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結婚初夜⑥
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「ミディ……、僕のを……入れるね?」
この言葉に、ミディはさらに紅潮した表情を隠すように両手で顔を覆った。そしてそのまま無言で、何度も首を縦に振った。
ジェネラルの鼓動が早鐘を打つかのように脈打つ。そして先程から、彼の内心を主張するかのように硬く、熱くなっていたモノを解放した。
そしてミディの最後の着衣を取り除くと、彼女両足の間に自分の身体を置き、熱くそそり立つ自身を当てる。
秘所に熱く硬いものを感じ、ミディの手が顔から離れた。
今、自分の中に入ろうとするモノを目の当たりにして、少しずつおどろきの表情を浮かべたが、すぐに愛おしそうに笑みを浮かべた。
「んっ……指より太いけど……はいる……かしら?」
「大丈夫だよ。ゆっくり……痛く無いようにするから……」
「わたしは、大丈夫……。だから……ジェネにも早く……気持ちよくなってほしい……」
ジェネラルの首に腕を回すと、ミディは自らその唇にキスをした。少し躊躇いがちに魔王の舌をすくう。
たどたどしいキスに、ジェネラルの思考が沸騰した。
ミディの唇を塞ぐと、そのまま自身をミディの蜜穴に押し付けた。ゆっくりとそれは彼女のナカに入ってくる。
指よりも太いモノが、蜜穴の周りを覆う膜を押し広げていく。
膜によってナカに入るのを阻害されたが、無理矢理突き破ることはせず、彼女の痛みを軽減するために性的刺激を与えながらも、ナカへと挿入を繰り返し試す。
「ああっっ……、んんっ……んぁ、あぅぅ……」
痛みとも快楽とも分からない感覚に、ミディの口から声が漏れた。溢れる蜜と彼に与えられる快感により、少しずつナカへの侵入を許していく。
そして、
「ぜんぶ……はいった……よ…、はぁ…はぁ……」
初めて感じるミディのナカ。
暖かく、自身を包み込む感覚が、今すぐにでも突き動きたい衝動を湧き立たせ、それに追従するかのように息遣いが激しいものへと変わる。
だがカケラだけ残る理性で抑えると、ジェネラルはミディを抱きしめた。
今まで守られてきた王女の純潔が、魔王に捧げられた瞬間だった。
「だっ、だいじょうぶ……?」
耳元で聞こえる激しい息遣いに、ミディですら彼がギリギリの所で理性を保っている事が分かった。
自分に辛く痛い思いをさせない為に、必死で我慢している事が。
今まで、ずっとそうだったとミディは思う。
常に自分は、ジェネラルに大切にされてきた。
辛い思いをしないように、悲しい思いをしないように、ずっと守られてきた。
たくさんの気持ちを、与えられてきた。
彼の存在に――、ずっと救われていた。
「……ミディ? 泣いてるの? ごめん……、痛い……よね……」
ジェネラルは自身の頬に零れ落ちた涙に気づき、苦しそうな表情を浮かべながらミディを気遣った。
しかしミディは、目をぎゅっと閉じると、何度も首を横に振ってそうではないと告げる。
そして涙に濡れる瞳のまま、真っすぐ彼を見つめた。
「違うの……、嬉しいの……。とっても……嬉しいの……」
そう言いながら、また青い瞳から涙が零れる。しかし、その美しい顔には、ありとあらゆるものを魅了する満面の笑顔が浮かんでいた。
ジェネラルの心が、愛おしさでぎゅっと締め付けられる。彼女が自分を受け入れ、そして嬉しさに涙するなど、これほど幸せな事はない。
彼女の涙を舌で掬い取ると、ジェネラルも微笑み返した。
「僕も……嬉しいよ。愛してるよ、ミディ」
「私も……、愛してる、ジェネ」
そっと唇が触れ合った。気持ちを確かめ合うような、優しいキス。
お互いの顔を放すと、ミディは身体を少し動かした。その反動でナカで彼自身が擦れ、刺激が脳内に伝わる。
「だっ……、だめだよ、動いちゃ……。とめられなく……なるからっ!」
慌てて制止の声を上げるが、ミディはギリギリ理性を保つ彼を愛おしそうに見つめる。
「いいから……、今度はあなたの思うようにして……。気持ちよく……なって欲しいの」
「でも……、ミディが痛い思いを……」
「私は、大丈夫だから……。……おねがい…、きて……」
少し恥ずかしそうに上目遣いでおねだりするミディに、ジェネラルの理性は完全に吹き飛んだ。
彼女の両肩を強く掴むと、本能のまま彼女に言った。
この言葉に、ミディはさらに紅潮した表情を隠すように両手で顔を覆った。そしてそのまま無言で、何度も首を縦に振った。
ジェネラルの鼓動が早鐘を打つかのように脈打つ。そして先程から、彼の内心を主張するかのように硬く、熱くなっていたモノを解放した。
そしてミディの最後の着衣を取り除くと、彼女両足の間に自分の身体を置き、熱くそそり立つ自身を当てる。
秘所に熱く硬いものを感じ、ミディの手が顔から離れた。
今、自分の中に入ろうとするモノを目の当たりにして、少しずつおどろきの表情を浮かべたが、すぐに愛おしそうに笑みを浮かべた。
「んっ……指より太いけど……はいる……かしら?」
「大丈夫だよ。ゆっくり……痛く無いようにするから……」
「わたしは、大丈夫……。だから……ジェネにも早く……気持ちよくなってほしい……」
ジェネラルの首に腕を回すと、ミディは自らその唇にキスをした。少し躊躇いがちに魔王の舌をすくう。
たどたどしいキスに、ジェネラルの思考が沸騰した。
ミディの唇を塞ぐと、そのまま自身をミディの蜜穴に押し付けた。ゆっくりとそれは彼女のナカに入ってくる。
指よりも太いモノが、蜜穴の周りを覆う膜を押し広げていく。
膜によってナカに入るのを阻害されたが、無理矢理突き破ることはせず、彼女の痛みを軽減するために性的刺激を与えながらも、ナカへと挿入を繰り返し試す。
「ああっっ……、んんっ……んぁ、あぅぅ……」
痛みとも快楽とも分からない感覚に、ミディの口から声が漏れた。溢れる蜜と彼に与えられる快感により、少しずつナカへの侵入を許していく。
そして、
「ぜんぶ……はいった……よ…、はぁ…はぁ……」
初めて感じるミディのナカ。
暖かく、自身を包み込む感覚が、今すぐにでも突き動きたい衝動を湧き立たせ、それに追従するかのように息遣いが激しいものへと変わる。
だがカケラだけ残る理性で抑えると、ジェネラルはミディを抱きしめた。
今まで守られてきた王女の純潔が、魔王に捧げられた瞬間だった。
「だっ、だいじょうぶ……?」
耳元で聞こえる激しい息遣いに、ミディですら彼がギリギリの所で理性を保っている事が分かった。
自分に辛く痛い思いをさせない為に、必死で我慢している事が。
今まで、ずっとそうだったとミディは思う。
常に自分は、ジェネラルに大切にされてきた。
辛い思いをしないように、悲しい思いをしないように、ずっと守られてきた。
たくさんの気持ちを、与えられてきた。
彼の存在に――、ずっと救われていた。
「……ミディ? 泣いてるの? ごめん……、痛い……よね……」
ジェネラルは自身の頬に零れ落ちた涙に気づき、苦しそうな表情を浮かべながらミディを気遣った。
しかしミディは、目をぎゅっと閉じると、何度も首を横に振ってそうではないと告げる。
そして涙に濡れる瞳のまま、真っすぐ彼を見つめた。
「違うの……、嬉しいの……。とっても……嬉しいの……」
そう言いながら、また青い瞳から涙が零れる。しかし、その美しい顔には、ありとあらゆるものを魅了する満面の笑顔が浮かんでいた。
ジェネラルの心が、愛おしさでぎゅっと締め付けられる。彼女が自分を受け入れ、そして嬉しさに涙するなど、これほど幸せな事はない。
彼女の涙を舌で掬い取ると、ジェネラルも微笑み返した。
「僕も……嬉しいよ。愛してるよ、ミディ」
「私も……、愛してる、ジェネ」
そっと唇が触れ合った。気持ちを確かめ合うような、優しいキス。
お互いの顔を放すと、ミディは身体を少し動かした。その反動でナカで彼自身が擦れ、刺激が脳内に伝わる。
「だっ……、だめだよ、動いちゃ……。とめられなく……なるからっ!」
慌てて制止の声を上げるが、ミディはギリギリ理性を保つ彼を愛おしそうに見つめる。
「いいから……、今度はあなたの思うようにして……。気持ちよく……なって欲しいの」
「でも……、ミディが痛い思いを……」
「私は、大丈夫だから……。……おねがい…、きて……」
少し恥ずかしそうに上目遣いでおねだりするミディに、ジェネラルの理性は完全に吹き飛んだ。
彼女の両肩を強く掴むと、本能のまま彼女に言った。
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