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ランジュルデ城の人々
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さて、ほんの少し時を戻し、コータがクレアから離れ、自室の扉を開けると……
「――おはようございます、コータ様」
「コータ様、身支度のご用意、済んでおります……」
――そこにはメイド服を纏った、まだ少女と呼んでも良い幼さも覗かせる、女性二人が待っていた。
一人は金色の長髪に尖った耳の形――エルフィ族と解かる若い女性で、もう一人は肩までの長さの髪の毛先を軽く巻いた恰好で、その髪色は栗色なので、コチラはヒュマド族――前出のエルフィ娘を基準にすると、更に妙齢な少女と思しき容姿だ。
「――おはよう、シャルムちゃん、リズちゃん。
毎朝、ありがとね」
扉から廊下へと出たコータは、タオルを差し出しているエルフィ娘――シャルムと、畳まれた着替え一式を抱えているヒュマド少女――リズに対して、表情を軽く綻ばせて朝の挨拶をする。
彼女らが、クレアの口からも出ていた”側付き”メイド――主に、コータの世話を担当している『領主付き』に任じられた二人である。
こうして、ランジュルデ城のメイドたちについて触れたのは初めてだが――なるほど確かに、トラメス曰く『選りすぐりの美形に総入れ替えした』と、言うだけの事があり、この二人も非常に整った顔立ちの美少女。
――とは言っても、シャルムはカミュに連れられて来たエルフィ移民なので、正しくはその曰くには当たらないが。
タオルを差し出している彼女――シャルム・エルフィ・”マムノナラ”(※家事を受け持つ女という意味)は、エルフィ国地方貴族の末娘……という出自を持つ19歳の娘だが、その家族の殆どを魔神蹂躙で失い、移民とは言ったが、実態は難民とした方が正しい悲しい過去を持つ。
ホビル、ドワネ、そして、エルフィ各族の移民たちの中から、追加従者として募った際に応じた一人で、人選はもちろんコータの裁量――公言されてはいないが、彼の性格から察すると、選考理由はきっと、その辺りの事情を加味したのだろう。
コータの事情が事情とはいえ、入れ替えたというメイドたちを、いきなりお役御免とするワケにも行かず――というか、コータもそんな理由で集められたという事は、薄々しか知らないフリを貫いているので、彼女らの殆どは『その線』抜きで、そのまま雇用されていた。
その中で、領主付きに配されたのが、着替え一式を抱えているリズ・ヒュマド・”ヤンヌナラ”である。
『ヤンヌ』とは――『買われた奴隷』、『主がいる奴隷』を意味するラストネームで、それがシャルムと同じ仕事に就く中、生業を意味するラストネームは異なっている理由であり、トラメスが集めた城に仕えているヒュマド族の殆どがこの身分だ。
現在16歳のリズは、ヒュマド国の農村に生まれたが、子沢山な家だった事から言わば口減らしの一環として、このランジュルデ島へと売り飛ばされたらしい。
ちなみに――売りに出ている奴隷の事は『ムンヌ』と呼ばれ、これまで魔神の依り代を排出する一族であったのが、クワ『ンヌ』族である事から言っても、これらの忌み名がそれらへの侮蔑の意味合いを持っている事は、想像に難くない。
ココで少し、ランジュルデ城の建物構成、そして、人員の配置についても述べておこう。
まず、ランジュルデ城は大まかに――主棟、左塔、右塔、城壁棟の、4つのブロックで構成されている。
外観のイメージとしては――大きな2階建ての屋敷である主棟が丘の頂上にあり、その左右には縦に細長い造りの3階建ての塔、左塔、右塔が眼下に睨みを利かせている様にそびえ、中庭を起点に段々畑の様な坂状となっている丘を下りて行くと、敷地の前面をカバーする形で丘の麓に建っている石造りの城壁棟が、現世の団地やマンションの如き様相で居並んでいた。
主棟とは、もちろん領主の居である事を意味し、ココに居を置いているのはコータ本人に加え、彼の専属医療魔法士としてクレアが、最側近の近衛兵としてアイリスとカミュの二人が、それらの側付きとして、コータにはシャルムたちを含め計4人、他の3人にも2人ずつの従者が配される形が取られ、主棟の生活環境を支えている。
他の左右の塔や、城壁棟に住む者たちの事については――また、次の機会にとしておく。
「――じゃ、タオルは貰って、着替えは……そこの椅子の上にでも置いてくれ」
シャルムからタオルを受け取りながら、コータはそう指示をして寝間着の帯紐に手を延ばす。
「――あのぉ、やっぱり、洗顔や着替えのお手伝いは?」
――と、リズは行き場の無い雰囲気を醸しながら、渋々と言った体で、指示された椅子の側へと近付く。
「うん、要らないよ――自分で着替えられるから」
コータは二人に下がる事を促す意味で、ヒラヒラと手を振ってみせる。
「――コータ様、毎朝の事ゆえ、もうお気持ちは伺っておりますが……これでは、私たち側付きの臣下としては、対処に困ってしまいますよぉ……」
――と、異を呈する形で口を挟んだのはシャルムだった。
「コータ様と私たち――主と臣下という、養い尽くされる間柄において、この様な『遠慮』という『壁』を築かれては、私たちは人としての『徳』を得られません」
シャルムは貴族出身だからこそ、今だ深く心に刻まれている、クートフィリアに根付く例の思想に触れて、コータの姿勢を諭そうとする。
「――ならば、よっ!、夜伽で……とも、行かないお身体なのですし、私たちの仕事をそうも奪われては、いわゆる『商売あがったり』なのですよぉ……」
シャルムは少し、頬を赤らめながらそう付け加え、着替え一式を椅子に置こうとしているリズの腕を一旦制した。
リズの様な例の総入れ替え組――そして、シャルムを始めとする追加募集の者たちも『その線』を意識、覚悟をして、この生業へと脚を踏み入れたワケで、その中には先のクレアの件ではないが当然、”ワンチャン”――というか『領主様のお気に入り』に収まる事を夢見ていたり、狙っていたりする気持ちが、無かったと言えば嘘になる――そんな意図が、シャルムの言葉にはあった。
「――だからぁ、俺がしたい事……頼んだでしょ?、今朝からお願いって」
コータは寝ぐせが着いた後頭部を面倒そうに掻き、説教染みた事を言うシャルムにそう告げる。
「うっ……あっ、アレは、主従の間柄としては、あまり相応しくなく……」
シャルムは、痛いトコロを突かれた様に渋い表情を造って、今度は彼女が困った様子を見せ……
「――ほっ、本当に大丈夫なんでしょうか?、奴隷の私が、コータ様や皆様と……」
――と、リズはオドオドと俯き、恐ろしい事を想像してか震えて見せる。
コータは、側付きのこの娘たちに何かを頼んでいた様だが……二人にとっては、動揺を覚えさせる頼み事らしい。
「――そうかなぁ?、現世じゃ、主従関係なんかを笠に着て、夜伽とかを求める方が、よっぽど相応しくないし、最低の行いなんだがね?」
――と、コータが首を捻りながら、そう呟いた時、ワールアークにて地理的時差にして数時間前から公務に勤しんでいるアルムの背に、不思議な悪寒が奔ったのはお約束である。
「――だから俺は、たとえカラダの事が無くても、キミたちに、ソレらを求める事は絶対に無かったと思うよ?」
コータはそう言いながら、受け取ったタオルを首にかけ、悠々と廊下を進み……
「――まっ、俺は顔を洗ってから行くから、二人は先に行って待っててよ♪
俺が『したい事』のためにね♪」
――と、半身で振り返り、二人にニヤッとした笑みを送った。
「――おはようございます、コータ様」
「コータ様、身支度のご用意、済んでおります……」
――そこにはメイド服を纏った、まだ少女と呼んでも良い幼さも覗かせる、女性二人が待っていた。
一人は金色の長髪に尖った耳の形――エルフィ族と解かる若い女性で、もう一人は肩までの長さの髪の毛先を軽く巻いた恰好で、その髪色は栗色なので、コチラはヒュマド族――前出のエルフィ娘を基準にすると、更に妙齢な少女と思しき容姿だ。
「――おはよう、シャルムちゃん、リズちゃん。
毎朝、ありがとね」
扉から廊下へと出たコータは、タオルを差し出しているエルフィ娘――シャルムと、畳まれた着替え一式を抱えているヒュマド少女――リズに対して、表情を軽く綻ばせて朝の挨拶をする。
彼女らが、クレアの口からも出ていた”側付き”メイド――主に、コータの世話を担当している『領主付き』に任じられた二人である。
こうして、ランジュルデ城のメイドたちについて触れたのは初めてだが――なるほど確かに、トラメス曰く『選りすぐりの美形に総入れ替えした』と、言うだけの事があり、この二人も非常に整った顔立ちの美少女。
――とは言っても、シャルムはカミュに連れられて来たエルフィ移民なので、正しくはその曰くには当たらないが。
タオルを差し出している彼女――シャルム・エルフィ・”マムノナラ”(※家事を受け持つ女という意味)は、エルフィ国地方貴族の末娘……という出自を持つ19歳の娘だが、その家族の殆どを魔神蹂躙で失い、移民とは言ったが、実態は難民とした方が正しい悲しい過去を持つ。
ホビル、ドワネ、そして、エルフィ各族の移民たちの中から、追加従者として募った際に応じた一人で、人選はもちろんコータの裁量――公言されてはいないが、彼の性格から察すると、選考理由はきっと、その辺りの事情を加味したのだろう。
コータの事情が事情とはいえ、入れ替えたというメイドたちを、いきなりお役御免とするワケにも行かず――というか、コータもそんな理由で集められたという事は、薄々しか知らないフリを貫いているので、彼女らの殆どは『その線』抜きで、そのまま雇用されていた。
その中で、領主付きに配されたのが、着替え一式を抱えているリズ・ヒュマド・”ヤンヌナラ”である。
『ヤンヌ』とは――『買われた奴隷』、『主がいる奴隷』を意味するラストネームで、それがシャルムと同じ仕事に就く中、生業を意味するラストネームは異なっている理由であり、トラメスが集めた城に仕えているヒュマド族の殆どがこの身分だ。
現在16歳のリズは、ヒュマド国の農村に生まれたが、子沢山な家だった事から言わば口減らしの一環として、このランジュルデ島へと売り飛ばされたらしい。
ちなみに――売りに出ている奴隷の事は『ムンヌ』と呼ばれ、これまで魔神の依り代を排出する一族であったのが、クワ『ンヌ』族である事から言っても、これらの忌み名がそれらへの侮蔑の意味合いを持っている事は、想像に難くない。
ココで少し、ランジュルデ城の建物構成、そして、人員の配置についても述べておこう。
まず、ランジュルデ城は大まかに――主棟、左塔、右塔、城壁棟の、4つのブロックで構成されている。
外観のイメージとしては――大きな2階建ての屋敷である主棟が丘の頂上にあり、その左右には縦に細長い造りの3階建ての塔、左塔、右塔が眼下に睨みを利かせている様にそびえ、中庭を起点に段々畑の様な坂状となっている丘を下りて行くと、敷地の前面をカバーする形で丘の麓に建っている石造りの城壁棟が、現世の団地やマンションの如き様相で居並んでいた。
主棟とは、もちろん領主の居である事を意味し、ココに居を置いているのはコータ本人に加え、彼の専属医療魔法士としてクレアが、最側近の近衛兵としてアイリスとカミュの二人が、それらの側付きとして、コータにはシャルムたちを含め計4人、他の3人にも2人ずつの従者が配される形が取られ、主棟の生活環境を支えている。
他の左右の塔や、城壁棟に住む者たちの事については――また、次の機会にとしておく。
「――じゃ、タオルは貰って、着替えは……そこの椅子の上にでも置いてくれ」
シャルムからタオルを受け取りながら、コータはそう指示をして寝間着の帯紐に手を延ばす。
「――あのぉ、やっぱり、洗顔や着替えのお手伝いは?」
――と、リズは行き場の無い雰囲気を醸しながら、渋々と言った体で、指示された椅子の側へと近付く。
「うん、要らないよ――自分で着替えられるから」
コータは二人に下がる事を促す意味で、ヒラヒラと手を振ってみせる。
「――コータ様、毎朝の事ゆえ、もうお気持ちは伺っておりますが……これでは、私たち側付きの臣下としては、対処に困ってしまいますよぉ……」
――と、異を呈する形で口を挟んだのはシャルムだった。
「コータ様と私たち――主と臣下という、養い尽くされる間柄において、この様な『遠慮』という『壁』を築かれては、私たちは人としての『徳』を得られません」
シャルムは貴族出身だからこそ、今だ深く心に刻まれている、クートフィリアに根付く例の思想に触れて、コータの姿勢を諭そうとする。
「――ならば、よっ!、夜伽で……とも、行かないお身体なのですし、私たちの仕事をそうも奪われては、いわゆる『商売あがったり』なのですよぉ……」
シャルムは少し、頬を赤らめながらそう付け加え、着替え一式を椅子に置こうとしているリズの腕を一旦制した。
リズの様な例の総入れ替え組――そして、シャルムを始めとする追加募集の者たちも『その線』を意識、覚悟をして、この生業へと脚を踏み入れたワケで、その中には先のクレアの件ではないが当然、”ワンチャン”――というか『領主様のお気に入り』に収まる事を夢見ていたり、狙っていたりする気持ちが、無かったと言えば嘘になる――そんな意図が、シャルムの言葉にはあった。
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コータは寝ぐせが着いた後頭部を面倒そうに掻き、説教染みた事を言うシャルムにそう告げる。
「うっ……あっ、アレは、主従の間柄としては、あまり相応しくなく……」
シャルムは、痛いトコロを突かれた様に渋い表情を造って、今度は彼女が困った様子を見せ……
「――ほっ、本当に大丈夫なんでしょうか?、奴隷の私が、コータ様や皆様と……」
――と、リズはオドオドと俯き、恐ろしい事を想像してか震えて見せる。
コータは、側付きのこの娘たちに何かを頼んでいた様だが……二人にとっては、動揺を覚えさせる頼み事らしい。
「――そうかなぁ?、現世じゃ、主従関係なんかを笠に着て、夜伽とかを求める方が、よっぽど相応しくないし、最低の行いなんだがね?」
――と、コータが首を捻りながら、そう呟いた時、ワールアークにて地理的時差にして数時間前から公務に勤しんでいるアルムの背に、不思議な悪寒が奔ったのはお約束である。
「――だから俺は、たとえカラダの事が無くても、キミたちに、ソレらを求める事は絶対に無かったと思うよ?」
コータはそう言いながら、受け取ったタオルを首にかけ、悠々と廊下を進み……
「――まっ、俺は顔を洗ってから行くから、二人は先に行って待っててよ♪
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――と、半身で振り返り、二人にニヤッとした笑みを送った。
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