4 / 51
第4話「ぷぷるん、レイタの家に居候するのだ!」後編
しおりを挟む
学校が街ごとクレーターになった。
それはもう、「認めたくないものなのだ。ぷぷるんの若さ故の過ちというものなのだ☆」で済むレベルではなく、完全に地元ニュースどころか全国ニュースで特番を組まれるような大事件だった。
好きな女子アナが自分の地元の名前が含まれた原稿を読んでくれるのはなかなか嬉しいものだったりもしたけれど。
しかし、それにしても不思議だった。
街ひとつが吹き飛び、クレーターと化すような爆発のほぼ中心にいたにも関わらず、レイタもマヒルも、そして空から降ってきた謎の宇宙人美少女・ぷぷるんも、かすり傷ひとつ負っていなかったことだ。
ぷぷるんには魔法少女服やナンゴヤージョという強化外骨格があったから、まだわかる。わかりたくはないがわかる。
しかし、レイタやマヒルはただの制服姿だった。防御力は裸よりはマシというレベルであり、刀で斬りつけられたり銃で撃たれたりすれば一撃や一発で死んでしまいかねない格好だったというのに。
ーーわたしの歌、君にちゃんと届いてたのだ?
ーー君が……在経レイタ(ありふ れいた)、なのだ?
ぷぷるんは、レイタが名乗る前から、彼の名前を知っていた。
ーーよかった……間に合ったのだ……これで、未来星は滅びずにすむのだ……
まるで、レイタを探しに来たかのような、レイタなら未来星を救えるかのような言い回しだった。
一度ちゃんとあいつの話を聞かなくちゃな、彼はそう思った。
在経(ありふ)家は二階建ての一軒家で、レイタの両親は仕事で海外赴任中。現在はレイタひとりで暮らしていた。
そこに、昨日から銀髪ツインテールの宇宙人美少女が一人追加されていた。
一応、母親には連絡を入れておいた。宇宙人を匿うのだ。何が起きてもいいように、まだローンが何十年も残っているらしい一軒家が吹き飛ぶようなことになったとしても、自分の責任じゃないと言い訳できるように連絡だけはちゃんとしておいた。
もちろん、宇宙人を匿うことにしたなんて正直には言わなかったが。
ぷぷるんがひとり写った写真と、彼女がマヒルと並んで一緒に写っている写真を送り、
『銀髪の外国人を拾った。うちでしばらく面倒みてもいい? マヒルがちゃんと面倒みるから』
と、お伺いを立ててみたのだ。
『犬や猫みたいな感覚で美少女を拾うなし』
当然だ。それが普通の返事だろう。だが、
『マヒルちゃんがちゃんと面倒みるならいいよ』
レイタの母親は違っていた。
本当に変わっていた。息子のことは信じていないが、マヒルのことは信じられるらしい。
母はまだ三十代後半で、心が若いからだろうか。
『とりま、童貞卒業おめ』
『まだ何もしてねえよ!? てか、しないよ?』
『そんなかわいい子とひとつ屋根の下で暮らしてて何もしない高校生男子はいません』
いや、年齢云々のせいじゃないなとレイタは思った。明らかに母は変わった人だった。
『何もしない高校生男子がここにいるんだが?』
『高校生男子の性欲を舐めるなよ?』
『俺がその高校生男子なんだけど?』
『なら、あんたは高校生男子じゃない』
『高校生男子だよ!?』
母とのメッセージのやり取りを動画にしたらバズるんじゃないか。息子にそう思わせるくらいの人だった。
だから、数回ラリーするだけで本当に疲れる。
ちょうど母親への報告が終わった頃、お風呂に入り終わったぷぷるんがレイタの部屋にやってきた。
バスタオルを一枚体に巻いただけの彼女を目にしたレイタは、
「服を着ろォォォッ!! ここにいるのは高校生男子なんだぞォォォッ!!」
思わずそう叫んでいた。
『とりま、童貞卒業おめ』『とりま、童貞卒業おめ』『とりま、童貞卒業おめ』『とりま、童貞卒業おめ』『とりま、』
母親からのメッセージが頭の中で何度もリフレインしていた。
「えっ? でも未来星ではこのまま寝るのが普通なのだ!」
「ここは地球だ! 日本だ!! しかも俺の家!」
「じゃあ……レイタのパジャマ借りてもいいのだ?」
「あいにく、パジャマはない。俺はいつもTシャツとパンツだからな」
「レイタのTシャツを着るのだ~! くんかくんか……レイタのにおい~♡」
「やめろ!! においをかぐな!すぐに抱きついてくるな!!」
ちゃんと洗濯しているから、においなんてしないはずなのだが、恥ずかしかった。
それにどうやら未来星ではスキンシップが挨拶らしい。いや、ぷぷるんだけかもしれない。パーソナルスペースという概念が、ぷぷるんには存在しないのだ。
「レイタ~、Tシャツだけだと下半身がさびしいのだ~。パンツも貸してほしいのだ~」
「お前、自分がどんだけ無防備かわかってんのか!? 下手したら俺、手ぇ出すぞ!?」
レイタは顔を真っ赤にしながら叫んだ。
「……レイタ、ぷぷるんに手ぇ出すのだ?」
「いや……その……出さねぇけど……ほんとは出したい……!」
「えへへ~、ぷぷるん、うれしいのだ~♡」
ニコニコ笑うぷぷるんの頭を、レイタはぽん、と叩いた。
こんなやりとりをしながら、二人の共同生活は静かに、いや、わりと騒がしくスタートしたのである。
翌朝。
「レイちゃん、起きてる~?」
部屋のドアをドンドンと叩く音と声がした。マヒルだ。
今日はチャイムも鳴らさず、合鍵を使って勝手に入ってきたらしい。
それは別に構わないのだが、レイタが眠い目をこすってドアを開け、
「昨日学校なくなっちゃったから、今日は休みじゃないの?」
そう言うと、廊下に立っていたマヒルがむくれた。
「休みの日に会いに来ちゃダメ?」
「いや、そういうわけじゃないけど」
「おはようなのだ~!」
ぷぷるんはレイタのTシャツを着て、レイタのパンツを履いた姿で、レイタを押し退けてマヒルを出迎え、抱きついた。
完全に彼女のことを忘れていた。
「ぷ、ぷぷるんちゃん!? なんでぷぷるんちゃんがレイちゃんの部屋にいるの?」
「えっ?」
「おはようなのだじゃない……な、なに!? 一晩でふたりは一体どういう関係になったの!?」
「いっしょにねんねしたのだ~!」
「ねんね!? えっ、ほんとに一緒に寝たの!?」
「うん、ベッドにふたりでギューして~」
「ぎゃあああああああああ!!」
マヒルが全力で頭を抱えて叫んだ。ギャン泣きだった。
「ち、違うんだマヒル! なんもしてねぇ! 俺は清らかだ!」
そんな彼女にレイタもまた泣きそうになりながら釈明したのだが、
「うそよ……男の子はみんなオオカミだって、おばあちゃんが言ってたもん……!」
「おばあちゃん偏見強くない!? それ、だいぶ昔か、昭和生まれの芸能人の話だよね?」
こうして、宇宙人美少女との同居生活は、マヒルとの微妙な関係に大きな波を立てながら、ますますカオスな方向へと進んでいくのだった。
――そして、空からまたひとつ、別の星の視線がこちらを向いていることを、この時の彼らはまだ知らなかった。
第5話「強襲!スク水星人ウル」へつづく
それはもう、「認めたくないものなのだ。ぷぷるんの若さ故の過ちというものなのだ☆」で済むレベルではなく、完全に地元ニュースどころか全国ニュースで特番を組まれるような大事件だった。
好きな女子アナが自分の地元の名前が含まれた原稿を読んでくれるのはなかなか嬉しいものだったりもしたけれど。
しかし、それにしても不思議だった。
街ひとつが吹き飛び、クレーターと化すような爆発のほぼ中心にいたにも関わらず、レイタもマヒルも、そして空から降ってきた謎の宇宙人美少女・ぷぷるんも、かすり傷ひとつ負っていなかったことだ。
ぷぷるんには魔法少女服やナンゴヤージョという強化外骨格があったから、まだわかる。わかりたくはないがわかる。
しかし、レイタやマヒルはただの制服姿だった。防御力は裸よりはマシというレベルであり、刀で斬りつけられたり銃で撃たれたりすれば一撃や一発で死んでしまいかねない格好だったというのに。
ーーわたしの歌、君にちゃんと届いてたのだ?
ーー君が……在経レイタ(ありふ れいた)、なのだ?
ぷぷるんは、レイタが名乗る前から、彼の名前を知っていた。
ーーよかった……間に合ったのだ……これで、未来星は滅びずにすむのだ……
まるで、レイタを探しに来たかのような、レイタなら未来星を救えるかのような言い回しだった。
一度ちゃんとあいつの話を聞かなくちゃな、彼はそう思った。
在経(ありふ)家は二階建ての一軒家で、レイタの両親は仕事で海外赴任中。現在はレイタひとりで暮らしていた。
そこに、昨日から銀髪ツインテールの宇宙人美少女が一人追加されていた。
一応、母親には連絡を入れておいた。宇宙人を匿うのだ。何が起きてもいいように、まだローンが何十年も残っているらしい一軒家が吹き飛ぶようなことになったとしても、自分の責任じゃないと言い訳できるように連絡だけはちゃんとしておいた。
もちろん、宇宙人を匿うことにしたなんて正直には言わなかったが。
ぷぷるんがひとり写った写真と、彼女がマヒルと並んで一緒に写っている写真を送り、
『銀髪の外国人を拾った。うちでしばらく面倒みてもいい? マヒルがちゃんと面倒みるから』
と、お伺いを立ててみたのだ。
『犬や猫みたいな感覚で美少女を拾うなし』
当然だ。それが普通の返事だろう。だが、
『マヒルちゃんがちゃんと面倒みるならいいよ』
レイタの母親は違っていた。
本当に変わっていた。息子のことは信じていないが、マヒルのことは信じられるらしい。
母はまだ三十代後半で、心が若いからだろうか。
『とりま、童貞卒業おめ』
『まだ何もしてねえよ!? てか、しないよ?』
『そんなかわいい子とひとつ屋根の下で暮らしてて何もしない高校生男子はいません』
いや、年齢云々のせいじゃないなとレイタは思った。明らかに母は変わった人だった。
『何もしない高校生男子がここにいるんだが?』
『高校生男子の性欲を舐めるなよ?』
『俺がその高校生男子なんだけど?』
『なら、あんたは高校生男子じゃない』
『高校生男子だよ!?』
母とのメッセージのやり取りを動画にしたらバズるんじゃないか。息子にそう思わせるくらいの人だった。
だから、数回ラリーするだけで本当に疲れる。
ちょうど母親への報告が終わった頃、お風呂に入り終わったぷぷるんがレイタの部屋にやってきた。
バスタオルを一枚体に巻いただけの彼女を目にしたレイタは、
「服を着ろォォォッ!! ここにいるのは高校生男子なんだぞォォォッ!!」
思わずそう叫んでいた。
『とりま、童貞卒業おめ』『とりま、童貞卒業おめ』『とりま、童貞卒業おめ』『とりま、童貞卒業おめ』『とりま、』
母親からのメッセージが頭の中で何度もリフレインしていた。
「えっ? でも未来星ではこのまま寝るのが普通なのだ!」
「ここは地球だ! 日本だ!! しかも俺の家!」
「じゃあ……レイタのパジャマ借りてもいいのだ?」
「あいにく、パジャマはない。俺はいつもTシャツとパンツだからな」
「レイタのTシャツを着るのだ~! くんかくんか……レイタのにおい~♡」
「やめろ!! においをかぐな!すぐに抱きついてくるな!!」
ちゃんと洗濯しているから、においなんてしないはずなのだが、恥ずかしかった。
それにどうやら未来星ではスキンシップが挨拶らしい。いや、ぷぷるんだけかもしれない。パーソナルスペースという概念が、ぷぷるんには存在しないのだ。
「レイタ~、Tシャツだけだと下半身がさびしいのだ~。パンツも貸してほしいのだ~」
「お前、自分がどんだけ無防備かわかってんのか!? 下手したら俺、手ぇ出すぞ!?」
レイタは顔を真っ赤にしながら叫んだ。
「……レイタ、ぷぷるんに手ぇ出すのだ?」
「いや……その……出さねぇけど……ほんとは出したい……!」
「えへへ~、ぷぷるん、うれしいのだ~♡」
ニコニコ笑うぷぷるんの頭を、レイタはぽん、と叩いた。
こんなやりとりをしながら、二人の共同生活は静かに、いや、わりと騒がしくスタートしたのである。
翌朝。
「レイちゃん、起きてる~?」
部屋のドアをドンドンと叩く音と声がした。マヒルだ。
今日はチャイムも鳴らさず、合鍵を使って勝手に入ってきたらしい。
それは別に構わないのだが、レイタが眠い目をこすってドアを開け、
「昨日学校なくなっちゃったから、今日は休みじゃないの?」
そう言うと、廊下に立っていたマヒルがむくれた。
「休みの日に会いに来ちゃダメ?」
「いや、そういうわけじゃないけど」
「おはようなのだ~!」
ぷぷるんはレイタのTシャツを着て、レイタのパンツを履いた姿で、レイタを押し退けてマヒルを出迎え、抱きついた。
完全に彼女のことを忘れていた。
「ぷ、ぷぷるんちゃん!? なんでぷぷるんちゃんがレイちゃんの部屋にいるの?」
「えっ?」
「おはようなのだじゃない……な、なに!? 一晩でふたりは一体どういう関係になったの!?」
「いっしょにねんねしたのだ~!」
「ねんね!? えっ、ほんとに一緒に寝たの!?」
「うん、ベッドにふたりでギューして~」
「ぎゃあああああああああ!!」
マヒルが全力で頭を抱えて叫んだ。ギャン泣きだった。
「ち、違うんだマヒル! なんもしてねぇ! 俺は清らかだ!」
そんな彼女にレイタもまた泣きそうになりながら釈明したのだが、
「うそよ……男の子はみんなオオカミだって、おばあちゃんが言ってたもん……!」
「おばあちゃん偏見強くない!? それ、だいぶ昔か、昭和生まれの芸能人の話だよね?」
こうして、宇宙人美少女との同居生活は、マヒルとの微妙な関係に大きな波を立てながら、ますますカオスな方向へと進んでいくのだった。
――そして、空からまたひとつ、別の星の視線がこちらを向いていることを、この時の彼らはまだ知らなかった。
第5話「強襲!スク水星人ウル」へつづく
10
あなたにおすすめの小説
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
退く理由ある探索者
ソイラテ
ファンタジー
正面から挑んだ探索者は、だいたい帰ってこない。
東京にダンジョンが出現した世界。
危険度は低〜中、初心者向け――そう説明される場所でさえ、死者はゼロではなかった。
金は必要だ。
だが、死ぬつもりはない。
強くもなく、装備も足りない主人公が選んだのは、
勝つ方法ではなく、「退く理由」を積み上げること。
一本道を避け、引き返せる余地を残し、
生きて帰る確率を、ほんの少しだけ上げていく。
これは、無双しない探索者が、
現代日本のダンジョンで“生き残る”ための物語。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
まだ見ぬ未来へ駆け抜けて!
小林汐希
ライト文芸
2年5組の生徒:松本花菜(17歳 高校2年生)
2年5組の担任:長谷川啓太(23歳 教師歴1年目)
幼い頃から、様々な悩みを抱えながら過ごしてきた花菜。
それは幼い頃に父との離別を経験した家庭環境だったり、小学校の最後に作ってしまった体の古傷であったり。
学校外の時間を一人で過ごすことになった彼女の唯一、かつ絶対的な味方でいてくれたのが、近所に住む啓太お兄ちゃんだった。
しかし年の離れた二人の関係では仕方ないとはいえ、啓太の大学進学や環境変化とともに、その時間は終わりを迎えてしまう。
ふさぎ込む花菜を前に、啓太は最後に「必ず迎えに来る」という言葉を残して街を離れた。
言葉を受け取った花菜は、自分を泣かせないための慰めだったという諦めも入りつつ、一方で微かな希望として心の中で温め続けていた。
数年の時を経て二人が再び顔を合わせたものの、もはや運命の意地悪とでもいうべき「担任教師と生徒」という関係。
最初は様子伺いだったけれど、往時の気持ちが変わっていないことを再確認してからは、「一人じゃない」と嬉しいこと・辛いことも乗り越えていく二人には少しずつ背中を押してくれる味方も増えていく。
再会した当初は「おとなしい終末的運命キャラ」になっていた花菜も次第に自信を取り戻し、新米教師の啓太も花菜のサポートを裏で受けつつ堂々と教壇に立ち続けた。
そんな互いを支えあった二人の前に開けた世界は……。
たった一つだけの約束を胸に、嬉しいときは一緒に喜び、悲しいときは支えあって走り抜けた二人の物語です。
現代社会とダンジョンの共生~華の無いダンジョン生活
シン
ファンタジー
世界中に色々な歪みを引き起こした第二次世界大戦。
大日本帝国は敗戦国となり、国際的な制約を受けながらも復興に勤しんだ。
GHQの占領統治が終了した直後、高度経済成長に呼応するかのように全国にダンジョンが誕生した。
ダンジョンにはモンスターと呼ばれる魔物が生息しており危険な場所だが、貴重な鉱物やモンスター由来の素材や食材が入手出来る、夢の様な場所でもあった。
そのダンジョンからモンスターと戦い、資源を持ち帰る者を探索者と呼ばれ、当時は一攫千金を目論む卑しい職業と呼ばれていたが、現代では国と国民のお腹とサイフを支える立派な職業に昇華した。
探索者は極稀にダンジョン内で発見されるスキルオーブから特殊な能力を得る者が居たが、基本的には身一つの状態でダンジョン探索をするのが普通だ。
そんなダンジョンの探索や、たまにご飯、たまに揉め事などの、華の無いダンジョン探索者のお話しです。
たまに有り得ない方向に話が飛びます。
一話短めです。
《カクヨム様で15000PV達成‼️》悪魔とやり直す最弱シーカー。十五歳に戻った俺は悪魔の力で人間の頂点を狙う
なべぞう
ファンタジー
ダンジョンが生まれて百年。
スキルを持つ人々がダンジョンに挑む世界で、
ソラは非戦闘系スキル《アイテムボックス》しか持たない三流シーカーだった。
弱さゆえに仲間から切り捨てられ、三十五歳となった今では、
満身創痍で生きるだけで精一杯の日々を送っていた。
そんなソラをただ一匹だけ慕ってくれたのは――
拾ってきた野良の黒猫“クロ”。
だが命の灯が消えかけた夜、
その黒猫は正体を現す。
クロは世界に十人しか存在しない“祝福”を与える存在――
しかも九つの祝福を生んだ天使と悪魔を封印した“第十の祝福者”だった。
力を失われ、語ることすら封じられたクロは、
復讐を果たすための契約者を探していた。
クロは瀕死のソラと契約し、
彼の魂を二十年前――十五歳の過去へと送り返す。
唯一のスキル《アイテムボックス》。
そして契約により初めて“成長”する力を与えられたソラは、
弱き自分を変えるため、再びダンジョンと向き合う。
だがその裏で、
クロは封印した九人の祝福者たちを狩り尽くすための、
復讐の道を静かに歩み始めていた。
これは――
“最弱”と“最凶”が手を取り合い、
未来をやり直す物語
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
【悲報】現代ダンジョン時代、俺の職業がLv.1チンピラ【詰み】
道雪ちゃん
ファンタジー
2024年の年末、世界中に突如ダンジョンが出現した。
大学生・三上ひよりも探索者になることを決意するが、与えられた職業は――世界で一人しかいないユニーク職「Lv.1チンピラ」。
周囲からは笑われ、初期スキルもほとんど役に立たない。
それでも、生き残るためにはダンジョンに挑むしかない。
これは、ネット住民と世界におもちゃにされながらも、真面目に生き抜く青年の物語。
※基本的にスレッド形式がメインです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる