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夢の中で(キャスバル) *シスコンが見た夢をお送りします。
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フワリと香るバラ。
ああ……ここは母上お気に入りのバラ園だ……
円形に作られた四阿の中、クッションが敷き詰められた二人掛けの椅子に座ってるのか……
「キャス兄様♡」
エリーゼ?
膝の上に感じる重さ……抱き上げた時のあの重さを感じた。
「キャス兄様♡」
俺の膝の上、シュバルツバルトの伝統的な仕立ての薄紫色のドレスを着て座っているエリーゼ。緩く結い上げた髪型。ほつれた後れ毛が風に揺れている。細い首元を飾る白金に青玉を花のように配した首飾り。同じ意匠の耳飾りが揺れている。確かお祖母様がエリーゼの幼い頃に贈った品だ。
甘く芳しいバラの香りの中、俺の膝の上で微笑むエリーゼ。余りに可愛くて、その細い腰を抱き寄せる。シュバルツバルトの伝統的な仕立ては胸の下で切り替えがあるもので、王国風の仕立てのように女性まで態々コルセットで腸を堅く固めて着付けるようなドレスではない。だからこそ、この伝統的なドレスは女性の体の柔らかさが良く分かる。エリーゼの細く柔らかい腰。それなのに俺の体に当たる豊かな胸……
「どうしたの、キャス兄様?ね、キャス兄様。私また飴を作ったの。」
エリーゼの手にはガラスの器……そこにあるのはバラを模した飴。旅の最中に作っていた美しい細工の飴が入っている。
「ね、キャス兄様食べて♡」
エリーゼの白く細い指がツヤツヤとした小さなバラを一つ摘まみ上げ俺の口元へと持ってくる。
「はい、キャス兄様あーん♡」
そんな可愛い顔して、可愛い声で可愛い事したらダメだろう。思わずパクリとエリーゼの指先ごと咥える。
「きゃっ!キャス兄様!私の指は食べものではありませんわ!」
怒った顔も可愛い。でも……
「指先まで甘いんだな。」
そう言って、全力で微笑む。俺の気持ちが伝わるように。
「ん、もぅ♡」
拗ねてちょっとだけ捩る体。でも離れたりは出来ない。俺の腕の中に俺の可愛いお姫様を閉じ込めて離さない。俺の腕の中でずっと微笑んで居て欲しい。
「キャス兄様♡大好き♡」
耳にこだまするエリーゼの声。
「ああ、俺も大好きだよエリーゼ。」
何度だって言える。可愛い俺のお姫様。ずっとずっと愛してる。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
(´θ`llll)とんでもないシスコンの夢を書きました。
シスコンがエリーゼ出発の前日に見た夢らしいっす。、(お姫様抱っこの後の就寝中に見た夢)
とんでもない願望盛りまくりで砂吐きそうです。コエーです。
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「どうしたの、キャス兄様?ね、キャス兄様。私また飴を作ったの。」
エリーゼの手にはガラスの器……そこにあるのはバラを模した飴。旅の最中に作っていた美しい細工の飴が入っている。
「ね、キャス兄様食べて♡」
エリーゼの白く細い指がツヤツヤとした小さなバラを一つ摘まみ上げ俺の口元へと持ってくる。
「はい、キャス兄様あーん♡」
そんな可愛い顔して、可愛い声で可愛い事したらダメだろう。思わずパクリとエリーゼの指先ごと咥える。
「きゃっ!キャス兄様!私の指は食べものではありませんわ!」
怒った顔も可愛い。でも……
「指先まで甘いんだな。」
そう言って、全力で微笑む。俺の気持ちが伝わるように。
「ん、もぅ♡」
拗ねてちょっとだけ捩る体。でも離れたりは出来ない。俺の腕の中に俺の可愛いお姫様を閉じ込めて離さない。俺の腕の中でずっと微笑んで居て欲しい。
「キャス兄様♡大好き♡」
耳にこだまするエリーゼの声。
「ああ、俺も大好きだよエリーゼ。」
何度だって言える。可愛い俺のお姫様。ずっとずっと愛してる。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
(´θ`llll)とんでもないシスコンの夢を書きました。
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