眩魏(くらぎ)!一楽章

たらしゅー放送局

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とある早打ち上手と突然な通達

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唐突ながら名乗らせて貰おう。僕の名前は響弦(ひびきげん)だ。今、史上最大級のピンチが起きた。結論から言おう。やらかしたのだ。
あれは今日の二分程前の事だ。今練習している曲のトルコ行進曲を合わせたのだ。そしたらどういうことでしょう!自分だけズレていたのだ。確かに楽譜を読むスピードは他より遅かったが腕だけは確かだったのに、何故だろうか。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
「理由なんて単純よ、あんたがちょっと調子に乗った。ただそれだけよ」
「え?」
キョトンとした顔で弦は声を漏らした。
「だけど技術面では一年の中ではトップクラスだわ、いいセンスよ(どやぁ)」
「いい…センス…(がく)」
「コラそこ!伝説的な軍人と早打ち上手な青年の物真似をしない!」
と平井先輩につっこまれた所で部活が終了…するはずがなかった。
「今日は弦君慰め会を開催するよ~!」
「ちょっと秋空先輩!もうそろそろで下校時間ですよ!」
「大丈夫だよ北上ちゃん!生徒会は人気の無い部活に見向きもしなかったでしょ?だから残ってても気付かないんだよ!」
「けど用務員の人達に…」
「ちっちゃいクラブはちっちゃいなりに少しの付き合いでも大切にする。当然、用務員のおっちゃんともね!」
「なるほど、生徒会への報告手段はもう断たれた訳ですね‥」
そういうこと!と、秋空先輩は得意げに鼻息を漏らしたそんなとき、
「おう、みんなおるか?」
と長野先輩と同じぐらいのネイティブな関西弁で部室に入ってきた青年がいた。
「あれ、くもくんじゃん!久しぶり!」
「おう、秋空、久しぶりやな!この前のライブよかったで!下の部活が今盛り上がっとるわ!」
「あのぉ、誰ですか?」
「ん、俺か?俺は二年の緒方雲将(おがたうんしょう)ゆうもんや。いごよろしゅうに!」
「はぁ、僕は音守眩魏です」
あっちが星柳でこいつが弦ですと付け加えた。
「ほうかほうか。で眩魏よ、岡野先生はどこにおる?」
「私ならここに居るわよ」
「ちょこびっと話があるんやけどええか?」
そういうと早足で岡野先生のもとへと駆けていった。
「何なんでしょうね?」
「そうだねぇ、そんな事より弦君の慰め会をやろー!」
「まず、練習にメトロノーム使ったか?」
「いえ、使ってません」
「多分そこだろうな、まぁ大杉ならやりそうな事だがな」
えへへなの~とごめんごめんのように言った。
「大杉は昔から『身体で教える』がモットーなんだ。だからこういった形で調子に乗るなよと言いたかったんだろう」
とあれこれ失敗した事の原因を模索していると、岡野先生と緒方先輩が来た。
「あんたたち、本当に仕事に恵まれているわね」
「え?」
「ま、時がきたらまた話すわ。今日はもう帰りなさい」
「?はーい」
といって部活は終了した。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
どうも、こんな時間なのにどら焼き食べたくなってきたたらしゅー放送局です。『えぇ、またこいつかよ』って思った人もいるでしょう。そうです。またです。さて今回は兎温中学校のステータス?を紹介したいと思います。

兎温中学校
全校生徒、千五百四十三人(軽くマンモス校…)
教育方針、『生徒の意見の尊重と実行出来る学校』
校則、その一 生徒会の言うことはほぼ絶対であり、破る事は許されない
その二 生徒会への意見は五百人以上の署名を集めて発言が許される
その三 新たに部活動を始める場合、部員は五人以上であり、必ず同意している事が条件であり、始めは同好会として活動すること
その四 以上この内の一つでも破った場合、それ相応の罰を与える事とする

これが基本的なステータスです。もう最近文が乱れまくってますが、それでもよんでくださってありがとうございます!引き続き眩魏を宜しくお願いします!
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