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第1章 オーレスト王国編
1章5話 その男、噂を聞く
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翌日、リーネは少しのお金を持たせて、街をまわらせることにした。
その間に俺はギルドで高額報酬クエストを受けなければならない。
「レオール!! 私はまた、お店をたくさん見てくるわね! お金、ありがとう」
「じゃあな、俺はクエストを受けてくるから。あまり、お金を使いすぎるなよ」
そう言って、俺たちは別れた。
ギルドではこの街に来るまでに見つけた薬草や魔物の素材も買い取ってもらうつもりだ。
「すいません、素材を買い取ってもらいたいんですけど……」
「はい。わかりました。スライムもウルフもゴブリンもとても状態がいいですね! これなら高値つけられそうです。では、冒険者カードを見せてください」
俺は自分の冒険者カードを見せた。
「あなた、Cランク何ですか!? なら、どうやってこんなにゴブリンやウルフを倒したんですか?」
「自分ですけど……何か問題ありますか?」
「ゴブリンもウルフも単体ならあまり強くありません。でも、群れで行動しているときはBランク以上の冒険者が4人ぐらいでパーティーを組まないと討伐できないはずですよ」
「そうなんですか? 俺は余裕でいけましたよ。そんなに強いんなら、俺に昇格させてくださいよ」
この雑魚が普通の人たちには強かったんだな。俺は一発で潰したんだけどな……
「私が言いたいのは本当にその魔物はあなたが倒したんですか? Cランク冒険者で倒せたとしても、こんな状態で持ってこれるはずないでしょ!!」
俺は疑われているらしい。
そりゃ、Cランクだけど俺は魔王にすら勝ったんだぜ! これぐらい、当然じゃねえか。
「これを倒したのは本当に俺です。王都からここに来るまでの道中に倒しました」
ギルドの職員さんはしめたという顔で俺に笑いかけてきた。
「それなら余計おかしいですね。王都からここまでは1ヶ月はかかりますよ。どうやって、この鮮度を維持したんです?」
そんなことか。こんなことであんな顔をするなんて、面白い職員さんだ。
「そんなの、アイテムボックスを使えばなんともないことないですよ。それに風魔法と闇魔法を応用すれば1週間でここまでこれますよ」
闇属性魔法は重さを変えることができる。
だから、俺の重さを軽くして、空に浮かんで、風魔法で方向を決めて飛べばいい。
まあ、スキルで飛行魔法を創ればもっと簡単になるが、それはズルすぎる気がしたのであまり使っていない。
「そうなんですか……なら、証拠!! 証拠を見せてください!! ここで空を飛んでアイテムボックスを見せてください!!」
「いいですよ。じゃあ、見せますね! でも、これが成功したら俺をAランクまで上げてください」
職員さんはとても驚いた顔をしていた。
まあ、これでAランクになれれば楽だし、疑いをかけてきたんだから、これぐらいやってくれてもいいだろう。
「わかりました。なら、ギルドマスターを呼んできますね。まあ、ギルドマスターの前で嘘がばれたら資格剥奪ってこともありますけど★」
「いいっすよ。問題ない。でも、嘘じゃなかったら、わかってますよね?」
こうして、職員さんはギルドマスターを呼んできた。
ギルドマスターって場所によって違ったんだな。知らなかった。
「お前がホラ吹き坊主か。俺は相手が誰でも嘘は許さねえ。もし、嘘だったら……な?」
めちゃくちゃな怖そうな男の人だった。
絶対、昔グレてたよな、このおっさん。
「いいですよ。でも、俺の条件呑んでくれたらですけど」
「Aランクにしてくれってやつか。本当にできるんなら、Aランクにしても全然問題ないからな。いいぜ、呑んでやる」
これで言質はとった。もちろん、録音魔法の『レコード』を使って録音している。
……抜かりはない。
俺たちはギルドの外に出た。
「じゃあ、見せてくれ! 早く飛べ!!」
「いいですよ。『ブレス』」
『ブレス』は飛行魔法だ。ズルすぎるとはいえここでは使った方がいい。
変に魔法を応用するよりかは確実に成功するし。
俺を見たギルドマスターと職員さんは目を丸くしていた。
「もういいぞ。次は『アイテムボックス』を見せてくれ!」
「はい。降りるの面倒なのでここで見せますね!! 『アイテムボックス』解放」
そうすると、俺から他の魔物の素材や武器やらが一気に落ちていった。
多分、あの人たちには当たってないはずだ。
「本当に使えたのかよ!! わかった。お前を俺の権限でAランクにしてやるよ。でも、このことはあまり言うなよ。俺、怒られるから」
「それはわかってるよ。俺はAランクになれれば何も問題ないしな」
このギルドマスター、王都の野郎と違っていいやつじゃん! やっぱり王都から離れたのは正解だったな。
こうして、俺のスライムやウルフ、ゴブリンは高値で買い取ってもらえた。
そして、Aランクにもなれた。これはとても大きい。
Aランクになれれば受けられる仕事も大分増える。これはお金が稼ぎやすくなるってことだしな!!
今日は買い取りのお金が大分もらえたのでクエストは受けないで宿に戻った。
まだ、昼を過ぎた時間である。それなのに、部屋にリーネがいた。
「リーネ、何をしてるんだ? まだ、外をまわっていてもいいぞ」
リーネは震えながら、俺に言葉を返した。
「……怖い……」
なんか、めちゃくちゃ怖がっていた。
「どうしたんだ、リーネ?」
「レオール、知ってる? この街に殺人鬼がいるみたいなの。だから、ギルドに依頼がきてるらしくて……」
殺人鬼? そんなのギルドでも聞かなかったな。依頼があるか見に行ってみるか。
「知らないがそれがどうしたんだ?」
「その殺人鬼が昨日行った服屋を襲ったらしいの。私、怖くて外にいけないわ」
お前、魔王だろ!! と思ったが突っ込まないことにした。
こいつは魔王でも、中身は普通の少女なのだ。
「わかった。俺はその殺人鬼を探して倒しにいってくる。報酬もたくさんもらえそうだし」
そう言うと、リーネは目を光らせた。
「私も行っていいかしら?」
「いいけど、怖いんじゃなかったのか?」
怖くて、途中でやめると言われるとつらい。だから、俺はリーネをおいていきたいのだが……
「あれ、演技よ。私、1人で行くのは怖いけど、レオールと行けば怖くないもの」
どうやら、俺と2人で行きたかったようだ。まあ、俺も魔王のリーネがいる方が心強い。
「なら、早速、依頼を受けにいこうぜ!」
「そうね。なんか、冒険が始まったって感じでいいわね!!」
「冒険か……」
俺がしたいのはのんびりした旅だったんだけど……今更、言ったところで意味はないか。
とりあえず、力はもう隠さないし、殺人鬼をコテパンにしてやろう。
そして、報酬を貰って、王国を出るまでは楽をしよう。
こうして、俺はギルドで依頼を受けた。
殺人鬼の捕縛はA級クエストだったので受けられた。
ホント、あのギルドマスター、いい人だな。
こうして、俺とリーネコンビの最初の冒険が始まった
その間に俺はギルドで高額報酬クエストを受けなければならない。
「レオール!! 私はまた、お店をたくさん見てくるわね! お金、ありがとう」
「じゃあな、俺はクエストを受けてくるから。あまり、お金を使いすぎるなよ」
そう言って、俺たちは別れた。
ギルドではこの街に来るまでに見つけた薬草や魔物の素材も買い取ってもらうつもりだ。
「すいません、素材を買い取ってもらいたいんですけど……」
「はい。わかりました。スライムもウルフもゴブリンもとても状態がいいですね! これなら高値つけられそうです。では、冒険者カードを見せてください」
俺は自分の冒険者カードを見せた。
「あなた、Cランク何ですか!? なら、どうやってこんなにゴブリンやウルフを倒したんですか?」
「自分ですけど……何か問題ありますか?」
「ゴブリンもウルフも単体ならあまり強くありません。でも、群れで行動しているときはBランク以上の冒険者が4人ぐらいでパーティーを組まないと討伐できないはずですよ」
「そうなんですか? 俺は余裕でいけましたよ。そんなに強いんなら、俺に昇格させてくださいよ」
この雑魚が普通の人たちには強かったんだな。俺は一発で潰したんだけどな……
「私が言いたいのは本当にその魔物はあなたが倒したんですか? Cランク冒険者で倒せたとしても、こんな状態で持ってこれるはずないでしょ!!」
俺は疑われているらしい。
そりゃ、Cランクだけど俺は魔王にすら勝ったんだぜ! これぐらい、当然じゃねえか。
「これを倒したのは本当に俺です。王都からここに来るまでの道中に倒しました」
ギルドの職員さんはしめたという顔で俺に笑いかけてきた。
「それなら余計おかしいですね。王都からここまでは1ヶ月はかかりますよ。どうやって、この鮮度を維持したんです?」
そんなことか。こんなことであんな顔をするなんて、面白い職員さんだ。
「そんなの、アイテムボックスを使えばなんともないことないですよ。それに風魔法と闇魔法を応用すれば1週間でここまでこれますよ」
闇属性魔法は重さを変えることができる。
だから、俺の重さを軽くして、空に浮かんで、風魔法で方向を決めて飛べばいい。
まあ、スキルで飛行魔法を創ればもっと簡単になるが、それはズルすぎる気がしたのであまり使っていない。
「そうなんですか……なら、証拠!! 証拠を見せてください!! ここで空を飛んでアイテムボックスを見せてください!!」
「いいですよ。じゃあ、見せますね! でも、これが成功したら俺をAランクまで上げてください」
職員さんはとても驚いた顔をしていた。
まあ、これでAランクになれれば楽だし、疑いをかけてきたんだから、これぐらいやってくれてもいいだろう。
「わかりました。なら、ギルドマスターを呼んできますね。まあ、ギルドマスターの前で嘘がばれたら資格剥奪ってこともありますけど★」
「いいっすよ。問題ない。でも、嘘じゃなかったら、わかってますよね?」
こうして、職員さんはギルドマスターを呼んできた。
ギルドマスターって場所によって違ったんだな。知らなかった。
「お前がホラ吹き坊主か。俺は相手が誰でも嘘は許さねえ。もし、嘘だったら……な?」
めちゃくちゃな怖そうな男の人だった。
絶対、昔グレてたよな、このおっさん。
「いいですよ。でも、俺の条件呑んでくれたらですけど」
「Aランクにしてくれってやつか。本当にできるんなら、Aランクにしても全然問題ないからな。いいぜ、呑んでやる」
これで言質はとった。もちろん、録音魔法の『レコード』を使って録音している。
……抜かりはない。
俺たちはギルドの外に出た。
「じゃあ、見せてくれ! 早く飛べ!!」
「いいですよ。『ブレス』」
『ブレス』は飛行魔法だ。ズルすぎるとはいえここでは使った方がいい。
変に魔法を応用するよりかは確実に成功するし。
俺を見たギルドマスターと職員さんは目を丸くしていた。
「もういいぞ。次は『アイテムボックス』を見せてくれ!」
「はい。降りるの面倒なのでここで見せますね!! 『アイテムボックス』解放」
そうすると、俺から他の魔物の素材や武器やらが一気に落ちていった。
多分、あの人たちには当たってないはずだ。
「本当に使えたのかよ!! わかった。お前を俺の権限でAランクにしてやるよ。でも、このことはあまり言うなよ。俺、怒られるから」
「それはわかってるよ。俺はAランクになれれば何も問題ないしな」
このギルドマスター、王都の野郎と違っていいやつじゃん! やっぱり王都から離れたのは正解だったな。
こうして、俺のスライムやウルフ、ゴブリンは高値で買い取ってもらえた。
そして、Aランクにもなれた。これはとても大きい。
Aランクになれれば受けられる仕事も大分増える。これはお金が稼ぎやすくなるってことだしな!!
今日は買い取りのお金が大分もらえたのでクエストは受けないで宿に戻った。
まだ、昼を過ぎた時間である。それなのに、部屋にリーネがいた。
「リーネ、何をしてるんだ? まだ、外をまわっていてもいいぞ」
リーネは震えながら、俺に言葉を返した。
「……怖い……」
なんか、めちゃくちゃ怖がっていた。
「どうしたんだ、リーネ?」
「レオール、知ってる? この街に殺人鬼がいるみたいなの。だから、ギルドに依頼がきてるらしくて……」
殺人鬼? そんなのギルドでも聞かなかったな。依頼があるか見に行ってみるか。
「知らないがそれがどうしたんだ?」
「その殺人鬼が昨日行った服屋を襲ったらしいの。私、怖くて外にいけないわ」
お前、魔王だろ!! と思ったが突っ込まないことにした。
こいつは魔王でも、中身は普通の少女なのだ。
「わかった。俺はその殺人鬼を探して倒しにいってくる。報酬もたくさんもらえそうだし」
そう言うと、リーネは目を光らせた。
「私も行っていいかしら?」
「いいけど、怖いんじゃなかったのか?」
怖くて、途中でやめると言われるとつらい。だから、俺はリーネをおいていきたいのだが……
「あれ、演技よ。私、1人で行くのは怖いけど、レオールと行けば怖くないもの」
どうやら、俺と2人で行きたかったようだ。まあ、俺も魔王のリーネがいる方が心強い。
「なら、早速、依頼を受けにいこうぜ!」
「そうね。なんか、冒険が始まったって感じでいいわね!!」
「冒険か……」
俺がしたいのはのんびりした旅だったんだけど……今更、言ったところで意味はないか。
とりあえず、力はもう隠さないし、殺人鬼をコテパンにしてやろう。
そして、報酬を貰って、王国を出るまでは楽をしよう。
こうして、俺はギルドで依頼を受けた。
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※小説家になろう様にも掲載しています。
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