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第24話 初めての依頼
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俺たちのやり取りを見て笑っているお姉さんを横目に取り敢えず早速依頼を受けてみることに決めた。
「すいません、俺達が受けられる依頼って何があります?」
「あ、はい。ユウタさん達はまだFランク依頼しか受けられませんから薬草採取とかですかね。」
お姉さんがカウンターに一枚の紙を置いてくれた。
【薬草採取】
依頼ランクF
取得ギルドポイント
・薬草10本につき1ポイント
依頼達成内容
・薬草10本
10本につき1ポイントか。
「FからE-に上がるのに必要なポイントってどのくらいなんですか?」
「5ポイントです。この依頼だけでE-ランクになるには50本薬草を採取しないといけません。」
なるほど。だが薬草がどの程度の頻度で見つかるか知らないからな。簡単なのか面倒なのか、どっちなんだろう。
「じゃあこれ受けます。」
そう伝えるとお姉さんは三枚のカードを手渡してきた。
「こちらがギルドカードとなります。依頼達成の際はこちらのカードをお渡ししてくださいね。」
ギルドカードを見ると大きくFと書かれている。早くEにしたいな。
「薬草はギルドを出て右に行くとある森にありますので。それではお気をつけて行ってらっしゃいませ。」
お姉さんに見送られ俺達はギルドを出た。
しばらく歩くと森が見えてきた。さて、初依頼をさっさと達成しますか!
「ルル、ヨヨ。薬草あったら教えてくれ。」
「ん?そこにあるのじゃ。」
「あっちにもあるかな。」
二人共が違う場所を指差す。その場所に行くと確かに同じ葉が生えていた。いや、まさかこんなに簡単には見つからんだろう?と思いつつ鑑定を使ってみる。
【薬草】
回復ポーションなどに使われる。
「…何ですぐ分かったの?」
「匂いじゃ。」
「勘かな。」
ルルは凄い鼻が効くんだね!!で何とか説明が効くかもしれないがヨヨに限っては意味不明だ。勘が冴えすぎだろう!?
神獣だし、この位朝飯前なんだろうか?深く考えたら負けなのか?
「じゃあ他にどこにあるか分かるか?」
「あっちとそっちにあるのじゃ。」
「向こうにもあるかな。」
そんな感じで数時間、ルルの鼻とヨヨの勘に任せた結果がコチラ。
薬草×1000
取りすぎじゃないよね?大丈夫だよね?
10本につき1ポイントだったから100ポイントか。ランクアップは確定だな。
「よっしゃあ!早速Eランクになれる!」
一人でガッツポーズを決め、ルンルン気分で冒険者ギルドに戻った。
帰る途中に変な目で見られていた気がしない事もないのだがそんな事はこの際気にしていられない。
「すいません、俺達が受けられる依頼って何があります?」
「あ、はい。ユウタさん達はまだFランク依頼しか受けられませんから薬草採取とかですかね。」
お姉さんがカウンターに一枚の紙を置いてくれた。
【薬草採取】
依頼ランクF
取得ギルドポイント
・薬草10本につき1ポイント
依頼達成内容
・薬草10本
10本につき1ポイントか。
「FからE-に上がるのに必要なポイントってどのくらいなんですか?」
「5ポイントです。この依頼だけでE-ランクになるには50本薬草を採取しないといけません。」
なるほど。だが薬草がどの程度の頻度で見つかるか知らないからな。簡単なのか面倒なのか、どっちなんだろう。
「じゃあこれ受けます。」
そう伝えるとお姉さんは三枚のカードを手渡してきた。
「こちらがギルドカードとなります。依頼達成の際はこちらのカードをお渡ししてくださいね。」
ギルドカードを見ると大きくFと書かれている。早くEにしたいな。
「薬草はギルドを出て右に行くとある森にありますので。それではお気をつけて行ってらっしゃいませ。」
お姉さんに見送られ俺達はギルドを出た。
しばらく歩くと森が見えてきた。さて、初依頼をさっさと達成しますか!
「ルル、ヨヨ。薬草あったら教えてくれ。」
「ん?そこにあるのじゃ。」
「あっちにもあるかな。」
二人共が違う場所を指差す。その場所に行くと確かに同じ葉が生えていた。いや、まさかこんなに簡単には見つからんだろう?と思いつつ鑑定を使ってみる。
【薬草】
回復ポーションなどに使われる。
「…何ですぐ分かったの?」
「匂いじゃ。」
「勘かな。」
ルルは凄い鼻が効くんだね!!で何とか説明が効くかもしれないがヨヨに限っては意味不明だ。勘が冴えすぎだろう!?
神獣だし、この位朝飯前なんだろうか?深く考えたら負けなのか?
「じゃあ他にどこにあるか分かるか?」
「あっちとそっちにあるのじゃ。」
「向こうにもあるかな。」
そんな感じで数時間、ルルの鼻とヨヨの勘に任せた結果がコチラ。
薬草×1000
取りすぎじゃないよね?大丈夫だよね?
10本につき1ポイントだったから100ポイントか。ランクアップは確定だな。
「よっしゃあ!早速Eランクになれる!」
一人でガッツポーズを決め、ルンルン気分で冒険者ギルドに戻った。
帰る途中に変な目で見られていた気がしない事もないのだがそんな事はこの際気にしていられない。
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