婚約破棄されまして(笑)

竹本 芳生

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連載

新天地を! 240

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何と言うかドッと疲れました。身も心も。

「お話しは終わりでしょうか?でしたら疲れましたし自室に下がりたいです」

まだ寝ないけど、自室でマッタリしたいです。

「そうね。夜更かしは大敵と言うものね、お休みなさいエリーゼ」

あっさりお母様が許してくれましたので、家族全員とルークに挨拶をしてカワイコちゃん達を連れアニスを待ってサロンから脱出しました。
広い廊下でアニスと並んで歩きながら小声で話しながら自室に戻ります。話してるのはアニスです。勿論、キースと目が合ったとか笑顔が可愛いとかそんな他愛も無い話題です。
そして自室に辿り着いてみアニス以外の侍女やらメイドを下げた後、真っ先に聞いてみたかった事を聞きました。

「ねぇ!アレクとお父様の事なんだけど、アレクって今でもお父様の相手をなさってるのよね?お父様、どうなってるの?」

何て言えば良いのか良く分かってませんね。アレクはどんな気持ちなのか……?

「あ!小さい頃ですけど……父さまは旦那様はとにかく体力が有り余ってるから、女性では到底太刀打ち出来なくて早晩亡くなられるかも知れないから奥様がお相手で良かった!ってたまーに母さまに零してました」

なんてこったい!お母様で良かったわ何となく納得だけど、そうか……同じように鍛え上げた側近だから体力バ……いや、えーと……筋肉オバ……の性欲とか体力とかを削いでくれてたのか……
そして古参の寄子貴族とか、昔からうちに仕えてる家とかも似たような事になってるのか……良かった、私ルークと結婚決めて。

「そうなのね……アニス、果実水でも飲んでゆっくりする?それとも皆で湯浴みして寝る?」

ニコニコッと笑ったアニスは可愛いね!と思ったら笑顔で言いました。

「皆で湯浴みが良いです!」

そして、アニスとカワイコちゃん達と皆でのんびりマッタリ湯浴みして寝ました。
こうしてベッドの中、うつらうつらしながら考える。
開拓地エリノユが元王都民達の新天地として受け入れて貰えると良いな……
王都とは違う暮らしに早く慣れて、笑顔で暮らせる様になると良いな……あぁ、でもまだ王都から来るよね……冬はまだ続くもんね……
意識が……
あの電照菊のハウスの夜景を見た様に、エリノユの温室の灯りをつけ……もう一度……今度は好きな人と…………
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