婚約破棄されまして・裏

竹本 芳生

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今日の八丈島

今回はエリーゼのお買い物タイムの為に、三匹と一羽は八丈島送りになりました。
チビナビさんは既にひと仕事終えて、ノンビリタイムに突入してます。

「ここはあったかいにゃ!」

「そうにゃ!あったかくてきもちいいにゃ!」

「たしかにあったかいピカ……」

ピュピュ~イ(あっか~い)

-ちょっと!ピカ太郎ってアンタね!この島でおかしげな事したら、承知しないからね!-

「なにいってるピカ?おまえたちはなんだピカ?」

-私達はこの島の秩序を守る為の存在よ!-

黒×黒のチビナビさんがワラワラと出て来ました。
エイエイオー!と杖を高く天に向けて突き上げました、勇ましいですね。

「なんだピカ……ちちのないやつにはなにもしないピカ!」

ピカ太郎、サイテーです。この一言で黒×黒どころか他のチビナビさんまで集まってピカ太郎に殴りかかってます。
それはもう集まり過ぎて、ピカ太郎の姿が見えない程です。

「しつれいにゃ……」

「ピカ太郎はしつれいすぎにゃ。」

タマとトラジはたこ殴りにされてるピカ太郎を少し距離を置いて見てます。ヒナは八丈島が気になるのか、全速力で駆け巡ってます。

「ピカ太郎はしかたのないやつにゃ!」

「まったくにゃ!なんで、あんなにちちにこだわるにゃ?」

「わからないにゃ……」

「ご主人のちちはママにゃをおもいだすにゃ。」

「そうにゃ。ママにゃをおもいだすにゃ。」

「ご主人のちちー!もみたいピカ-!」

-だまれぇ!-
-ちち大好きネズミめぇ!-
-たこ殴りじゃあ!-

哀れピカ太郎、まさに口は災いの元を地で行くようです。
怒れるチビナビさんに囲まれてボコボコにされてます。

ピュピュ~イ!ピュッピュピュ~!(凄いよ~!ここ楽し~い!)

「ひにゃ!そんにゃにすごかったにゃ?」

「たのしかったにゃ?よかったにゃ!」

タマとトラジとヒナはホテホテと歩いて、ロッジ近くの草原でコロンと思い思い楽な姿に転がっています。
ポカポカしたお日様の光にタマもトラジもヒナも気持ち良くお昼寝です。
ソヨソヨと風もやんわり吹いて、気持ち良いだけです。

今日も八丈島は平和です。
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