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「完全オリジナル作品・自作」愛が怒りに変わるとき 第五話
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桐谷栞に亭主は、「お前だけが儂の…」と、浮気がバレないよう言いつくろって抱き、抱き終わると取って返し、今度は一時的な欲望のはけ口として躰を重ねたが、どうしても一線を越えてくれない塩谷秋乃に「お前こそが儂の…」と、さも障害添い遂げてほしいような言葉を囁きながら抱く
このふたりに対し亭主自ら切った張った…はない。 無い代わりに秘所に突っ込まれ悦楽の境地に至った当人が噂の相手に対し切った張ったをやらかす。 それを見て悦に入り漢としての自覚が芽生えるからしておっ勃つ。 儂がおらねば、こいつがなければあ奴らは生きる望みもあるまい…と、こうだ。
このことに関する限り、貞淑と言われた女どもも漢が目論んだ通り見境がなくなる。 よせばよいのに、顔も見たくないはずの相手をわざわざ呼び出し、衆人環視の中で罵声を浴びせあう。
「このっ、盗人めが。 泥棒猫みたいな真似すんじゃないよ。 貧乏もんめが!」
言われることはごもっとも。 ではあるが、如何に亭主を寝取られたからといって「苦しいなら融通してやるから」と、優し気な言葉をかけ、躰の関係に持ち込んだ亭主の妻に貧乏もんとけなされるいわれはない。
借金云々の負い目があるから一時は我慢する。 が、我慢が尽きると倍返しが始まる。
「あのヒトはね、アンタのその粗末なものが嫌いだとよ」
たんと見たわけではない。 わけではないが、なぜかしら女というもの、自覚はそれなりにある。 なればこそ漢はそれ風なことを囁いて気をよくさせ開かせ侵入を試みる。
「あのヒトはね、アンタのその粗末なものが嫌いだとよ」
たんと見たわけではない。 わけではないが、なぜかしら女というもの、自覚はそれなりにある。 なればこそ漢はそれ風なことを囁いて気をよくさせ開かせ侵入を試みる。
果たして正妻を抱くとき、寡婦である栞は気の毒で手を付けたが「粗末…」であったと囁き、気をよくさせ秘所に忍び入ってるとしたら、事実漢の味を仕込まれ離れられなくさせられた、縋りつくしかない躰にさせられ、弄ばれたのだから、想像するにそれはもう鞭打たれるよりつらいと思われた。
この、「よそ様の」だとか「盗人めが。 牝猫めが」などと蔑まれながら情を交わす。 確かに敏則のチェーンと違うにせよ、ゾクリとする感触は似ていたであろう。
かくして秋乃は足入れに精出してくれた漢を受け入れると、決まってこの感覚が頭をもたげ女としての喜びを得たのだが、梨沙はとうに物心ついていたから、男女のソレはそうあるべきと思い込んでしまっていて、それがこの度頭角を現したというわけだ。
自覚が芽生えると、嫉妬も序章であるかに思えてきた。 女同士、ひとりの漢を巡り、修羅場を展開することこそ、真の快楽を得る秘訣とでも思い込んでしまったのだろうか。
「あの女、確か母と同じシオリとか名乗ったような…許せない。 懲らしめてやらなくっちゃ」
梨沙の脳裏に浮かぶのは、そのシオリとか名乗った女と、愛おしい甥っ子が絡み合うシーン。 己がやらかしたハレンチ極まりない行為などすっかり忘れてしまっていた。
アトリエでは叔母の梨沙が心配した通りの光景が繰り広げられていた。 腹を空かせ飛び込んできた敏則に、栞は一応食べ物を与えたが、給仕しつつ躰を摺り寄せるようにしながら体臭を嗅がせ続けた。
感触では野性味が増しているように思え、それならしつこく嗅がせれば、或いは襲ってくれるかもしれないと思えたからだ。 そして案の定、ことは成った。 チェーンで鞭うたれ、吊るされたのだ。
恥 辱にまみれた姿を見上げながら敏則は、わざと陰唇の淵をなぞるようにチェーンを蠢かせる。
「あああん、もうやめて。 勘弁して。 狂っちゃう。 ちゃんと開いてるでしょ? 見えてるでしょ?」
言われるまま開いて見せてるのにと、泣きが入った。 ここに至るまでに敏則は、栞の弱点や願望をすっかり調べ上げていた。
「本気で言ってるの? その言葉に嘘はないよね」
声色を使い問う。
最初巡ってきたチャンス。 今の彼女が本当の彼女だとしたら、その時彼女はうそをついていたことになる。
(身動きできない状態の中、暴漢に侵されるのが彼女の理想なんだ)
吊るしあげた躰をゆっくりとまわしながら徐々に、淫列をなぞり上げ、チェーンをクリトリスに持って行く。
「嘘じゃない、金輪際嘘なんか言わない。 だから許して。 ああああああああ!」
涙目で喘いでた栞は、チェーンで肉芽を嬲られると徐々に勃起させ、縛られたまま上半身を逸らすように昇り詰める。
※完全オリジナル作品です。二次創作ではありません。
#オリジナル #官能小説 #一次創作 #知佳の美貌録
このふたりに対し亭主自ら切った張った…はない。 無い代わりに秘所に突っ込まれ悦楽の境地に至った当人が噂の相手に対し切った張ったをやらかす。 それを見て悦に入り漢としての自覚が芽生えるからしておっ勃つ。 儂がおらねば、こいつがなければあ奴らは生きる望みもあるまい…と、こうだ。
このことに関する限り、貞淑と言われた女どもも漢が目論んだ通り見境がなくなる。 よせばよいのに、顔も見たくないはずの相手をわざわざ呼び出し、衆人環視の中で罵声を浴びせあう。
「このっ、盗人めが。 泥棒猫みたいな真似すんじゃないよ。 貧乏もんめが!」
言われることはごもっとも。 ではあるが、如何に亭主を寝取られたからといって「苦しいなら融通してやるから」と、優し気な言葉をかけ、躰の関係に持ち込んだ亭主の妻に貧乏もんとけなされるいわれはない。
借金云々の負い目があるから一時は我慢する。 が、我慢が尽きると倍返しが始まる。
「あのヒトはね、アンタのその粗末なものが嫌いだとよ」
たんと見たわけではない。 わけではないが、なぜかしら女というもの、自覚はそれなりにある。 なればこそ漢はそれ風なことを囁いて気をよくさせ開かせ侵入を試みる。
「あのヒトはね、アンタのその粗末なものが嫌いだとよ」
たんと見たわけではない。 わけではないが、なぜかしら女というもの、自覚はそれなりにある。 なればこそ漢はそれ風なことを囁いて気をよくさせ開かせ侵入を試みる。
果たして正妻を抱くとき、寡婦である栞は気の毒で手を付けたが「粗末…」であったと囁き、気をよくさせ秘所に忍び入ってるとしたら、事実漢の味を仕込まれ離れられなくさせられた、縋りつくしかない躰にさせられ、弄ばれたのだから、想像するにそれはもう鞭打たれるよりつらいと思われた。
この、「よそ様の」だとか「盗人めが。 牝猫めが」などと蔑まれながら情を交わす。 確かに敏則のチェーンと違うにせよ、ゾクリとする感触は似ていたであろう。
かくして秋乃は足入れに精出してくれた漢を受け入れると、決まってこの感覚が頭をもたげ女としての喜びを得たのだが、梨沙はとうに物心ついていたから、男女のソレはそうあるべきと思い込んでしまっていて、それがこの度頭角を現したというわけだ。
自覚が芽生えると、嫉妬も序章であるかに思えてきた。 女同士、ひとりの漢を巡り、修羅場を展開することこそ、真の快楽を得る秘訣とでも思い込んでしまったのだろうか。
「あの女、確か母と同じシオリとか名乗ったような…許せない。 懲らしめてやらなくっちゃ」
梨沙の脳裏に浮かぶのは、そのシオリとか名乗った女と、愛おしい甥っ子が絡み合うシーン。 己がやらかしたハレンチ極まりない行為などすっかり忘れてしまっていた。
アトリエでは叔母の梨沙が心配した通りの光景が繰り広げられていた。 腹を空かせ飛び込んできた敏則に、栞は一応食べ物を与えたが、給仕しつつ躰を摺り寄せるようにしながら体臭を嗅がせ続けた。
感触では野性味が増しているように思え、それならしつこく嗅がせれば、或いは襲ってくれるかもしれないと思えたからだ。 そして案の定、ことは成った。 チェーンで鞭うたれ、吊るされたのだ。
恥 辱にまみれた姿を見上げながら敏則は、わざと陰唇の淵をなぞるようにチェーンを蠢かせる。
「あああん、もうやめて。 勘弁して。 狂っちゃう。 ちゃんと開いてるでしょ? 見えてるでしょ?」
言われるまま開いて見せてるのにと、泣きが入った。 ここに至るまでに敏則は、栞の弱点や願望をすっかり調べ上げていた。
「本気で言ってるの? その言葉に嘘はないよね」
声色を使い問う。
最初巡ってきたチャンス。 今の彼女が本当の彼女だとしたら、その時彼女はうそをついていたことになる。
(身動きできない状態の中、暴漢に侵されるのが彼女の理想なんだ)
吊るしあげた躰をゆっくりとまわしながら徐々に、淫列をなぞり上げ、チェーンをクリトリスに持って行く。
「嘘じゃない、金輪際嘘なんか言わない。 だから許して。 ああああああああ!」
涙目で喘いでた栞は、チェーンで肉芽を嬲られると徐々に勃起させ、縛られたまま上半身を逸らすように昇り詰める。
※完全オリジナル作品です。二次創作ではありません。
#オリジナル #官能小説 #一次創作 #知佳の美貌録
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