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新天地を! 228
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……ニャンコ達が大喜びしてる……
「おいしいにゃ!」
「これはイイあじつけにゃ!」
「おさかなホロホロたべやすいにゃ!ほんのりあまくておいしいにゃ!」
……やっぱりノエルが一番お喋りだわ。そう言う意味ではタマが言葉少ないかな?
でも、いつもより時間掛かってない?食事始めたの一緒よね?なのにまだ食べてるの?
「フフフ……タマちゃん達、お魚お替わりして喜んでるわね」
なぬ?ニャンコ達、煮魚お替わりしたんですか!?まさかの二匹目なの?
「うむ。我が領自慢の魚は他では食べれないからな、沢山食べると良いぞ」
……お父様が自然の恵みを胸張って仰ってます。
でも、さすがに海での養殖は海洋性魔物のせいで難儀すると思うのよね。貝なら何とか出来ると思うけど。後はエビかなー……
「そう言えば、魔物もいるのに漁が上手くいくのは何かあるのですか?」
コトリと置かれた甘味をまじまじと見ながらお父様に聞いてみる。
今日の甘味は何か……見た目が……チーズケーキ?でも何か表面が焦げてる……ジムは不思議な物を作り上げたわね……
とりあえず食べで見るべきよね……
添えられたスプーンで一口分を切り取って、そのまま救って食べてみる。勿論、平常心を装ってです。
……ん?濃厚なレアチーズケーキと何かキャラメリゼしたような味がする……
サッパリ甘い中に過ごして焦げた苦みと砂糖の甘さとパリパリとした食感……嫌いじゃないかも!
「あら?美味しいわね」
「ええ……初めて食べますが美味しいですわね」
お母様が褒めてくれましたよ!良かったね、ジム!
それにしても美味しい……ジムはどんどん腕が上がってるわね。
「うむ。実は網にも魔物除けが付けてあって、網を入れると魔物が逃げるように出来てるんだよ。まあ、大型が入り込めない所で漁をしてるから心配する程じゃないよ」
何か意外でした。無関心だったけど、漁師のオッチャン達は細かく気を付けて漁をしてたのね。
「島の近くも安全な漁場だから、それほど大変じゃないな」
……島……って言うと、うちの領地の一部だけど……行った事ないのよね。
「お父様、私行った事がありませんが一度行ってみたいです」
「駄目だ」
お父様が即答で拒否りましたよ!チクショウ!こうなりゃキャスバルお兄様に頼んで……
「エリーゼ。どんなに可愛いお姫様の言う事でも島へは連れて行けない」
チラッと見た瞬間に同じように拒否られました。
えー……何でぇ~!
「おいしいにゃ!」
「これはイイあじつけにゃ!」
「おさかなホロホロたべやすいにゃ!ほんのりあまくておいしいにゃ!」
……やっぱりノエルが一番お喋りだわ。そう言う意味ではタマが言葉少ないかな?
でも、いつもより時間掛かってない?食事始めたの一緒よね?なのにまだ食べてるの?
「フフフ……タマちゃん達、お魚お替わりして喜んでるわね」
なぬ?ニャンコ達、煮魚お替わりしたんですか!?まさかの二匹目なの?
「うむ。我が領自慢の魚は他では食べれないからな、沢山食べると良いぞ」
……お父様が自然の恵みを胸張って仰ってます。
でも、さすがに海での養殖は海洋性魔物のせいで難儀すると思うのよね。貝なら何とか出来ると思うけど。後はエビかなー……
「そう言えば、魔物もいるのに漁が上手くいくのは何かあるのですか?」
コトリと置かれた甘味をまじまじと見ながらお父様に聞いてみる。
今日の甘味は何か……見た目が……チーズケーキ?でも何か表面が焦げてる……ジムは不思議な物を作り上げたわね……
とりあえず食べで見るべきよね……
添えられたスプーンで一口分を切り取って、そのまま救って食べてみる。勿論、平常心を装ってです。
……ん?濃厚なレアチーズケーキと何かキャラメリゼしたような味がする……
サッパリ甘い中に過ごして焦げた苦みと砂糖の甘さとパリパリとした食感……嫌いじゃないかも!
「あら?美味しいわね」
「ええ……初めて食べますが美味しいですわね」
お母様が褒めてくれましたよ!良かったね、ジム!
それにしても美味しい……ジムはどんどん腕が上がってるわね。
「うむ。実は網にも魔物除けが付けてあって、網を入れると魔物が逃げるように出来てるんだよ。まあ、大型が入り込めない所で漁をしてるから心配する程じゃないよ」
何か意外でした。無関心だったけど、漁師のオッチャン達は細かく気を付けて漁をしてたのね。
「島の近くも安全な漁場だから、それほど大変じゃないな」
……島……って言うと、うちの領地の一部だけど……行った事ないのよね。
「お父様、私行った事がありませんが一度行ってみたいです」
「駄目だ」
お父様が即答で拒否りましたよ!チクショウ!こうなりゃキャスバルお兄様に頼んで……
「エリーゼ。どんなに可愛いお姫様の言う事でも島へは連れて行けない」
チラッと見た瞬間に同じように拒否られました。
えー……何でぇ~!
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