7 / 65
それぞれの旅立ち
魔導師マーリン2
しおりを挟む
「これだけの力……旅を続けるにしても、色々と厄介でしょう。昨日の轟音の正体……あれは貴方が戦っていた音だと思いますが、あれだけの戦闘で目撃者がいない筈がない。その力を脅威に感じる国が、必ず部隊を差し向けてきましょう」
「だから、なんだ? どこの国の部隊だろうが、我が君と私に敵う訳がない!」
頭を垂れて話すマーリンを見下ろしながら、シェルクードが語気を強める。
「あなたはともかく……確かに、負ける要素は無いと思います。しかし、その赤き剣を汚したくないと言うのであれば、些か厄介でしょう。素手で大軍を相手にするのは骨が折れます」
「確かにな……そいつが、もう少し使えるなら話は別だが、口だけで実力が伴っていない」
シェルクードとは違い、紅の剣を携える騎士の声は静かで冷静だ。
「いや……我が君と比べられたら、誰もが雑魚扱いになります! 私とて、そこら辺の騎士より強い!」
「だ……そうだ。それで、貴様には何か良い案があるのかな? そこの雑魚より雑魚の連中が群がって来ない策が?」
地面に頭を付けている為マーリンの表情は読み取れないが、してやったり……そんな表情をしていたかもしれない。
「いえ……どうしても群がっては来るでしょう。なので、備えるしか方法はありません。この場所……暗き森ミュルクヴィズは、人間もヨトゥンも、あまり近寄りません。戦略的な要所でもなく、農作物が採れる訳でもない。そして、一つ目の巨人が住む危険な地域です。なので、この地に国を建国してしまうのです」
「なるほど、それは丁度いい! 我が君……この魔法使いの言う通り、国を創ってしまいましょう! 世界征服への第一歩です!」
国を創る……そんな突拍子のない策に乗せるにはどうするか……頭を回転させていたマーリンは、シェルクードの言葉に驚いて思わず頭を上げてしまった。
「我々は国を創ろうと思い、どうしようか考えていたところだったんだよ! 確かに、この地に国を創るのは悪くない!」
「世界征服を企んでるのは、貴様だけだろ。オレは安住の地があれば、それでいい。それで、貴様が国を創ってくれるのか?」
頭の悪そうに声を弾ませるシェルクードを睨むように横目で見た紅の剣を携える騎士は、マーリンに視線を移す。
「そろそろ、立ち上がっていいぞ。下を向いて喋るのも、少々疲れた」
「はっ……申し訳ありません!」
既に配下のように振る舞うマーリンは、立ち上がって一礼すると口を開く。
「国を創る為には、この地を平定する事が必要になります。その為には、一つ目の巨人を統べる王……アレン・マックミーナを殺さずに倒して欲しいのです。一つ目の巨人は、知能はあるが野蛮です。そして、強い者に従う習性があります。私はアレン・マックミーナと一度戦い、互角でした。だから一つ目の巨人は、私に手を出して来ないのです」
「他の国の部隊と戦う事は厄介だ……とか言いながら、我が君に化け物退治させようって魂胆か? それも充分厄介な気がするがな……自分の住む場所の安全の為に利用しようって腹か? コイツ、やはり殺しておきましょう!」
再びグングニールを構えるシェルクードを呆れた顔で睨んだ紅の剣を携える騎士は、大きな溜息をついた。
「無限に湧いてくる部隊を倒し続けるより、よっぽどマシだ。この魔法使いと互角と言うなら、さほど問題ない。だが、オレに仕事をさせている間、貴様はどうするんだ? 返答によっては、その案に乗ってやってもいい」
「アレン・マックミーナを倒し、一つ目の巨人を飼い馴らしたとしても、国としては脆弱です。そもそも不気味な巨人がいる国など、人は集まらないでしょう」
マーリンは一呼吸置くと、紅の剣を携える騎士の目の前の空間に映像を映し出す。
その映像には、小高い丘の地面に鞘に収まった黄金の剣が突き刺さっている様子が見える。
「これは聖剣エクスカリバー。何者にも抜けないと言われている、伝説の聖剣です。アレン・マックミーナを倒した後に、この聖剣を引き抜く事が出来れば、貴方は伝説の王として認められるでしょう。その為の下準備を行う時間を下さい」
「貴様、ふざけているのか! 何者にも抜けない剣なら、我が君でも抜けない可能性がある。そうなったら、我が君が笑い者になる。そうなった時、覚悟は出来てるんだろうな!」
マーリンの首元までグングニールの槍先を近付けて、シェルクードは怒りを露にした。
「なんて事ありません。私の魔法で抜けなくなっているだけですからね。エクスカリバーの鞘には、傷付いた身体を一瞬で治す力があります。私は、自らの主として認めた者に受け取って欲しかったのです。それが、正に今……私は各地を周り、聖剣エクスカリバーを抜ける者が現れたと噂を流して参ります」
「オレがアレン・マックミーナを倒し、一つ目の巨人を手馴づけたタイミングで貴様が戻って来てエクスカリバーを引き抜く……と言う筋書かきか……」
紅の剣を携える騎士の言葉に頷いたマーリンは、再び方膝を付いて頭を垂れる。
「その通りでございます。自分で言うのも何ですが、私の名はそこそこ有名です。私が見守る中でエクスカリバーを引き抜けば、世界中に良いアピールになります。そして人種や種族によって差別されない国として、建国を宣言するのです。そうすれば自然と人が集まり、他国も簡単に手出し出来なくなるでしょう」
「なるほど……な。ノープランで国を創ろうとしてた誰かよりも、遥かにマシな話だ。じゃあ、とっとと一つ目の巨人とやらを仲間にしに行くか。新たな剣が手に入るならば、それに越した事はない」
歩き出そうとする紅の剣を携える騎士に、マーリンは声をかけた。
「主よ……名はなんと申されるのですか?」
「さぁな……名など忘れてしまった」
自分の名前など興味ない……心も冷めているような口調に、マーリンはそう感じる。
「では……アーサー・ペンドラゴンと名乗られてはいかがでしょう。聖剣を持つ者として、私が啓示を受けた名前です」
「好きに呼んで構わん。名など、さほど興味ない」
そう言うと、アーサーは再び歩き出す。
「槍使い、アーサー様を頼むぞ。私は、弟子と共に下準備をする」
「魔法使い、偉そうにするなよ! 我が君の最初の配下が私だという事を忘れるな!」
シェルクードは、アーサーの後ろを歩き始めた……
そこまで思い出すと、マーリンは再びルナに視線を向ける。
奇妙なモノだ……アーサーを慕う者が、自らの弟子になりたいと尋ねて来た。
普段は弟子などとらないし、禁術を使うなど似ての外だ。
しかしマーリンはアーサーの為にルナを弟子にし、最愛の弟子であるガラードを旅に出す。
自らの主を探せ……聖剣エクスカリバーを抜ける者こそ、主君に相応しいと伝えて……
聖剣使いのガラードが、エクスカリバーを抜ける者を主とすると触れ回れば、自然と人が集まるだろう。
マーリンは、静かにその場を離れた……
「だから、なんだ? どこの国の部隊だろうが、我が君と私に敵う訳がない!」
頭を垂れて話すマーリンを見下ろしながら、シェルクードが語気を強める。
「あなたはともかく……確かに、負ける要素は無いと思います。しかし、その赤き剣を汚したくないと言うのであれば、些か厄介でしょう。素手で大軍を相手にするのは骨が折れます」
「確かにな……そいつが、もう少し使えるなら話は別だが、口だけで実力が伴っていない」
シェルクードとは違い、紅の剣を携える騎士の声は静かで冷静だ。
「いや……我が君と比べられたら、誰もが雑魚扱いになります! 私とて、そこら辺の騎士より強い!」
「だ……そうだ。それで、貴様には何か良い案があるのかな? そこの雑魚より雑魚の連中が群がって来ない策が?」
地面に頭を付けている為マーリンの表情は読み取れないが、してやったり……そんな表情をしていたかもしれない。
「いえ……どうしても群がっては来るでしょう。なので、備えるしか方法はありません。この場所……暗き森ミュルクヴィズは、人間もヨトゥンも、あまり近寄りません。戦略的な要所でもなく、農作物が採れる訳でもない。そして、一つ目の巨人が住む危険な地域です。なので、この地に国を建国してしまうのです」
「なるほど、それは丁度いい! 我が君……この魔法使いの言う通り、国を創ってしまいましょう! 世界征服への第一歩です!」
国を創る……そんな突拍子のない策に乗せるにはどうするか……頭を回転させていたマーリンは、シェルクードの言葉に驚いて思わず頭を上げてしまった。
「我々は国を創ろうと思い、どうしようか考えていたところだったんだよ! 確かに、この地に国を創るのは悪くない!」
「世界征服を企んでるのは、貴様だけだろ。オレは安住の地があれば、それでいい。それで、貴様が国を創ってくれるのか?」
頭の悪そうに声を弾ませるシェルクードを睨むように横目で見た紅の剣を携える騎士は、マーリンに視線を移す。
「そろそろ、立ち上がっていいぞ。下を向いて喋るのも、少々疲れた」
「はっ……申し訳ありません!」
既に配下のように振る舞うマーリンは、立ち上がって一礼すると口を開く。
「国を創る為には、この地を平定する事が必要になります。その為には、一つ目の巨人を統べる王……アレン・マックミーナを殺さずに倒して欲しいのです。一つ目の巨人は、知能はあるが野蛮です。そして、強い者に従う習性があります。私はアレン・マックミーナと一度戦い、互角でした。だから一つ目の巨人は、私に手を出して来ないのです」
「他の国の部隊と戦う事は厄介だ……とか言いながら、我が君に化け物退治させようって魂胆か? それも充分厄介な気がするがな……自分の住む場所の安全の為に利用しようって腹か? コイツ、やはり殺しておきましょう!」
再びグングニールを構えるシェルクードを呆れた顔で睨んだ紅の剣を携える騎士は、大きな溜息をついた。
「無限に湧いてくる部隊を倒し続けるより、よっぽどマシだ。この魔法使いと互角と言うなら、さほど問題ない。だが、オレに仕事をさせている間、貴様はどうするんだ? 返答によっては、その案に乗ってやってもいい」
「アレン・マックミーナを倒し、一つ目の巨人を飼い馴らしたとしても、国としては脆弱です。そもそも不気味な巨人がいる国など、人は集まらないでしょう」
マーリンは一呼吸置くと、紅の剣を携える騎士の目の前の空間に映像を映し出す。
その映像には、小高い丘の地面に鞘に収まった黄金の剣が突き刺さっている様子が見える。
「これは聖剣エクスカリバー。何者にも抜けないと言われている、伝説の聖剣です。アレン・マックミーナを倒した後に、この聖剣を引き抜く事が出来れば、貴方は伝説の王として認められるでしょう。その為の下準備を行う時間を下さい」
「貴様、ふざけているのか! 何者にも抜けない剣なら、我が君でも抜けない可能性がある。そうなったら、我が君が笑い者になる。そうなった時、覚悟は出来てるんだろうな!」
マーリンの首元までグングニールの槍先を近付けて、シェルクードは怒りを露にした。
「なんて事ありません。私の魔法で抜けなくなっているだけですからね。エクスカリバーの鞘には、傷付いた身体を一瞬で治す力があります。私は、自らの主として認めた者に受け取って欲しかったのです。それが、正に今……私は各地を周り、聖剣エクスカリバーを抜ける者が現れたと噂を流して参ります」
「オレがアレン・マックミーナを倒し、一つ目の巨人を手馴づけたタイミングで貴様が戻って来てエクスカリバーを引き抜く……と言う筋書かきか……」
紅の剣を携える騎士の言葉に頷いたマーリンは、再び方膝を付いて頭を垂れる。
「その通りでございます。自分で言うのも何ですが、私の名はそこそこ有名です。私が見守る中でエクスカリバーを引き抜けば、世界中に良いアピールになります。そして人種や種族によって差別されない国として、建国を宣言するのです。そうすれば自然と人が集まり、他国も簡単に手出し出来なくなるでしょう」
「なるほど……な。ノープランで国を創ろうとしてた誰かよりも、遥かにマシな話だ。じゃあ、とっとと一つ目の巨人とやらを仲間にしに行くか。新たな剣が手に入るならば、それに越した事はない」
歩き出そうとする紅の剣を携える騎士に、マーリンは声をかけた。
「主よ……名はなんと申されるのですか?」
「さぁな……名など忘れてしまった」
自分の名前など興味ない……心も冷めているような口調に、マーリンはそう感じる。
「では……アーサー・ペンドラゴンと名乗られてはいかがでしょう。聖剣を持つ者として、私が啓示を受けた名前です」
「好きに呼んで構わん。名など、さほど興味ない」
そう言うと、アーサーは再び歩き出す。
「槍使い、アーサー様を頼むぞ。私は、弟子と共に下準備をする」
「魔法使い、偉そうにするなよ! 我が君の最初の配下が私だという事を忘れるな!」
シェルクードは、アーサーの後ろを歩き始めた……
そこまで思い出すと、マーリンは再びルナに視線を向ける。
奇妙なモノだ……アーサーを慕う者が、自らの弟子になりたいと尋ねて来た。
普段は弟子などとらないし、禁術を使うなど似ての外だ。
しかしマーリンはアーサーの為にルナを弟子にし、最愛の弟子であるガラードを旅に出す。
自らの主を探せ……聖剣エクスカリバーを抜ける者こそ、主君に相応しいと伝えて……
聖剣使いのガラードが、エクスカリバーを抜ける者を主とすると触れ回れば、自然と人が集まるだろう。
マーリンは、静かにその場を離れた……
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
没落港の整備士男爵 ~「構造解析」スキルで古代設備を修理(レストア)したら、大陸一の物流拠点になり、王家も公爵家も頭が上がらなくなった件~
namisan
ファンタジー
大陸の南西端に位置するベルナ子爵領。
かつては貿易で栄えたこの港町も、今は見る影もない。
海底には土砂が堆積して大型船は入港できず、倉庫街は老朽化し、特産品もない。借金まみれの父と、諦めきった家臣たち。そこにあるのは、緩やかな「死」だけだった。
そんな没落寸前の領地の嫡男、アレン(16歳)に転生した主人公には、前世の記憶があった。
それは、日本で港湾管理者兼エンジニアとして働き、現場で散った「整備士」としての知識。
そして、彼にはもう一つ、この世界で目覚めた特異な能力があった。
対象の構造や欠陥、魔力の流れが設計図のように視えるスキル――【構造解析】。
「壊れているなら、直せばいい。詰まっているなら、通せばいい」
アレンは錆びついた古代の「浚渫(しゅんせつ)ゴーレム」を修理して港を深く掘り直し、魔導冷却庫を「熱交換の最適化」で復活させて、腐るだけだった魚を「最高級の輸出品」へと変えていく。
ドケチな家令ガルシアと予算を巡って戦い、荒くれ者の港湾長ゲンと共に泥にまみれ、没落商会の女主人メリッサと手を組んで販路を開拓する。
やがてその港には、陸・海・空の物流革命が巻き起こる。
揺れない「サスペンション馬車」が貴族の移動を変え、「鮮度抜群の魚介グルメ」が王族の胃袋を掴み、気性の荒いワイバーンを手懐けた「空輸便」が世界を結ぶ。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
幽閉王女と指輪の精霊~嫁いだら幽閉された!餓死する前に脱出したい!~
二階堂吉乃
恋愛
同盟国へ嫁いだヴァイオレット姫。夫である王太子は初夜に現れなかった。たった1人幽閉される姫。やがて貧しい食事すら届かなくなる。長い幽閉の末、死にかけた彼女を救ったのは、家宝の指輪だった。
1年後。同盟国を訪れたヴァイオレットの従兄が彼女を発見する。忘れられた牢獄には姫のミイラがあった。激怒した従兄は同盟を破棄してしまう。
一方、下町に代書業で身を立てる美少女がいた。ヴィーと名を偽ったヴァイオレットは指輪の精霊と助けあいながら暮らしていた。そこへ元夫?である王太子が視察に来る。彼は下町を案内してくれたヴィーに恋をしてしまう…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる