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第2章 新天地編
第65話 ゲブラー火山の大決戦2・乱入
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火口の縁に現れた獅子型巨獣スフィンクス。
コイツが来たのは偶然ではない。俺が誘き寄せたのだ。二頭いたスフィンクスの内、突然変異しておらず小さい方であるコイツのある特徴を利用した。
それはピラミッド型の巣を作っていたことである。あれだけ綺麗な四角すいの建造物を建てるにはかなり几帳面でなければ難しいだろう。そしてもしピラミッドの一部でも欠けたら必ず気付き、取り戻しに来ると考えた。
そこで俺はスフィンクスの隙を突いてピラミッドの石を盗み、火口まで持ってきたのだ。引きずった跡など痕跡をきっちり残すことで誘導できた。
「ここからが本番だ」
コオロギ型巨獣クリケットの部隊を操作して火口に落としていた直方体のピラミッドの石に乗せる。これによりサラマンダーを誘き寄せて、あたかも石を守っているように見せかけるのだ。
「キェェ!」
サラマンダーが狙い通りクリケットを食べながら石の上に乗った。それを見たスフィンクスが牙を剥き出しにする。
「よし、行ける……!」
これが本作戦の最大の狙い。“巨獣同士殺し合わせること”だ。まともにダメージを与えられない現状、これしかないと思った。
「グォォ!」
石を取られたと勘違いしたスフィンクスが勢いよく坂を駆け降りてサラマンダーに飛び掛かる。
それを見た相手は巨大な火の玉を吐き出して応戦。
火の玉がスフィンクスに直撃。わずかに傷がつき、ダメージが入っているのが分かる。いいぞ殺し合え。後はどちらかが死に、どちらかが生き残って弱ったところを仕留める。あるいは両方弱ったところでもいい。いずれにせよ漁夫の利を狙うだけだ。
俺は二頭が争っている間にマミーとスミーを火口に落とし続ける。これで火口を埋めつつ、あわよくばコイツらもサラマンダー達の邪魔をしてくれればいい。
二頭の爪での切り合いが続く中、スフィンクスが次の行動に移った。ダンゴムシのように丸くなり、棘の体毛を剥き出しにした。直後、高速回転して、転がる毬栗のごとくサラマンダーへ突進した。スフィンクスの回転アタックだ。
「キェェ!」
サラマンダーは、かん高い声を上げて突進に対抗すべく口から火炎放射を放った。炎と回転アタックが衝突。
俺は煌々と光る炎に目を眇めながら戦況を見守っていた。
すると、すぐに変化が起きた。サラマンダーの方が根負けして火力を弱めてしまう。スフィンクスは畳み掛けるように回転を早めて炎を消し飛ばした。
サラマンダーの顔面に棘が迫り来る。だが、ギリギリのところで横にステップしてかわした。それでも飛び散る棘を全て回避することは出来ず体に傷がついて出血。
「よかった。一応無敵ではなかったか」
俺が戦った時は傷一つ付けられなかったのだが、これで火以外はダメージが入るのが分かった。
スフィンクスは勢いそのままに溶岩だまりに突っ込んだ。そのまま溶けてくれたらいいのだが、残念ながら無傷で、風呂上がりのおじさんのようにサッパリした顔で這い出てきた。ただ、口の中に入った溶岩をペッペッと吐き出して熱そうにしている。猫舌なのかな?
冗談はさておき、再び対峙した二頭の巨獣を見守る。威嚇し合う二頭だが、スフィンクスの方は急に視線を横にずらし、ピラミッドの石に焦点を合わせた。
「チッ、そっちのパターンで来るか」
俺が想定していた敵の動きの一つ、“ピラミッドの石を持って撤退”をやりそうだ。完遂されたら俺にとって最悪のシナリオになる。
だがこの程度は予想の範疇。当然対策を取っている。
スフィンクスが動き出した。案の定、ピラミッド石の方へ一足飛びに向かう。すぐに口に咥えてその場を去ろうとするが、石を口から滑り落としてしまう。
俺がクリケットを石に乗せた時、ついでにスライム液を塗布しておいたのだ。綺麗に整えている石を傷付けたくないであろうヤツは、牙を立てて咥えないと考えた。
スフィンクスは何度も持ち去ろうと試みるも失敗している。そしてモタモタしている間にサラマンダーが溶岩を飲み始めた。
「……来る!」
溶岩を吸い終わったサラマンダーが真上を向き、溶岩と岩の塊を遥か上空に飛ばした。岩の勢いが徐々に死んで行き、空中で止まる。刹那、塊が破裂し、溶岩や砕けた岩が流星群のように火山へ降り注ぐ。
こうなったらスフィンクスのとる行動は一つ。動かせないピラミッドの石を守るため自身も大技を使うしかない。
スフィンクスの棘体毛が逆立つ。顔に青筋が立ち、金属を擦り合わせたような嫌な音を奏でた後、体中の棘が足下の石以外の全方位に放たれた。
棘と流星群がぶつかる。衝突するたび爆撃を受けたかのような轟音が鳴り響く。
俺はその音に萎縮しそうになるが、ビビっている場合ではない。すぐに鎧兵を召喚して守りに入る。
出したのは合体鎧兵。スミーとの戦いの時に使ったパーフェクトポテトさんの亜種だ。五体の鎧を合体させたやつで、デカい代わりに動きはとろい。しかし、防御には役立つ。
合体鎧兵にサソリ型巨獣ムシュフシュの外殻でできた簡易的な盾を持たせて俺本体の周囲に立たせる。これで小さい飛来物は防げるはずだ。
「頼むからどっちかは死んでくれよ……!」
俺は避ける準備をしつつ、戦況を見守っていた。
鳴り止まぬ死の音。永遠かと思われるくらいの時間が続く。攻撃が地面に着弾した時に上がった砂煙が火口を包み状況が見えなくなった。それから少し経ち、地獄のような音が止んで煙が晴れていく。
戦場に目を凝らすと、火口が棘体毛や岩でほとんど埋まっていた。そんな中でも二頭の巨獣は生きていた。
クソ、どっちも死んでいないか。それでも二頭とも重傷を負っている。これなら勝てるかも知れない。
勝利の道筋が見えた、その時。俺のいる場所の反対側に大きな影が見えた。俺は何も考えずゆっくりと視線を移した。
「お、おい……なんでお前が来てんだよ……!」
そこに居たのは想定外の巨獣、“第二のスフィンクス”であった。
コイツが来たのは偶然ではない。俺が誘き寄せたのだ。二頭いたスフィンクスの内、突然変異しておらず小さい方であるコイツのある特徴を利用した。
それはピラミッド型の巣を作っていたことである。あれだけ綺麗な四角すいの建造物を建てるにはかなり几帳面でなければ難しいだろう。そしてもしピラミッドの一部でも欠けたら必ず気付き、取り戻しに来ると考えた。
そこで俺はスフィンクスの隙を突いてピラミッドの石を盗み、火口まで持ってきたのだ。引きずった跡など痕跡をきっちり残すことで誘導できた。
「ここからが本番だ」
コオロギ型巨獣クリケットの部隊を操作して火口に落としていた直方体のピラミッドの石に乗せる。これによりサラマンダーを誘き寄せて、あたかも石を守っているように見せかけるのだ。
「キェェ!」
サラマンダーが狙い通りクリケットを食べながら石の上に乗った。それを見たスフィンクスが牙を剥き出しにする。
「よし、行ける……!」
これが本作戦の最大の狙い。“巨獣同士殺し合わせること”だ。まともにダメージを与えられない現状、これしかないと思った。
「グォォ!」
石を取られたと勘違いしたスフィンクスが勢いよく坂を駆け降りてサラマンダーに飛び掛かる。
それを見た相手は巨大な火の玉を吐き出して応戦。
火の玉がスフィンクスに直撃。わずかに傷がつき、ダメージが入っているのが分かる。いいぞ殺し合え。後はどちらかが死に、どちらかが生き残って弱ったところを仕留める。あるいは両方弱ったところでもいい。いずれにせよ漁夫の利を狙うだけだ。
俺は二頭が争っている間にマミーとスミーを火口に落とし続ける。これで火口を埋めつつ、あわよくばコイツらもサラマンダー達の邪魔をしてくれればいい。
二頭の爪での切り合いが続く中、スフィンクスが次の行動に移った。ダンゴムシのように丸くなり、棘の体毛を剥き出しにした。直後、高速回転して、転がる毬栗のごとくサラマンダーへ突進した。スフィンクスの回転アタックだ。
「キェェ!」
サラマンダーは、かん高い声を上げて突進に対抗すべく口から火炎放射を放った。炎と回転アタックが衝突。
俺は煌々と光る炎に目を眇めながら戦況を見守っていた。
すると、すぐに変化が起きた。サラマンダーの方が根負けして火力を弱めてしまう。スフィンクスは畳み掛けるように回転を早めて炎を消し飛ばした。
サラマンダーの顔面に棘が迫り来る。だが、ギリギリのところで横にステップしてかわした。それでも飛び散る棘を全て回避することは出来ず体に傷がついて出血。
「よかった。一応無敵ではなかったか」
俺が戦った時は傷一つ付けられなかったのだが、これで火以外はダメージが入るのが分かった。
スフィンクスは勢いそのままに溶岩だまりに突っ込んだ。そのまま溶けてくれたらいいのだが、残念ながら無傷で、風呂上がりのおじさんのようにサッパリした顔で這い出てきた。ただ、口の中に入った溶岩をペッペッと吐き出して熱そうにしている。猫舌なのかな?
冗談はさておき、再び対峙した二頭の巨獣を見守る。威嚇し合う二頭だが、スフィンクスの方は急に視線を横にずらし、ピラミッドの石に焦点を合わせた。
「チッ、そっちのパターンで来るか」
俺が想定していた敵の動きの一つ、“ピラミッドの石を持って撤退”をやりそうだ。完遂されたら俺にとって最悪のシナリオになる。
だがこの程度は予想の範疇。当然対策を取っている。
スフィンクスが動き出した。案の定、ピラミッド石の方へ一足飛びに向かう。すぐに口に咥えてその場を去ろうとするが、石を口から滑り落としてしまう。
俺がクリケットを石に乗せた時、ついでにスライム液を塗布しておいたのだ。綺麗に整えている石を傷付けたくないであろうヤツは、牙を立てて咥えないと考えた。
スフィンクスは何度も持ち去ろうと試みるも失敗している。そしてモタモタしている間にサラマンダーが溶岩を飲み始めた。
「……来る!」
溶岩を吸い終わったサラマンダーが真上を向き、溶岩と岩の塊を遥か上空に飛ばした。岩の勢いが徐々に死んで行き、空中で止まる。刹那、塊が破裂し、溶岩や砕けた岩が流星群のように火山へ降り注ぐ。
こうなったらスフィンクスのとる行動は一つ。動かせないピラミッドの石を守るため自身も大技を使うしかない。
スフィンクスの棘体毛が逆立つ。顔に青筋が立ち、金属を擦り合わせたような嫌な音を奏でた後、体中の棘が足下の石以外の全方位に放たれた。
棘と流星群がぶつかる。衝突するたび爆撃を受けたかのような轟音が鳴り響く。
俺はその音に萎縮しそうになるが、ビビっている場合ではない。すぐに鎧兵を召喚して守りに入る。
出したのは合体鎧兵。スミーとの戦いの時に使ったパーフェクトポテトさんの亜種だ。五体の鎧を合体させたやつで、デカい代わりに動きはとろい。しかし、防御には役立つ。
合体鎧兵にサソリ型巨獣ムシュフシュの外殻でできた簡易的な盾を持たせて俺本体の周囲に立たせる。これで小さい飛来物は防げるはずだ。
「頼むからどっちかは死んでくれよ……!」
俺は避ける準備をしつつ、戦況を見守っていた。
鳴り止まぬ死の音。永遠かと思われるくらいの時間が続く。攻撃が地面に着弾した時に上がった砂煙が火口を包み状況が見えなくなった。それから少し経ち、地獄のような音が止んで煙が晴れていく。
戦場に目を凝らすと、火口が棘体毛や岩でほとんど埋まっていた。そんな中でも二頭の巨獣は生きていた。
クソ、どっちも死んでいないか。それでも二頭とも重傷を負っている。これなら勝てるかも知れない。
勝利の道筋が見えた、その時。俺のいる場所の反対側に大きな影が見えた。俺は何も考えずゆっくりと視線を移した。
「お、おい……なんでお前が来てんだよ……!」
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