魔王が強くてニューゲームを始めるらしいので、次代の勇者を育成することになった。

青木十

文字の大きさ
10 / 35
『勇者ヴァルの物語』では語られない物語

女神の青 第二話

しおりを挟む
「ラオーシュも来たことだし、本題を聞こうか。わざわざ相談したいことがあると訪ねてくるなんて、余程のことなんだろう?」

 ラインハルトが居住まいを正して、俺を見やる。
 ラオーシュもそれに続いた。

「ああ、実はアレクに剣を贈りたいと思ってな」

 アレクに剣を教えていること。
 今は木剣で、あとは俺の短剣を持たせていること。
 可能であれば、高品質のものを贈りたいこと。
 俺は、現状と要望を二人に伝えた。

 そして、最後の要望をぽつりと付け足す。

「あと、女神の青を贈りたいんだ」

 言葉にすると気恥ずかしい。
 それを聞いたラオーシュが大声を上げる。

「もう完全にお父さんじゃないか!」
「声がでかい、夜なんだぞ」

 俺が嗜めると、ラオーシュは得意げに言い返す。

「ちゃんと防音の魔法はかけてあるから、大丈夫」

 そういう話じゃないんだけどな。
 ちらりとラインハルトを見ると、微笑ましげに俺を見つめている。

「なんだよ……」
「いや、分かるよ。やはり最初の青は悩むものだ」
「ラインハルトの方が父親目線じゃないか」
「そりゃあ、私は三人の父親だからな」

 こちらも何故か得意げだ。
 俺は呆れて溜息を溢した後、なにか良いアイデアはないかと相談を切り出した。

「柄か柄頭に青い宝石を入れたいと思っていて」
「それなら魔石にすればいいんじゃないかな? 普通の宝石類より硬度は増してるし、魔力を保存しておけるし有用だと思うけど」

 ラオーシュが提案してくれるが、それはもちろん俺も考えたことだった。

「確かにそうだが、水属性の魔石は青が薄い。氷になると薄すぎる。俺の固有魔力も考えたが、こちらは黒が強すぎる」

 魔力を込めて魔石にする場合、属性の印象に近い色に染まる。
 先に挙げた二属性は、青ではあるが求めている色ではなかった。
 固有魔力は、自分の魔力が目に見える時の色で、特殊な装置や魔石に込めると視認することができる。
 俺の固有魔力の色は自身の髪の色、青みがかった濡羽色に近い色だ。青みはあるが、女神の青はここまで黒くない。

「俺は、真に女神の青を贈りたいんだ」

 俺の言葉に、二人ははっとして顔を見合わせた。
 言いたいことは伝わったのだろう。

 俺たちは、昔、女神に会ったことがある。
 魔王討伐の労いを受けたのだ。
 彼女の青がどういうものか、この目で見て感じて知っている。
 あの青は一般的な魔力の色とは違うし、俺固有の魔力の色とも違う。
 俺では出せなかったのだ。

 ラオーシュが俺に尋ねる。

「別に色を複数持たなくてもいいよね?」
「ああ、女神の青に確かに含まれている色であれば、それでいい」
「それなら、サファイアが魔石化したものを探す形になるな」

 ラインハルトが顎を撫でつつ続けた。

「魔力の色ではなくて、石本来の色に頼ることになる。サファイアは女神の名を冠する青い石だ。一番適切だろうな」

 宝石や鉱石が魔力を浴びそれを含むことで、魔石化することがある。宝石本来の色だけでなく、属性魔力の色の影響も受け合わさり複雑な色を得る。それは、魔法石、魔宝石、魔鉱石、魔晶石などと様々な名で呼ばれ、とても特別視されていた。早い話が高額なのだ。

「魔法石かぁ」
「サファイアに無色の魔力を込めるといいかもね。自然魔力の抜けた魔法石なら多少お安くなるんじゃないかな?」

 ラオーシュが人差し指を唇に当てて思案する。

「ラオーシュは持ってたりしないのか?」
「えー、ヴァルはそれで満足するの? そういう性質たちじゃないだろう?」

 俺の疑問に疑問で返すラオーシュ。
 それを聞いてラインハルトは、そうだともと笑っている。

 たしかに。
 たしかにそうだ。
 相談に乗ってもらうとしても、与えられたいわけじゃない。

「サファイアを有する鉱山、かなぁ。まぁ魔力の強い地脈にぶつかってないと魔石化は難しいかな。魔力溜まりに浸かってそうな宝石の類があれば、魔石化してそうだけどね」
「そういうところを当たるといいかもしれないな。そうなると、私たちよりもヴァルの方が得意だろう」

 二人が俺を見る。
 魔力が溜まっていそうなところで、宝石の眠る場所……。

 ある。

 一つあるぞ。

「心当たりがある。時間を見つけて行ってみるよ」

 俺は二人を交互に見つめ、こくりとうなずいた。
 俺の返答を聞いて、二人も微笑みながらうなずき返してくれる。
 ふと気がついたように、ラインハルトが尋ねた。

「剣はどうするんだ。誰に頼む?」
「ドルグスヴァーリのヴィンダブルに頼もうと思う」

 王都で誉れ高いドルグスヴァーリ親方の工房で、筆頭職人をしているヴィンダブルを思い出していた。

 俺が魔王討伐に出向いた時は、ドルグスヴァーリの親方に剣を誂えてもらった。
 彼の剣で魔王討伐を成したのだ。
 俺の例の初撃で、剣も粉々になってしまったのだが。

 その頃のヴィンダブルはまだ中堅の職人で、親方が俺の剣を制作する手伝いをしてくれた。
 堅物のドワーフたちがひしめく工房の数少ない人族で、まだ子供だった俺のことも可愛がってくれた。
 その彼がこの十年で筆頭まで上り詰めていたのだ。

「ヴィンダブルか。彼も良い鍛冶職人だ。良いと思う」

 ラインハルトも、賛同してくれた。
 親方に頼むのもいいのだが、次代の物は次代の者に頼むのが肝要だろうと思ったんだ。

「彼も勇者をこの目で見た世代だからねぇ。得るものは大きかったんじゃない?」

 ラオーシュは、したり顔でそう言った。
 こいつは実のところ、俺たちよりもだいぶ上で、時折このような齢を感じさせることを口にする。
 俺たちよりも先に生まれ、そうして後に残される。
 それがラオーシュだった。

「ドワーフどもにとって勇者の武具に関われるのは栄えあることの一つだから、彼も喜んで受けてくれるだろうね。生まれは人でも、彼の心根は生粋のドワーフだ」

 そう言って、ドワーフのような堅物になりきらなかったことが彼の人としての良心だねと笑った。

 ヴィンダブルは、工房のドワーフたちに赤子の頃拾われ育てられたと聞いている。ドワーフでないにも拘らず、ドワーフの命名に則り名付けられているのがその証だ。

「そうは言うが、頼むのは今使うショートソードだぞ」

 ラオーシュの話っぷりに少し不安になった。
 このショートソードで魔王を討たせようと思っていない。その時はその時のための武具が必要になるだろう。

「彼の腕が信用に足るなら、必要な度に作ってもらえばいい。いつかアレクとも会わせて、より腕にあった物を作る算段をつけるのがよいだろうな」

 ラインハルトの言うことは尤もだろう。
 改良を重ね良いものを作る。
 それは彼らの生涯の命題の一つであり、目標の内なのだろうから。

「分かった、そうしよう。じゃあ、頼むのは彼に決定で、必要な材料を聞いて集めて渡す流れになるだろうな」

 俺はよくある依頼の流れを思い出して、予定を考える。
 青い宝石は先んじて目処をつけ、残りは職人次第だ。
 近日中に工房へ連絡を入れて、ヴィンダブルの予定を押えるようにしなければ。鍛冶は長期工程が多いとはいえ、多少軽い依頼を抱える余力は残していることだろう。来月少しでも空いていることを祈りたい。

 ラオーシュが、一つ気がついたという様子で言葉を溢した。

「ミスリルとか使う?」
「使わない」

 俺は即答で否定する。
 今回はそんなにすごい武器を作るつもりはないからだ。

「あれ? そうなんだ?」
「すぐでかくなって使わなくなる剣にミスリルはもったいないだろうに」

 アレクは、きっとあっという間に大きくなって、ショートソードなんてすぐに卒業だ。
 その時にはまた新しく剣を誂えてやるつもりだからと、俺は添えた。

「うはは、おとーさーん」
「笑うなよ!」

 いやらしい笑みで笑い転げるラオーシュ。だからこいつに聞かせるのは嫌だったんだ。
 俺はテーブルの下からラオーシュの足を軽く蹴った。

「父でありながら師でもある。ヴァルは自身のあるべき姿を見つけられたのだな」

 穏やかな声でそう言うラインハルトの瞳は、心底優しかった。
 ラオーシュの方へ視線を流すと、彼も穏やかな笑みを浮かべて俺を見ていた。
 こういう時だけ、二人してすぐに年長者の振りをする。

「アレクはきっと、ヴァルをヴァルとして見てくれるよ」
「ああ、お前にだって特別はちゃんとある。お前だけが皆のものであり続ける必要などないんだ」

 二人の言葉に二の句が告げられない。
 俺は少し下を向いた。
 琥珀に浮かんだ宝石のような氷が小さくなりながら涼しい音を立てる。

「アレクが数字の代わりになってくれるといいね」
「そうだな、新しい目標は大事だ。それに俺たちはいつまでも女神の庇護下でいる必要はないんだから」

 そう言い合って、二人は笑った。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

真空ベータの最強執事は辞職したい~フェロモン無効体質でアルファの王子様たちの精神安定剤になってしまった結果、執着溺愛されています~

水凪しおん
BL
フェロモンの影響を受けない「ベータ」の執事ルシアンは、前世の記憶を持つ転生者。 アルファ至上主義の荒れた王城で、彼はその特異な「無臭」体質ゆえに、フェロモン過多で情緒不安定な三人の王子たちにとって唯一の「精神安定剤」となってしまう。 氷の第一王子、野獣の第二王子、知略の第三王子――最強のアルファ兄弟から、匂いを嗅がれ、抱きつかれ、執着される日々。 「私はただの執事です。平穏に仕事をさせてください」 辞表を出せば即却下、他国へ逃げれば奪還作戦。 これは、無自覚に王子たちを癒やしてしまった最強執事が、国ぐるみで溺愛され、外堀を埋められていくお仕事&逆ハーレムBLファンタジー!

悪役令嬢の兄でしたが、追放後は参謀として騎士たちに囲まれています。- 第1巻 - 婚約破棄と一族追放

大の字だい
BL
王国にその名を轟かせる名門・ブラックウッド公爵家。 嫡男レイモンドは比類なき才知と冷徹な眼差しを持つ若き天才であった。 だが妹リディアナが王太子の許嫁でありながら、王太子が心奪われたのは庶民の少女リーシャ・グレイヴェル。 嫉妬と憎悪が社交界を揺るがす愚行へと繋がり、王宮での婚約破棄、王の御前での一族追放へと至る。 混乱の只中、妹を庇おうとするレイモンドの前に立ちはだかったのは、王国騎士団副団長にしてリーシャの異母兄、ヴィンセント・グレイヴェル。 琥珀の瞳に嗜虐を宿した彼は言う―― 「この才を捨てるは惜しい。ゆえに、我が手で飼い馴らそう」 知略と支配欲を秘めた騎士と、没落した宰相家の天才青年。 耽美と背徳の物語が、冷たい鎖と熱い口づけの中で幕を開ける。

「役立たず」と追放された神官を拾ったのは、不眠に悩む最強の騎士団長。彼の唯一の癒やし手になった俺は、その重すぎる独占欲に溺愛される

水凪しおん
BL
聖なる力を持たず、「穢れを祓う」ことしかできない神官ルカ。治癒の奇跡も起こせない彼は、聖域から「役立たず」の烙印を押され、無一文で追放されてしまう。 絶望の淵で倒れていた彼を拾ったのは、「氷の鬼神」と恐れられる最強の竜騎士団長、エヴァン・ライオネルだった。 長年の不眠と悪夢に苦しむエヴァンは、ルカの側にいるだけで不思議な安らぎを得られることに気づく。 「お前は今日から俺専用の癒やし手だ。異論は認めん」 有無を言わさず騎士団に連れ去られたルカの、無能と蔑まれた力。それは、戦場で瘴気に蝕まれる騎士たちにとって、そして孤独な鬼神の心を救う唯一の光となる奇跡だった。 追放された役立たず神官が、最強騎士団長の独占欲と溺愛に包まれ、かけがえのない居場所を見つける異世界BLファンタジー!

俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード

中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。 目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。 しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。 転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。 だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。 そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。 弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。 そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。 颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。 「お前といると、楽だ」 次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。 「お前、俺から逃げるな」 颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。 転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。 これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。 続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』 かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、 転生した高校時代を経て、無事に大学生になった―― 恋人である藤崎颯斗と共に。 だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。 「付き合ってるけど、誰にも言っていない」 その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。 モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、 そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。 甘えたくても甘えられない―― そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。 過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。 今度こそ、言葉にする。 「好きだよ」って、ちゃんと。

転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした

リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。  仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!  原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!  だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。 「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」  死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?  原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に! 見どころ ・転生 ・主従  ・推しである原作悪役に溺愛される ・前世の経験と知識を活かす ・政治的な駆け引きとバトル要素(少し) ・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程) ・黒猫もふもふ 番外編では。 ・もふもふ獣人化 ・切ない裏側 ・少年時代 などなど 最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。

異世界で聖男と呼ばれる僕、助けた小さな君は宰相になっていた

k-ing /きんぐ★商業5作品
BL
 病院に勤めている橘湊は夜勤明けに家へ帰ると、傷ついた少年が玄関で倒れていた。  言葉も話せず、身寄りもわからない少年を一時的に保護することにした。  小さく甘えん坊な少年との穏やかな日々は、湊にとってかけがえのない時間となる。  しかし、ある日突然、少年は「ありがとう」とだけ告げて異世界へ帰ってしまう。  湊の生活は以前のような日に戻った。  一カ月後に少年は再び湊の前に現れた。  ただ、明らかに成長スピードが早い。  どうやら違う世界から来ているようで、時間軸が異なっているらしい。  弟のように可愛がっていたのに、急に成長する少年に戸惑う湊。  お互いに少しずつ気持ちに気づいた途端、少年は遊びに来なくなってしまう。  あの時、気持ちだけでも伝えれば良かった。  後悔した湊は彼が口ずさむ不思議な呪文を口にする。  気づけば少年の住む異世界に来ていた。  二つの世界を越えた、純情な淡い両片思いの恋物語。  序盤は幼い宰相との現実世界での物語、その後異世界への物語と話は続いていきます。

【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】

彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』 高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。 その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。 そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?

異世界転生した双子は今世でも双子で勇者側と悪魔側にわかれました

陽花紫
BL
異世界転生をした双子の兄弟は、今世でも双子であった。 しかし運命は二人を引き離し、一人は教会、もう一人は森へと捨てられた。 それぞれの場所で育った男たちは、やがて知ることとなる。 ここはBLゲームの中の世界であるのだということを。再会した双子は、どのようなエンディングを迎えるのであろうか。 小説家になろうにも掲載中です。

処理中です...