【R18】聖女の「魔王を倒したら私の処女を捧げます」なんて言葉に騙された転生勇者、呪いで醜いオーガにされたけど、このまま約束果たします!

濡羽ぬるる

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一人目:町娘ベロニカ(完)

「……やめて、お願い……」

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「……やめて、お願い……」

 遠くから、震える女の声で懇願が聞こえた。
 目を開く。なんだろう、視界に違和感がある。
 世界が広がった、いや、縮んだように見える?

 足元を見ると、人間が二人倒れていた。
 片方は先ほど俺を殴った若者――アルベルトだ。
 首から上と片腕がおかしな方向にねじ曲がって、胸が真っ赤に染まっている。
 服を切り裂き肉をえぐった、獣の爪痕のような五本の裂傷から溢れる、血の赤色だ。
 ごぽっ、と口からも赤い塊があふれる。もう助からないだろう。

 一体、誰がこんな酷いことを。

「いや、助けて」

 その隣で震える声を上げるのは、ベロニカと呼ばれていた女性。こちらは目立った傷はないようだが、腰が抜けたように座り込んでいる。

 整った顔を恐怖に歪め、ほつれた金髪を頬にはりつけたまま、上目遣いで俺に・・懇願していた。
 開いた胸元では、豊かな谷間が震えている。
 めくれ上がったスカートからは白い太ももが露わで、布面積の小さな下着がちらりと見えた。
 
「助けて、ねえ誰かっ! バケモノに殺されるっ!」
「勇者も食われちまった! 早く、誰か衛兵を呼んでくれッ!」

 残り二人の男女は、少し離れた場所から意味不明なことを叫んでいる。
 今は考えごとをしているのだから、静かにしてほしい。

 グゴオオうるさいッ!

 しかし俺の言葉は、なぜか獣の咆哮のように、あるいは雷鳴のように響いて空気を震わせた。

「ひッ……!」
「わ、わかった、静かにするから、殺さないでくれ……」

 二人はその場にへたり込みながら、両手で自分の口を塞いだ。
 言葉の意味は伝わったらしい。
 同時に彼らは、俺に対する恐怖に支配されているようだった。

 いったい、何をそんなに恐れているのだろう。
 視線を落とし、目に映った自分自身の姿に絶句する。

 俺は、全裸だった。
 しかもその肌は、明らかに人間のそれじゃない青黒い色をしている。
 引き締まった筋肉質の体は、もとの自分のそれより一回り、いや二回りも逞しく大きくなっていて、身長は2メートルを余裕で越えるだろう。
 グローブじみた大きな手の、太い指には鋭い爪が生え、その右手側には赤い血が付いていた。
 頭部に触れると、ごわごわしたたてがみのような髪、そして額の左右の端からは尖ったらしきものが生えている。
 最後に口元を確かめる。予想通り、口角は大きく裂けて広がり、鋭い牙が並んでいた。

 俺は、この姿を知っている。

 コボルド、ゴブリン、オーク……この世界に住む数多の亜人型魔物どもの中で、最も強靭で、最も残忍な存在として。
 これまで幾度となく戦い、そして屠ってきた忌むべき邪鬼――オーガ、そのものだった。

 頭が、燃えるように熱くなった。
 脳裏に浮かんだのは、魔物に襲撃された辺境の村での記憶。

 一匹のオーガが、年端もいかない少女を犯していた。
 俺は怒りのままに剣でそいつの首をはねた。
 倒れたオーガの向こうで、少女は股を開いたまま放心して、無毛の性器から、赤い血と白い精液を垂れ流していた。
 その光景が目に焼き付いて、思い出しながら何度も何度も俺は、自慰に耽った。
 自己嫌悪に苛まれながら。

「ヒッ、いッ、いやああああッ!」

 悲鳴で我に返ると俺は、足元に倒れたベロニカの剥き出しの下半身の、ちいさな下着を爪で引き裂いて、秘部をさらけ出させていた。

 そのまま両の足首を掴んで、ぎりぎりまで大きく開脚させる。

「……やめて……お願い……!」

 オーガの夜目のおかげで昼間の明るさと変わらない視界の中、彼女の秘処そこは薄っすらと蜂蜜色の陰毛ハニーブロンドに飾られ、縦に慎ましく口を閉じている。

「いやあ、見ないでぇ……」

 そしてよく見れば、ベロニカは美少女だった。
 陰毛と同じ蜂蜜色の長髪ハニーブロンドに、濃すぎない化粧がよく似合っている。
 一見は大人っぽい印象だが、まだあどけなさも残るその顔立ちは、十七か十八というところだろうか。
 実際、彼女から酒の匂いはしなかった
 その美貌を恐怖に歪ませながら、彼女の視線は俺の股間を凝視する。

「……ひッ……」

 そこでは、本来おれのモノより太さも長さも三倍以上ある巨大な黒い巨根ペニスが、雄々しく天に向かって屹立している。

 ……ブシャアアアア……

 両手で必死に隠そうとする彼女の股間より、失禁のしぶきが噴水のように飛び散って、巨根おれを生暖かく濡らす。
  
 ――その瞬間、俺の理性は完全に焼き切れた。

 必死で隠そうとする白い手を押しのけて、ぎちぎちに勃起した巨根ペニスの先端を彼女の膣内なかに突き刺すべく、腰を沈めていた。
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