌オーラを出してた。
でも、いつも通り、2人だけの車内では、無口で、車内では、ミスチルの曲が流れてるだけ……。
この日は、流石に諦めたのか、中島MGは、わたしに、『退職を取りやめろ』とは、言ってこなかった。
それが、なんだか、気持ち悪く思うわたしがいた。
わたしの勤務最終日という事で、送別会とプロジェクト完了の打ち上げで、近くの居酒屋で飲み会が行われた。
「望月さん、デンタ、退職されるんですね」
居酒屋だけど、お酒を1滴も飲まない、MGの2人。
不機嫌な中島MGと打って変わって、わたしがトミタへのヘッドハンティングを受け、喜んでるらしい、黒崎MG。
わたしが、トミタに再就職する事は、黒崎MGと百花さんにしか、話してない。
退職してから、1ヶ月は、のんびり過ごすつもりでいる。
居酒屋で、レモンサワーを飲みながら、入社してから4年間で成し遂げた仕事についてを思い出してた。
「望月、ちょっとこい」
2杯目のアセロラサワーを飲んでいたら、中島さんに、呼ばれ、居酒屋の外に出た。
「望月、お前が、デンタを辞めるのは、もう、止めない。望月、俺、お前が、部署に配属された日から、お前に惹かれてた。
真面目で、仕事ができて、そして素直な、お前が、俺は好きだ。お前が成宮と別れて、ラッキーと思った。だけど、やつれていくお前を見て、どうにかしてやりたいと思った。今、やっと、元通りの望月に戻れた。
俺、お前を守るから、大事にするから、裏切りも、浮気もしないから、だから、俺と付き合ってくれないか」
居酒屋の前の歩道で、わたしは、中島MGに、告白された。
「中島、抜け駆けは卑怯だぞ。着いてきて良かった。俺も、いつも笑顔で一緒懸命に難関な仕事に立ち向かう望月さんの姿を見て、心を奪われた。
今まで、こんなに、仕事に真剣に取り組む子はいなかった。
それに、一緒にいたら、癒される。
望月さん、俺と付き合って下さい」
まさかの、黒崎さんからも告白され、どうしたら良いかわからなくなった、わたし。
2人とも、わたしが、頼翔との別れで傷心している時に、親身になってくれて、サポートしてくれた。
今の段階で、どちらかを選べと言われても……、わからない。
2人が、わたしの方を、ジッと見つめてくるから、返答しようがなくて、困った。
わたし、中高一貫女子校卒で、頼翔以外の人と付き合った事がない。
だから、こんなシチュレーションは初めてで、どうしたらいいか、わからなかった。
わたしが、返答に困って、固まっていると、わたしの背後に誰かがきて、まわたしの腕を掴んだ。
「愛花は、誰にも渡さない」
振り向くと、……人相が変わってしまった頼翔がいた。
「愛花、来い」
頼翔に強い力で腕を捕まえ、引っ張られる。
逃げたくて、抵抗しても、男の力には敵わない。
「愛花が、俺と、結婚しないっていうなら、生きていても意味がない……」
頼翔は、わたしと、車が行きあう車道に、飛び込もうとした。
「辞めろ!!」
中島MGがわたしの手を、黒崎MGが頼翔の手を掴み、車道に飛び込もうとしたのを、止めた。
間一髪で、車に、ひかれずにすんだ。
車にひかれずにすんだと思ったら、頼翔が今度は、公道で果物ナイフを取り出し、わたしを、刺そうとした。
胸を、ひとつき、されると思った。
「成宮、いい加減にしろ。これ以上、望月に失望されるような事をするな」
わたしを庇い、手で果物ナイフを掴み、血を流す、中島MGがいた……。
この騒動を見た通行人が、警察に通報し、警察が来て、頼翔は現行犯で捕まった。
そして、わたしは、黒崎MGと、中島MGの付き添いで、救急病院へ、向かった。
中島MGの傷は深くなく、全治2ヶ月と診断された。
仕事人間に中島MGの手が動かなくなるんじゃないかと、心配で、泣きじゃくってたわたし……。
「はっ、ナイフを本気で掴むかよ。アホか。でも、この手じゃ、明日から、仕事できないわ。困ったな。誰か、俺の補佐をしてくれないかな」
診察室から出てきて、わたしに、ふざけていう中島MG。
「中島MG、わたしを庇ってくれてありがとう。わたし、中島MGのサパートする。来月からもデンタでお世話に
なっていいですか」
わたしは、中島MGに抱きついてた。
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