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母娘丼W023 ママたちの全身コースデビュー

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№23 ママたちの全身コースデビュー

 俺の平日休みが、ジェニーさんやニコルさんと同じ水曜になって、最初の水曜日が来た。
「「行って来まーす。」」と元気に出て行った、俺の幼いフィアンセ=天使たち。
 切っ掛けは、天使たちからのパパになってと言う要求を躱すために、君たちが大人になったら嫁にしたいと言ったのだけれども、その軽口のせいでJSの天使ふたりからフィアンセ認定され、脱出できないドツボにはまっている俺なのだった。

 俺からプロポーズされたと誤解している天使たちふたりは、俺の嫁になる気満々なのだ。なかなかほとぼりが冷めてくれない。

 さて、天使たちを送り出した俺とママふたり。これからふたりに性感マッサージを施す。むふふのふ。
「ジョージくん、今日は全身コースでお願いね。」真っ赤になって、そう言うジェニーさん。
「いいんですか?」
「いいんだよ。全身コースの方が効くんだろ?だったら、体調を整えるためには、全身コースだろ。」ニコルさんは横を向いてそう言った。耳が真っ赤だ。
「分かりました。」

 今日の施術はジェニーさんから。ニコルさんは施術部屋=俺の寝室の隣のダイニングで待機してもらった。いくら親友でも、乱れるところは互いに見たくないだろうし、見られたくもないだろう。苦笑

 施術に使うクリームには、えっちな気分にさせやすいエッセンシャルオイルのイランイランを数滴。いつもより多めだ。
 施術用のラテックス手袋をはめて、準備ができた頃、施術着に着替えたジェニーさんが施術室=俺の寝室にやって来た。

 ベッドに寝てもらい、上半身から性感マッサージを開始。最初の胸への施術で、すでにジェニーさんは乱れモードに入っていて、頂へのピンピンピン攻撃で、喘ぎ声を出しつつ、感じまくっていた。

 上半身を入念に刺激したところで、いよいよ下半身だ。仰向けで寝ているジェニーさんの右横に座り、施術着=貫頭衣の体側のマジックテープを外して、両手を差し入れた。
 そのまま両手で両脚を広げ、左手の親指と人差し指と中指で、秘所を広げた。ジェニーさんは身を強張らせたが、お構いなく右手の親指、人差指、中指で、マロン&スクワオールを撫でたり、谷の溝に沿って往復を繰り返し、秘境一帯を入念にかつソフトに刺激。
 ジェニーさんは何度も何度も、打ち寄せる快感の波に包まれていた。

 蜜壺入り口付近で、蜜壺から溢れて来るえっちな液体をくちゅくちゅと弄んでいると、ジェニーさんから、
「お願い。中も…。」とゴーサインが出た。箱根では焦らして失敗したから、今回は焦らさない。ゴーサインから間髪入れず、指先探検隊中指隊長が、蜜壺=神秘の洞窟へと侵入して行ったのだった。
 ぱっくり開いた神秘の洞窟の入口から、中指隊長が徐々に奥へと侵入して行くと、蜜壺の壁が熱く蠢いている。えっちな液体でぬるぬるした壁を入念にチェックしつつ、中指隊長は未知の洞窟内部へと侵入して行くのだった。

 俺は上級編の施術は初めてだったが、中指隊長が神秘の洞窟の奥深くで、無事に洞窟内のツボを探り当てたので、そのツボを含めて、蜜壺全体を蹂躙するように攻め立てると、ジェニーさんは歓喜の声を漏らして仰け反り、その後はひくひくして、朦朧となったのだった。イッたっぽい。ってかイッてるわ。今日の1回目、頂きましたー。笑

 一旦蜜壺から離れ、足の方に回り込んで両膝を立てさせ、ふくらはぎから膝裏の反射区を刺激した。そして、膝まわりから太腿に沿って徐々に強めに揉みながら再び蜜壺への接近を図ると、ジェニーさんは両脚を開いた。施術着=貫頭衣の前垂れの衣が秘所を覆い隠している。
 その布は捲り上げず、布の両サイドから両手を差し入れて、再び神秘の洞窟内に侵入した。そして、最奥のツボを入念に刺激し、2度目の恍惚状態へと導いたのだった。

 3回目はうつ伏せにして、背面から攻め立てた…。

 全身コースデビューで、中級編をすっ飛ばして一気に上級編まで行ったジェニーさんが、最後の恍惚状態から復活すると、
「ジョージくん…。」と呟いた。
「なんですか?」と覗き込む俺を、ジェニーさんは両腕でホールドし、熱い抱擁と大人のキスで反撃、いや、感謝を伝えて来たのだった。

 その後、ジェニーさんをお姫様抱っこで浴室まで運ぶとき、ダイニングで待機していたニコルさんの前をよぎったのだが…。
 ニコルさんの眼が、爛々と輝く肉食獣の眼になっていて、期待に満ち溢れていたのは内緒だ。笑

 ジェニーさんを湯に入れて、再び寝室に戻り、ニコルさんの施術用に、シーツの上に敷いていたバスタオルを交換した。それからクリームにイランイランを数滴たらして練り込み、一連の準備を終えると、施術着に着替えたニコルさんが入って来た。

 ベッドに仰向けに寝てもらい、施術用のラテックス手袋をはめて施術開始。

 まずは上半身から。いつも通り、乳房まわりから頂への接近と離脱を繰り返し、焦らしてから頂を蹂躙。さらには豊満な乳房を揉みしだいた。ここまででニコルさんは、非常によく反応している。一生懸命、漏れ出る声をかみ殺しているのがかわいい。
「ニコルさん、声を出してもいいんですよ。」
「ダメだよ、叫んじゃうかも知れないんだ。」
 タオルを渡すと、ニコルさんは丸めて口に入れていた。自前の猿轡?でもこれで声を出しても大丈夫だろ。笑

 上半身への施術を終え、いよいよ下半身へ。
 ニコルさんの右横から、施術着の体側のマジックテープを外して両手が秘所付近に進出した。両脚を広げさせ、手探りではあるが、巧みに秘所外部の各部をソフトタッチで刺激して行った。
「あ、あ、あー、そこ。」思わず声が漏れるニコルさん。
「中もいいですか?」と聞くと、頷いたのだった。

 右手の洞窟探検隊中指隊長が、ぱっくり開いた蜜壺の入口から神秘の洞窟内部へと侵入して行った。あふれ出るえっちな液体のお陰で、つるりと容易に侵入できて行く。再び、タオルを噛みながらの愉悦の声が続けて出て来た。実にいい兆候だ。

 洞窟内部のツボを探り当て、入念に刺激すると、ニコルさんはこの日、最初の絶頂を迎えたのだった。

 それから両膝を立てて、両脚のケア。太腿を刺激して、神秘の洞窟正面から再アプローチ。
 施術着の前垂れ越しに、手探りで洞窟入口を探り当てて2度目の侵入中指隊長の活躍で、2度目の絶頂、頂きましたー。

 3度目はニコルさんをうつ伏せにして、折り曲げた俺の右脚の膝にニコルさんの草叢一帯が当たるようにして、突き出た尻を掌底でグリグリと揉み込む。
「あ、いい、これ、いい。」
 ニコルさんのお気に召したのは、膝による秘部前面と、両手の掌底による左右の桃尻への3点攻撃だ。もちろん3点とも施術着の布越しであるから、俺からは直接視認できない。

 施術着の後垂れの両横から両手を差し入れ、秘所を分け開くと、泉からえっちな液体が溢れ出ていた。
 三度みたび、中指隊長が洞窟探検に向かい、内部を蹂躙。よつん這いのニコルさんは、タオルを噛むのを忘れて、いい声を上げつつ,今日3度目の絶頂状態に入って行ったのだった。

 余韻に浸りつつも、意識がはっきりしてきたニコルさんをお姫様抱っこで、浴室へ運ぶとき、湯上りでさっぱりしたジェニーさんの前をよぎった。まじかよ、バスタオルを巻いただけなのな。
 ジェニーさんは、眼がとろんとしていて、まだ余韻に浸ってるっぽかった。

 浴室で施術着ごとニコルさんを湯に入れると、ニコルさんの両腕が俺をホールドし、熱い抱擁と大人のキスが続いた。

 施術室を片付け、俺の寝室に戻す作業を完了してダイニングへ。俺はミントティーの準備に入った。

 しばらくすると、浴室からバスタオルを巻いたニコルさんも出て来て、3人がダイニングで合流。
 俺はミントティーを入れてふたりに出した。もちろん俺も頂く。
 しばらく3人で無言のままミントティーを飲んだ。こう言うときは下手に話し掛けない方がいい。

 しばらくして、ニコルさんから切り出して来た。
「これって、定期的に受けた方がいいのかい?」
「そうですね。リフレクソロジーで反射区の反応を確認しながらですけど、お嫌じゃなければ定期的に続けた方が効果的です。」
「嫌なもんか。ジョージくん、分かってるだろうに…。」
「気に入って頂けたのなら、施術した甲斐がありました。」
「頻度は…、その…、週1くらいかしら。」ジェニーさんが会話に加わった。
「そうですね、水曜に上級編、日曜にリフレクソロジーでいかがです?」
「それでいいわ。」「私もそれでいいよ。」

 それからこのサイクルで施術が続くのだった。じきにふたりのホルモンバランスは改善され、イライラや軽い頭痛の症状がなくなった。
 当然、人当たりもよくなり、ドライアド・ジャパンの男どもは一層魅了され、女性社員からは憧憬の眼で見られたのだった。
 そうなると必然的に、ふたりに恋人ができたんじゃないかと、勘ぐる輩が出て来る。

 3月になって、先輩社員ふたりから、この件で話し掛けられた。
「なあジョージ、最近シェリフもマエストロも一層ヤバくなってないか?」そのヤバいは、いい意味で…だよな。
「そうそう、前はおっかなかったけど、今は凄くいい感じなんだよな。」
「そう言われればそんな気もしますが…。俺はおふたりと仕事で絡むことはないですから、正直、よく分からないです。」仕事では絡まんけどね、私生活では絡みまくりなのよね。笑

「でもさ、ジョージは社宅でシェリフとマエストロと隣なんだろ?」
「いいよなぁ、その立位置。俺も独身寮じゃなくて、社宅にしとけばよかったなあ。家賃ケチるんじゃなかったよ。」
「そうですけど、おふたりとも休みの日は昼過ぎまで寝てるようですよ。何でも残業の疲れを取るのだとかで。俺は実際、おふたりよりも、おふたりのお嬢さんの方が絡みますね。」
「ジョージよお、あんないい女ふたりとお隣のくせに、そのお嬢さんとの方が絡みが多いって、お前、ロリコンなの?」
「いやいや、そう言う絡みじゃないですって。シェリフとマエストロが残業続きのせいで、お嬢さんたちふたりの夕食は、牛乳とシリアルだったんですよ。育ち盛りの小学生がそんな食生活って、いくらなんでもほっとけないでしょ。俺、自炊なんで、夕飯にふたりを呼んで、一緒に食べさせてるんです。」

「まじか。お前、いい奴だったのな。ロリコンとか言って、悪かったわ。ごめんな。」
「あ、いえいえ、軽い冗談なの、分かってたんで。」
「でもその流れでさ、ママたちといい感じになったりしないの?」
「そう言う風に見えます?」
「「見えない!」」
「ちょっと先輩、そこはお世辞でも少しは見えるって言って欲しかったです。」ふふん。我ながら上手くはぐらかしたな。

「まあまあ、で、シェリフとマエストロに最近男ができてたりする?」
「そうそう、社宅に男出入りとかないの?」
「いやいや、男ができたとか、そんなの分かる訳ないじゃないですか。でも社宅には、俺が知る限り男の人は誰も来てないですよ。」まあ現状で一番親しい男は俺だろうな。恋人じゃないけど。泣
「ふーん、てっきりあのふたりの変わり様、男ができたんじゃないかと思ったんだけどな。でもそれなら俺にもワンチャンありかな?」
「まだ分かんねぇぜ。娘がいるなら男とは外で会うだろ。それにさ、男がいなくてもお前にワンチャンなんかある訳ねぇじゃん。」
「このやろ、お前だって相手にされっこねぇじゃねぇかよ!」
「んだと?コラ!」
「いやいや、先輩たち、不毛な争いはやめて下さいって。」
「「何が不毛だ!」」

 こんな感じで、ジェニーさんとニコルさんの評判は、頗る上がっているのだった。

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 毎日22時に投稿します。

 以下の2作品も合わせてよろしくお願いします。
「射手の統領」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/541586735
「精霊の加護」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/836586739

 カクヨム様、小説家になろう様にも投稿します。
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