18 / 30
第18話 国家級会議で発覚する「世界最強候補」疑惑
しおりを挟む
王女セレス一行が王都へ戻ったのは、黒刃連殲滅から五日後のことだった。
長い旅路を経たはずなのに、民衆の目はまるで祝祭の日のように輝いている。
「白の賢者、帰還!」「殿下を救いし英雄、凱旋!」
通りに響く歓声を聞きながら、エイルはこめかみを押さえた。
「……これ、完全に目立ってるよな」
「当たり前でしょ」リュナが尻尾を揺らし、くすっと笑う。
「王族の命を救って帰ってきたんだから。英雄扱いされない方がおかしい」
「それにしたってさ……俺ただ護衛してただけで」
「護衛が十五人の暗殺者を一瞬で無力化するのは普通じゃないの」
そんな他人事のような会話を交わしながら、一行は王宮へ入る。
白大理石の回廊を抜けた先――待っていたのは、王と宰相、各国大使、そして軍の将官たち。
十数人が円卓を囲み、空気が張り詰めていた。
エイルたちが入室した瞬間、ざわめきが走る。
「これが“白の賢者”か……」
「若いな」「化け物らしいぞ」
「礼を欠くな、彼のおかげで国が救われたんだ」
その声の群れを背に、王は立ち上がった。
「エイル・シェルド。まずは感謝を述べさせてもらう。王女を守り、民を守り、我らの国を救ってくれた」
「いえ、俺はただの――」
「凡人、か?」王は苦笑しながら遮った。
「その言葉は、今や誰も信じぬだろう」
隣にいた宰相が札束のような書類を机に置く。
「陛下、まず最重要議題に入らせていただきます」
「よい、申せ」
宰相の声が広間に響いた。
「――“白の賢者エイル”の存在が、世界均衡を揺るがす可能性について、各国が共同で調査を要請しております」
場がざわつく。
「世界均衡……?」エイルが眉を顰めた。
「なんだか物騒な言葉だな」
「平たく言えば」イルゼが後方から歩み出る。「“世界で最も危険、もしくは最も有用な存在”という分類がなされたということ」
「……え、それ俺?」
「ええ。世界最強候補、だそうよ」
瞬間、室内の全員の視線がエイルに集中した。
沈黙。重苦しい空気。
リュナが吹き出しかけて慌てて口を押える。
「ぷっ……! いや、ほんとに本人まったく気にしてないって顔、逆に怖い」
「だって俺、そんな大それたことしてないし」
将軍が身を乗り出す。
「大それたことを“無自覚”でできるから問題なのだ!」
武人としての敬意と恐怖が入り交じった声だった。
「あなたが放った浄化魔法の残滓だけで、半径十キロの腐敗地帯が再生した。
あれは大聖堂の奇跡を超える。神の力をも凌駕していると評する学者もいる」
「うわぁ……言い過ぎじゃない? 俺そんなつもり全く」
「つもりの問題ではないの!」
場の熱気が上がる。
するとセレスが厳かな調子で立ち上がった。
「皆、静まりなさい」
その一言で、全員が息を飲んだ。
「彼はたしかに常軌を逸した力を持っている。しかし、その力をどう使うかは本人の意思に委ねられている。
少なくとも、彼は一度も“奪うため”に動いたことがないわ」
王が頷く。
「その通りだ。だが、各国は警戒するだろう。“一人で国家を滅ぼせる力”が味方か敵か、それだけで秩序が揺らぐ」
イルゼが資料の束を指で叩いた。
「各国から届いた書簡には、“協定”という項目があるわ。
エイルを“共通守護者”として登録し、大陸全域の災害・魔王封印を統括する新たな枠組みを作りたいらしい」
「守護者……ねぇ。響きだけはいいけど」
「つまり書類上、あなたが“世界の防衛兵器”扱いになる」
「それ全然よくない!?」
リュナが喉を鳴らして笑った。
「ほら、あんたもう“個人扱い”されてない」
「冗談だろ……俺、人として見られてないの?」
「もはやカテゴリーが違うのよ」イルゼが肩をすくめた。
黙っていた学者風の男が口を開いた。
「エイル殿、その力の根源について伺いたい。
あなたのステータスには【世界修正】【概念干渉】と記載があると聞きましたが、それは……」
「んー……わかんない」
「わ、わからない!?」
「だって誰も教えてくれなかったし、気づいたら起動してるし」
「つまり、神の領域の力に自覚がないと……?」
「うん。寝てても起動することあるみたい」
学者たちは頭を抱えた。
セレスも呆れたようにため息をつく。
「……本当に無自覚なのね」
「無自覚じゃなかったら、今頃喧嘩になってるでしょ」リュナが茶々を入れる。
イルゼも口元に手を当て、ひそかに笑った。
だが、会議はやがて真剣さを取り戻した。
宰相が言葉を続ける。
「冗談では済まされぬ事態もある。
検討の結果、エイル・シェルドを“世界最強候補”として認定し、監視ではなく協力の形をとることで各国が一致した」
「監視って言葉が出てこなかったのはありがたいけど、やっぱり褒められてる気がしないな」
「褒め言葉よ」イルゼが眼鏡越しに微笑む。「あなたはこの時代の“例外”なんだから」
セレスが立ち上がり、王や他の出席者たちに向かって宣言した。
「私は王女として、白の賢者エイルを王国の正式な“第一守護者”に任命します。
その力を抑制し、維持し、正しく導く義務は、この私が負う」
どよめきが起こった。
「殿下、それは……!」
「不敬ではない。王国は彼を信じる。私も――信じたい」
エイルは苦い笑みを浮かべながら頭を掻いた。
「……もう好きにしてくれ。俺は自由に動ければいいから」
リュナがすかさず低い声で囁く。
「“自由にしていい”って言うと毎回面倒な役職増えるんだけど、わかってる?」
「もう、いっそ肩書き増やしてコレクターになろうかな」
「自虐が深刻」
結局その日、翌日発表の布告案として、彼の名は“白の守護者エイル・シェルド”と公式文書に刻まれることになった。
会議が解散したあと、長い廊下を歩いていると、セレスがそっと声を掛けた。
「……ありがとう。あの場で私が暴走せずにすんだのは、あなたが落ち着いていてくれたおかげ」
「落ち着いてたっていうか、状況についていけなかっただけだけど」
「ふふ、そうだったのね。でもあなたがいると、不思議と皆が安心するの」
「そうかな」
「ええ。たとえ神より強くても、あなたは誰より“人間”だから」
エイルは何も言えずに立ち止まった。
沈む夕陽が窓を染め、長い影が床に伸びる。
彼の肩越しに、王都の塔が金色に輝いていた。
「……俺、人間でいられてるのかな」
ぽつりとこぼした声は誰にも届かず、ただ風に溶けた。
しかしその頃――大陸の裏側、黒い霧が渦巻く廃都に、ひとつの人影が立っていた。
ゼルアークの部下、そして新たな「核の主」。
光の国が祝福に包まれるその裏で、別の世界が、静かに牙を研ぎ始めていた。
続く
長い旅路を経たはずなのに、民衆の目はまるで祝祭の日のように輝いている。
「白の賢者、帰還!」「殿下を救いし英雄、凱旋!」
通りに響く歓声を聞きながら、エイルはこめかみを押さえた。
「……これ、完全に目立ってるよな」
「当たり前でしょ」リュナが尻尾を揺らし、くすっと笑う。
「王族の命を救って帰ってきたんだから。英雄扱いされない方がおかしい」
「それにしたってさ……俺ただ護衛してただけで」
「護衛が十五人の暗殺者を一瞬で無力化するのは普通じゃないの」
そんな他人事のような会話を交わしながら、一行は王宮へ入る。
白大理石の回廊を抜けた先――待っていたのは、王と宰相、各国大使、そして軍の将官たち。
十数人が円卓を囲み、空気が張り詰めていた。
エイルたちが入室した瞬間、ざわめきが走る。
「これが“白の賢者”か……」
「若いな」「化け物らしいぞ」
「礼を欠くな、彼のおかげで国が救われたんだ」
その声の群れを背に、王は立ち上がった。
「エイル・シェルド。まずは感謝を述べさせてもらう。王女を守り、民を守り、我らの国を救ってくれた」
「いえ、俺はただの――」
「凡人、か?」王は苦笑しながら遮った。
「その言葉は、今や誰も信じぬだろう」
隣にいた宰相が札束のような書類を机に置く。
「陛下、まず最重要議題に入らせていただきます」
「よい、申せ」
宰相の声が広間に響いた。
「――“白の賢者エイル”の存在が、世界均衡を揺るがす可能性について、各国が共同で調査を要請しております」
場がざわつく。
「世界均衡……?」エイルが眉を顰めた。
「なんだか物騒な言葉だな」
「平たく言えば」イルゼが後方から歩み出る。「“世界で最も危険、もしくは最も有用な存在”という分類がなされたということ」
「……え、それ俺?」
「ええ。世界最強候補、だそうよ」
瞬間、室内の全員の視線がエイルに集中した。
沈黙。重苦しい空気。
リュナが吹き出しかけて慌てて口を押える。
「ぷっ……! いや、ほんとに本人まったく気にしてないって顔、逆に怖い」
「だって俺、そんな大それたことしてないし」
将軍が身を乗り出す。
「大それたことを“無自覚”でできるから問題なのだ!」
武人としての敬意と恐怖が入り交じった声だった。
「あなたが放った浄化魔法の残滓だけで、半径十キロの腐敗地帯が再生した。
あれは大聖堂の奇跡を超える。神の力をも凌駕していると評する学者もいる」
「うわぁ……言い過ぎじゃない? 俺そんなつもり全く」
「つもりの問題ではないの!」
場の熱気が上がる。
するとセレスが厳かな調子で立ち上がった。
「皆、静まりなさい」
その一言で、全員が息を飲んだ。
「彼はたしかに常軌を逸した力を持っている。しかし、その力をどう使うかは本人の意思に委ねられている。
少なくとも、彼は一度も“奪うため”に動いたことがないわ」
王が頷く。
「その通りだ。だが、各国は警戒するだろう。“一人で国家を滅ぼせる力”が味方か敵か、それだけで秩序が揺らぐ」
イルゼが資料の束を指で叩いた。
「各国から届いた書簡には、“協定”という項目があるわ。
エイルを“共通守護者”として登録し、大陸全域の災害・魔王封印を統括する新たな枠組みを作りたいらしい」
「守護者……ねぇ。響きだけはいいけど」
「つまり書類上、あなたが“世界の防衛兵器”扱いになる」
「それ全然よくない!?」
リュナが喉を鳴らして笑った。
「ほら、あんたもう“個人扱い”されてない」
「冗談だろ……俺、人として見られてないの?」
「もはやカテゴリーが違うのよ」イルゼが肩をすくめた。
黙っていた学者風の男が口を開いた。
「エイル殿、その力の根源について伺いたい。
あなたのステータスには【世界修正】【概念干渉】と記載があると聞きましたが、それは……」
「んー……わかんない」
「わ、わからない!?」
「だって誰も教えてくれなかったし、気づいたら起動してるし」
「つまり、神の領域の力に自覚がないと……?」
「うん。寝てても起動することあるみたい」
学者たちは頭を抱えた。
セレスも呆れたようにため息をつく。
「……本当に無自覚なのね」
「無自覚じゃなかったら、今頃喧嘩になってるでしょ」リュナが茶々を入れる。
イルゼも口元に手を当て、ひそかに笑った。
だが、会議はやがて真剣さを取り戻した。
宰相が言葉を続ける。
「冗談では済まされぬ事態もある。
検討の結果、エイル・シェルドを“世界最強候補”として認定し、監視ではなく協力の形をとることで各国が一致した」
「監視って言葉が出てこなかったのはありがたいけど、やっぱり褒められてる気がしないな」
「褒め言葉よ」イルゼが眼鏡越しに微笑む。「あなたはこの時代の“例外”なんだから」
セレスが立ち上がり、王や他の出席者たちに向かって宣言した。
「私は王女として、白の賢者エイルを王国の正式な“第一守護者”に任命します。
その力を抑制し、維持し、正しく導く義務は、この私が負う」
どよめきが起こった。
「殿下、それは……!」
「不敬ではない。王国は彼を信じる。私も――信じたい」
エイルは苦い笑みを浮かべながら頭を掻いた。
「……もう好きにしてくれ。俺は自由に動ければいいから」
リュナがすかさず低い声で囁く。
「“自由にしていい”って言うと毎回面倒な役職増えるんだけど、わかってる?」
「もう、いっそ肩書き増やしてコレクターになろうかな」
「自虐が深刻」
結局その日、翌日発表の布告案として、彼の名は“白の守護者エイル・シェルド”と公式文書に刻まれることになった。
会議が解散したあと、長い廊下を歩いていると、セレスがそっと声を掛けた。
「……ありがとう。あの場で私が暴走せずにすんだのは、あなたが落ち着いていてくれたおかげ」
「落ち着いてたっていうか、状況についていけなかっただけだけど」
「ふふ、そうだったのね。でもあなたがいると、不思議と皆が安心するの」
「そうかな」
「ええ。たとえ神より強くても、あなたは誰より“人間”だから」
エイルは何も言えずに立ち止まった。
沈む夕陽が窓を染め、長い影が床に伸びる。
彼の肩越しに、王都の塔が金色に輝いていた。
「……俺、人間でいられてるのかな」
ぽつりとこぼした声は誰にも届かず、ただ風に溶けた。
しかしその頃――大陸の裏側、黒い霧が渦巻く廃都に、ひとつの人影が立っていた。
ゼルアークの部下、そして新たな「核の主」。
光の国が祝福に包まれるその裏で、別の世界が、静かに牙を研ぎ始めていた。
続く
31
あなたにおすすめの小説
最弱村人だった俺、知らぬ間に神々に祝福されて無双してた件~気づけば聖女も魔王も嫁候補でした~
たまごころ
ファンタジー
「村で一番弱い」と言われていた青年アルト。ある日、魔物に襲われて死にかけた瞬間、封印されていた神々の力が全部彼に流れ込む——。
本人は「ちょっと強くなった」くらいの感覚だが、周囲からすれば世界の理を変えるレベルの脅威。気づけば王女から魔王、果ては勇者までが彼を取り合う修羅場に発展!?
無自覚最強の青年が、世界の中心になっていく異世界無双ハーレムストーリー。
異世界で追放されたけど、実は神に愛された最強賢者でした 〜気づけば魔王も王女も跪いていた〜
たまごころ
ファンタジー
才能なしと蔑まれ、パーティを追放された青年アルト。
だが、彼の正体は神々が「人の皮をかぶった奇跡」と呼ぶ規格外の賢者だった。
無自覚に最強の力を振るい、仲間を救い、敵を屠るうちに——気づけば世界が彼に跪く。
追放者の快進撃、そして「ざまぁ」の連鎖が始まる!
ハーレムあり、成り上がりあり、スカッと爽快な異世界冒険譚。
落ちこぼれ職人、万能スキルでギルド最強になります!
たまごころ
ファンタジー
ギルド最弱の鍛冶師レオンは、仲間に「役立たず」と笑われて追放された。
途方に暮れる彼の前に現れたのは、伝説の鍛冶書と、しゃべる鉄塊(?)。
鍛冶・錬金・料理・魔道具――あらゆるクラフトスキルを吸収する《創精鍛造》を極め、万能職人へと覚醒!
素材採取から戦闘まで、すべて自作で挑む“ものづくり異世界成り上がり譚”が今、始まる。
裏切った元仲間? 今さら後悔しても遅いぞ!
ざまぁにはざまぁでお返し致します ~ラスボス王子はヒロインたちと悪役令嬢にざまぁしたいと思います~
陸奥 霧風
ファンタジー
仕事に疲れたサラリーマンがバスの事故で大人気乙女ゲーム『プリンセス ストーリー』の世界へ転生してしまった。しかも攻略不可能と噂されるラスボス的存在『アレク・ガルラ・フラスター王子』だった。
アレク王子はヒロインたちの前に立ちはだかることが出来るのか?
序盤でざまぁされる人望ゼロの無能リーダーに転生したので隠れチート主人公を追放せず可愛がったら、なぜか俺の方が英雄扱いされるようになっていた
砂礫レキ
ファンタジー
35歳独身社会人の灰村タクミ。
彼は実家の母から学生時代夢中で書いていた小説をゴミとして燃やしたと電話で告げられる。
そして落ち込んでいる所を通り魔に襲われ死亡した。
死の間際思い出したタクミの夢、それは「自分の書いた物語の主人公になる」ことだった。
その願いが叶ったのか目覚めたタクミは見覚えのあるファンタジー世界の中にいた。
しかし望んでいた主人公「クロノ・ナイトレイ」の姿ではなく、
主人公を追放し序盤で惨めに死ぬ冒険者パーティーの無能リーダー「アルヴァ・グレイブラッド」として。
自尊心が地の底まで落ちているタクミがチート主人公であるクロノに嫉妬する筈もなく、
寧ろ無能と見下されているクロノの実力を周囲に伝え先輩冒険者として支え始める。
結果、アルヴァを粗野で無能なリーダーだと見下していたパーティーメンバーや、
自警団、街の住民たちの視線が変わり始めて……?
更新は昼頃になります。
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
神々に見捨てられし者、自力で最強へ
九頭七尾
ファンタジー
三大貴族の一角、アルベール家の長子として生まれた少年、ライズ。だが「祝福の儀」で何の天職も授かることができなかった彼は、『神々に見捨てられた者』と蔑まれ、一族を追放されてしまう。
「天職なし。最高じゃないか」
しかし彼は逆にこの状況を喜んだ。というのも、実はこの世界は、前世で彼がやり込んでいたゲーム【グランドワールド】にそっくりだったのだ。
天職を取得せずにゲームを始める「超ハードモード」こそが最強になれる道だと知るライズは、前世の知識を活かして成り上がっていく。
【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる