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第八章:演じられた魔王黄金の檻 ~天下という名の牢獄~
第36話 比叡山焼き討ち ~炎上マーケティングと裏口逃走~
しおりを挟む 元亀二年 九月
琵琶湖の湖面を渡る風が、少しずつ秋の冷気を帯び始めていた。
俺たち織田軍は、近江の坂本に布陣し、眼前にそびえる巨大な山を見上げていた。
比叡山延暦寺
伝教大師・最澄が開いて以来、数多の高僧を輩出してきた日本仏教の聖地「王城の鎮守」と崇められる不可侵の霊山だ。
鬱蒼とした杉木立の中に無数の堂塔が立ち並ぶその威容は、見る者を圧倒する神聖さを漂わせている。
だが、今の俺にとって、この山はただの巨大な頭痛の種、いや、喉元に突き刺さった骨でしかなかった。
姉川の戦いで敗れた浅井・朝倉の残党どもが、この山に逃げ込み、俺たちに対して徹底抗戦の構えを見せているのだ。
「……また、返書なしか」
俺は陣幕の中で使いの者が持ち帰った手紙、封も切られずに突き返された俺の書状を投げ捨てた。
俺は何度も山へ使者を送ったのだ。
『信長に味方すれば、織田領内の寺領は安堵する。中立を保つなら、それでも構わぬ。
だが、浅井・朝倉に味方し、これ以上俺の邪魔をするなら……山を焼き払うぞ』
最後通牒とも言える厳しい言葉。
だが、山からの返答は、梨の礫つぶてどころか、完全な嘲笑だった。
彼らは高を括くくっているのだ。
時の権力者ですら手を出せなかった「宗教」という最強の鎧が、自分たちを守ってくれると。
「仏罰を恐れぬ田舎侍め。仏の御加護がある我らに、手出しなどできるものか……か。舐めやがって」
ギリリ、と奥歯が鳴る。
聖職者だということを忘れて、酒は飲むわ、女は囲うわ、高利貸しで民を苦しめるわ。
腐敗した僧兵どもが、権威だけを盾に政治に介入してくる。
俺の目指す「天下布武」……武力による平和と秩序にとって、彼らは明確な癌がんだった。
史実通りなら、ここで俺は全山焼き討ちを決行する。
根本中堂をはじめとする堂塔伽藍を灰燼に帰し、僧侶はおろか、山麓に住む女子供に至るまで、数千人を撫で斬りにする……戦国史上、最悪の虐殺事件だ。
(できるかよ、そんなこと……!)
俺の拳が震える。
武器を持って向かってくる腐った僧兵どもを叩くのはいい、それは戦だ。
だが、罪のない女子供や、真面目に修行している末端の僧侶まで巻き込んで殺戮を行うなんて、俺の中の「緑野大地」としての倫理観が絶対に許さない。
しかし、ここで引き下がればどうなる?
「信長は神仏に恐れをなした」「所詮は口だけだ」と侮られ、信長包囲網はさらに勢いづくだろう。
包囲網が狭まれば、終わりのない消耗戦が続き、もっと多くの血が流れる。
進むも地獄、退くも地獄。
胃の腑が焼け付くようなストレスに、俺が頭を抱えていると、幕が静かに開き、二人の女神が入ってきた。
「……大ちゃん、また顔色が悪いよ。眉間のシワ、深くなってる」
空が心配そうに俺の隣に座り、凝り固まった背中を優しくさすってくれる。その手の温かさに、強張っていた神経が少しだけ緩む。
「殿。迷っておいでですね」
海が俺の正面に座り、冷えた茶を差し出した。
その瞳は、俺の葛藤など全てお見通しだと言わんばかりに静かだ。
俺は茶を一気に煽り、重い口を開いた。
「……歴史通りなら、俺はあの山を焼かなきゃならない。皆殺しにしなきゃならない。そうしなきゃ、天下の畏怖は得られないし、包囲網も崩せない。
……でも、俺には無理だ。何千人も虐殺して平気な顔して生きていけるほど、俺は強くない」
俺の弱音を聞いて、二人は顔を見合わせた。
そして、海が静かに、しかし不敵な笑みを浮かべた。それは、冷徹な軍師「帰蝶」の顔だった。
「ええ、存じております。貴方は、鬼の仮面を被っただけの、心優しき『うつけ』ですもの……ですから、策をご用意いたしました」
「策?」
「はい。殿が望むのは『包囲網を打破する恐怖』であり、『虐殺そのもの』ではありませんね?」
海は懐から一枚の地図を取り出し、俺の前に広げた。
そこには、比叡山の詳細な地形に加え、いくつもの赤い線と、青い線が書き込まれていた。
「比叡山焼き討ち……この歴史的事件の本質は、『恐怖の伝播』にあります。
実際に何人殺したか、ではありません。
『信長は神仏をも恐れぬ魔王である』という強烈なイメージを、天下に植え付けることこそが重要なのです」
「イメージ……?」
「はい。現代風に言えば、『炎上マーケティング』です」
海は、ニヤリとした。
「山は焼きます。派手に、天を焦がすほどに。根本中堂も、何もかも。
ですが、人は焼きません。……少なくとも、罪なき人々は」
彼女の指が、地図上の青い線をなぞる。
「比叡山の裏手、坂本とは逆側の山道。ここは獣道に近く、警備が手薄です。
決行の日は、九月十二日
それまでに、空の情報網と、あの時(万福丸の一件)の秘密部隊を使って、女子供や真面目な修行僧たちを、密かにこのルートから脱出させます」
俺は目を見開いた。
「そ、そんなことが可能なのか!? 相手は敵地だぞ?」
今度は空が、胸を張って答えた。
「任せてよ! 私ね、坂本の町でずっと炊き出しをしてたんだけど、そこに来るお坊さんたちの中にも、『今の延暦寺はおかしい』『仏の道を外れている』って嘆いてる人たちが結構いるの。
その人たちと仲良くなって、こっそり手紙のやり取りをしてるんだ。避難誘導の手はずは、もう整えてあるよ!」
空の「陽」のコミュニケーション能力が、敵地の中にすら協力者を作っていたのだ。
彼女の笑顔は、どんな堅牢な城壁よりも強く人の心を開かせる。
「実行部隊には、事情を知る木下藤吉郎殿と……明智光秀殿を使います」
海が補足する。
「光秀……? あいつは、大丈夫なのか?」
俺は、あの完璧すぎて腹の底が読めない男の顔を思い浮かべた。
彼は誰よりも幕府の権威や伝統を重んじる男だ。
比叡山という聖地を焼く策になど、猛反対しそうなものだが。
「光秀殿は、合理的かつ潔癖な方です。
今の比叡山の堕落ぶりには、彼こそが最も憤りを感じておられます。
『仏法を盾に悪行をなす者こそ、仏敵である』と説けば、彼は必ず動きます。
そして、殿が『無益な殺生を避けるための策』だと、その苦しい胸の内を打ち明ければ……その忠誠心は、より強固なものとなりましょう」
海の読みは、恐ろしいほど的確だった。
太陽と月、二人の策が合わされば不可能などない。
俺は、膝を叩いて立ち上がった。
「よし、乗った!
歴史に残る大芝居、打ってやろうじゃねえか!
比叡山を火の海にし、俺は天下無双の『第六天魔王』になってやる。
……その裏で、一人でも多くの命を救い出す!」
◇
その夜、俺は明智光秀と木下藤吉郎(秀吉)を密かに呼び出した。
二人に対し、俺は包み隠さず計画を話した。
山は焼くが、人は逃がす。
そのための裏工作を頼むと。
藤吉郎は「へっへっへ、殿も人が悪い。地獄の業火に見せかけた、極楽への抜け道でございますな」と、ニヤニヤしながら快諾した。
一方、光秀は……彼は暫くの間、沈痛な面持ちで沈黙していたが、やがて涙を湛えた瞳で俺を見上げた。
「……なんと……なんと慈悲深きお方か」
その声は震えていた。
「世間は、上様を鬼と呼ぶでしょう。神仏の敵と罵るでしょう。
ですが、上様は、その汚名を一身に背負い、腐敗した宗教を浄化し、なおかつ罪なき民の命をお救いになろうとなされている……
己が悪名に染まることを厭わず、真の正義を貫く
これぞ、真の王者の姿。
私が求めていた、天下の主……!」
光秀は床に額を擦り付けんばかりに平伏した。
……いや、ちょっと待て。
俺はただ「罪悪感で夜眠れなくなるのが嫌だ」という個人的な理由も含んでいるのだが、光秀のフィルターを通すと「高貴なる自己犠牲」として過剰に美化されてしまっている。
(ま、まあ、やる気になってくれたならいいか……)
一抹の不安を覚えつつも、俺は作戦の決行を命じた。
◇
運命の九月十二日。
俺は全軍に号令をかけた。
馬上で采配を振るう俺の姿は、家臣たちの目には、怒りに燃える修羅と映っていただろう。
「全山、焼き払え!
仏に背く魔道に落ちた者どもに、鉄槌を下す!
堂塔伽藍、一つ残らず灰にするのじゃ!!」
俺の怒号と共に、織田軍が一斉に火を放った。
乾いた木造の堂塔は、またたく間に紅蓮の炎に包まれる。
ゴオォォォッ……!
炎が風を呼び、風が炎を煽る。
黒煙が空を覆い尽くし、琵琶湖の水面すら赤く染めるほどの凄まじい火勢。
千年の歴史が、音を立てて崩れ落ちていく。
「ひ、ひぃぃっ! 信長だ、魔王だ!」
「仏罰が下るぞーっ!」
僧兵たちの悲鳴と怒号が交錯する。
世の終わりかと思うような光景に、火を放った味方の兵たちさえもが、畏怖に震えていた。
だが、その地獄絵図の裏側で、もう一つの作戦が静かに、しかし迅速に進行していた。
山門の裏手、火の手が届かない鬱蒼とした杉林の中、藤吉郎と光秀の手勢が暗闇に紛れて動いていた。
「こっちだ! 急げ、急げ!」
「子供は背負え! 決して声を出すなよ!」
空の手引きで事前に集まっていた女子供や、腐敗を嘆いていた真面目な僧侶たちが、音もなく裏道へと誘導されていく。
その数、数百。
普段は農民出身の気安さを見せる藤吉郎が、今は真剣な眼差しで子供の手を引き、泥だらけになって坂道を下っていく。
そして、殿を務める明智光秀は、燃え盛る根本中堂を背に、万感の思いを込めて合掌した。
「……さらば、古き腐敗よ。
この炎は、浄化の炎。上様の背負われる業火なり」
光秀は、その燃え盛る炎の中に、信長という主君の「孤独な魂」を見ていたのかもしれない。
光秀の信長に対する崇拝の念は、この日、危険な領域にまで跳ね上がった。
それがやがて、「主君をこの孤独から解放して差し上げねば」という歪んだ使命感へと変わっていくことを、今の信長(大地)はまだ知る由もなかった。
◇
やがて、火は鎮まった。
根本中堂は焼け落ち、比叡山は無惨な焦土と化した。
世間には、「信長による全山焼き討ち、女子供も含め数千人を虐殺」という噂が、意図的に流された。
その噂は風に乗り、全国の諸大名を恐怖の底へと叩き落とした。
「信長には逆らえぬ」
「あやつは、神仏をも恐れぬ本当の魔王だ」
作戦は、成功したのだ。
包囲網の一角は崩れ、俺への恐怖は絶対的なものとなった。
岐阜への帰路、俺は馬上で、煤で黒く汚れた自分の手を見つめていた。
実際に人の血で汚れたわけではない。助け出した命の方が多い。
だが、歴史と世間において、俺が「虐殺者」であり「魔王」であるという事実は確定した。
その重圧が、肩にずしりとのしかかる。
ふと、横を見ると、同じく後方支援で煤だらけになった空と海が、馬を並べていた。
二人とも疲れ果ててはいたが、その瞳には「やり遂げた」という強い光が宿っていた。
「……大ちゃん。藤吉郎さんから連絡きたよ。みんな、無事に逃げられたって。これからの住処も、手配済みだよ」
空が誰にも聞こえない小声で囁く。
その声の温かさに、俺の凍りついていた心が溶けていく。
「これで、包囲網は揺らぎました。
ですが殿、ここからは本当の修羅場です。
この『魔王』の悪名を聞きつけ、東から最強の虎が動き出します」
海が、厳しい表情で東の空を睨む。
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戦国最強の武将が、俺という「仏敵」を討つという大義名分を得て、ついにその重い腰を上げたのだ。
俺は、身震いした。
比叡山を焼いた業火よりも恐ろしい、本物の戦国の暴力が、すぐそこまで迫っている。
胃が痛い。逃げ出したい。
だが、今は……俺は、隣にいる二人を見て、小さく息を吐いた。
俺の左手は手綱を握り、右手は……心のなかで、二人の手を握りしめた。
俺たちは共犯者だ。地獄の果てまで、三人一緒だ。
「……帰ろう、岐阜へ」
俺たちは、背後に立ち上る黒煙を背に、新たな地獄へと続く道を歩み始めた。
第六天魔王・織田信長の誕生。
それは、俺たち三人の「スローライフ」への道が、より険しく、より孤独なものになったことを意味していた。
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