113 / 1,267
連載
ただ今、準備中! 13
しおりを挟む
ルチルが大喜びしている姿を見て、パクリと混ぜ込んだご飯を食べる。美味し~~い!ちょいピリ辛だけど卵の甘味を遠くに感じるしご飯の甘さも引き立つ!ゆずの酸味と香りもほんのり残ってて良い!美味しい物は脂肪と糖で出来ている!だがキニシナイ!その分動けば良いだけなのだ!前世と違って、体を怠けさせれるのは一部の金持ちだけだ!金持ちすぎると、うちみたいに逆に邸が巨大化して一日数回移動するだけで一万歩は軽く超えれる状態になるんだよね。自室から食堂まで結構歩かされるよ!サイズ感が学校だもん。いや……学校より大きいのか?大広間が体育館より広いんだからかなり広いのよね……比べる対象が浮かばないってツライ!
「あ……食べ終わっちゃった……」
混ぜ込みご飯終了です。悲しい現実です。そっと置かれた冷たい果実水を飲み干し、周りを見回す。お父様とお兄様達がにこやかにしてます。目の前にラーメンどんぶり無くなってます。
「え?お代わりしてますか?」
呟いたつもりでした。
「勿論だよ!大盛りでね!」
トールお兄様の朗らかな声。うん、トールお兄様らしい答えだったわ。旅の間もこの調子で食べちゃうんだろうな……良かった、料理長はじめ料理人達が来てくれて!量的な問題って大きいからね!
そして運ばれて来るお父様とお兄様達のお代わり。うん、どんぶりと言うより鉢?タライ?ご飯も茶碗からどんぶりにクラスアップです。そして私とお母様の前に置かれる冷やしカボチャ善哉。ふふっ……昨日も一昨日も小豆を炊いていたのを忘れてないわよ。一昨日のは食べちゃったから、昨日炊いた分だって分かるけど。
「甘いわ……カボチャも優しい甘さね。」
……早っ!相変わらずお母様は高速優雅なしぐさで食べ進めてるわね。
「カボチャ善哉のお代わりを、もう少し多く持って来て頂戴。」
うん、お母様のぶれないオーダー。油そばも気に入ったけど、それよりもカボチャ善哉を食べる!それがスイーツ女子!流石です。
私?私は油そばはこれで十分だしカボチャ善哉もこれだけあれば十分なのです。ルークは油そばを普通の量のお代わりしてました。そして……
「からいにくだけ、たべたいピカ!だめピカ?たべたいピカ!」
言っちゃってます。ピリ辛肉だけを要求してます。なので、一応ピリ辛肉だけを貰えるか言っておきます。……メイドよ、ニヨニヨしながら行ったわね……
「問題ありませんでした。さ、どうぞ。」
……小どんぶりにピリ辛肉山盛りで持って来ました。
「ありがとピカ!うれしいピカ!」
唐辛子の存在が見てとれる小どんぶり。それに大喜びでスプーンを入れてアグアグ食べるルチル……それを信じられないと見つめるノエル。どうやらノエルには、これは辛すぎるようだ。ピリ辛蒸しはもう少し食べやすいもんね。そんなノエルの目の前にコトンと置かれたカボチャ善哉。一口食べた後、ニパーッと笑ったノエルは可愛いと思いました。はい。
「あ……食べ終わっちゃった……」
混ぜ込みご飯終了です。悲しい現実です。そっと置かれた冷たい果実水を飲み干し、周りを見回す。お父様とお兄様達がにこやかにしてます。目の前にラーメンどんぶり無くなってます。
「え?お代わりしてますか?」
呟いたつもりでした。
「勿論だよ!大盛りでね!」
トールお兄様の朗らかな声。うん、トールお兄様らしい答えだったわ。旅の間もこの調子で食べちゃうんだろうな……良かった、料理長はじめ料理人達が来てくれて!量的な問題って大きいからね!
そして運ばれて来るお父様とお兄様達のお代わり。うん、どんぶりと言うより鉢?タライ?ご飯も茶碗からどんぶりにクラスアップです。そして私とお母様の前に置かれる冷やしカボチャ善哉。ふふっ……昨日も一昨日も小豆を炊いていたのを忘れてないわよ。一昨日のは食べちゃったから、昨日炊いた分だって分かるけど。
「甘いわ……カボチャも優しい甘さね。」
……早っ!相変わらずお母様は高速優雅なしぐさで食べ進めてるわね。
「カボチャ善哉のお代わりを、もう少し多く持って来て頂戴。」
うん、お母様のぶれないオーダー。油そばも気に入ったけど、それよりもカボチャ善哉を食べる!それがスイーツ女子!流石です。
私?私は油そばはこれで十分だしカボチャ善哉もこれだけあれば十分なのです。ルークは油そばを普通の量のお代わりしてました。そして……
「からいにくだけ、たべたいピカ!だめピカ?たべたいピカ!」
言っちゃってます。ピリ辛肉だけを要求してます。なので、一応ピリ辛肉だけを貰えるか言っておきます。……メイドよ、ニヨニヨしながら行ったわね……
「問題ありませんでした。さ、どうぞ。」
……小どんぶりにピリ辛肉山盛りで持って来ました。
「ありがとピカ!うれしいピカ!」
唐辛子の存在が見てとれる小どんぶり。それに大喜びでスプーンを入れてアグアグ食べるルチル……それを信じられないと見つめるノエル。どうやらノエルには、これは辛すぎるようだ。ピリ辛蒸しはもう少し食べやすいもんね。そんなノエルの目の前にコトンと置かれたカボチャ善哉。一口食べた後、ニパーッと笑ったノエルは可愛いと思いました。はい。
応援ありがとうございます!
20
お気に入りに追加
16,903
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。