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6.一悶着の安心感
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「…………」
沈黙。静寂。森閑。
場の静けさを表す言葉はいったいいくつあるのだろう。
まあ、俺は静かなところは嫌いではない。落ち着けるし、心が安らぐこともあるから。
そう、うるさいとこよりかは断然、静かで落ち着けるところの方が好きだなぁ。
「…………」
なんて事を考えながらオレはただ黙りこくっていた。
周りに視線を泳がせてもそこまで風景は変わらない。山々やら草原やらが瞳に映り込むだけだ。
俺はただ黙りこくっていた。
「…………」
……どうしてこうなった?
そこには、本日二度目になるのだろう。沈黙が場を包んでいた。そこにいるだけで苦しさを伴う静けさがそこにはあった。
少し前にあった気まずい沈黙とはまた違った静けさだ。ピリピリとした空気はそこには見当たらない。
俺は御者台に座りながら、口を閉じていた。特段、喋る気がないだとかそういうことではない。単にこんな雰囲気の中、口を開く勇気がないだけだ。
なぜそういった行為を貫いているのか、だが特に大きな原因はない。
理由の発端は真横にいる人物だ。
俺と共に御者台に乗っているおじさんは虚な瞳を真下に向けている。娘からの言葉を聞いてから、暗然たる気鬱なオーラを醸し出していた。
もはや、手綱も操っていない。手に力が入っていないことがよく分かった。
いや、手綱はちゃんと握ろうよ。土竜を操ってんのあんただろ。
そんな思念を浮かべながら横を見てみるが、おっさんは全く微動だにしない。何かのオブジェかと思うほどに微動だにしない。
俺は荷物車の進捗に懸念する。が、どうやら荷物車はちゃんと町に向かって進んでいるようだ。
前方を見ると、土竜は順調な走りでこの荷台を引っ張っていた。
よくできた生き物だな。頭も良さそうだ。
などと、感心してしまうほど土竜は道なりを安全に進んでいる。おそらく、荷物車の進捗状況に余計な心配はいらないだろう。
問題なのは、
「………」
いい加減、そのオーラを出さないでほしい。
横に目を向け、眉をひそめながらおじさんを見ると未だ暗鬱さは健在だった。というか先ほどより悪化している。首をカクンとへし曲げ、顔を膝下に埋めていた。もはや表情が見えない。
若干ひいてしまう光景だ。大の大人がメソメソしているとこなんて見たくない。しかも娘関係のことで。
うーん、でもなぁ。
正直、俺はこの状況を何とか打開したいと思っていた。せっかく異世界召喚されて最初に出会った人物なのだ。できるなら、いいつながりを築いていたい。
えげつないくらいの鬱々としたおじさんに向かってコミュニケーションをとるのはいささか、いや、かなりの勇気と決断が必要だ。それを成すことは簡単なことではない。
うぐっ。
俺は何気なくおじさんの肩を叩いて反応を待とうとしたが、なんだろう、今叩いたらそれだけでおじさんが肩から崩れ落ちそうな気がしてきた。何だかすごく脆そうにみえる。
実の娘から拒絶宣告されたのが痛烈に響いたようだ。
心苦しさがこちらにも伝わってくる。
やめて、その感情を周りにさらけ出さないで。
近寄って何か話しかけようとするが、逆に距離をとってしまう。
これでは、場の空気が陰惨なままだ。
待て待て、飲み込まれるな俺、勇気を出せ。
別に、目の前にいるのは強大で恐ろしい敵なんかじゃない。ただのそこら辺にいるおっさんだ。
………何だか無遠慮な言い方をしてしまったが今はそこは気にしない。
勢いのままにいくんだ、俺!
えぇーい!ままよ!
「…なぁ、おっちゃん。」
大きすぎず、小さな声で、それでいてしっかり聞こえる声で、刺激させないように、できるだけの配慮を声音に含めて俺は呼びかける。
ようやく話しかけることができ、一瞬の安堵。
呼吸を落ち着かせながら俺はおじさんに目を向け
る。
目を向けてみる。が、返答がない。ただの屍のようだ。
ーお?
屍、かと思ったが、どうやら生存は確認できる。というのも、俺が呼んだとき一瞬体をぴくっと動かした。
依然、顔は埋めたままであるが。
「…な、なあ、おっちゃん。大丈夫か?」
俺は、再度話しかける。返答なしは、ちょっと心が挫けかけたがそれでも反応はあったので諦めない。
すると、
「…今は、話しかけないでくれ。」
嫋々とした低い声音で、おじさんはボソリと呟く。ギリギリ耳に声は届いたが、もうそれは掠れた小声だった。
顔を埋めているままなのでどのような表情をしているのかわからない。いや、悲壮な表情をしているのだけはわかる。
どんだけダメージくらってんだよ。
というか、人と話すときは目を見て話しなさい。
常識でしょうが。
なんて言ってしまったらますます面倒なことになりそうなので今は頭の隅に追いやっておく。
そして俺は話しかけ続ける。
この雰囲気を変えるため。あの、出会った当初、よく笑っていたおっちゃんを取り戻すため。
(まだ、出会って一時間も経ってないという事実は言わない方向で。)
必要なのは意外性だ。
「おっちゃん。娘さんはしっかりした女性だ。」
「………」
「そして、とても可愛い女の子だ。」
「……何?」
俺の発言におじさんが顔を上げる。額にシワを寄せ、俺に目を向けた。
「…そりゃ、男も寄ってくるだろうな。」
「てめえ、この期に及んで、まだ。」
「だが‼︎」
おじさんが睨みつけると同時に、俺は人差し指をたてる。そして、チッチッチと舌打ちをすると。
「…安心しろ。俺はあんたの娘に対し、なんの感情も持ってねぇ。」
「…………………ほあ?」
なんだよ。ほあって。全然可愛くねぇんだよ。むしろ痛いよ。いろいろと。
じゃなくて、
「だから、俺は別にあんたの娘に好意的な情とか持たねぇから、大丈夫だっつってんの。」
「嘘…嘘だ。あの子が可愛いのは誰しもが思うはずだ…。」
どんだけ親バカなんだよ。どんだけ自分の娘に自信持ってんだよ。普通にひくわ。
「だから、あの子に降りかかる危険は全部俺が払ってやろうと。」
男が寄る=危険ていう認識がまず危ないと思うんですが。
まあ今はいいや。(いいのか?ま、いいか。)
「とにかく。安心しろ。おっちゃんの心配している中に俺は含まれない。」
「…そう、なのか?」
いや、可愛い女の子だとは思うけど。
今そんなことを言ったらますます状況がややこしくなるから言わずに。
「というか、俺とあの子が釣り合うと思うか?こんな普通の男児の姿をした俺と、べっぴんさんのあの子だ。釣り合わねぇだろ?」
「……あ、おぉ。おー、たしかに!それは言えてる!兄ちゃんのいう通りだ。」
そこで納得されるといささか不本意だがまあ、今はいい。(いいのか?いいか。)
「だろ?」
「兄ちゃん、ちょっと力抜けてる顔してんもんな。やっぱ男はキリッとしてないと。」
「オーケイ。もう、話変えようか。」
コンプレックスの刺激はちょいとばかり心にくる。自虐するのも程々しなければ。今みたいに調子に乗るものもいるのだ。
だが、とりあえず、場の空気が安定した。
ミッションコンプリート。
「お、兄ちゃん、もうすぐ街だぜい。」
機嫌を戻しいつも通りの口調になったおじさんは街の近くまで来たことを伝える。
さっきまでの暗さが嘘のようだ。変わり身が早すぎる。
全く調子のいいおじさんだ。俺を無意識に罵倒しやがって、こんにゃろう。
ぶつくさと胸中で文句を垂れながらも前を見ると、石造りの街が近くまで来ていた。
やっと着いたか。ずいぶん、体力と精神を持ってかれた感じがする。
荷物車に乗っただけなのになんでこんな疲れてんだ。
沈黙。静寂。森閑。
場の静けさを表す言葉はいったいいくつあるのだろう。
まあ、俺は静かなところは嫌いではない。落ち着けるし、心が安らぐこともあるから。
そう、うるさいとこよりかは断然、静かで落ち着けるところの方が好きだなぁ。
「…………」
なんて事を考えながらオレはただ黙りこくっていた。
周りに視線を泳がせてもそこまで風景は変わらない。山々やら草原やらが瞳に映り込むだけだ。
俺はただ黙りこくっていた。
「…………」
……どうしてこうなった?
そこには、本日二度目になるのだろう。沈黙が場を包んでいた。そこにいるだけで苦しさを伴う静けさがそこにはあった。
少し前にあった気まずい沈黙とはまた違った静けさだ。ピリピリとした空気はそこには見当たらない。
俺は御者台に座りながら、口を閉じていた。特段、喋る気がないだとかそういうことではない。単にこんな雰囲気の中、口を開く勇気がないだけだ。
なぜそういった行為を貫いているのか、だが特に大きな原因はない。
理由の発端は真横にいる人物だ。
俺と共に御者台に乗っているおじさんは虚な瞳を真下に向けている。娘からの言葉を聞いてから、暗然たる気鬱なオーラを醸し出していた。
もはや、手綱も操っていない。手に力が入っていないことがよく分かった。
いや、手綱はちゃんと握ろうよ。土竜を操ってんのあんただろ。
そんな思念を浮かべながら横を見てみるが、おっさんは全く微動だにしない。何かのオブジェかと思うほどに微動だにしない。
俺は荷物車の進捗に懸念する。が、どうやら荷物車はちゃんと町に向かって進んでいるようだ。
前方を見ると、土竜は順調な走りでこの荷台を引っ張っていた。
よくできた生き物だな。頭も良さそうだ。
などと、感心してしまうほど土竜は道なりを安全に進んでいる。おそらく、荷物車の進捗状況に余計な心配はいらないだろう。
問題なのは、
「………」
いい加減、そのオーラを出さないでほしい。
横に目を向け、眉をひそめながらおじさんを見ると未だ暗鬱さは健在だった。というか先ほどより悪化している。首をカクンとへし曲げ、顔を膝下に埋めていた。もはや表情が見えない。
若干ひいてしまう光景だ。大の大人がメソメソしているとこなんて見たくない。しかも娘関係のことで。
うーん、でもなぁ。
正直、俺はこの状況を何とか打開したいと思っていた。せっかく異世界召喚されて最初に出会った人物なのだ。できるなら、いいつながりを築いていたい。
えげつないくらいの鬱々としたおじさんに向かってコミュニケーションをとるのはいささか、いや、かなりの勇気と決断が必要だ。それを成すことは簡単なことではない。
うぐっ。
俺は何気なくおじさんの肩を叩いて反応を待とうとしたが、なんだろう、今叩いたらそれだけでおじさんが肩から崩れ落ちそうな気がしてきた。何だかすごく脆そうにみえる。
実の娘から拒絶宣告されたのが痛烈に響いたようだ。
心苦しさがこちらにも伝わってくる。
やめて、その感情を周りにさらけ出さないで。
近寄って何か話しかけようとするが、逆に距離をとってしまう。
これでは、場の空気が陰惨なままだ。
待て待て、飲み込まれるな俺、勇気を出せ。
別に、目の前にいるのは強大で恐ろしい敵なんかじゃない。ただのそこら辺にいるおっさんだ。
………何だか無遠慮な言い方をしてしまったが今はそこは気にしない。
勢いのままにいくんだ、俺!
えぇーい!ままよ!
「…なぁ、おっちゃん。」
大きすぎず、小さな声で、それでいてしっかり聞こえる声で、刺激させないように、できるだけの配慮を声音に含めて俺は呼びかける。
ようやく話しかけることができ、一瞬の安堵。
呼吸を落ち着かせながら俺はおじさんに目を向け
る。
目を向けてみる。が、返答がない。ただの屍のようだ。
ーお?
屍、かと思ったが、どうやら生存は確認できる。というのも、俺が呼んだとき一瞬体をぴくっと動かした。
依然、顔は埋めたままであるが。
「…な、なあ、おっちゃん。大丈夫か?」
俺は、再度話しかける。返答なしは、ちょっと心が挫けかけたがそれでも反応はあったので諦めない。
すると、
「…今は、話しかけないでくれ。」
嫋々とした低い声音で、おじさんはボソリと呟く。ギリギリ耳に声は届いたが、もうそれは掠れた小声だった。
顔を埋めているままなのでどのような表情をしているのかわからない。いや、悲壮な表情をしているのだけはわかる。
どんだけダメージくらってんだよ。
というか、人と話すときは目を見て話しなさい。
常識でしょうが。
なんて言ってしまったらますます面倒なことになりそうなので今は頭の隅に追いやっておく。
そして俺は話しかけ続ける。
この雰囲気を変えるため。あの、出会った当初、よく笑っていたおっちゃんを取り戻すため。
(まだ、出会って一時間も経ってないという事実は言わない方向で。)
必要なのは意外性だ。
「おっちゃん。娘さんはしっかりした女性だ。」
「………」
「そして、とても可愛い女の子だ。」
「……何?」
俺の発言におじさんが顔を上げる。額にシワを寄せ、俺に目を向けた。
「…そりゃ、男も寄ってくるだろうな。」
「てめえ、この期に及んで、まだ。」
「だが‼︎」
おじさんが睨みつけると同時に、俺は人差し指をたてる。そして、チッチッチと舌打ちをすると。
「…安心しろ。俺はあんたの娘に対し、なんの感情も持ってねぇ。」
「…………………ほあ?」
なんだよ。ほあって。全然可愛くねぇんだよ。むしろ痛いよ。いろいろと。
じゃなくて、
「だから、俺は別にあんたの娘に好意的な情とか持たねぇから、大丈夫だっつってんの。」
「嘘…嘘だ。あの子が可愛いのは誰しもが思うはずだ…。」
どんだけ親バカなんだよ。どんだけ自分の娘に自信持ってんだよ。普通にひくわ。
「だから、あの子に降りかかる危険は全部俺が払ってやろうと。」
男が寄る=危険ていう認識がまず危ないと思うんですが。
まあ今はいいや。(いいのか?ま、いいか。)
「とにかく。安心しろ。おっちゃんの心配している中に俺は含まれない。」
「…そう、なのか?」
いや、可愛い女の子だとは思うけど。
今そんなことを言ったらますます状況がややこしくなるから言わずに。
「というか、俺とあの子が釣り合うと思うか?こんな普通の男児の姿をした俺と、べっぴんさんのあの子だ。釣り合わねぇだろ?」
「……あ、おぉ。おー、たしかに!それは言えてる!兄ちゃんのいう通りだ。」
そこで納得されるといささか不本意だがまあ、今はいい。(いいのか?いいか。)
「だろ?」
「兄ちゃん、ちょっと力抜けてる顔してんもんな。やっぱ男はキリッとしてないと。」
「オーケイ。もう、話変えようか。」
コンプレックスの刺激はちょいとばかり心にくる。自虐するのも程々しなければ。今みたいに調子に乗るものもいるのだ。
だが、とりあえず、場の空気が安定した。
ミッションコンプリート。
「お、兄ちゃん、もうすぐ街だぜい。」
機嫌を戻しいつも通りの口調になったおじさんは街の近くまで来たことを伝える。
さっきまでの暗さが嘘のようだ。変わり身が早すぎる。
全く調子のいいおじさんだ。俺を無意識に罵倒しやがって、こんにゃろう。
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