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26.空中でハラハラドキドキ
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身に覚えのない感覚に体全体が身震いしていた。
地面から遠く離れた上空を凄まじい速さで飛んでいる。飛行機とかヘリコプターとかじゃなく素の体で、だ。
手を振りかざしても何も掴むものはない、足を振り上げても何も当たるものはない。
ここはモノホンの空中なのだ。そう、つまり、
無理。
「ぴょあああっっっ!!無理無理無理無理!死ぬっ!死んじゃう!嫌だぁ!死にたくないよう!俺はまだ余生を過ごしたいんじゃあ!」
「うるっさいなあ、ちょっと黙れないの?喚いてばっかでイライラしてきたんだけど?」
「俺の言うこと全部そっちのけで勝手にこんな状況にしたのは誰だよ⁈怒りてえのはこっちだわ!なんで本人の了承もなく空へレッツゴー?なんで俺は今フライアウェイ⁈」
「フライ……?何のことか分かんないけど、ちょっと落ち着けないの?」
「落ち着けるか!こんな空中のど真ん中で、落っこちたら死っていう状況で落ち着けるわけなかろうが!」
「落としはしないから落ち着いてよ。リスケは落ちるわけないから」
「そんな保証どこに…!」
「現に今、リスケは落ちずに空中にいるでしょ?」
「落ち…………ん?」
と、そんな幼女の言葉から俺はふと自分の状況について省みる。
コラルの部屋の窓を突き破ってから落ちる落ちると喚いていたわけだが、実際のところ体は地面へと落下してはいない。俺の体は依然として空中を移動しているだけだ。
そう、今はただ真っ直ぐに空を進んでいるだけであり、
「あれ?案外、実は大丈夫?」
「大丈夫に決まってるじゃん。私が念魔法でリスケを操ってるんだよ?」
「えあ、とえぇ…?実は最初から俺は危険さとは、かけ離れてた?」
「正直、リスケのドタバタした手足の動きと叫び声は見てて気色悪かった。何やってるんだろう、って感じで」
「その蔑むような目つきを止めろ!」
空中でくるりと振り向いたテトナは苦々しく顔を歪めている。可愛らしい幼女があんなにも嫌悪感を晒しているなんて。
その表情で見つめられた俺としては、うん、きつい。大ダメージ。
「ぐっ…いや、まあいい、気にするな俺。つか、え、マジか。本当に平気なんだな。」
「今更、何言ってんの…」
「すげー俺今空飛んでる!落ちない!空飛んでるぜ!」
安全だと思った瞬間、気持ちが俄然昂ってきた。浮遊感があり、かつ重力を全く感じる事はない。なんだか翼を手にした感じで鳥の気分を堪能できる。
「ハッハー!すげー!何この感覚、初めてだ!」
「こんなの当たり前じゃん。驚くことでもないでしょ」
「なんだと!人類が空を飛ぶなんぞ俺の故郷ではなしえなかったことだぞ!この体験は後世にまで語り継げてやるぜ!」
「こんくらいのこと、リスケの故郷では出来なかったの?文明廃れすぎでしょ」
「貴様!科学を愚弄するか!」
舐めるでないぞ。地球の文明を。
そりゃ、こっちではなあ魔法なんていう概念があるからいいけども、地球では科学の進歩があったんじゃあ!全く、魔法なんていうクソ便利なものに頼りおってからに、いけ好かん!
あぁ!俺も魔法使いてえ!
「なあなあ!テトナ!俺も魔法って使えんのか?俺も自分で空飛びてえんだけど!」
「知らないよ。魔法なんて人によって使えるか使えないか分れるし。」
「そうなのかぁ。あーでもヤベー、でもなんかテンション上がってきた!空中でこんなに自由に動けるなんてな!体育座り!」
「…………」
「正座!ハハーッ!俺正座で空中進んでるぜ!」
「………リスケ」
「ん?なんだ?テトナ?…ヨガのポーズ!」
「……えいっ」
「ストレッ……んあっ?のおおおおっっっ⁈」
俺が空中でストレッチマンさながらアキレス腱を伸ばすポーズをしていたら急に体全体が風圧に襲われた。途端に浮遊感がなくなり、俺の体が急降下。
次いで、待ち受けているのはとてもお固いお地面だ。
「ぎゃああっっっっ!落ちる!落ちる!なんでなんで⁈なぜぇ⁈」
「……よっ」
「落ちっ!……ぐへぇぇ」
地面すれすれ、凄まじい勢いで落下していた体が大地に衝突寸前で急停止。
それから浮遊感が体全体に浸透し、俺は力無き様子で上空へと運ばれていく。
手足をたらんと垂らしたヘロヘロな様で俺はチラリと上を向くと、そこには指をかざしているテトナが見えてきて、
「なんだ……ぁ、急に…。…心臓、止まるかと……思った……」
「…………」
「おま、お前。…俺が落ちる心配は無いんじゃなかったのかよ。」
「……いや、なんかリスケ。調子乗ってたから、癪だった」
「しゃ、癪?」
「リスケを空に飛ばしてるのは誰だと思ってるの?そこら辺分かってる?」
だらりとした様子でテトナを見ると幼女はなんだか引きつった表情を浮かばせている。
なんだろう、よく分からんけど不機嫌そうだ。
「あ、おぉ…」
「てか、あんま暴れないでよ。念魔法の膜が切れる」
「んあ?膜?」
「そ、リスケの体の周りに見えない?」
「んん?」
俺は前を飛ぶ幼女からそんなことを言われて、自分の腕をジッと見る。するとそこには何か紫色の光みたいなもので覆われているのが見えて、
「何これ?何この光?」
「その色が念魔法の証。私がその光でリスケを固定させて移動させてるの。だいぶ集中がいるんだよ、それ」
「え、これお前が俺につけてんのか?これが取れるとどうなんの?」
「え?落ちるけど?」
「……………」
短絡的に俺にそう告げる幼女。
なるほどつまりこの俺を覆っている紫色の膜が生命線というやつか。これが切れると俺は死ぬ。事実さっきはマジで死ぬかと思ったし。
「え?こんなチンケな膜って………。えと、じゃあ、今俺はわりと命危うし?」
念魔法の証という紫色の膜はとても薄いものだ。テトナも集中がいるって言ってるし、わりと難しい魔法なのだろうか。
いやそれ、結構怖いんだけど。事実、さっき落ちたし。
「危ういっていうか。リスケの命は私が握ってるも同然だね。さっきはなんかリスケが勝手に遊んでたから………なんか腹立ったからその膜外した。」
訂正、落ちたのはテトナの故意だったらしい。
「お前のせいで俺は死にかけたのかよ⁈」
「自由気ままに暴れてもらっても困るんだよ。これすごく集中するんだから。無駄なことせずジッとしててくれない?」
「いや、悪かったけどさ。それで臨死体験させられるこっちの身にもなれよ。さっきのはトラウマ級だぞ?」
「知らないよ。リスケが悪いんじゃん?」
「お前のやり方もどうかしてる!」
「落とすよ?」
「すんまっせんっしたー!」
ピクリとした手の仕草、かつ幼女のコチラに向けられた鋭い眼光に応じて、俺は瞬時に土下座をかます。
空中での土下座というなんとも奇妙な光景だが。はっ!そんなことぁ知ったこっちゃねえ。こっちは命握られてんだ!
「そそ、なんかもうそのままでいて。動いたら落とすから」
「了承!………え?顔もあげたらダメ?」
「動いたら落とすから」
「うーん!承知!」
幼女に言い聞かせられるままに俺は空中で土下座。そのままの姿勢で空を飛ぶ。なんて奇怪な光景だ。
顔を上げたらダメとの命令なので下に広がる大地しか景色を堪能できなかった。
……………。
テトナさんは手厳しい。
地面から遠く離れた上空を凄まじい速さで飛んでいる。飛行機とかヘリコプターとかじゃなく素の体で、だ。
手を振りかざしても何も掴むものはない、足を振り上げても何も当たるものはない。
ここはモノホンの空中なのだ。そう、つまり、
無理。
「ぴょあああっっっ!!無理無理無理無理!死ぬっ!死んじゃう!嫌だぁ!死にたくないよう!俺はまだ余生を過ごしたいんじゃあ!」
「うるっさいなあ、ちょっと黙れないの?喚いてばっかでイライラしてきたんだけど?」
「俺の言うこと全部そっちのけで勝手にこんな状況にしたのは誰だよ⁈怒りてえのはこっちだわ!なんで本人の了承もなく空へレッツゴー?なんで俺は今フライアウェイ⁈」
「フライ……?何のことか分かんないけど、ちょっと落ち着けないの?」
「落ち着けるか!こんな空中のど真ん中で、落っこちたら死っていう状況で落ち着けるわけなかろうが!」
「落としはしないから落ち着いてよ。リスケは落ちるわけないから」
「そんな保証どこに…!」
「現に今、リスケは落ちずに空中にいるでしょ?」
「落ち…………ん?」
と、そんな幼女の言葉から俺はふと自分の状況について省みる。
コラルの部屋の窓を突き破ってから落ちる落ちると喚いていたわけだが、実際のところ体は地面へと落下してはいない。俺の体は依然として空中を移動しているだけだ。
そう、今はただ真っ直ぐに空を進んでいるだけであり、
「あれ?案外、実は大丈夫?」
「大丈夫に決まってるじゃん。私が念魔法でリスケを操ってるんだよ?」
「えあ、とえぇ…?実は最初から俺は危険さとは、かけ離れてた?」
「正直、リスケのドタバタした手足の動きと叫び声は見てて気色悪かった。何やってるんだろう、って感じで」
「その蔑むような目つきを止めろ!」
空中でくるりと振り向いたテトナは苦々しく顔を歪めている。可愛らしい幼女があんなにも嫌悪感を晒しているなんて。
その表情で見つめられた俺としては、うん、きつい。大ダメージ。
「ぐっ…いや、まあいい、気にするな俺。つか、え、マジか。本当に平気なんだな。」
「今更、何言ってんの…」
「すげー俺今空飛んでる!落ちない!空飛んでるぜ!」
安全だと思った瞬間、気持ちが俄然昂ってきた。浮遊感があり、かつ重力を全く感じる事はない。なんだか翼を手にした感じで鳥の気分を堪能できる。
「ハッハー!すげー!何この感覚、初めてだ!」
「こんなの当たり前じゃん。驚くことでもないでしょ」
「なんだと!人類が空を飛ぶなんぞ俺の故郷ではなしえなかったことだぞ!この体験は後世にまで語り継げてやるぜ!」
「こんくらいのこと、リスケの故郷では出来なかったの?文明廃れすぎでしょ」
「貴様!科学を愚弄するか!」
舐めるでないぞ。地球の文明を。
そりゃ、こっちではなあ魔法なんていう概念があるからいいけども、地球では科学の進歩があったんじゃあ!全く、魔法なんていうクソ便利なものに頼りおってからに、いけ好かん!
あぁ!俺も魔法使いてえ!
「なあなあ!テトナ!俺も魔法って使えんのか?俺も自分で空飛びてえんだけど!」
「知らないよ。魔法なんて人によって使えるか使えないか分れるし。」
「そうなのかぁ。あーでもヤベー、でもなんかテンション上がってきた!空中でこんなに自由に動けるなんてな!体育座り!」
「…………」
「正座!ハハーッ!俺正座で空中進んでるぜ!」
「………リスケ」
「ん?なんだ?テトナ?…ヨガのポーズ!」
「……えいっ」
「ストレッ……んあっ?のおおおおっっっ⁈」
俺が空中でストレッチマンさながらアキレス腱を伸ばすポーズをしていたら急に体全体が風圧に襲われた。途端に浮遊感がなくなり、俺の体が急降下。
次いで、待ち受けているのはとてもお固いお地面だ。
「ぎゃああっっっっ!落ちる!落ちる!なんでなんで⁈なぜぇ⁈」
「……よっ」
「落ちっ!……ぐへぇぇ」
地面すれすれ、凄まじい勢いで落下していた体が大地に衝突寸前で急停止。
それから浮遊感が体全体に浸透し、俺は力無き様子で上空へと運ばれていく。
手足をたらんと垂らしたヘロヘロな様で俺はチラリと上を向くと、そこには指をかざしているテトナが見えてきて、
「なんだ……ぁ、急に…。…心臓、止まるかと……思った……」
「…………」
「おま、お前。…俺が落ちる心配は無いんじゃなかったのかよ。」
「……いや、なんかリスケ。調子乗ってたから、癪だった」
「しゃ、癪?」
「リスケを空に飛ばしてるのは誰だと思ってるの?そこら辺分かってる?」
だらりとした様子でテトナを見ると幼女はなんだか引きつった表情を浮かばせている。
なんだろう、よく分からんけど不機嫌そうだ。
「あ、おぉ…」
「てか、あんま暴れないでよ。念魔法の膜が切れる」
「んあ?膜?」
「そ、リスケの体の周りに見えない?」
「んん?」
俺は前を飛ぶ幼女からそんなことを言われて、自分の腕をジッと見る。するとそこには何か紫色の光みたいなもので覆われているのが見えて、
「何これ?何この光?」
「その色が念魔法の証。私がその光でリスケを固定させて移動させてるの。だいぶ集中がいるんだよ、それ」
「え、これお前が俺につけてんのか?これが取れるとどうなんの?」
「え?落ちるけど?」
「……………」
短絡的に俺にそう告げる幼女。
なるほどつまりこの俺を覆っている紫色の膜が生命線というやつか。これが切れると俺は死ぬ。事実さっきはマジで死ぬかと思ったし。
「え?こんなチンケな膜って………。えと、じゃあ、今俺はわりと命危うし?」
念魔法の証という紫色の膜はとても薄いものだ。テトナも集中がいるって言ってるし、わりと難しい魔法なのだろうか。
いやそれ、結構怖いんだけど。事実、さっき落ちたし。
「危ういっていうか。リスケの命は私が握ってるも同然だね。さっきはなんかリスケが勝手に遊んでたから………なんか腹立ったからその膜外した。」
訂正、落ちたのはテトナの故意だったらしい。
「お前のせいで俺は死にかけたのかよ⁈」
「自由気ままに暴れてもらっても困るんだよ。これすごく集中するんだから。無駄なことせずジッとしててくれない?」
「いや、悪かったけどさ。それで臨死体験させられるこっちの身にもなれよ。さっきのはトラウマ級だぞ?」
「知らないよ。リスケが悪いんじゃん?」
「お前のやり方もどうかしてる!」
「落とすよ?」
「すんまっせんっしたー!」
ピクリとした手の仕草、かつ幼女のコチラに向けられた鋭い眼光に応じて、俺は瞬時に土下座をかます。
空中での土下座というなんとも奇妙な光景だが。はっ!そんなことぁ知ったこっちゃねえ。こっちは命握られてんだ!
「そそ、なんかもうそのままでいて。動いたら落とすから」
「了承!………え?顔もあげたらダメ?」
「動いたら落とすから」
「うーん!承知!」
幼女に言い聞かせられるままに俺は空中で土下座。そのままの姿勢で空を飛ぶ。なんて奇怪な光景だ。
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