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第7話 村を脅かすドラゴンを軽くあしらったら、崇拝されました
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フェルドの森を抜けて三時間後、エイルとリュナはようやく獣人族の里にたどり着いた。
そこは木造の建物がいくつも集まった森の集落で、煙がいくつかの屋根から立ち上っている。
しかし、どこか異様な静けさが漂っていた。鳥の声も、子供たちの笑い声も聞こえない。
「様子が……おかしい」
リュナの耳がぴくりと動く。
「村が、静かすぎる。戦闘の……匂いがする」
エイルはゆっくり周囲を見回した。地面にプレス跡。焦げた草。辺りには魔力の残滓が漂っている。
「魔物が侵入してる……それも、かなり強い個体だな」
そう言った瞬間、村の奥から耳を裂くような轟音が響いた。
地響きが伝わり、建物が揺れる。
リュナが息をのむ。
「巣のほうだ……子供たちのいる地区!」
エイルが頷くと、躊躇なく足を向けた。
走る彼の背後を、リュナが必死に追う。
途中、倒壊した家屋の陰から血まみれの戦士が手を伸ばした。
「リュ……ナ……逃げ……」
「ガルド兄さんっ!」
「こいつらは……竜種だ……“赤鱗の災厄龍”が目覚めて……」
そこまで言うと、男は意識を失った。噛みつかれた肩がひどい傷を負っている。
「赤鱗の災厄龍……!」
リュナの目が絶望に染まる。
「上位竜種……結界も通じない最悪の魔物よ!」
「なるほど、そりゃ逃げろって言いたくなるな」
エイルはため息をつくと、倒れた仲間を軽く回復魔法で治療した。
光が収まると、傷は跡形もなく消えている。リュナが驚いて息を飲んだ。
「そ、そんな簡単に……」
「傷口閉じるのは得意なんだよ。それより、ドラゴンはどこだ?」
「里の奥! 祈りの祭壇のところ!」
二人は駆けた。
破壊された木々をすり抜け、広場に飛び出すと、そこにはそれがいた。
真紅の鱗を纏い、翼を広げた巨大な竜。
炎を噴き上げながら、周囲の建物を焼き払っている。
地面からの熱気が肌を刺す。
「……確かに“災厄級”の気配だな」
エイルは冷静にその姿を見上げた。
「リュナ、下がってろ」
「で、でも! あなた一人じゃ――」
「大丈夫。すぐ終わる」
竜が彼に気づいた。燃えるような瞳がエイルを射抜く。
咆哮と共に炎の奔流が吐き出された。
炎の津波が地を走り、空気が歪む。
普通なら一瞬で灰になる光景。
だが。
「もしもしー。熱いの苦手なんだよな、俺」
エイルの前で、炎は途中から霧のように消えた。
まるで空気に吸い込まれたかのように。
竜の攻撃が無効化されているその事実に、リュナは唖然とした。
「な、なにを……したの?」
「ちょっと空気の温度を下げただけ。反対属性の魔力流したら勝手に消えるよ」
「そ、そんな簡単に……!?」
ドラゴンが怒り狂い、翼で突風を起こす。建物が吹き飛ぶ。
だがそれすらエイルの周りに近づいた瞬間、まるで別世界のような静寂に変わった。
竜が動くたび、熱と風と衝撃が消える。
「やっぱりこいつ、魔力制御も粗いな」
エイルは軽く杖を構える。
「……まぁ、あんまり派手にやるとまたイルゼさんに怒られるし。控えめにいこうか」
ふわりと風が舞った。
次の瞬間、竜の瞳孔が震えた。
エイルが一歩踏み出したその瞬間、空気が歪み、何も触れていないのにその巨体が後退する。
「くっ……ぐるぅぅぅっ!!」
龍が咆哮を上げた。魔力の圧力がさらに高まり、口内に莫大なエネルギーが集まる。
ブレス。町どころか森ごと吹き飛ばす威力だ。
しかし――
「ブレスは危ないから、ちょっと借りるね」
エイルの手が軽く動いた瞬間、何かが反転した。
吐き出しかけた炎が、竜の口の中で弾け、逆流したのだ。
轟音と共に光が走り、爆発が天を裂いた。
地面が震え、焔が竜を包み込む。
爆心地の中心に立つエイルの衣服は、相変わらず一つも焦げていなかった。
静寂。やがて風が吹き、煙の向こうから巨大な影が崩れ落ちる。
真紅の鱗が黒く焦げ、動かなくなった。
「……お、おわった?」
リュナが呆然と呟いた。
「うん。倒したっていうか……勝手に燃え尽きた感じ? 相性悪かったんだろうな」
「そんな強さ、相性とかの次元じゃないでしょ……!」
村のあちこちから、怯えて潜んでいた獣人たちが顔を出す。
傷だらけの戦士たちが、信じられないという顔で倒れた竜を見つめた。
「……た、倒した……のか?」
「赤鱗の災厄龍が……この短時間で……?」
静かなざわめきが起こり、それが一瞬にして歓声へと変わった。
「人間だ……人間が、我らの里を救ったぞ!」
気づけば、リュナが小さく笑っていた。
その笑顔は、さっきまでの恐怖を吹き飛ばすように明るかった。
「エイル……ありがとう。あなたがいなければ、この里は……」
「お礼なんていらないよ。ただ、依頼を遂行しただけだから」
「でも……」
何か言いかけて、リュナは口ごもった。
その頬にはうっすらと赤みがさしている。
その時、壮年の獣人――里長がゆっくりと近づいてきた。
白い毛に刻まれた深い皺。そして、重い言葉。
「……見事だった、人間の英雄よ。我ら獣人族は、あなたに恩を負った」
「英雄なんて呼ばないでくださいよ、ほんとにただの偶然で……」
「偶然で竜を倒せる者がどこにいる?」
「……いや、その、ちょっと力加減を――」
「力加減であれを葬れるというのか」
「……はい、すいません」
有無を言わせぬ空気に押され、エイルは頭を掻いた。
気づけば彼は、村の広場中央で里人たちに囲まれている。
獣人たちは一斉に跪き、祈りのように声を上げた。
「救世の魔導士、我らに祝福を!」
「里を護る白き炎の守護者に感謝を!」
「え、ちょ、待って待って、違う違う! 俺そんな大層な人間じゃないからっ!」
慌てて否定するが、既に誰の耳にも届いていない。
リュナがくすっと笑う。
「もう無駄よ。あなた、完全に『里の恩人』認定されたわ」
「やめてよそんなの……居づらくなるじゃん……」
落ち着いた頃、焚き火の前で振る舞われたのは、香草と肉を煮込んだ獣人族特有のスープ。
エイルは苦笑しながらそれを啜る。
リュナが隣に座り、穏やかな目で彼を見た。
「あなた、力を誇らないのね。戦の神官でもないのに」
「誇るほど自覚がないからな」
「本当に、あなたが人間でよかった。……こんな人が“勇者”だったら、戦争もなかったのに」
その一言に、エイルは一瞬手を止めた。
勇者。かつての仲間の顔が頭をよぎる。
胸の奥に、まだ消えきれない小さな痛みがある。
だが表情には出さず、いつも通り穏やかに笑った。
「俺は勇者じゃなくてよかったよ。自由に飯食って寝れる冒険者で十分だ」
「……そうね」
柔らかな笑みが二人の間を包んだ。
焚き火の火が揺れ、夜の風が優しく流れていく。
その日以降、フェルドの森の獣人たちの間では、“白衣の魔導士エイル”の名が神話のように語られることになる。
伝説の竜を一撃で葬り、何事もなかったかのように笑った男として。
リュナ自身も、後にその恩を返すため彼と共に旅立つことになるのだが――それは、もう少し先の話。
続く
そこは木造の建物がいくつも集まった森の集落で、煙がいくつかの屋根から立ち上っている。
しかし、どこか異様な静けさが漂っていた。鳥の声も、子供たちの笑い声も聞こえない。
「様子が……おかしい」
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「村が、静かすぎる。戦闘の……匂いがする」
エイルはゆっくり周囲を見回した。地面にプレス跡。焦げた草。辺りには魔力の残滓が漂っている。
「魔物が侵入してる……それも、かなり強い個体だな」
そう言った瞬間、村の奥から耳を裂くような轟音が響いた。
地響きが伝わり、建物が揺れる。
リュナが息をのむ。
「巣のほうだ……子供たちのいる地区!」
エイルが頷くと、躊躇なく足を向けた。
走る彼の背後を、リュナが必死に追う。
途中、倒壊した家屋の陰から血まみれの戦士が手を伸ばした。
「リュ……ナ……逃げ……」
「ガルド兄さんっ!」
「こいつらは……竜種だ……“赤鱗の災厄龍”が目覚めて……」
そこまで言うと、男は意識を失った。噛みつかれた肩がひどい傷を負っている。
「赤鱗の災厄龍……!」
リュナの目が絶望に染まる。
「上位竜種……結界も通じない最悪の魔物よ!」
「なるほど、そりゃ逃げろって言いたくなるな」
エイルはため息をつくと、倒れた仲間を軽く回復魔法で治療した。
光が収まると、傷は跡形もなく消えている。リュナが驚いて息を飲んだ。
「そ、そんな簡単に……」
「傷口閉じるのは得意なんだよ。それより、ドラゴンはどこだ?」
「里の奥! 祈りの祭壇のところ!」
二人は駆けた。
破壊された木々をすり抜け、広場に飛び出すと、そこにはそれがいた。
真紅の鱗を纏い、翼を広げた巨大な竜。
炎を噴き上げながら、周囲の建物を焼き払っている。
地面からの熱気が肌を刺す。
「……確かに“災厄級”の気配だな」
エイルは冷静にその姿を見上げた。
「リュナ、下がってろ」
「で、でも! あなた一人じゃ――」
「大丈夫。すぐ終わる」
竜が彼に気づいた。燃えるような瞳がエイルを射抜く。
咆哮と共に炎の奔流が吐き出された。
炎の津波が地を走り、空気が歪む。
普通なら一瞬で灰になる光景。
だが。
「もしもしー。熱いの苦手なんだよな、俺」
エイルの前で、炎は途中から霧のように消えた。
まるで空気に吸い込まれたかのように。
竜の攻撃が無効化されているその事実に、リュナは唖然とした。
「な、なにを……したの?」
「ちょっと空気の温度を下げただけ。反対属性の魔力流したら勝手に消えるよ」
「そ、そんな簡単に……!?」
ドラゴンが怒り狂い、翼で突風を起こす。建物が吹き飛ぶ。
だがそれすらエイルの周りに近づいた瞬間、まるで別世界のような静寂に変わった。
竜が動くたび、熱と風と衝撃が消える。
「やっぱりこいつ、魔力制御も粗いな」
エイルは軽く杖を構える。
「……まぁ、あんまり派手にやるとまたイルゼさんに怒られるし。控えめにいこうか」
ふわりと風が舞った。
次の瞬間、竜の瞳孔が震えた。
エイルが一歩踏み出したその瞬間、空気が歪み、何も触れていないのにその巨体が後退する。
「くっ……ぐるぅぅぅっ!!」
龍が咆哮を上げた。魔力の圧力がさらに高まり、口内に莫大なエネルギーが集まる。
ブレス。町どころか森ごと吹き飛ばす威力だ。
しかし――
「ブレスは危ないから、ちょっと借りるね」
エイルの手が軽く動いた瞬間、何かが反転した。
吐き出しかけた炎が、竜の口の中で弾け、逆流したのだ。
轟音と共に光が走り、爆発が天を裂いた。
地面が震え、焔が竜を包み込む。
爆心地の中心に立つエイルの衣服は、相変わらず一つも焦げていなかった。
静寂。やがて風が吹き、煙の向こうから巨大な影が崩れ落ちる。
真紅の鱗が黒く焦げ、動かなくなった。
「……お、おわった?」
リュナが呆然と呟いた。
「うん。倒したっていうか……勝手に燃え尽きた感じ? 相性悪かったんだろうな」
「そんな強さ、相性とかの次元じゃないでしょ……!」
村のあちこちから、怯えて潜んでいた獣人たちが顔を出す。
傷だらけの戦士たちが、信じられないという顔で倒れた竜を見つめた。
「……た、倒した……のか?」
「赤鱗の災厄龍が……この短時間で……?」
静かなざわめきが起こり、それが一瞬にして歓声へと変わった。
「人間だ……人間が、我らの里を救ったぞ!」
気づけば、リュナが小さく笑っていた。
その笑顔は、さっきまでの恐怖を吹き飛ばすように明るかった。
「エイル……ありがとう。あなたがいなければ、この里は……」
「お礼なんていらないよ。ただ、依頼を遂行しただけだから」
「でも……」
何か言いかけて、リュナは口ごもった。
その頬にはうっすらと赤みがさしている。
その時、壮年の獣人――里長がゆっくりと近づいてきた。
白い毛に刻まれた深い皺。そして、重い言葉。
「……見事だった、人間の英雄よ。我ら獣人族は、あなたに恩を負った」
「英雄なんて呼ばないでくださいよ、ほんとにただの偶然で……」
「偶然で竜を倒せる者がどこにいる?」
「……いや、その、ちょっと力加減を――」
「力加減であれを葬れるというのか」
「……はい、すいません」
有無を言わせぬ空気に押され、エイルは頭を掻いた。
気づけば彼は、村の広場中央で里人たちに囲まれている。
獣人たちは一斉に跪き、祈りのように声を上げた。
「救世の魔導士、我らに祝福を!」
「里を護る白き炎の守護者に感謝を!」
「え、ちょ、待って待って、違う違う! 俺そんな大層な人間じゃないからっ!」
慌てて否定するが、既に誰の耳にも届いていない。
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「もう無駄よ。あなた、完全に『里の恩人』認定されたわ」
「やめてよそんなの……居づらくなるじゃん……」
落ち着いた頃、焚き火の前で振る舞われたのは、香草と肉を煮込んだ獣人族特有のスープ。
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その一言に、エイルは一瞬手を止めた。
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胸の奥に、まだ消えきれない小さな痛みがある。
だが表情には出さず、いつも通り穏やかに笑った。
「俺は勇者じゃなくてよかったよ。自由に飯食って寝れる冒険者で十分だ」
「……そうね」
柔らかな笑みが二人の間を包んだ。
焚き火の火が揺れ、夜の風が優しく流れていく。
その日以降、フェルドの森の獣人たちの間では、“白衣の魔導士エイル”の名が神話のように語られることになる。
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