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母娘丼W024 日々成長する天使たち

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№24 日々成長する天使たち

 4月、新学期を迎え、天使たちは6年生に進級した。JS最後の年で、来年はようやくJCである。JKになるにはまだ遠い。

 俺んちでの子供食堂で、栄養状態が改善された天使たちは、出会った頃の小さな痩せっぽち状態から、秋の頃にはほんのちょっとだけふっくらした感じになった。
 ほんのちょっとだけふっくらしたときは、ダイエットがどうとか言って、食事量を減らそうとしたが、俺が今の方が断然いいと言うと、ダイエットはやめて、元通り食べるようになった。んー、女の子だなあ。笑

 冬になると栄養は縦の成長へ使われるようになり、すすすーっと、眼に見えて背が伸び出したのである。
 そして今年に入ると、ふたりは立て続けに初潮を迎え、最近は、頂がツンとし出して、胸がほんの少しではあるが、膨らんで来ている。そんな訳で天使たちは、つい最近、ブラデビューを果たした。もちろんAAAカップだけど。

 天使たちの胸が膨らみ出したことを、なぜ俺が知っているかと言うと、ママたちのリフレッシュ休暇の温泉旅行に一緒に行って、そこで天使たちと温泉混浴をしたのが、そもそもの切っ掛けだ。
 あれ以来、天使たちと一緒にお風呂に入るようになっている。別に俺が誘っている訳じゃない。ふたりが一緒に入りたがるのだ。これは本当だ。決してロリではないからなっ!

 ふたりが立て続けに初潮を迎えたときは、流石にこれ以上はやばいだろうと思って、混浴はやめようと言ったのだが、天使たちふたりが、眼に涙を浮かべてお祈りポーズをしつつ、ふるふると首を横に振るのだ。
 これをやられては、ふたりの言うことを聞くしかないじゃないか。

 ふたり曰く、
「ジョージさんのお嫁さんになるんだから、一緒にお風呂に入るのは当たり前。」
「ジョージさんになら、いろんなところを見られても、もう恥ずかしくない。」
のだそうだ。
 まあその分、天使たちも俺のをガン見して来るけどな。苦笑

 ママたちは、俺が天使たちと混浴していることを気にしている風もなく、あっけらかんとしている。成り行きだったとは言え、最初に天使たちに俺との混浴を勧めたのはママたちふたりだったからな。

 で、今日も俺んち子供食堂で、3人での夕食を終えた後、俺と天使たちは、仲良く風呂に入っている。
 美容室でバイトしていたことがある俺は、もともと天使たちの長い髪を洗ってやっていたのだが、混浴するようになってからは体も洗ってやるようになっていた。
 そもそもは、天使たちが俺の背中を流したいと言って来たのだ。ふたり掛りでごしごしと一生懸命洗ってくれたから、じゃあお礼にと俺も洗ってやったのだが、これが切っ掛けで互いに体の背中を、洗いっこするようになってしまった。
 で、いつの間にか、前もお願いーって流れで、天使たちの全身を洗うようになっていた。でも天使たちは俺の背中しか洗わない。流石にJSに前を洗わす訳には行かんからな。

 そう言う訳で、胸が膨らんで来たことは手に取るように分かるのだ。実際に、手に取ってるし。洗うときだけだけどな。

 キャッキャうふふのお風呂タイムが終わり、湯上りでまったりしていると、天使たちから相談が来た。
「ジョージさん、中学校なんだけどね、私たち、女子校に行きたいの。」アリちゃんが切り出して来て、プリちゃんが頷き、後を続けた。
「だからね、受験勉強を見て欲しいの。」
「まじ?でもなー、素人の俺が教えるより、学習塾とかの方がいいんじゃない?」
「男の子がいるからやなの。」
「え?ひょっとしてクソガキどもか?あいつら、またちょっかい掛けて来てんの?」
「ううん。ジョージさんが懲らしめてくれてからないよ。」
「でもあれから男の子が苦手。」
「それで女子校なのか。」
「「うん。」」

「でもさ、男の子だってクソガキどもみたいな奴らばっかじゃないし、JCは微妙だけど、JKになったら彼氏とか作るんじゃないの?」
「「むぅ。」」あれ?ふたりとも、膨れた?
「なんか気に障ること言った?」
「言ったよ。ジョージさん、私たちのフィアンセのくせに、私たちに彼氏を作ればってどういうこと?」
「そうだよー。まさかジョージさん、浮気とかしてないよね?」確かに失言だったが、なぜ浮気を疑われにゃいかんのよ?苦笑

「してない、してない。」
「そう言えば、最近ママたちと仲いいよね。」
「平日休みも水曜に代えちゃうしさ。私たちが学校に行ってる間に、ママたちとデートとか、してるんじゃないの?」
「それはないよ。マッサージはするけどさ。それに平日休みが変わったのは会社の都合だよ。俺が希望した訳じゃないからな。でもさ『JKになったら彼氏とか作るんじゃないの?』は、失言でした。ごめんなさい。」
「「うん。」」

「で、受験勉強だっけ?ママたちには相談したの?」
「これから。でも言ったら塾に行けって言われるでしょ。」
「だからね、ジョージさんが勉強見てくれるって言えば、塾は行かなくていいかなって。」
「なるほどなー。まあ勉強見るのはいいけどさ、塾の先生みたいに、教え方は上手くないからね。」
「え?ジョージさん、教えるの上手だよ。」
「うん、いつか、分からないとこ教えてもらったとき、分かりやすかったもん。」
「じゃあ引き受けようかな。」
「「やったー。」」

 天使たちが俺の左右の太腿にひとりずつ跨って、抱き付いて来た。
「ねぇ、さっきの失言の穴埋め。」右からアリちゃんがんーっと唇を突き出して来たので、チュッとやった。
 続けて左のプリちゃんにも。
「長いのがいい。」リクエストに応えて、ちゅーっと長めのキスをプリちゃんにし直すと、
「私も。」アリちゃんにもちゅーっと。
 それが無限ループで続くのだ。ちょっといい加減、止めさせないとな。ちょっと早いかもしれないが、初潮も来たし、大人のちゅーでも教えるか。それで、恥ずかしがってくれたら、ちゅーの無限ループは終わるよな。

「よし。最近ブラも付けだして、大人になり掛けてる天使たちに、大人の恋人キスを教えよう。先攻はどっち?」
「はいっ。」普段はおっとりしてるんだけど、こう言うときのプリちゃん決断は速い。
「ではプリちゃん。口を軽く開けて舌を出して。」
「え?」
「言った通りにして。」頷いて口を開け、舌を出したプリちゃん。
 俺はまず舌に吸い付いて、俺の舌を一旦絡めてから、一気にプリちゃんの口内へ舌を侵入させ、口内を蹂躙した。
「ん、ん、んー。」眼を見開いて驚くプリちゃん。
 一旦離して、
「舌を絡めてから吸ってみて。」と言ってもう一度。
「あ、ん、ん。」さっきより長めに吸って離れると、力が抜けたプリちゃん。眼もとろんとしている。

「次、アリちゃんね。見てたよね?口開けて舌を出して。」アリちゃんも素直に口を開け舌を出した。
 そこに吸い付いて、一旦舌を絡めてから、アリちゃんの口内へ進出し、思うがままに蹂躙した。
「んふ、ん、ん。」アリちゃんは、俺とプリちゃんのべろちゅーを見てたから驚くことはなく、俺のなすがままにされていた。
 一旦離して、
「次はアリちゃんも積極的に来てね。」こくりと頷くアリちゃん。
「ん、ん、ん、ん。」長めに吸ってると腕を回して来た。積極的じゃん。キスを終えると、やはりアリちゃんも眼がとろんとしている。

 当初の目論見通り、これでふたりからの繰り返しのキスの要求はなくなった。でも、両方からしがみ付かれたけどね。

 やべ、なんかちょっとだけ、マイサンがドラゴン化し掛けてやんの。俺、ロリコンに目覚めたかも。次はAAAの胸でも吸ってみるかな。苦笑

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 毎日22時に投稿します。

 以下の2作品も合わせてよろしくお願いします。
「射手の統領」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/541586735
「精霊の加護」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/836586739

 カクヨム様、小説家になろう様にも投稿します。

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