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第二章 それは自殺かそれとも他殺か
011
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「つばめくん、急で申し訳ないけど、一緒に来てくれるかな?初の現場仕事だよ。」
「はい!いけます!よろしくお願いします!」
ここ数週間水面さんの外出の際には運転手を任せてもらっている。免許取って以降、運転する機会なんてなかったけど、こうやってお仕事として運転させてもらってからはなかなか上達したように思える。水面さんも移動中に資料の確認ができるとかで、喜んでくれてる。現場まで車を走らせることはあっても、現場まで同行するのは初めてだ。今日は何かあったのだろうか?
「今日は何かあったんですか?」
「今から行くのは、警察と一緒の合同捜査みたいなものだよ。」
「警察?え、事件ですか?」
「そう事件。今回はメリデメを使用したと思われる事件が発生していてね。その現場に出向いて、警察と一緒に調査をするんだよ。」
「話では聞いてましたけど、本当に警察と一緒に行動することがあるんですね。」
「あはは。嘘ついてると思っていたのかい?」
「あ、違います!そうじゃなくて、やっぱり水面さんはすごい人なんだなって改めて思ったんですよ。」
「ありがと。嬉しいよ。あ、今回の事件は少し残酷な現場になるかもしれない。初現場で申し訳ないけど、慣れてほしいかも。」
「ざ、残酷ですか・・・もしかして殺人とかですか?」
「人がなくなっている点ではそうかな。今回は殺人じゃなくて、自殺なんだよ。」
「自殺?それメリデメと関係があるんですか?」
「詳細は現場についてから、刑事さんから聞こうか。」
初めての現場で、ご遺体があるのは正直いやだ。と、いうかアルバイトの一般人が事件現場に立ち入れるものなのか?でも水面さんだし、それくらいはできそう・・・。
やばい、緊張してきた。ご遺体ってことは俺のメリデメを使って原因を探ったりするのだろうか。
「大丈夫。つばめくんのメリデメは使用させないよ。」
「え?」
「死者の最後の想いを強制的に実行させたら、自殺の原因は判るかもしれないけど、それは僕らの仕事じゃない。僕らの仕事はあくまでメリデメの調査。そこは勘違いしないでね。」
「あ、はい・・・。ありがとうございます。」
「うん。基本的な受け答えは僕がするけど、なにか気になることがあれば遠慮せずに質問してもらって構わないからね。」
「はい!」
車を走らせること40分。事件現場に着いた。
現場はマンションの一室ですでにパトカーが何台か止まっており、包囲網が敷かれていた。
「水面探偵事務所の水面です。応援要請を受けて参りました。」
『話は聞いております。どうぞお入りください。』
応援要請、やっぱり水面さんはすごい人なのだろう。すんなり事件現場に入ることができた。
『水面さんじゃないですか。いつもすみません。』
「とんでもない。今回もよろしくお願いいたします。」
『よろしくお願いします。それで後ろの方は?』
「こちらはつばめくん。少し前から僕の助手を勤めてもらってるよ。」
『「助手ですか?」』
警察の方とハモってしまった。
「え、俺、助手なんですか?」
「言ってなかったっけ?探偵事務所を開いてるんだよ。助手を雇うの少し夢だったんだよね。」
「そ、そうなんですか?」
『大丈夫なんですか?』
疑うのも無理はない。俺だって今初めて聞いたところだ。俺、助手だったんだ。ちょっと嬉しい。探偵事務所の助手なんて、こんな憧れるシチュエーションを自らがやることになるなんて思っても見なかった。と、いうか夢だったって、初めての助手なんだろうか?俺に務まるのか?とりあえず、足を引っ張らないように頑張らないと。
「大丈夫だよ。つばめくんは優秀だからね。それで、詳細を聞かせてもらえるかな?宇田津くん。」
『はい。今回の事件ですが、自殺として調査を進めております。が、自殺の方法が少し特殊でして。それで今回水面さんにご連絡させてもらったわけです。』
「わかりました。で、その自殺の方法と言うのは?」
『溺死なのですが、その自殺現場が寝室でして・・・溺死するほどの水分がどこにもないんです。』
「「え?」」
「はい!いけます!よろしくお願いします!」
ここ数週間水面さんの外出の際には運転手を任せてもらっている。免許取って以降、運転する機会なんてなかったけど、こうやってお仕事として運転させてもらってからはなかなか上達したように思える。水面さんも移動中に資料の確認ができるとかで、喜んでくれてる。現場まで車を走らせることはあっても、現場まで同行するのは初めてだ。今日は何かあったのだろうか?
「今日は何かあったんですか?」
「今から行くのは、警察と一緒の合同捜査みたいなものだよ。」
「警察?え、事件ですか?」
「そう事件。今回はメリデメを使用したと思われる事件が発生していてね。その現場に出向いて、警察と一緒に調査をするんだよ。」
「話では聞いてましたけど、本当に警察と一緒に行動することがあるんですね。」
「あはは。嘘ついてると思っていたのかい?」
「あ、違います!そうじゃなくて、やっぱり水面さんはすごい人なんだなって改めて思ったんですよ。」
「ありがと。嬉しいよ。あ、今回の事件は少し残酷な現場になるかもしれない。初現場で申し訳ないけど、慣れてほしいかも。」
「ざ、残酷ですか・・・もしかして殺人とかですか?」
「人がなくなっている点ではそうかな。今回は殺人じゃなくて、自殺なんだよ。」
「自殺?それメリデメと関係があるんですか?」
「詳細は現場についてから、刑事さんから聞こうか。」
初めての現場で、ご遺体があるのは正直いやだ。と、いうかアルバイトの一般人が事件現場に立ち入れるものなのか?でも水面さんだし、それくらいはできそう・・・。
やばい、緊張してきた。ご遺体ってことは俺のメリデメを使って原因を探ったりするのだろうか。
「大丈夫。つばめくんのメリデメは使用させないよ。」
「え?」
「死者の最後の想いを強制的に実行させたら、自殺の原因は判るかもしれないけど、それは僕らの仕事じゃない。僕らの仕事はあくまでメリデメの調査。そこは勘違いしないでね。」
「あ、はい・・・。ありがとうございます。」
「うん。基本的な受け答えは僕がするけど、なにか気になることがあれば遠慮せずに質問してもらって構わないからね。」
「はい!」
車を走らせること40分。事件現場に着いた。
現場はマンションの一室ですでにパトカーが何台か止まっており、包囲網が敷かれていた。
「水面探偵事務所の水面です。応援要請を受けて参りました。」
『話は聞いております。どうぞお入りください。』
応援要請、やっぱり水面さんはすごい人なのだろう。すんなり事件現場に入ることができた。
『水面さんじゃないですか。いつもすみません。』
「とんでもない。今回もよろしくお願いいたします。」
『よろしくお願いします。それで後ろの方は?』
「こちらはつばめくん。少し前から僕の助手を勤めてもらってるよ。」
『「助手ですか?」』
警察の方とハモってしまった。
「え、俺、助手なんですか?」
「言ってなかったっけ?探偵事務所を開いてるんだよ。助手を雇うの少し夢だったんだよね。」
「そ、そうなんですか?」
『大丈夫なんですか?』
疑うのも無理はない。俺だって今初めて聞いたところだ。俺、助手だったんだ。ちょっと嬉しい。探偵事務所の助手なんて、こんな憧れるシチュエーションを自らがやることになるなんて思っても見なかった。と、いうか夢だったって、初めての助手なんだろうか?俺に務まるのか?とりあえず、足を引っ張らないように頑張らないと。
「大丈夫だよ。つばめくんは優秀だからね。それで、詳細を聞かせてもらえるかな?宇田津くん。」
『はい。今回の事件ですが、自殺として調査を進めております。が、自殺の方法が少し特殊でして。それで今回水面さんにご連絡させてもらったわけです。』
「わかりました。で、その自殺の方法と言うのは?」
『溺死なのですが、その自殺現場が寝室でして・・・溺死するほどの水分がどこにもないんです。』
「「え?」」
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