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21.いつだって答えは見つかるもの
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「えーっと、うーっと…そうですね。」
こちらに向けられたやんわりとした視線に応えるため、俺は顎に手を添え、うーんうーんと考えを巡らす。何とかこの落ち込んだ猫耳幼女を褒め称える言葉は(なんでもいいから)何かないのかと熟考する。
横から「早く言いなさいよっ!」という声と共にペシっと肩を叩かれるが、俺はそんなのに動じず、ちゃんと考えを巡らせる。
えらいよ、俺!ちゃんとこの場面でやること分かってる!
割と本気でレイネル野郎に文句を申してもいいと思うけど、今はしっかりと猫耳幼女の褒め言葉を考えるのが優先だもんね。
目を閉じて黙考してる俺に対してレイネル野郎はペシっとペシっと叩いてくるけど、耐えてるよー、俺。
そう、そのまま俺に課された事をやり遂げて……痛いっ!痛いよっ!レイネルさん。
叩くたんびに威力が増していく平手打ちに俺は胸中で叫びをあげた。
肩が真っ赤になっていくのを感じる。
お風呂入るときしみるなんてことになるのは勘弁してほしい。
「黙ったまんまじゃ駄目でしょっ!」
コソコソ話をするときの声量で衛兵女性は剣呑な視線を突きつけてきた。
どうやら場の沈黙に耐えられないようだ。
俺を叩きつつ、言葉を追い捲ってくるレイネル衛兵女性。
全部俺に放り投げたあなたはどの口で俺を急かすんですか?
俺は必死に真面目にコラルの機嫌を直す言葉を探していると言うのに。
割と本気で文句を物申したくなるよ?
こちらに介入する意思のないレイネルさん。今、一心不乱に考えてるから邪魔しないで?
声に出さずに俺は心内で一思いに文句を垂れ流す。
そして一応、俺は不満の表れとしてギラっとした敵視線を付随しておいた。
けれども、レイネルは慌てた態度でお怒りの目つきをお返ししてきた。
早くしろと、ご立腹なご様子。
こんにゃろう、こっちの努力も知らないでよう。
「………」
ていうかよ。
あなたの方がコラル猫耳幼女のことよく知ってるでしょ⁈
こっちはこの幼女と会ってまだ一時間も経ってないよ?それで的確な褒め言葉を言えってだいぶ難易度高いと思うのだけど。
不満というか愚痴というかとにかくそれ系統の言葉が頭の中で散乱していく。
けれども俺のこの想いは、この理論は決して間違ってはないはずだ。
だって付き合いの長さで言えば絶対レイネルの方が長いやんけ。
それなのに全部俺にほっぽり出してよー。どういうことなんや、我ぇ。
コラルへの褒め言葉よりレイネルへの悪口がどんどん湧き出て、溢れ出て、頭の中で暴言のオンパレード。
なんなら衛兵女性に対してポロリと悪態を吐いてしまいそうだ。
悪口って言うの簡単だよねー。頭に浮かんだ暴言をそのまま言えばいいからねー。
褒め言葉は難しいよねー。相手のいいところをわざわざ見つけて、ポジティブ思考になっていい感じの言葉で表現しないといけないからねー。
腕を組み、目を瞑りながら「ふむ、ふむ」と口ずさむ俺。
その様子を見遣りながらレイネルは怪訝な顔を向け一瞥してくる。(まあ、でしょうね。)
レイネルの「はあ?何やってんのこいつ?」という鋭い眼光を身に受けたのち、俺はブンブンと顔を振り、意識を別に向ける。
そして、問題の幼女をチラリと静観した。
まだ出会って間もない幼女。相変わらず猫耳はたるんだままだ。
全く、しちめんどくさい状況に出くわしたものだ。あの幼女との接点なんてトイレ騒動くらいしか印象ないのに。
「………」
トイレ騒動?
その言葉と共に俺は何か脳内にピンと閃いた感覚を覚える。
思わず眼を見開き、あれ?と上を仰いだ。
そうじゃん。トイレ騒動でこの猫耳は俺のこと助けてたじゃん。そのことには俺としても恩を感じているのは事実だし、この幼女は俺を窮地から救ったという実績があるやん。
あー…いいじゃん、これ。絶対使える。
絶対コラルは機嫌戻すやろ、だってこの子チョロイもん。
上を仰ぎながら俺はそう思惟すると、ニヤリと口元を緩めた。
なんかレイネル野郎に急かされて、無駄に頭使ってた気がしたけど、
なんだよ、突破口あったじゃん。
「そういや、俺はコラルに助けられてたんだよなー。トイレで起こった俺の窮地にコラルは幻影魔法?と、思念魔法?っていうスーパーハイスペックな高クオリティの魔法を使ってまで俺を救ってくれてたよなー。いやー、あのときのコラルはー、とても凄かったー。」
両手を口元に添えながら、コラルに向かって俺は告げる。
弱冠、少々、…いや、かなりわざとらしさが滲み出てる言い方になってたかもしれないが……。(最後の方は棒読みだったしね、テヘペロ!)
スーパーだの、高クオリティだの、それっぽい言い方をしておいた。
もちろん、幻影魔法とかが難易度の高い魔法なのかどうかは俺は知らん。
知らんけども、とりあえず褒め言葉を並べるだけ並べて置いた。
これが成熟した大人とかに言った発言ならば適当言ってるって察せられるかもしれないが、
まあ、でも。
所詮幼女だ、手応えあるだろ。
「そうっね!あの時のコラル先生は輝いて見えました!」
すると、俺の発言に荷担するかのようにレイネルが指をピンと掲げて告げる。
ナイス!レイネルさん。良い付け加え!
輝いて見えるってのが微塵も意味が分からないけどね!
レイネルの発言した言葉に少し赤ペンで指摘したくなるが。しかし、その無駄な心配もおそらくいらないようであり。
どうやら、今の発言は猫耳幼女に効果的面のようであった。
なぜ、効果は抜群だと分かるって?
そりゃ、猫耳幼女の尻尾のふりふりが少しずつ激しくなっていっているのが見てとれたからね。
何あの尻尾、もふりてぇ。
「コラル先生は偉大な魔法使い。誰もが天才と言いたらしめる素晴らしい才能の持ち主!」
声高に言いくるめるレイネルさん。子供を立ち直らせようと一生懸命な気持ちがこちらにも伝わってくるようだ。
君、保育士向いてるよ。
俺はレイネルに生暖かいジト目を向けたあと、肩をすくめながらも問題の幼女に視線を流した。
時を同じくして、猫耳の方はと言うと、言われたこと全てに聞き耳をたてているのか、ものすっごく尻尾がふりふりしていた。
表情見なくても分かる。すっげぇ、嬉しいってことだけは否が応にも伝わってくる。
それに比例し、レイネルが告げる数々の褒め言葉も止まらない。そして、彼女は最後に「コラル先生!は!天才!少女!」と、口を大きくして告げ、ふうふうと息を荒げて言い放った。
人を褒めるのって体力使うんだね。
ハフウと、息を整えて嘆息するレイネル。
一方、彼女の盛大な称賛のとりどりを聞いたコラルはなんだかもぞもぞしているご様子。
俺はそんな幼女に体を向け、さあ、どうなる?と見つめていると、
「…にゃへへぇぇ。」
緩みきった顔つき。破顔した笑顔。目尻と鼻頭が赤く染まって、鼻水を垂らしながら白い歯がこぼれている。顔が綻んでおり、朗らかでデレデレの笑顔の猫耳幼女。
涙と鼻水を垂らしながら、ゆるっゆるの面持ちでコラルはこちらに向かってニヤケ面を上げた。
チョロい。この猫耳、チョロイな。
褒めればすぐ機嫌直すやんけ。チョッロい。猫耳チョロイ。チョロネコレベル2。すぐ捕まりそう。
思った通りの単純思考。
言い放たれた言葉の数々により、コラルはどうやら機嫌を取り戻したみたいであり。
「でへへぇ。」と、頭を掻いては笑みを抑えきれていないようであった。
こちらに向けられたやんわりとした視線に応えるため、俺は顎に手を添え、うーんうーんと考えを巡らす。何とかこの落ち込んだ猫耳幼女を褒め称える言葉は(なんでもいいから)何かないのかと熟考する。
横から「早く言いなさいよっ!」という声と共にペシっと肩を叩かれるが、俺はそんなのに動じず、ちゃんと考えを巡らせる。
えらいよ、俺!ちゃんとこの場面でやること分かってる!
割と本気でレイネル野郎に文句を申してもいいと思うけど、今はしっかりと猫耳幼女の褒め言葉を考えるのが優先だもんね。
目を閉じて黙考してる俺に対してレイネル野郎はペシっとペシっと叩いてくるけど、耐えてるよー、俺。
そう、そのまま俺に課された事をやり遂げて……痛いっ!痛いよっ!レイネルさん。
叩くたんびに威力が増していく平手打ちに俺は胸中で叫びをあげた。
肩が真っ赤になっていくのを感じる。
お風呂入るときしみるなんてことになるのは勘弁してほしい。
「黙ったまんまじゃ駄目でしょっ!」
コソコソ話をするときの声量で衛兵女性は剣呑な視線を突きつけてきた。
どうやら場の沈黙に耐えられないようだ。
俺を叩きつつ、言葉を追い捲ってくるレイネル衛兵女性。
全部俺に放り投げたあなたはどの口で俺を急かすんですか?
俺は必死に真面目にコラルの機嫌を直す言葉を探していると言うのに。
割と本気で文句を物申したくなるよ?
こちらに介入する意思のないレイネルさん。今、一心不乱に考えてるから邪魔しないで?
声に出さずに俺は心内で一思いに文句を垂れ流す。
そして一応、俺は不満の表れとしてギラっとした敵視線を付随しておいた。
けれども、レイネルは慌てた態度でお怒りの目つきをお返ししてきた。
早くしろと、ご立腹なご様子。
こんにゃろう、こっちの努力も知らないでよう。
「………」
ていうかよ。
あなたの方がコラル猫耳幼女のことよく知ってるでしょ⁈
こっちはこの幼女と会ってまだ一時間も経ってないよ?それで的確な褒め言葉を言えってだいぶ難易度高いと思うのだけど。
不満というか愚痴というかとにかくそれ系統の言葉が頭の中で散乱していく。
けれども俺のこの想いは、この理論は決して間違ってはないはずだ。
だって付き合いの長さで言えば絶対レイネルの方が長いやんけ。
それなのに全部俺にほっぽり出してよー。どういうことなんや、我ぇ。
コラルへの褒め言葉よりレイネルへの悪口がどんどん湧き出て、溢れ出て、頭の中で暴言のオンパレード。
なんなら衛兵女性に対してポロリと悪態を吐いてしまいそうだ。
悪口って言うの簡単だよねー。頭に浮かんだ暴言をそのまま言えばいいからねー。
褒め言葉は難しいよねー。相手のいいところをわざわざ見つけて、ポジティブ思考になっていい感じの言葉で表現しないといけないからねー。
腕を組み、目を瞑りながら「ふむ、ふむ」と口ずさむ俺。
その様子を見遣りながらレイネルは怪訝な顔を向け一瞥してくる。(まあ、でしょうね。)
レイネルの「はあ?何やってんのこいつ?」という鋭い眼光を身に受けたのち、俺はブンブンと顔を振り、意識を別に向ける。
そして、問題の幼女をチラリと静観した。
まだ出会って間もない幼女。相変わらず猫耳はたるんだままだ。
全く、しちめんどくさい状況に出くわしたものだ。あの幼女との接点なんてトイレ騒動くらいしか印象ないのに。
「………」
トイレ騒動?
その言葉と共に俺は何か脳内にピンと閃いた感覚を覚える。
思わず眼を見開き、あれ?と上を仰いだ。
そうじゃん。トイレ騒動でこの猫耳は俺のこと助けてたじゃん。そのことには俺としても恩を感じているのは事実だし、この幼女は俺を窮地から救ったという実績があるやん。
あー…いいじゃん、これ。絶対使える。
絶対コラルは機嫌戻すやろ、だってこの子チョロイもん。
上を仰ぎながら俺はそう思惟すると、ニヤリと口元を緩めた。
なんかレイネル野郎に急かされて、無駄に頭使ってた気がしたけど、
なんだよ、突破口あったじゃん。
「そういや、俺はコラルに助けられてたんだよなー。トイレで起こった俺の窮地にコラルは幻影魔法?と、思念魔法?っていうスーパーハイスペックな高クオリティの魔法を使ってまで俺を救ってくれてたよなー。いやー、あのときのコラルはー、とても凄かったー。」
両手を口元に添えながら、コラルに向かって俺は告げる。
弱冠、少々、…いや、かなりわざとらしさが滲み出てる言い方になってたかもしれないが……。(最後の方は棒読みだったしね、テヘペロ!)
スーパーだの、高クオリティだの、それっぽい言い方をしておいた。
もちろん、幻影魔法とかが難易度の高い魔法なのかどうかは俺は知らん。
知らんけども、とりあえず褒め言葉を並べるだけ並べて置いた。
これが成熟した大人とかに言った発言ならば適当言ってるって察せられるかもしれないが、
まあ、でも。
所詮幼女だ、手応えあるだろ。
「そうっね!あの時のコラル先生は輝いて見えました!」
すると、俺の発言に荷担するかのようにレイネルが指をピンと掲げて告げる。
ナイス!レイネルさん。良い付け加え!
輝いて見えるってのが微塵も意味が分からないけどね!
レイネルの発言した言葉に少し赤ペンで指摘したくなるが。しかし、その無駄な心配もおそらくいらないようであり。
どうやら、今の発言は猫耳幼女に効果的面のようであった。
なぜ、効果は抜群だと分かるって?
そりゃ、猫耳幼女の尻尾のふりふりが少しずつ激しくなっていっているのが見てとれたからね。
何あの尻尾、もふりてぇ。
「コラル先生は偉大な魔法使い。誰もが天才と言いたらしめる素晴らしい才能の持ち主!」
声高に言いくるめるレイネルさん。子供を立ち直らせようと一生懸命な気持ちがこちらにも伝わってくるようだ。
君、保育士向いてるよ。
俺はレイネルに生暖かいジト目を向けたあと、肩をすくめながらも問題の幼女に視線を流した。
時を同じくして、猫耳の方はと言うと、言われたこと全てに聞き耳をたてているのか、ものすっごく尻尾がふりふりしていた。
表情見なくても分かる。すっげぇ、嬉しいってことだけは否が応にも伝わってくる。
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「…にゃへへぇぇ。」
緩みきった顔つき。破顔した笑顔。目尻と鼻頭が赤く染まって、鼻水を垂らしながら白い歯がこぼれている。顔が綻んでおり、朗らかでデレデレの笑顔の猫耳幼女。
涙と鼻水を垂らしながら、ゆるっゆるの面持ちでコラルはこちらに向かってニヤケ面を上げた。
チョロい。この猫耳、チョロイな。
褒めればすぐ機嫌直すやんけ。チョッロい。猫耳チョロイ。チョロネコレベル2。すぐ捕まりそう。
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