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愛を確かめ合う

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「っ……」

避妊具越しにそれがビクリと反応した。
ゆるゆると手を動かしてみると、ドクドクと脈を打ちそれは硬さを増してくる。
こんなに大きなものが私の中に入ってくるんだと思っただけで、身体の奥が疼いた。

「美桜……」

切なげに私の名前を呼ぶテツは、あり得ないぐらい色っぽかった。
テツの鍛えられた腹筋に手を突き、私は熱に浮かされたように屹立を蜜口にあてがった。
どうしよう、このまま腰を下ろせばいいんだよね。
なかなかうまく入らずに苦戦する。
テツが焦れたように自身を蜜口へ擦りつけてきて、私の秘部は早くそれが欲しいと言わんばかりにさらに蜜で潤ってくる。
下からテツの刺すような視線にドキリとする。
私はテツの屹立に手を添え、ゆっくりと腰を下ろした。

「んっ、あぁ……」

テツのそれが入ってくる感覚に背筋が粟立ち、顎を反らせる。
知識不足で、この後どうしたらいいのかと動けずにいたら、テツの言葉に耳を疑った。

「美桜、まだ途中までしか挿ってないよ」

「えっ、まだ?」

テツは「ホラ」と言うと、腰を引き寄せられて下から一気に貫かれた。

「んあぁぁ、っ……」

身体に電気が走ったような刺激を感じ、圧倒的な質量が私の中を埋め尽くしていく。
私の身体はテツの方に倒れこんでいた。

「美桜、大丈夫か?」

テツが労わるように私の背中をさする。
そんな優しい言葉をかけるなら、一気に挿れないでほしかった。
私は身体を起こし、テツの顔を見つめると唇にキスをした。
テツにも気持ちよくなってもらいたい一心で私は腰を揺らし始めた。
時折、テツの苦しそうな吐息が聞こえてきて身体の奥が甘く疼く。

「テツ、気持ち……いい?」

「あぁ……」

肯定してくれたことに喜びを感じる。

「下から見る美桜は普段の何倍も色っぽいよ」

そう言って私の胸を揉みしだき、その先端をキュッと摘ままれて甲高い声を出して背中を反らす。

「あっ、ああぁ……」

「美桜、こっちがおろそかになっているよ」

私の腰を掴んで下から突き上げてきて、激しく揺さぶられた。

「あんっ、あぁ、やぁ……っ」

突然の激しい刺激に耐えられず、私は再びテツの胸に倒れこんだ。

「じゃあ、攻守逆転だな」

テツが身体を起こして、私をベッドに沈めると腰を動かしてきた。
唇を重ねられ、簡単に舌を絡めとられる。
激しいキスに唇ごと食べられているんじゃないかという感覚に襲われる。

「美桜の中、マジで気持ちいい」

腰の動きが早くなり、私の口から勝手に嬌声が漏れる。

「あ、あっ、やぁ……激し……すぎっ」

最奥を何度も突かれ、私の身体が上下に揺れる。
テツは額に汗を浮かべガツガツと勢いよく腰を打ち付けてきて、私はあっという間に絶頂に押しやられた。

「美桜、愛してる」

「あっ、テツ……好き、大好きっ……」

うわごとの様に口に出せば、「クッ、」と呻くような低い声が聞こえ、テツは数回腰を打ち付けて避妊具に欲を放った。
私はあまりの快感に意識を飛ばしていた。
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