婚約破棄されまして(笑)

連載

若奥様は身重です！ 52

程なくしてルーク達は戻って来ました。無事四方にエレベーター的な物を設置したようです。

「使い方はちびナビ達から聞いてくれ」

「はーい♡でね、今日はもう島に戻ろうと思って。なんだか地下は疲れやすいみたいだから、地上にいたいなぁって」

「そうだな。その方が俺もキースも安心かな。やっぱり地上なら、すぐに駆けつけれるからさ」

「じゃあ戻りましょう」

「ああ」

てな訳ですぐさま戻りましたよ。ちびナビちゃん達も一緒に。

「俺とキースは作業に行くから気を付けてな」

チュッとほっぺにキスされました。イケメン！やる事がイケメン過ぎじゃない！
アニスとキースを見なさいよ！二人仲良く手を降って終了よ！もう！

「う～～！行ってらっしゃい！」

ハハハ！と笑いながら列車に乗り込んで消えるルーク。
私達は逆方向行きの列車に乗り温泉に向かいます。
温泉は南地区にあるので！ちびナビちゃん達と共に向かいます。
のんびり移動なのんびり温泉に浸かって、湯上がりに近くに作られたカフェでノンカフェインのドリンクとちょっとしたお茶漬けをいただいて夕方です。
東地区へ戻りルーク達とかわい子ちゃん達と合流して部屋へと戻る。
何とも平和で穏やかです。
……でもね、何かの意思を感じるんですよ……妊婦さんて、皆そうなのかしら？
よく分からないから気にしないでおこう！うん、悩んでも考えても仕方ないし、そのうち何かしら分かるでしょ！
部屋に戻ったら晩ごはんのお知らせが来て、家族向け（私とルークだけが使ってるのよ～こじんまりしてて楽ちんなのよ～）の食堂で新婚さんらしくイチャイチャしながら晩ごはんを食べる。
朝は忙しいので別々なのよ。ルークが頑張ってくれてる証よ♡
でもお昼ご飯は出来るだけ島で一緒に食べようね！って話あったのよ。
お互いの精神衛生上その方が良いから。それにアニスとキースの二人も一緒だから楽しい食事になると思うしね。
後、ちびナビちゃん達のお世話が思いのほか良かったみたいなの。
ルークとキースは島でほとんどお世話して貰ってなかったみたい。
仕事のフォローやバックアップが優秀で気が付かなかったんですって。
島に魔力供給してるの私なんですけど……ルークったら、もうウッカリさん（笑）
でも私も分かってない能力まだまだありそうなのよね……ちびナビちゃん達はさ……