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1.5章 番外編
13話① 気になるDVDの中身
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「な、何だったのよ……」
澄んだ顔をして布団を探しに部屋を出て行った冬夜。
その直前、私がリモコンでテレビをつけようとした時に冬夜は戻ってきて、私からリモコンを奪い去りベッドの上に座らせてきた。
そしてコソコソとテレビの前で何か作業をしたと思ったら、何かを体で隠すようにして部屋を出て行ってしまった。
それで戻ってきたらあの澄んだ顔。
「何も無いって言ってたけど……絶対何かあるじゃ無いっ!」
気になる……凄い気になる。
人の家で勝手に物を探るのは絶対良く無い事だけど、隠す冬夜が悪いのだ。
私は冬夜が戻ってくる前にその痕跡を探るべくテレビの前に居座る。なるべく部屋の外を気にしながら慎重に……しんちょーーに探らないと。
「確かここら辺で何か作業してたわよね?」
私はテレビの周り、テレビ台の下、隙間を隈無く探す。しかし特に何かがある訳でもなく……時間が過ぎていく。
「やっぱりこのDVDプレイヤーから何かを抜き取ったと考えるのが妥当よね?」
私は消去法で目の前のDVDプレイヤーだと断定して、何か痕跡が無いかを探しながら見つめる。
(一体何を私から隠したかったのかしら……)
私から隠したい物。それはつまり見せたら私が怒るような物?別にグロいのとかホラー系のジャンルなら多少は見れるけど……あ!もしかして!
「絶対エッチなやつだ……」
そうよ、そうに違い無い!やっぱりあの男は変態なのよ!私に見つかったら気まずくなると思ってここからDVDを抜き取ったんだわ!
「てことは……ベッドの下にも……」
男の部屋のベッドの下には大抵そういった類のものがあると知り合いから言われた事がある。
私はそんな他の人に見せられないような物をベッドの下に隠すなど考えられなかったが、可能性があると思い真偽を確かめるべくベッドの下を見る。
「え……何かめっちゃあるんだけど……」
そこには複数のDVDが散らばっていた。私はその中の一枚を手に取ってみる。
「憧れの美人女教師は俺の◯◯◯も指導してくれる……」
タイトルを読み終えた後、そのパッケージも見てみる。そこには教師の服を纏った女性が男子学生に対して……あんな事や……こんな事をしているシーンがあった。
「あわっ……あわわわわ!」
私は衝撃的すぎるシーンに思わず顔が熱くなるのを感じ急いでそのDVDをベッドの下に戻した。
(嘘……あんな事ってして良い訳?そもそも男性のアレって……あんなに大きいの?でもあんな大きな物があるなら服の上からでも分かるはずだけど……)
あれ……?何か体が火照って来たような。最悪!冬夜のバカッ!何てものを私に見せるのよ!……いや勝手に見たのは私だけども!
私は冬夜が戻ってくる前に顔の火照りを冷まそうと、ベッドの上に体を預けて顔を隠すように枕に顔を埋める。
(冬夜の匂い……)
「ひゃっ!?」
な、何言ってんだろう私……、そりゃ冬夜の家で冬夜が使っている枕なんだから匂いがするなんて当たり前じゃない。
けどあのパッケージを見たせいか変なことばかり頭の中に浮かんでしまう。
(もしかしたら私も冬夜とあんな事を……)
いや冬夜はそんな事をしない。そして私もそんな事をする気なんてない。けど……もし間違いがあったら、あのパッケージに写っていた事を私もするかもしれない……。
(は、恥ずかしすぎるわ///)
ぐぅ~~~
「あ」
お腹が鳴ってしまった。ここ数日何も口にしていなかったからだ。
「お腹空いたな……」
空腹が性欲を優ってしまったことにより、私の頭の中は食べる事で一杯となったのだった。
澄んだ顔をして布団を探しに部屋を出て行った冬夜。
その直前、私がリモコンでテレビをつけようとした時に冬夜は戻ってきて、私からリモコンを奪い去りベッドの上に座らせてきた。
そしてコソコソとテレビの前で何か作業をしたと思ったら、何かを体で隠すようにして部屋を出て行ってしまった。
それで戻ってきたらあの澄んだ顔。
「何も無いって言ってたけど……絶対何かあるじゃ無いっ!」
気になる……凄い気になる。
人の家で勝手に物を探るのは絶対良く無い事だけど、隠す冬夜が悪いのだ。
私は冬夜が戻ってくる前にその痕跡を探るべくテレビの前に居座る。なるべく部屋の外を気にしながら慎重に……しんちょーーに探らないと。
「確かここら辺で何か作業してたわよね?」
私はテレビの周り、テレビ台の下、隙間を隈無く探す。しかし特に何かがある訳でもなく……時間が過ぎていく。
「やっぱりこのDVDプレイヤーから何かを抜き取ったと考えるのが妥当よね?」
私は消去法で目の前のDVDプレイヤーだと断定して、何か痕跡が無いかを探しながら見つめる。
(一体何を私から隠したかったのかしら……)
私から隠したい物。それはつまり見せたら私が怒るような物?別にグロいのとかホラー系のジャンルなら多少は見れるけど……あ!もしかして!
「絶対エッチなやつだ……」
そうよ、そうに違い無い!やっぱりあの男は変態なのよ!私に見つかったら気まずくなると思ってここからDVDを抜き取ったんだわ!
「てことは……ベッドの下にも……」
男の部屋のベッドの下には大抵そういった類のものがあると知り合いから言われた事がある。
私はそんな他の人に見せられないような物をベッドの下に隠すなど考えられなかったが、可能性があると思い真偽を確かめるべくベッドの下を見る。
「え……何かめっちゃあるんだけど……」
そこには複数のDVDが散らばっていた。私はその中の一枚を手に取ってみる。
「憧れの美人女教師は俺の◯◯◯も指導してくれる……」
タイトルを読み終えた後、そのパッケージも見てみる。そこには教師の服を纏った女性が男子学生に対して……あんな事や……こんな事をしているシーンがあった。
「あわっ……あわわわわ!」
私は衝撃的すぎるシーンに思わず顔が熱くなるのを感じ急いでそのDVDをベッドの下に戻した。
(嘘……あんな事ってして良い訳?そもそも男性のアレって……あんなに大きいの?でもあんな大きな物があるなら服の上からでも分かるはずだけど……)
あれ……?何か体が火照って来たような。最悪!冬夜のバカッ!何てものを私に見せるのよ!……いや勝手に見たのは私だけども!
私は冬夜が戻ってくる前に顔の火照りを冷まそうと、ベッドの上に体を預けて顔を隠すように枕に顔を埋める。
(冬夜の匂い……)
「ひゃっ!?」
な、何言ってんだろう私……、そりゃ冬夜の家で冬夜が使っている枕なんだから匂いがするなんて当たり前じゃない。
けどあのパッケージを見たせいか変なことばかり頭の中に浮かんでしまう。
(もしかしたら私も冬夜とあんな事を……)
いや冬夜はそんな事をしない。そして私もそんな事をする気なんてない。けど……もし間違いがあったら、あのパッケージに写っていた事を私もするかもしれない……。
(は、恥ずかしすぎるわ///)
ぐぅ~~~
「あ」
お腹が鳴ってしまった。ここ数日何も口にしていなかったからだ。
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空腹が性欲を優ってしまったことにより、私の頭の中は食べる事で一杯となったのだった。
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