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1章
20話 インベントリの事をどうにかこうにか。
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重いまぶたを開ける、いま何時かは解らないが、 濁ったガラス窓から光が差し込んでる。
撫子が俺を起こしに部屋に入ってくる。
ダブルほどのサイズのベッドがある、簡素な部屋だ。病室みたいで俺は妙に気に入ってる。
「10年も住んでた様なもんだしなぁ。」
ボソリと呟きベッドから体を起こす。
さてと、今日は何をするか。朝飯でも食いながら考えよう。
しっとりと湿って気分の悪い上着を脱ぐ、寝汗をかいたみたいだ。
アスガレリアのラルンド、この地域には四季がある様で、日本とほぼ同じ四季だ。
月の数え方は一の月、ニの月、三の月とそのまま数えて行く、今は九の月の終わりの辺りだ、この世界に来たのは七の月の初めの頃だから。
3ヶ月弱たった事になるのか。
今日は暖かいんだろうな。上着をクローゼットから出し、日中着に着替える。
さて、と部屋から出ようとすると入口の前には、まだ撫子が居た。
「何してんだ?」
「兄様の、御着替えを拝見して居ましたけど?」
聞かなかった事にしよう。
俺が先に歩き、撫子が少し後ろを付いて来る。
食堂に移動すると、朝食の用意が済んだ後で、サリュが席に着いた所だった。
「あ、ナデシコさん、ワヒト、おはよう。」
「ああ、おはよう。」
俺も席に着き、頂きますを言う、
サリュも〝イタダキマス〟が気に入った様だ、俺の真似をする。
相手の命を頂く。作ってくれた人への感謝の意味だ、と教えた事があり。
命を頂く、と言う所が獣人族の文化にマッチして居て、気に入ったらしい。
行儀は悪いが、俺は食事をしながら撫子に問いかける。
「インベントリを誤魔化す為にさ、ダミーに使えそうな収納系のアイテムってないか?」
「それならば、マジックバックと言う物があります。ギルドの近くに専門店があります。」
「そうか、なら午前にでも行ってみるよ。」
「それとこちらの町の領主であるルース・ラルンド伯が、兄様にあって見たいそうです、本日午後から、ラルンド邸に、薬を届けに行くのですが兄様にも来て頂けますか?」
「あー良いけど、サリュと出掛ける予定だったんだよ、一旦帰ってくれば良いか?」
「でしたら、サリュも一緒に、ラルンド伯はそう行った事は気にしない方ですので。」
「そうか、じゃあ。ギルドで待ち合わせる事にしよう。」
食事を済ませ、サリュと朝の鍛錬をし。マジックバッグ屋を探す、途中サリュがあっちこっちに寄り道して大変だった。主に食べ物系の屋台だったが・・・
ギルドの前に着く、すると入口近くにいたガタイの良い男に話しかけられる。
「おう、クロトにサリュじゃねーか?素材の買取りか?」
「いや、今日はマジックバッグ屋に」
「なるほどな!まあ、背負って来たり、引きずって来たりとかなあ。オーク狩ってくる時なんて、ガキどもが1匹丸々引きずってくるから。アレはかなりエグい光景だな!」
ギルドでは10歳登録だが、5歳で登録出来る獣人のサリュがいる為、サリュの
名義で売っている。手伝うのは冒険者じゃ無くても良いらしいので文句は言われない。
ちなみにサリュのランクはCランクで適正ランクだ。
話しかけてきた男はこの街に5人滞在して居るAランク冒険者のうちの1人、ラッチェスという男だ。
子供の俺達が冒険者をして居るのが珍しかったのか、ギルド内で話し掛けてきて色々と教えてくれて居る。
「そう言う事なら、マジックバッグ屋は隣だぞ!」
なぜ今の今まで気が付かなかったのか、だが、看板もなし店先に商品も出てない。
まあ、気がつくはずもないか。商売する気あるのかな?
「わかりにくいよな!良いのがあると良いな!」
「ありがとう、ラッチェス。」
礼を言い、隣の店に入る。店の中はきちんと店らしかった。色々な見た目のバッグが置いてある。 店主らしき女性が話しかけてくる。ブロンドのショートカットの快活そうな女性だ。
「いらっしゃい、マジックバッグ買うの初めて?説明いる?」
「あー、そうだね、説明して貰おうかな?」
「あはは、なんだか子供らしくない子供だね。えーとまずねマジックバッグって言うのは、魔石付きの普通のバッグに拡張呪文を掛けたものなんだよ。魔法のランクにもよるけどランク3 くらいの魔法でバッグの容量の30倍くらいかな、ランク1で10、2で20って具合にね!うちの店は、アタシがランク4だから40倍まで掛けれるよ!凄いっしょ?」
「へー 成る程、じゃあ、大きい鞄を買って魔法をかけて貰った方が良いと?」
「まあ、そう言う事になるねー」
「質問だけど、大きい物はどうやって入れるんだ?」
「お、良い質問だね!普通のマジックバッグは入口を越すサイズは入らないんだけど、ランク4で使える様になる外殻拡張って魔法があってね。バッグそのものを決まったキーワードで、決まった時間だけ拡張出来る様になるんだよ。」
「大きい物を入れたい時だけ、キーワードを言ってしまってから、物を入れバッグ自体の大きさを戻すって感じだな」
「そう言う事さ、アタシのオススメはね!ウエストバッグに普通の拡張を掛けて、武器や食料品、それで、コッチのリュック型に拡張と、外殻拡張を掛けて、魔物の素材入れ、大型の武器とかテントとか突っ込んどくのがオススメだよ!こうやって背負えば邪魔にもならないしね!良いだろう?」
店主はリュックを背負いながら教えてくれる。店主が見せてくれたのは元の世界での、サイクルバックパックみたいな作りのものだ、確かに便利そうだな。デザインも悪くないし、背負いながらも戦闘するには邪魔にならなそうだ。まあ、インベントリのある俺には関係なさそうだが。
「後はなんと!このリュックは魔物の革を使ってるから、背中の防御にもなるよ!」
「成る程。それは考えてあるね。」
「そうでしょう、そうでしょう!」
店主は満足そうに頷く。
「サリュはどれが欲しい?」
「良いの?えーとね、ウエストバッグのこっちのタイプのやつかな。」
良いの?と言いつつ、ちゃっかり選んでいた様だ。
じゃあ、俺はバックパックタイプにしよう、インベントリの誤魔化しの為に買うのだから。大きい方が魔物を入れていても違和感がない。店主に伝えて金額を聞く。
「ああ、そっか初めてだったね。マジックバックは魔石に魔法効果を込めるんだけど、魔石内の魔法が切れるとただのバッグに戻るんだ。だから、月に一度効果の更新をしなきゃならないのさ。だからマジックバッグ屋は拡張魔法と付与魔法が必要なのさ!コレでもアタシは、できるオンナなんだよ?そう言う事だから今日貰う代金はバッグ代と魔石代、初回分の魔法代だよ。」
ウエストバッグが銀貨1枚
バックパックが銀貨5枚
魔石が2個で銀貨4枚
魔法代がランク4拡張が一回銀貨5枚
外殻拡張も銀貨5枚、だそうだ。
バックパックには今後は必要ないが、怪しまれない様に今回は払っておこう。
全部で銀貨25枚だ。結構するな。それで月に一回5万だ維持費も馬鹿にならん。
だが、効果が切れると言うのは良いのかもしれない。マジックバッグの盗難をする意味があまりなくなる。何が入ってるか解らないバッグを盗むのもな。
考えながら、代金を払い。商品を受け取ると早速店を出て、
ギルドの前。待ち合わせした場所で撫子を待つ事にしたのだ。
撫子が俺を起こしに部屋に入ってくる。
ダブルほどのサイズのベッドがある、簡素な部屋だ。病室みたいで俺は妙に気に入ってる。
「10年も住んでた様なもんだしなぁ。」
ボソリと呟きベッドから体を起こす。
さてと、今日は何をするか。朝飯でも食いながら考えよう。
しっとりと湿って気分の悪い上着を脱ぐ、寝汗をかいたみたいだ。
アスガレリアのラルンド、この地域には四季がある様で、日本とほぼ同じ四季だ。
月の数え方は一の月、ニの月、三の月とそのまま数えて行く、今は九の月の終わりの辺りだ、この世界に来たのは七の月の初めの頃だから。
3ヶ月弱たった事になるのか。
今日は暖かいんだろうな。上着をクローゼットから出し、日中着に着替える。
さて、と部屋から出ようとすると入口の前には、まだ撫子が居た。
「何してんだ?」
「兄様の、御着替えを拝見して居ましたけど?」
聞かなかった事にしよう。
俺が先に歩き、撫子が少し後ろを付いて来る。
食堂に移動すると、朝食の用意が済んだ後で、サリュが席に着いた所だった。
「あ、ナデシコさん、ワヒト、おはよう。」
「ああ、おはよう。」
俺も席に着き、頂きますを言う、
サリュも〝イタダキマス〟が気に入った様だ、俺の真似をする。
相手の命を頂く。作ってくれた人への感謝の意味だ、と教えた事があり。
命を頂く、と言う所が獣人族の文化にマッチして居て、気に入ったらしい。
行儀は悪いが、俺は食事をしながら撫子に問いかける。
「インベントリを誤魔化す為にさ、ダミーに使えそうな収納系のアイテムってないか?」
「それならば、マジックバックと言う物があります。ギルドの近くに専門店があります。」
「そうか、なら午前にでも行ってみるよ。」
「それとこちらの町の領主であるルース・ラルンド伯が、兄様にあって見たいそうです、本日午後から、ラルンド邸に、薬を届けに行くのですが兄様にも来て頂けますか?」
「あー良いけど、サリュと出掛ける予定だったんだよ、一旦帰ってくれば良いか?」
「でしたら、サリュも一緒に、ラルンド伯はそう行った事は気にしない方ですので。」
「そうか、じゃあ。ギルドで待ち合わせる事にしよう。」
食事を済ませ、サリュと朝の鍛錬をし。マジックバッグ屋を探す、途中サリュがあっちこっちに寄り道して大変だった。主に食べ物系の屋台だったが・・・
ギルドの前に着く、すると入口近くにいたガタイの良い男に話しかけられる。
「おう、クロトにサリュじゃねーか?素材の買取りか?」
「いや、今日はマジックバッグ屋に」
「なるほどな!まあ、背負って来たり、引きずって来たりとかなあ。オーク狩ってくる時なんて、ガキどもが1匹丸々引きずってくるから。アレはかなりエグい光景だな!」
ギルドでは10歳登録だが、5歳で登録出来る獣人のサリュがいる為、サリュの
名義で売っている。手伝うのは冒険者じゃ無くても良いらしいので文句は言われない。
ちなみにサリュのランクはCランクで適正ランクだ。
話しかけてきた男はこの街に5人滞在して居るAランク冒険者のうちの1人、ラッチェスという男だ。
子供の俺達が冒険者をして居るのが珍しかったのか、ギルド内で話し掛けてきて色々と教えてくれて居る。
「そう言う事なら、マジックバッグ屋は隣だぞ!」
なぜ今の今まで気が付かなかったのか、だが、看板もなし店先に商品も出てない。
まあ、気がつくはずもないか。商売する気あるのかな?
「わかりにくいよな!良いのがあると良いな!」
「ありがとう、ラッチェス。」
礼を言い、隣の店に入る。店の中はきちんと店らしかった。色々な見た目のバッグが置いてある。 店主らしき女性が話しかけてくる。ブロンドのショートカットの快活そうな女性だ。
「いらっしゃい、マジックバッグ買うの初めて?説明いる?」
「あー、そうだね、説明して貰おうかな?」
「あはは、なんだか子供らしくない子供だね。えーとまずねマジックバッグって言うのは、魔石付きの普通のバッグに拡張呪文を掛けたものなんだよ。魔法のランクにもよるけどランク3 くらいの魔法でバッグの容量の30倍くらいかな、ランク1で10、2で20って具合にね!うちの店は、アタシがランク4だから40倍まで掛けれるよ!凄いっしょ?」
「へー 成る程、じゃあ、大きい鞄を買って魔法をかけて貰った方が良いと?」
「まあ、そう言う事になるねー」
「質問だけど、大きい物はどうやって入れるんだ?」
「お、良い質問だね!普通のマジックバッグは入口を越すサイズは入らないんだけど、ランク4で使える様になる外殻拡張って魔法があってね。バッグそのものを決まったキーワードで、決まった時間だけ拡張出来る様になるんだよ。」
「大きい物を入れたい時だけ、キーワードを言ってしまってから、物を入れバッグ自体の大きさを戻すって感じだな」
「そう言う事さ、アタシのオススメはね!ウエストバッグに普通の拡張を掛けて、武器や食料品、それで、コッチのリュック型に拡張と、外殻拡張を掛けて、魔物の素材入れ、大型の武器とかテントとか突っ込んどくのがオススメだよ!こうやって背負えば邪魔にもならないしね!良いだろう?」
店主はリュックを背負いながら教えてくれる。店主が見せてくれたのは元の世界での、サイクルバックパックみたいな作りのものだ、確かに便利そうだな。デザインも悪くないし、背負いながらも戦闘するには邪魔にならなそうだ。まあ、インベントリのある俺には関係なさそうだが。
「後はなんと!このリュックは魔物の革を使ってるから、背中の防御にもなるよ!」
「成る程。それは考えてあるね。」
「そうでしょう、そうでしょう!」
店主は満足そうに頷く。
「サリュはどれが欲しい?」
「良いの?えーとね、ウエストバッグのこっちのタイプのやつかな。」
良いの?と言いつつ、ちゃっかり選んでいた様だ。
じゃあ、俺はバックパックタイプにしよう、インベントリの誤魔化しの為に買うのだから。大きい方が魔物を入れていても違和感がない。店主に伝えて金額を聞く。
「ああ、そっか初めてだったね。マジックバックは魔石に魔法効果を込めるんだけど、魔石内の魔法が切れるとただのバッグに戻るんだ。だから、月に一度効果の更新をしなきゃならないのさ。だからマジックバッグ屋は拡張魔法と付与魔法が必要なのさ!コレでもアタシは、できるオンナなんだよ?そう言う事だから今日貰う代金はバッグ代と魔石代、初回分の魔法代だよ。」
ウエストバッグが銀貨1枚
バックパックが銀貨5枚
魔石が2個で銀貨4枚
魔法代がランク4拡張が一回銀貨5枚
外殻拡張も銀貨5枚、だそうだ。
バックパックには今後は必要ないが、怪しまれない様に今回は払っておこう。
全部で銀貨25枚だ。結構するな。それで月に一回5万だ維持費も馬鹿にならん。
だが、効果が切れると言うのは良いのかもしれない。マジックバッグの盗難をする意味があまりなくなる。何が入ってるか解らないバッグを盗むのもな。
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