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第37話「潜入!学校ってどんなところなのだ?」
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次なる戦いに備えて、レイタは動き始めることにした――
その具体例が、
「校長先生、宇宙人……じゃなかった、異星人4名が我が校に編入したいと……とりあえず今日は見学のようなんですが……」
ぷぷるんやウル、ルゥ、そしてマルブを、彼が通う高校に編入させることだった。
四六時中、彼女たちと行動を共にすることにより、女児服星人たちが攻めてきたときに臨機応変に対応できるように。
「ん? イセイ人? イセイ…イセイ……ちょっと、どこにある国か知らないんじゃが、ソ連がバラバラになったときにたくさん出来た国かのう……ようするに留学生ってことかね?」
「留学生と言えば留学生になるのかな……? ねぇ、キミ、どうなの?」
「留学生で大丈夫です。相手はジジイなんで勢いで乗り切ってください」
「レイちゃん? ジジイはだめだよ?」
「スマホで録音してるんで、先生は言質さえ取ってくれたら……」
「わ、わかった……どうやら1年生の……ザイキョウ? ねぇ、なんて読むんだっけ? キミの苗字……」
「在経レイタ(ありふ れいた)ですけど……八尾々(やおび)先生ってぼくの担任ですよね?」
「ごめんね? わたし、生徒の名前なんて、ほとんど覚えてないから。覚えたところで投げせ……お金になるわけじゃないし……」
「ひどくね? 今、投げ銭って言いかけなかった?」
レイタやマヒルの担任、八尾々つかさは現国教諭である。
二十代半ばくらいのはずなのだが……
その見た目は十代半ばのマヒルよりも幼く見え、ぷぷるんやウルくらいの見た目をしている。
つまり、中学生か小学校の高学年くらいにしか見えないということだ。
そのため、生徒たちからは「つかさちゃん先生」と親しみを込めて呼ばれていた。
つかさちゃん先生は、メイドカフェだか妹カフェだかで働いているとか、マイナーな配信アプリで生配信してるらしいという噂もあったりする。
くれぐれも、ガチ恋営業とかには気をつけてもらいたいものだった。
「どうやら1年生の、在経レイタくんと、え~っと、あなたはシンカイさんでよかった? 新改マヒル(しんかい まひる)さんの友人とのことなんですが……」
「マヒルの苗字も覚えてないのかよ」
「ねぇ、レイちゃん、前にもぷぷるんちゃんの編入手続きってしてなかった? みんなとも一緒に学校に通ってたような……」
「マヒルもそう思うか……俺もなんかそんな気がするんだよな……」
「んー? ぷぷるんは学校ははじめてなのだ? な? ウルやルゥもそうなのだ?」
ぷぷるんに問われ、うんうんとふたりは頷く。
声をかけられなかったマルブは、頬を膨らませて唇を尖らせていた。
「ん? なんか、そのイセイ人さんたち、懐かしいようなそうじゃないような……変な格好してるのう……最近の若者文化っていうのは本当によくわからん……まぁいいじゃろ……見学オッケイ! 定員割れしてるから、編入もオッケイ! まぁくれぐれも、授業の邪魔はせんようにな」
「え? うちの高校、定員割れしてたの?」
「あ、知らなかったんだ、レイちゃん」
「そうだよー? 名前さえ書ければみんな合格。受験勉強なんてしなくていいくらいのFラン高校だよー?」
「Fラン……先生がそれ言うんだ……」
「ていうか、あんなに一生懸命受験勉強したの、なんだったんだ……」
レイタやマヒルの高校は、担任も校長も学校自体も、驚くほどゆるかった。
ゆるすぎた。
***
ホームルーム。
「えー、今日は近々うちに編入予定の、見学の子たちが来ています。はい、4人ともこっちきて」
つかさちゃん先生に呼ばれ、教壇に並んだぷぷるんたちに教室は騒然となった。
「うわ、あれ本物のスク水じゃん!」
「なんでブルマ!? えっ、ポニーテールすご……」
「ってかめちゃくちゃかわいくね!?」
ぷぷるんは、ニコニコしながら言った。
「え~っと、わたしの隣が在経ププル(ありふ ぷぷる)さん。その隣が、汲鈴ウル(くみすず うる)さん。空水ルゥ(すくみず るぅ)さん。それから、一番向こうが双幅マルブ(そうふく まるぶ)さん。で、合ってる?」
「地球人のみなさん、こんにちはなのだ! わたしは未来星人ぷぷるんなのだ! ガチ恋と投げ銭の伝道者なのだ♡」
「いきなり宇宙人だってバラしてんじゃねぇ! あと、覚えたてのおかしなもん伝道すんな! してんのは先生だよ!!」
ウルも一歩前に出てペコリとお辞儀。
「こんにちは、ボクはウル……地球は初めてで緊張してます……」
「わたしはルゥだよ! 地球のみんなよろしくね~キラッ」
「わかった。全員、バラしていくスタイルなんだな……」
そして、マルブ。
「マルブは……え~っと、体育が得意なのだ! ポニーテールとブルマのことなら、なんでも聞いてほしいのだ!!」
こいつが一番まともだった。いや、まともか? もうレイタにはわからなくなっていた。
「うっわ……キャラ濃すぎ……」
「いやでも、なんかクセになりそう……」
「エロいな……あのグ○ッドマンのヒロインみたいな生足……」
すでに一部の男子から『マルブ推し』が出てきているようだった。
***
授業時間。
数学。
ぷぷるん「この“√(ルート)”って記号、どこかで見たことあるのだ……あっ! ウルのスク水の股間に似てるのだ♡」
レイタ「ぜんっぜん違うからな!?」
体育。
マルブ「これが本場・ブルマー星の『前転』ならぬ『スーパー前転』なのだああああッ!!」
(お尻が……はみ出して……る……だとっ!!!)
(ぱ、パンツが見当たらねぇ……)
男子生徒、瀕死。
家庭科。
ルゥ「このエプロン姿、どうかな? レイタ♡」
ウル「レイタ……ボクのエプロン姿も見て……」
レイタ「似合ってるけど! 似合ってるけども! ふたりとも裸エプロンに見えるッ!!」
***
そして、放課後。
「ふぅ~、たのしかったのだ♡」
「地球の教育制度って奥深いんだね」
「マルブは体育館に感動したのだ……マット運動だけで2時間いけるのだ」
「お前ら……もう、学校来るの禁止な……」
レイタの心の叫びは、誰にも届かなかった。
そんな感じでレイタは、ぷぷるん、ウル、ルゥ、マルブの全員をなんとか「転校生」という形で高校に編入させることに成功したのである。
次回、「地球の給食はどこにあるのだ!?」なのだ!!
その具体例が、
「校長先生、宇宙人……じゃなかった、異星人4名が我が校に編入したいと……とりあえず今日は見学のようなんですが……」
ぷぷるんやウル、ルゥ、そしてマルブを、彼が通う高校に編入させることだった。
四六時中、彼女たちと行動を共にすることにより、女児服星人たちが攻めてきたときに臨機応変に対応できるように。
「ん? イセイ人? イセイ…イセイ……ちょっと、どこにある国か知らないんじゃが、ソ連がバラバラになったときにたくさん出来た国かのう……ようするに留学生ってことかね?」
「留学生と言えば留学生になるのかな……? ねぇ、キミ、どうなの?」
「留学生で大丈夫です。相手はジジイなんで勢いで乗り切ってください」
「レイちゃん? ジジイはだめだよ?」
「スマホで録音してるんで、先生は言質さえ取ってくれたら……」
「わ、わかった……どうやら1年生の……ザイキョウ? ねぇ、なんて読むんだっけ? キミの苗字……」
「在経レイタ(ありふ れいた)ですけど……八尾々(やおび)先生ってぼくの担任ですよね?」
「ごめんね? わたし、生徒の名前なんて、ほとんど覚えてないから。覚えたところで投げせ……お金になるわけじゃないし……」
「ひどくね? 今、投げ銭って言いかけなかった?」
レイタやマヒルの担任、八尾々つかさは現国教諭である。
二十代半ばくらいのはずなのだが……
その見た目は十代半ばのマヒルよりも幼く見え、ぷぷるんやウルくらいの見た目をしている。
つまり、中学生か小学校の高学年くらいにしか見えないということだ。
そのため、生徒たちからは「つかさちゃん先生」と親しみを込めて呼ばれていた。
つかさちゃん先生は、メイドカフェだか妹カフェだかで働いているとか、マイナーな配信アプリで生配信してるらしいという噂もあったりする。
くれぐれも、ガチ恋営業とかには気をつけてもらいたいものだった。
「どうやら1年生の、在経レイタくんと、え~っと、あなたはシンカイさんでよかった? 新改マヒル(しんかい まひる)さんの友人とのことなんですが……」
「マヒルの苗字も覚えてないのかよ」
「ねぇ、レイちゃん、前にもぷぷるんちゃんの編入手続きってしてなかった? みんなとも一緒に学校に通ってたような……」
「マヒルもそう思うか……俺もなんかそんな気がするんだよな……」
「んー? ぷぷるんは学校ははじめてなのだ? な? ウルやルゥもそうなのだ?」
ぷぷるんに問われ、うんうんとふたりは頷く。
声をかけられなかったマルブは、頬を膨らませて唇を尖らせていた。
「ん? なんか、そのイセイ人さんたち、懐かしいようなそうじゃないような……変な格好してるのう……最近の若者文化っていうのは本当によくわからん……まぁいいじゃろ……見学オッケイ! 定員割れしてるから、編入もオッケイ! まぁくれぐれも、授業の邪魔はせんようにな」
「え? うちの高校、定員割れしてたの?」
「あ、知らなかったんだ、レイちゃん」
「そうだよー? 名前さえ書ければみんな合格。受験勉強なんてしなくていいくらいのFラン高校だよー?」
「Fラン……先生がそれ言うんだ……」
「ていうか、あんなに一生懸命受験勉強したの、なんだったんだ……」
レイタやマヒルの高校は、担任も校長も学校自体も、驚くほどゆるかった。
ゆるすぎた。
***
ホームルーム。
「えー、今日は近々うちに編入予定の、見学の子たちが来ています。はい、4人ともこっちきて」
つかさちゃん先生に呼ばれ、教壇に並んだぷぷるんたちに教室は騒然となった。
「うわ、あれ本物のスク水じゃん!」
「なんでブルマ!? えっ、ポニーテールすご……」
「ってかめちゃくちゃかわいくね!?」
ぷぷるんは、ニコニコしながら言った。
「え~っと、わたしの隣が在経ププル(ありふ ぷぷる)さん。その隣が、汲鈴ウル(くみすず うる)さん。空水ルゥ(すくみず るぅ)さん。それから、一番向こうが双幅マルブ(そうふく まるぶ)さん。で、合ってる?」
「地球人のみなさん、こんにちはなのだ! わたしは未来星人ぷぷるんなのだ! ガチ恋と投げ銭の伝道者なのだ♡」
「いきなり宇宙人だってバラしてんじゃねぇ! あと、覚えたてのおかしなもん伝道すんな! してんのは先生だよ!!」
ウルも一歩前に出てペコリとお辞儀。
「こんにちは、ボクはウル……地球は初めてで緊張してます……」
「わたしはルゥだよ! 地球のみんなよろしくね~キラッ」
「わかった。全員、バラしていくスタイルなんだな……」
そして、マルブ。
「マルブは……え~っと、体育が得意なのだ! ポニーテールとブルマのことなら、なんでも聞いてほしいのだ!!」
こいつが一番まともだった。いや、まともか? もうレイタにはわからなくなっていた。
「うっわ……キャラ濃すぎ……」
「いやでも、なんかクセになりそう……」
「エロいな……あのグ○ッドマンのヒロインみたいな生足……」
すでに一部の男子から『マルブ推し』が出てきているようだった。
***
授業時間。
数学。
ぷぷるん「この“√(ルート)”って記号、どこかで見たことあるのだ……あっ! ウルのスク水の股間に似てるのだ♡」
レイタ「ぜんっぜん違うからな!?」
体育。
マルブ「これが本場・ブルマー星の『前転』ならぬ『スーパー前転』なのだああああッ!!」
(お尻が……はみ出して……る……だとっ!!!)
(ぱ、パンツが見当たらねぇ……)
男子生徒、瀕死。
家庭科。
ルゥ「このエプロン姿、どうかな? レイタ♡」
ウル「レイタ……ボクのエプロン姿も見て……」
レイタ「似合ってるけど! 似合ってるけども! ふたりとも裸エプロンに見えるッ!!」
***
そして、放課後。
「ふぅ~、たのしかったのだ♡」
「地球の教育制度って奥深いんだね」
「マルブは体育館に感動したのだ……マット運動だけで2時間いけるのだ」
「お前ら……もう、学校来るの禁止な……」
レイタの心の叫びは、誰にも届かなかった。
そんな感じでレイタは、ぷぷるん、ウル、ルゥ、マルブの全員をなんとか「転校生」という形で高校に編入させることに成功したのである。
次回、「地球の給食はどこにあるのだ!?」なのだ!!
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