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第6章:鹿ぶちのめし編
6-6. ソフィアに触れたことにより俺の若い肉体が反応してしまう。そして魔王が……シてしまう
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俺は目を閉じると、女性の柔らかく魅力的な部分を、両手で包んだ。汚れを洗い落とすために、しっかりと揉む。
「あんっ……」
聞こえない! 何も聞こえない!
しかし、駄目だ。目を閉じて視覚を遮断したことにより、指先の触覚が鋭敏になってしまう。
俺は目を開け視線を上げる。
真っ赤に染まった照れ顔があった。
「んっ……。ふあっ……。ご、ごめんなさい。声が勝手に……」
エロすぎる……!
俺は首をひねり、視線を逃がした。
だ、だが、なんとか難所を乗り越えた。
おなか周りもエロいが、胸に比べれば大丈夫。
「あの……」
え?
声をかけられたので反射的に俺はソフィアさんに顔を向ける。
「私のこと綺麗って言ってくれたの、本心だったんですね……。嬉しいです」
彼女の目線は、俺の股間の方に下がっている。
ど、どこを見て言ってんだ。
俺だって男なんだ。下半身がこうなってしまったのは仕方ないだろ!
そして、そんな羞恥限界の状況で最大の難所が来た。
上から順に洗い流していっているから、体を流れた汚れが毛に絡まっている。
念入りに洗う必要があるし、毛よりも下の部分は、女性が体で最も清潔する必要がある場所だ。
しまった。そこまで考えてなかった……!
「す、すまない……。おへそのあたりから水を流す……。だから、自分で……」
「私、汚いですか?」
「き、汚くない! というか、分かって言ってるよな?! はっきり言うぞ! 俺は興奮している! このままだと過ちを犯してしまう!」
「襲っていただけるなら、大歓迎です」
「馬鹿なことを言うな! ソフィアさんは聖女候補だ。そういう行為はできない」
俺はソフィアの背後に回り、おへそのあたりに手を当てて水を出す。
彼女は両手を股間に伸ばしてまさぐり始めた。なんだか、いけないことをしているみたいだ。
「私はすでに3回、結婚に失敗してます。もう私を貰ってくれる人はいません。ですが、魔族を討伐して報奨金を貰えば、結婚相手も見つかるかもしれないと思って、今回の聖戦に参加しています。結婚目的の旅です……。ですのでアレルさんが結婚してくださるのなら、聖女の資格を失うのと引き換えに処女をささげることに、なんの抵抗もありません」
「そういうわけにはいかないだろう」
「では、魔族を討伐後……。報奨金を持参金にしたら、アレルさん、私を貰ってくれますか?」
「ま、待て、何を言っている」
「うふふ……」
「うふふ、ではなく」
「アレル様。手をもう少し下に……。水が足りません……」
「あ、ああ……」
「もっと、もっと下です」
「これ以上、下は、駄目だろ……!」
「ふあっ……。いっぱいこすってるのに、ヌルヌルが全然、取れません……!」
エロ漫画みたいなこと言いやがって!
「ふあっ……! んっ……」
ソフィアさんは体を大きくびくりと震わせた。急に脱力して俺の方に倒れてくるから、俺は支えてあげるしかない。
「お、おい……」
「はあはあ……。んっ……。少しだけ、このまま……」
「あ、ああ……」
甘くて濃い匂いがしてきて、俺は頭がおかしくなりそうだった。
俺は村長、顎傷のジャック、犬臭の騎士の顔を必死に思いだして、下半身に熱がたまらないようにこらえる。
ソフィアさんは、しばらく俺にもたれたまま吐息を荒くした。
数分ほど経つとソフィアさんは俺から体を離し、下着を履き、服を着た。
「あの、お恥ずかしいところ……。すみません。戻りましょう」
そうは言うが……。
精神年齢は大人でも、俺の肉体はまだ15歳だった。今の行為は、刺激が強すぎた……。
「すまない。先に戻っててくれ」
「え? どういうことでしょうか?」
「分かっているだろ。若い男が、女の体をなで回したんだ。俺も体を洗う必要ができた」
俺は可能な限り平静を装って言った。
ソフィアさんは視線を下げると、目を見開き、頬を赤くした。
「あ、あのっ。それは、これから洗うような行為をするのか、既に洗う必要ができてしまったのか、どちらでしょう。私、興味あります」
「興味を持つな……! 顔を上げろ」
俺は若干の羞恥心を抱きつつも堂々と立ち、居丈高に言った。
「ご、ごめんなさい。これからする場合でも、洗濯する場合でも、お手伝いがいるかしら……?」
「変な気を回すな。旅は続くから、今後、気まずくなったらどうする」
「は、はい。で、では、今のことはお互いに忘れるということで」
「ああ」
裸体が目に焼き付いてそう簡単には忘れられそうにないが、忘れるように努めなければ……。
「では、鹿は私が運びます。アレルさんはあとで戻ってきてください」
「ああ」
「……あ。それとも、鹿は残しておいた方がいいですか? 雌ですし?」
「ぶちのめすぞ!」
「ご、ごめんなさい! ごゆっくりどうぞ!」
ソフィアは小走りで駆けていった。
くそ。
ゆっくりしたら、変に勘繰られるだろ……。
急いで仲間と合流しなければ。
────────────────────
■ヴォルグルーエル@闇刻魔王
ふう……
────────────────────
■自分
……!
な、なんだ、そのため息は
────────────────────
■ヴォルグルーエル@闇刻魔王
しちゃった……
────────────────────
■自分
は?
────────────────────
■ヴォルグルーエル@闇刻魔王
お前の回想をおかずにして、しちゃったw
すっごい、良かった
────────────────────
■自分
きめえ報告してんじゃねえよ。ぶちのめすぞ!
────────────────────
■ヴォルグルーエル@闇刻魔王
ふあぁ……。なんだか眠くなってきちゃった……。
我。寝るから……。
我の登場シーンがきたら起こして……
────────────────────
「あんっ……」
聞こえない! 何も聞こえない!
しかし、駄目だ。目を閉じて視覚を遮断したことにより、指先の触覚が鋭敏になってしまう。
俺は目を開け視線を上げる。
真っ赤に染まった照れ顔があった。
「んっ……。ふあっ……。ご、ごめんなさい。声が勝手に……」
エロすぎる……!
俺は首をひねり、視線を逃がした。
だ、だが、なんとか難所を乗り越えた。
おなか周りもエロいが、胸に比べれば大丈夫。
「あの……」
え?
声をかけられたので反射的に俺はソフィアさんに顔を向ける。
「私のこと綺麗って言ってくれたの、本心だったんですね……。嬉しいです」
彼女の目線は、俺の股間の方に下がっている。
ど、どこを見て言ってんだ。
俺だって男なんだ。下半身がこうなってしまったのは仕方ないだろ!
そして、そんな羞恥限界の状況で最大の難所が来た。
上から順に洗い流していっているから、体を流れた汚れが毛に絡まっている。
念入りに洗う必要があるし、毛よりも下の部分は、女性が体で最も清潔する必要がある場所だ。
しまった。そこまで考えてなかった……!
「す、すまない……。おへそのあたりから水を流す……。だから、自分で……」
「私、汚いですか?」
「き、汚くない! というか、分かって言ってるよな?! はっきり言うぞ! 俺は興奮している! このままだと過ちを犯してしまう!」
「襲っていただけるなら、大歓迎です」
「馬鹿なことを言うな! ソフィアさんは聖女候補だ。そういう行為はできない」
俺はソフィアの背後に回り、おへそのあたりに手を当てて水を出す。
彼女は両手を股間に伸ばしてまさぐり始めた。なんだか、いけないことをしているみたいだ。
「私はすでに3回、結婚に失敗してます。もう私を貰ってくれる人はいません。ですが、魔族を討伐して報奨金を貰えば、結婚相手も見つかるかもしれないと思って、今回の聖戦に参加しています。結婚目的の旅です……。ですのでアレルさんが結婚してくださるのなら、聖女の資格を失うのと引き換えに処女をささげることに、なんの抵抗もありません」
「そういうわけにはいかないだろう」
「では、魔族を討伐後……。報奨金を持参金にしたら、アレルさん、私を貰ってくれますか?」
「ま、待て、何を言っている」
「うふふ……」
「うふふ、ではなく」
「アレル様。手をもう少し下に……。水が足りません……」
「あ、ああ……」
「もっと、もっと下です」
「これ以上、下は、駄目だろ……!」
「ふあっ……。いっぱいこすってるのに、ヌルヌルが全然、取れません……!」
エロ漫画みたいなこと言いやがって!
「ふあっ……! んっ……」
ソフィアさんは体を大きくびくりと震わせた。急に脱力して俺の方に倒れてくるから、俺は支えてあげるしかない。
「お、おい……」
「はあはあ……。んっ……。少しだけ、このまま……」
「あ、ああ……」
甘くて濃い匂いがしてきて、俺は頭がおかしくなりそうだった。
俺は村長、顎傷のジャック、犬臭の騎士の顔を必死に思いだして、下半身に熱がたまらないようにこらえる。
ソフィアさんは、しばらく俺にもたれたまま吐息を荒くした。
数分ほど経つとソフィアさんは俺から体を離し、下着を履き、服を着た。
「あの、お恥ずかしいところ……。すみません。戻りましょう」
そうは言うが……。
精神年齢は大人でも、俺の肉体はまだ15歳だった。今の行為は、刺激が強すぎた……。
「すまない。先に戻っててくれ」
「え? どういうことでしょうか?」
「分かっているだろ。若い男が、女の体をなで回したんだ。俺も体を洗う必要ができた」
俺は可能な限り平静を装って言った。
ソフィアさんは視線を下げると、目を見開き、頬を赤くした。
「あ、あのっ。それは、これから洗うような行為をするのか、既に洗う必要ができてしまったのか、どちらでしょう。私、興味あります」
「興味を持つな……! 顔を上げろ」
俺は若干の羞恥心を抱きつつも堂々と立ち、居丈高に言った。
「ご、ごめんなさい。これからする場合でも、洗濯する場合でも、お手伝いがいるかしら……?」
「変な気を回すな。旅は続くから、今後、気まずくなったらどうする」
「は、はい。で、では、今のことはお互いに忘れるということで」
「ああ」
裸体が目に焼き付いてそう簡単には忘れられそうにないが、忘れるように努めなければ……。
「では、鹿は私が運びます。アレルさんはあとで戻ってきてください」
「ああ」
「……あ。それとも、鹿は残しておいた方がいいですか? 雌ですし?」
「ぶちのめすぞ!」
「ご、ごめんなさい! ごゆっくりどうぞ!」
ソフィアは小走りで駆けていった。
くそ。
ゆっくりしたら、変に勘繰られるだろ……。
急いで仲間と合流しなければ。
────────────────────
■ヴォルグルーエル@闇刻魔王
ふう……
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■自分
……!
な、なんだ、そのため息は
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■ヴォルグルーエル@闇刻魔王
しちゃった……
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■自分
は?
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■ヴォルグルーエル@闇刻魔王
お前の回想をおかずにして、しちゃったw
すっごい、良かった
────────────────────
■自分
きめえ報告してんじゃねえよ。ぶちのめすぞ!
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■ヴォルグルーエル@闇刻魔王
ふあぁ……。なんだか眠くなってきちゃった……。
我。寝るから……。
我の登場シーンがきたら起こして……
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