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安宿のクレイジー隣人
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安宿で個室の隣人であるベトナム人は、強烈だった。
いつも部屋をオープンにして、ドラックの取引をしているのだ。
常時、誰かが訪ねてきて夜中まで騒いでいた。
そんな宿なら即出れば良いのだが、最初に二週間分の宿代を支払ってディスカウントしてもらっているので、出たくても出られない。
宿のオーナーにも、相談はしてみたが、通報したら報復が怖いので放っておくしかないと言う。
そんな夜、寝ていると急に壁が物凄い音と共に揺れた。
ベトナム人は、部屋の壁に電動ドライバーの様な物で穴を開け出した。深夜3:00…しかも宿…
その後も穴を掘り続けられ限界だったので、隣の壁を叩いて眠れないと告げたら意外と簡単に穴掘り作業を終了してくれた。
翌朝、ドラックでおかしくなっていたのか、彼なりに反省していたのか分からないけど、一日中シャワールームに閉じこもり1人で何かと話していた。私は、隣の部屋で騒がれるよりはマシだから内心そこから出てきて欲しくなかった。その数日後、宿代を支払えなくなったベトナム人は、いつの間にか消えていた。
いつも部屋をオープンにして、ドラックの取引をしているのだ。
常時、誰かが訪ねてきて夜中まで騒いでいた。
そんな宿なら即出れば良いのだが、最初に二週間分の宿代を支払ってディスカウントしてもらっているので、出たくても出られない。
宿のオーナーにも、相談はしてみたが、通報したら報復が怖いので放っておくしかないと言う。
そんな夜、寝ていると急に壁が物凄い音と共に揺れた。
ベトナム人は、部屋の壁に電動ドライバーの様な物で穴を開け出した。深夜3:00…しかも宿…
その後も穴を掘り続けられ限界だったので、隣の壁を叩いて眠れないと告げたら意外と簡単に穴掘り作業を終了してくれた。
翌朝、ドラックでおかしくなっていたのか、彼なりに反省していたのか分からないけど、一日中シャワールームに閉じこもり1人で何かと話していた。私は、隣の部屋で騒がれるよりはマシだから内心そこから出てきて欲しくなかった。その数日後、宿代を支払えなくなったベトナム人は、いつの間にか消えていた。
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