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第36話「未来星人絶滅計画──暗躍する影なのだ!」
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その日。宇宙の果て、星々の狭間に存在する秘密の通信空間――『虚無宙域』にて。
漆黒の空間に浮かぶ、三つの玉座。
一つは、銀のスクール水着を身にまとった異形の存在。「スク水星の星王・ネオスイム」。
一つは、ブルマ姿の巨漢。「ブルマー星の総統・マルブレッティーナ」。
そして最後は、フリルのついた女児服を纏いながらも、その眼には冷徹な光を宿した「女児服星の最高司令・ロリータ13世」。
3人とも、長い口髭や顎髭をたくわえた老年の男性である。
心が女性というわけでも、女装癖があるわけでもない。
それが、彼らの惑星の正装、ただそれだけである。
「……報告を聞こう」
ロリータ13世の声は、氷のように冷たい。
「作戦は失敗です。排除対象No.002 在経レイタ、彼が『アリフ』と『零多(れいた)』のギフトに覚醒しました」
いちごパンツ星人100%チラの報告に、ネオスイムが舌打ちした。
「だから最初に潰すべきだったのだ。在経レイタが『アリフ』の持ち主である可能性は初めからわかっていたことであろう?
いくらぷぷるんが、あの災厄の錬金術師『ププルプ・ミキプルン』の再来と噂される存在とはいえ、あの小娘だけを脅威だと考えるとは甘すぎたな」
「だが、おもしろい情報もある」
マルブレッティーナが唸るように言う。
「『零多』とは、無限の才能と可能性、そして、自己進化を促す力。在経レイタ本人だけでなく、触れた人や物に、生命の有無を越えた可能性を与え、自己進化を促すそうだ」
「それが事実ならば――」
ロリータ13世が、玉座に指をトンと打ちつける。
「『未来星人絶滅計画』の対象は、ぷぷるんから、在経レイタに完全に切り替えるべきだろう」
ネオスイムがうなずいた。
「賛成だ。我々の文明を脅かす『希望』は、最も早く摘まねばならぬ。だが……どうやって?」
沈黙が流れる。
「そのために、次の兵器を送り込む準備を進めている」
ロリータ13世の背後に、仮面の兵士たちが並ぶ。
「スク水星、ブルマー星、女児服星、いちごパンツ星、スポブラ星、ランドセル星の新世代エリート兵を召集した精鋭部隊――『エレメンタル・ジュヴナイル』だ」
マルブレッティーナが唸る。
「奴らは使えるのか? 意志を持つ兵器は、時に制御を逸する」
「だからこそ『進化』した敵にはちょうどいい。我々の支配に疑問を持つような兵士など、試すにはちょうど良い存在であろう?」
100%チラ、ポプラ、セルン、そして、ジョフク。
この四人の行動に、小さなほころびが見えはじめていたことを、上層部は薄々感づいていた。
「……裏切るなら、その時はその時。処分するのみ」
冷たく言い放つロリータ13世。
だがその背後、仮面兵士の一人が、ほんのわずかに手を震わせたことに、誰も気づいていなかった――
一方そのころ、地球の片隅では。
「レイタ……なんか空気が変なのだ……」
「うん……何かが、動き出してる……」
レイタは、静かに空を見上げる。
ふたりはすでに、激戦を繰り広げたデッドモールから自宅へと戻っていた。
懸念していたウルやルゥ、マルブの異星人3人は、どうやら完全に母星を捨て、母星に捨てられた存在であった。
これからも、レイタやぷぷるんと共に戦ってくれるという。
「こっちも、動かないといけないな」
次なる戦いに備えて、レイタは動き始めることにした――
漆黒の空間に浮かぶ、三つの玉座。
一つは、銀のスクール水着を身にまとった異形の存在。「スク水星の星王・ネオスイム」。
一つは、ブルマ姿の巨漢。「ブルマー星の総統・マルブレッティーナ」。
そして最後は、フリルのついた女児服を纏いながらも、その眼には冷徹な光を宿した「女児服星の最高司令・ロリータ13世」。
3人とも、長い口髭や顎髭をたくわえた老年の男性である。
心が女性というわけでも、女装癖があるわけでもない。
それが、彼らの惑星の正装、ただそれだけである。
「……報告を聞こう」
ロリータ13世の声は、氷のように冷たい。
「作戦は失敗です。排除対象No.002 在経レイタ、彼が『アリフ』と『零多(れいた)』のギフトに覚醒しました」
いちごパンツ星人100%チラの報告に、ネオスイムが舌打ちした。
「だから最初に潰すべきだったのだ。在経レイタが『アリフ』の持ち主である可能性は初めからわかっていたことであろう?
いくらぷぷるんが、あの災厄の錬金術師『ププルプ・ミキプルン』の再来と噂される存在とはいえ、あの小娘だけを脅威だと考えるとは甘すぎたな」
「だが、おもしろい情報もある」
マルブレッティーナが唸るように言う。
「『零多』とは、無限の才能と可能性、そして、自己進化を促す力。在経レイタ本人だけでなく、触れた人や物に、生命の有無を越えた可能性を与え、自己進化を促すそうだ」
「それが事実ならば――」
ロリータ13世が、玉座に指をトンと打ちつける。
「『未来星人絶滅計画』の対象は、ぷぷるんから、在経レイタに完全に切り替えるべきだろう」
ネオスイムがうなずいた。
「賛成だ。我々の文明を脅かす『希望』は、最も早く摘まねばならぬ。だが……どうやって?」
沈黙が流れる。
「そのために、次の兵器を送り込む準備を進めている」
ロリータ13世の背後に、仮面の兵士たちが並ぶ。
「スク水星、ブルマー星、女児服星、いちごパンツ星、スポブラ星、ランドセル星の新世代エリート兵を召集した精鋭部隊――『エレメンタル・ジュヴナイル』だ」
マルブレッティーナが唸る。
「奴らは使えるのか? 意志を持つ兵器は、時に制御を逸する」
「だからこそ『進化』した敵にはちょうどいい。我々の支配に疑問を持つような兵士など、試すにはちょうど良い存在であろう?」
100%チラ、ポプラ、セルン、そして、ジョフク。
この四人の行動に、小さなほころびが見えはじめていたことを、上層部は薄々感づいていた。
「……裏切るなら、その時はその時。処分するのみ」
冷たく言い放つロリータ13世。
だがその背後、仮面兵士の一人が、ほんのわずかに手を震わせたことに、誰も気づいていなかった――
一方そのころ、地球の片隅では。
「レイタ……なんか空気が変なのだ……」
「うん……何かが、動き出してる……」
レイタは、静かに空を見上げる。
ふたりはすでに、激戦を繰り広げたデッドモールから自宅へと戻っていた。
懸念していたウルやルゥ、マルブの異星人3人は、どうやら完全に母星を捨て、母星に捨てられた存在であった。
これからも、レイタやぷぷるんと共に戦ってくれるという。
「こっちも、動かないといけないな」
次なる戦いに備えて、レイタは動き始めることにした――
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