25 / 34
第23話 冒険者登録
しおりを挟む
ギルドの中に入ると見た目通り中々の広さで、冒険者であろうイカツイ装備をした人達が結構いた。
ユウタペディアの調べによると冒険者ギルドとは「おいおい兄ちゃん、冒険者になるには向いてねぇだろ?へへへ」的なテンプレがあるらしい。テンプレはまだかとワクワクしている俺。
「おい兄ちゃん。」
テンプレきたこれ!?
「見ない顔だし新人だろ?冒険者登録出来るのは一番右端のカウンターだからな。」
ん?あれ?何か思ってたのと違う。
「依頼かもしれないですよ?」
「そんな剣持ってるやつが依頼なわけねえだろ。面白い事言うな兄ちゃん。」
ハッハッハッっと笑いながら俺の肩をたたくイカツイ人。どうやらテンプレは無さそうです。まぁ確かに毎度知らない顔見たら絡みに行くっても無駄な行為だしな。
「はは、では登録に行ってきまね。」
テンプレじゃない良い人に軽く会釈し、一番右のカウンターに行く。
「登録ですね?銀貨1枚になります。」
「あ、この子達のもお願いします。」
ルルとヨヨの頭をポンッと触る。
「かしこまりました。銀貨3枚です。」
残り所持銀貨1枚か…。はやく稼がねば。
「こちらに名前と年齢。使用する武器とお持ちのスキルを記入してください。」
三枚の紙が渡される。全部同じ紙だという事からルルとヨヨの分も含まれてるんだろう。
代筆もありとの事だったのでルルとヨヨの代わりに俺が書く事にした。
・ユウタ
・17
・剣
・【火属性魔法】
悩んで末こう書いた。火属性魔法は煉獄を使っても問題無いように、という考えだ。
・ルル
・12
・無し
・【火属性魔法】
・ヨヨ
・12
・無し
・【氷属性魔法】
ルルとヨヨは見た目通りの年齢を書きスキルも適当に書いた。三枚揃えてお姉さんに渡す。
「そちらのお嬢さんが魔法使いなのは分かりますが、貴方も魔法使いなのですか?」
俺の腰にささった妖刀を見て首をかしげる。そりゃこんな業物持ってて魔法使いってのはおかしいかな。
「一応剣術もできますよ。」
剣術の極意がありますからね!と言う言葉は飲み込む。
「そうなんですか。あ、登録完了いたしました。冒険者ギルドの説明は必要ですか?」
「あ、お願いします。」
「まずランクと言うものがありまして、上から順にA+・A-・B+・B-・C+・C-・D+・D-。そして一番下に初心者冒険者のFがあります。C+まで行くとベテラン。B-にもなると大物です。」
なるほどなるほど。一番上がA+か。
「依頼を達成することでギルドポイントが貯まり、そのポイントが指定された数を超えるとランクアップ試験が受けれます。依頼によってギルドポイントが変わりますので依頼を選ぶ際に確認しておいてください。何か質問はありますか?」
「いや、大体わかった。ありがとう。」
軽くお姉さんに会釈する。すると少し驚いたような顔をした。
「冒険者になる人で礼儀正しい人は珍しいですからね。どこかの貴族様でしょうか?」
どうかしたのかと尋ねると、そう返ってきた。俺が貴族なんて無い無い。…貴族に見えちゃう?ねぇ見えちゃう?
「ユウタが貴族…ないのじゃ。」
「うん。ないかな。」
「酷いっ!?」
ルルとヨヨに精神ダメージを与えられるも何とか耐える俺。
俺たちのやり取りを見て笑っているお姉さんを横目に取り敢えず早速依頼を受けてみることに決めた。
ユウタペディアの調べによると冒険者ギルドとは「おいおい兄ちゃん、冒険者になるには向いてねぇだろ?へへへ」的なテンプレがあるらしい。テンプレはまだかとワクワクしている俺。
「おい兄ちゃん。」
テンプレきたこれ!?
「見ない顔だし新人だろ?冒険者登録出来るのは一番右端のカウンターだからな。」
ん?あれ?何か思ってたのと違う。
「依頼かもしれないですよ?」
「そんな剣持ってるやつが依頼なわけねえだろ。面白い事言うな兄ちゃん。」
ハッハッハッっと笑いながら俺の肩をたたくイカツイ人。どうやらテンプレは無さそうです。まぁ確かに毎度知らない顔見たら絡みに行くっても無駄な行為だしな。
「はは、では登録に行ってきまね。」
テンプレじゃない良い人に軽く会釈し、一番右のカウンターに行く。
「登録ですね?銀貨1枚になります。」
「あ、この子達のもお願いします。」
ルルとヨヨの頭をポンッと触る。
「かしこまりました。銀貨3枚です。」
残り所持銀貨1枚か…。はやく稼がねば。
「こちらに名前と年齢。使用する武器とお持ちのスキルを記入してください。」
三枚の紙が渡される。全部同じ紙だという事からルルとヨヨの分も含まれてるんだろう。
代筆もありとの事だったのでルルとヨヨの代わりに俺が書く事にした。
・ユウタ
・17
・剣
・【火属性魔法】
悩んで末こう書いた。火属性魔法は煉獄を使っても問題無いように、という考えだ。
・ルル
・12
・無し
・【火属性魔法】
・ヨヨ
・12
・無し
・【氷属性魔法】
ルルとヨヨは見た目通りの年齢を書きスキルも適当に書いた。三枚揃えてお姉さんに渡す。
「そちらのお嬢さんが魔法使いなのは分かりますが、貴方も魔法使いなのですか?」
俺の腰にささった妖刀を見て首をかしげる。そりゃこんな業物持ってて魔法使いってのはおかしいかな。
「一応剣術もできますよ。」
剣術の極意がありますからね!と言う言葉は飲み込む。
「そうなんですか。あ、登録完了いたしました。冒険者ギルドの説明は必要ですか?」
「あ、お願いします。」
「まずランクと言うものがありまして、上から順にA+・A-・B+・B-・C+・C-・D+・D-。そして一番下に初心者冒険者のFがあります。C+まで行くとベテラン。B-にもなると大物です。」
なるほどなるほど。一番上がA+か。
「依頼を達成することでギルドポイントが貯まり、そのポイントが指定された数を超えるとランクアップ試験が受けれます。依頼によってギルドポイントが変わりますので依頼を選ぶ際に確認しておいてください。何か質問はありますか?」
「いや、大体わかった。ありがとう。」
軽くお姉さんに会釈する。すると少し驚いたような顔をした。
「冒険者になる人で礼儀正しい人は珍しいですからね。どこかの貴族様でしょうか?」
どうかしたのかと尋ねると、そう返ってきた。俺が貴族なんて無い無い。…貴族に見えちゃう?ねぇ見えちゃう?
「ユウタが貴族…ないのじゃ。」
「うん。ないかな。」
「酷いっ!?」
ルルとヨヨに精神ダメージを与えられるも何とか耐える俺。
俺たちのやり取りを見て笑っているお姉さんを横目に取り敢えず早速依頼を受けてみることに決めた。
0
あなたにおすすめの小説
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる