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獣人達の国
162:なんか出会った
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精神的にとても疲れた宴会騒ぎの翌日。俺たち四人は会場に来ていた。
「あんたたちまで来る事はなかっただろうに」
今日は俺の試合はないのでわざわざ来る必要なはないのだが、キリーの試合があるので、応援としてやってきた。
というか、正直暇だった。
祭りの間にやろうと思っていた情報収集も、アルディスのお陰で治癒の方法が見つかったので、やる必要がなくなった。
一応、まだ情報は集めてはいるが、前よりは重要度が低くなり、それほど急ぐ必要はなくなった。
「まあ適当に見てな。精々派手に宣伝してくるさ」
宣伝とは店の事だろうか。もしくは店をやっている自分? まあどっちでも変わらないか。
そう言ってキリーは手を振りながら控え室に進んでいった。
「俺達も客席に行くか」
これから観戦するために観客席に行かなきゃならないんだが、「はぁ」とため息が出てしまった。
だがそれも仕方がないと思う。
別に、キリーの試合を見たくないとかそういうのじゃない。
ただ、既に多くの人が集まっている会場を見れば、観客席が埋まっている事は予想がつく。
どうせ、
そう長い時間いるわけじゃないんだし立ち見でも構わないのだが、同じように考えるものはいるだろう。そうすると、まともに見ることができるかも怪しくなる。
「どうした? なんかあったか?」
「いや、観客席の状況を考えるとちゃんと見られるか不安になってな」
「ああ。まぁ、今から席をとろうとしてももう埋まってんだろうな」
「だよなぁ……」
最悪、キリーの試合だけ立ち見で我慢して、他は見なくてもいいかな。特に知り合いもいないし。
「でも気にする必要はねえだろ。選手にはちゃんと部屋があるし」
「ん? 部屋って観戦する用のか?」
「おう。選手しか入れねえけど、その分邪魔とかはねえぜ」
「そうなのか。ならそっちの方が……あっ」
待った。選手だけってなると、イリンは入れないんじゃないか?
振り返ってイリンの事を見るといつも通り笑っている。
「私のことはご心配なさらずに。待機しております」
そうは言うが、置いていく気なんてない。
俺は口元に手を当てて考える。
……どうするか。イリン一人だけ置いていくわけにはいかないし、それぐらいだったら俺は観客席で普通に見ているだけでいい。それに、わざわざ見に行かなくったっていいとも思ってる。
でも、まあ。行くだけ行ってみるか? もしかしたらイリンのつけている隠蔽の魔術具でごまかせるかもしれないし。
無理だったらその時はその時だ。
「ひとまず行ってみよう。もしかしたら許可が出るかもしれないし」
「おっ、あったな。あそこだ」
そうしてやってきたのは、観戦室に続く通路。
部屋はまだだが、ここはもう既に関係者以外立ち入り禁止の区画だ。だがイリンは俺の背後にいる。問題はこれからなんだが、どうにかなるか?
通路の横で待機している騎士の横を通り抜けて先に進む。
このままスルーしてくれないかな、なんて思っていたが、そううまくはいかない。
「待て。ここからは選手以外は立ち入り禁止だ」
流石に本戦参加の選手ぐらいは頭に入っているようで、隠蔽の魔術具では誤魔化せなかった。あの魔術具はそこに居るものとして注視されると普通に気付けるからなぁ。
「そちらのものは選手ではなかろう」
「ああすみません。このものは私の従者なので連れてきたのです。通してもらえませんか?」
騎士がイリンに目を向けたところで、どうにかならないかと頼んでみる。
「だめだ。一人を特別扱いするわけには──」
「なんだ、あんたも来たのか!」
騎士が俺の言葉を拒否しようとしたところで、通路の奥から聞き覚えのある聞きたくない声が聞こえた。
「……あなたもこちらにいるのですね。てっきり王族専用の場所にいるものかと思っていました。それに、本日は試合に参加するはずではありませんでしたか?」
やってきたのは例の赤い髪の女──王女、クーデリアだった。
なんでここにいるんだよ。お前、今日の参加選手のはずだろ⁉︎ 選手控えの方に行けよ!
というか、お前王族だろうがっ! こんなとこにいんじゃねえよ!
「そっちにも顔は出したけど、やっぱりこっちの方が落ち着くんだよ。あとは始まるまで暇だったから適当にブラついてた」
「そうでしたか。では俺はこのへんで失礼させていただきます」
これ以上一緒に居たくない。だって絶対に絡まれるもん。断言してもいい。さっさと離れよう。
「あ? 観戦に来たんじゃないのか?」
「ええ。ですが従者は一緒に行くことはできないと言われてしまったものですから。ですので私は一般席に行こうかと」
さっさとここから離れたい俺に対して何を思ったのか、クーデリアは通路の前に立つ騎士に話しかけた。
「こいつ等はいい。通せ」
「ですが、それでは──」
「いいんだよ」
規則を守ろうとする騎士を威圧して黙らせる。まさに暴君的だが、相手はこの国の王女であるので、騎士は何も言えない。
「さあ、ついてこい!」
……帰っていいかな?
「良かったな! イリンも行っていいってよ!」
何もわかっていないガムラが、立ち止まっていた俺の背中を押して先に進もうとする。
「ちょっ! やめろ! 押すな!」
結局、王女の後をついていく事になってしまった俺達。
……くそっ。覚えておけよ、ガムラ。
そう悪態をついたけど、王女の願いなんて断れなかったんだろうな。あの場で走って逃げたら不自然すぎるし、どうせ追ってくるだろう。
「いやー、ここで会えるとは思わなかったよ!」
それは俺もだよ。会いたくなかったけどな。
「流石はお前の知り合いだな! いいのが揃ってる」
クーデリアは、俺の隣を歩いているガムラだけではなく、俺の背後に立って控えているイリンにも目を向けている。
「クーデリア様はどなたか目当の選手はいらっしゃるのでしょうか?」
俺だけじゃなくてイリンまで絡まれたら本当に厄介になるので、俺は話を逸らす事にした。
「ん? お前だな」
「私以外に、今日出場する選手でお願いします」
「今日? 今日か。ん~。特に居ないな。そもそも私は参加者のことを知らないし」
どうやら、他の選手の事を知っていると楽しくないという理由で、あえて知らないようにしているらしい。
それ故に、俺が予選の控え室で言った言葉に共感して絡んできたらしい。まあ、そこには持ち前の強敵センサーが反応したから、という理由もあるみたいだが。
「あんた達は知り合いでもいるのか?」
「ええ。あなたの後に出場する者がそうです」
「私の次? ふぅ~ん。そうなのかぁ」
クーデリアはそう言ってから笑った。……なんだ?
「そうかそうか。なら私の試合を見逃す事はないわけだ」
ああ。自分の戦いをよく見ておけと。ガムラも同じような事を言ってたから、この考え方とかは戦闘民族の基本なんだろう。
「じゃあ私はいくよ。ちゃんと見ておきな!」
部屋の前までたどり着くと、クーデリアはそう言って走り去っていった。
「あんたたちまで来る事はなかっただろうに」
今日は俺の試合はないのでわざわざ来る必要なはないのだが、キリーの試合があるので、応援としてやってきた。
というか、正直暇だった。
祭りの間にやろうと思っていた情報収集も、アルディスのお陰で治癒の方法が見つかったので、やる必要がなくなった。
一応、まだ情報は集めてはいるが、前よりは重要度が低くなり、それほど急ぐ必要はなくなった。
「まあ適当に見てな。精々派手に宣伝してくるさ」
宣伝とは店の事だろうか。もしくは店をやっている自分? まあどっちでも変わらないか。
そう言ってキリーは手を振りながら控え室に進んでいった。
「俺達も客席に行くか」
これから観戦するために観客席に行かなきゃならないんだが、「はぁ」とため息が出てしまった。
だがそれも仕方がないと思う。
別に、キリーの試合を見たくないとかそういうのじゃない。
ただ、既に多くの人が集まっている会場を見れば、観客席が埋まっている事は予想がつく。
どうせ、
そう長い時間いるわけじゃないんだし立ち見でも構わないのだが、同じように考えるものはいるだろう。そうすると、まともに見ることができるかも怪しくなる。
「どうした? なんかあったか?」
「いや、観客席の状況を考えるとちゃんと見られるか不安になってな」
「ああ。まぁ、今から席をとろうとしてももう埋まってんだろうな」
「だよなぁ……」
最悪、キリーの試合だけ立ち見で我慢して、他は見なくてもいいかな。特に知り合いもいないし。
「でも気にする必要はねえだろ。選手にはちゃんと部屋があるし」
「ん? 部屋って観戦する用のか?」
「おう。選手しか入れねえけど、その分邪魔とかはねえぜ」
「そうなのか。ならそっちの方が……あっ」
待った。選手だけってなると、イリンは入れないんじゃないか?
振り返ってイリンの事を見るといつも通り笑っている。
「私のことはご心配なさらずに。待機しております」
そうは言うが、置いていく気なんてない。
俺は口元に手を当てて考える。
……どうするか。イリン一人だけ置いていくわけにはいかないし、それぐらいだったら俺は観客席で普通に見ているだけでいい。それに、わざわざ見に行かなくったっていいとも思ってる。
でも、まあ。行くだけ行ってみるか? もしかしたらイリンのつけている隠蔽の魔術具でごまかせるかもしれないし。
無理だったらその時はその時だ。
「ひとまず行ってみよう。もしかしたら許可が出るかもしれないし」
「おっ、あったな。あそこだ」
そうしてやってきたのは、観戦室に続く通路。
部屋はまだだが、ここはもう既に関係者以外立ち入り禁止の区画だ。だがイリンは俺の背後にいる。問題はこれからなんだが、どうにかなるか?
通路の横で待機している騎士の横を通り抜けて先に進む。
このままスルーしてくれないかな、なんて思っていたが、そううまくはいかない。
「待て。ここからは選手以外は立ち入り禁止だ」
流石に本戦参加の選手ぐらいは頭に入っているようで、隠蔽の魔術具では誤魔化せなかった。あの魔術具はそこに居るものとして注視されると普通に気付けるからなぁ。
「そちらのものは選手ではなかろう」
「ああすみません。このものは私の従者なので連れてきたのです。通してもらえませんか?」
騎士がイリンに目を向けたところで、どうにかならないかと頼んでみる。
「だめだ。一人を特別扱いするわけには──」
「なんだ、あんたも来たのか!」
騎士が俺の言葉を拒否しようとしたところで、通路の奥から聞き覚えのある聞きたくない声が聞こえた。
「……あなたもこちらにいるのですね。てっきり王族専用の場所にいるものかと思っていました。それに、本日は試合に参加するはずではありませんでしたか?」
やってきたのは例の赤い髪の女──王女、クーデリアだった。
なんでここにいるんだよ。お前、今日の参加選手のはずだろ⁉︎ 選手控えの方に行けよ!
というか、お前王族だろうがっ! こんなとこにいんじゃねえよ!
「そっちにも顔は出したけど、やっぱりこっちの方が落ち着くんだよ。あとは始まるまで暇だったから適当にブラついてた」
「そうでしたか。では俺はこのへんで失礼させていただきます」
これ以上一緒に居たくない。だって絶対に絡まれるもん。断言してもいい。さっさと離れよう。
「あ? 観戦に来たんじゃないのか?」
「ええ。ですが従者は一緒に行くことはできないと言われてしまったものですから。ですので私は一般席に行こうかと」
さっさとここから離れたい俺に対して何を思ったのか、クーデリアは通路の前に立つ騎士に話しかけた。
「こいつ等はいい。通せ」
「ですが、それでは──」
「いいんだよ」
規則を守ろうとする騎士を威圧して黙らせる。まさに暴君的だが、相手はこの国の王女であるので、騎士は何も言えない。
「さあ、ついてこい!」
……帰っていいかな?
「良かったな! イリンも行っていいってよ!」
何もわかっていないガムラが、立ち止まっていた俺の背中を押して先に進もうとする。
「ちょっ! やめろ! 押すな!」
結局、王女の後をついていく事になってしまった俺達。
……くそっ。覚えておけよ、ガムラ。
そう悪態をついたけど、王女の願いなんて断れなかったんだろうな。あの場で走って逃げたら不自然すぎるし、どうせ追ってくるだろう。
「いやー、ここで会えるとは思わなかったよ!」
それは俺もだよ。会いたくなかったけどな。
「流石はお前の知り合いだな! いいのが揃ってる」
クーデリアは、俺の隣を歩いているガムラだけではなく、俺の背後に立って控えているイリンにも目を向けている。
「クーデリア様はどなたか目当の選手はいらっしゃるのでしょうか?」
俺だけじゃなくてイリンまで絡まれたら本当に厄介になるので、俺は話を逸らす事にした。
「ん? お前だな」
「私以外に、今日出場する選手でお願いします」
「今日? 今日か。ん~。特に居ないな。そもそも私は参加者のことを知らないし」
どうやら、他の選手の事を知っていると楽しくないという理由で、あえて知らないようにしているらしい。
それ故に、俺が予選の控え室で言った言葉に共感して絡んできたらしい。まあ、そこには持ち前の強敵センサーが反応したから、という理由もあるみたいだが。
「あんた達は知り合いでもいるのか?」
「ええ。あなたの後に出場する者がそうです」
「私の次? ふぅ~ん。そうなのかぁ」
クーデリアはそう言ってから笑った。……なんだ?
「そうかそうか。なら私の試合を見逃す事はないわけだ」
ああ。自分の戦いをよく見ておけと。ガムラも同じような事を言ってたから、この考え方とかは戦闘民族の基本なんだろう。
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