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オンボロ83、購入する
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「岡田さん、お疲れ様です!!」
車から岡田先輩がなかなか出て来ないから、走り屋仲間の男性が運転席のドアを開けた。
「……失神してる!!どうやってここまで降りて来たんだ!!」
普段時速120~180kmで走ってるコースをその2倍以上のスピードで走る。
コーナーだらけの峠の下りを走るのは恐怖でしかないと思う。
「事故でもされて死なれたら困るから、自動運転機能をつけた。おかげで画像認識装置とか部品代が余計にかかってしまった」
自動運転装置の研究開発が世界各国の自動車メーカーでされてるが、まだ実用化可能まではいってない。
「……時速380kmで自動運転」
自動車部品メーカーの創業者一族の娘として産まれたから、そういう情報は毎日必ずチェックして把握している。
「岡田さん、750万、一括で払って下さいよ!!」
失神している岡田先輩に杉瀬先輩が肩をゆすって起こす。
「……さすがにこんな危険な車は」
「自動運転機能付きだから危なくないですよ。対向車を察知したら自動で速度が落ちて停車する機能もついてるから、事故の心配も無いです」
杉瀬先輩が岡田先輩に必死に売りつけようとする。
開発費に300万円以上かかってたら、買って貰わないと困るだろう。
「……750万円で私が買います!!」
オンボロ83に取りつけた自作ECUの仕様が気になり、思わず、立候補してしまった。
「えっ、三井、本気か!?ゼミメンバーに750万出させるのは悪だろ。450万円ね」
杉瀬先輩が名乗り出た私に驚くも、購入させてくれた。
***
「オンボロ83の購入者様ですね、どうぞ!!」
次の日の朝、購入手続きで杉瀬先輩の自宅にお邪魔した。
インターフォンを鳴らすと150cmぐらいの可愛い女の子が出てきて、古びた町工場の中にある事務所に案内してくれた。
「兄を呼んできますね!!」
杉瀬先輩は家族経営していた町工場が不渡りで借金を抱え、それを苦に両親が自殺し、妹と2人暮らしをしてる。
「三井、早かったな!!契約書にサインと支払い、クレジットカード決済……ブラックカード!!」
父から家族カードを渡されてる。
自作ECU改造車で自動運転安全装置付きで時速380km出る事を父に話したら、購入した事を許してくれた。
450万円の価値はある。
引き落とし額は伝えてないけど、許してくれるはず。
「国立大学大学院に通う学生さんって裕福な方が多いんですね」
450万円を一括購入した私に、妹さんは驚くではなく引いてるようだった。
車から岡田先輩がなかなか出て来ないから、走り屋仲間の男性が運転席のドアを開けた。
「……失神してる!!どうやってここまで降りて来たんだ!!」
普段時速120~180kmで走ってるコースをその2倍以上のスピードで走る。
コーナーだらけの峠の下りを走るのは恐怖でしかないと思う。
「事故でもされて死なれたら困るから、自動運転機能をつけた。おかげで画像認識装置とか部品代が余計にかかってしまった」
自動運転装置の研究開発が世界各国の自動車メーカーでされてるが、まだ実用化可能まではいってない。
「……時速380kmで自動運転」
自動車部品メーカーの創業者一族の娘として産まれたから、そういう情報は毎日必ずチェックして把握している。
「岡田さん、750万、一括で払って下さいよ!!」
失神している岡田先輩に杉瀬先輩が肩をゆすって起こす。
「……さすがにこんな危険な車は」
「自動運転機能付きだから危なくないですよ。対向車を察知したら自動で速度が落ちて停車する機能もついてるから、事故の心配も無いです」
杉瀬先輩が岡田先輩に必死に売りつけようとする。
開発費に300万円以上かかってたら、買って貰わないと困るだろう。
「……750万円で私が買います!!」
オンボロ83に取りつけた自作ECUの仕様が気になり、思わず、立候補してしまった。
「えっ、三井、本気か!?ゼミメンバーに750万出させるのは悪だろ。450万円ね」
杉瀬先輩が名乗り出た私に驚くも、購入させてくれた。
***
「オンボロ83の購入者様ですね、どうぞ!!」
次の日の朝、購入手続きで杉瀬先輩の自宅にお邪魔した。
インターフォンを鳴らすと150cmぐらいの可愛い女の子が出てきて、古びた町工場の中にある事務所に案内してくれた。
「兄を呼んできますね!!」
杉瀬先輩は家族経営していた町工場が不渡りで借金を抱え、それを苦に両親が自殺し、妹と2人暮らしをしてる。
「三井、早かったな!!契約書にサインと支払い、クレジットカード決済……ブラックカード!!」
父から家族カードを渡されてる。
自作ECU改造車で自動運転安全装置付きで時速380km出る事を父に話したら、購入した事を許してくれた。
450万円の価値はある。
引き落とし額は伝えてないけど、許してくれるはず。
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