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1章
30話 事件の後始末。
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転がった頭部を一瞥し、クズの処へ歩く、刀がカリカリと地面を鳴らす。クズは倒れながらも今迄の状況は確認できていたらしく。近づく俺を見て喚き出す。
「こっちへく、くるなっ!くるんじゃねぇ!」
俺は地面に倒れ込み起き上がれないクズの顔元へと立つと、クズに話しかける。
「なあ?」
「ひっ!」
「去勢して、片足と指を何本か貰う、剣や武器なんてもう握れないし女も抱けない。だが、犯罪奴隷としてなら一生、生きて行ける。しかし、それだけの人生と、今死ぬのとどっちが良い?」
地面に転がる起き上がれないクズの目を石でも見るかの様に眺めながら話す。クズは俺の言葉を聞き身じろぎする、顔を俺に向ける、
「て、テメエそんなモン選べるわけっーーカハッ!」
最後まで言葉を言い終わる前に男の心臓に刀を突き刺す。2人目はそんなに思う所も無かった、ラッチェスも屑だったがこいつのは目の前で見たし、生きていても周りが不幸になるだけだろう、俺はクズの懐を弄り血の様に紅い魔石を取り出す。洗脳の魔法が掛かった魔石だ。
刀をクズから抜き取ると俺はサリュの側にゆっくり進む。地面にへたり込み俺をぼうっと見詰めるサリュに視線を合わせる為に膝立ちをすると、黒髪のサリュの頭を胸に抱き締める。
「あっ、ぁーーー」
「サリュの悩みに気が付いてやれなくて、ゴメンな?助けに来るのが少し遅くなっちまった。ゴメンな?もう少し待っててくれるか?アリアが美味しい御飯を作って待っててくれてるからさ、此処を片付けたら早く帰ろうな?」
サリュの頭が少しだけ頷いた様に感じ、俺はサリュから離れると撫子の元へと進む。
「撫子の相手は、死んだのか?」
「いえ、虫の息ですが、生きています。」
「まずコイツは縛る、で治癒魔法を掛けてやれ。その後、身体の一部を落として抵抗出来ないようにする。先に一部を落としたら死んでしまうからな。コイツには事の経緯を聞く、幾らか頭を使っていた奴だ、命と引き換えなら話すだろう、ダメなら殺せば良い。」
撫子へ、そう伝えカザール子爵の側へと歩く、カザール子爵はボーッと夢でも見るかの様に口を大きく開け驚いて居る、見た目7歳の子供がこの状況を作ったんだ、訳も無いだろう。
「え、あ、えーと、君の名前は?私はカリュクス・カザールと言う、隣の領地の子爵なのだが・・・」
カザール子爵は話し始める、自分がなぜ此処に居るのか。まず、前提として彼は獣人をこよなく愛して居るらしい、女も男も例外なく、奴隷に落ちた獣人を買い取り、屋敷で保護し、奴隷から解放する、そして屋敷で住み込みで働かせ奴隷として購入した分を給料から引き、払い終われば解放する、子爵としては、すぐ解放してやりたいが自分の財は領地の民達の税から成る物だからそれは出来ない。
聞けば最近ラルンド領で、獣人が行方不明になっていたので、ラルンド卿に物申したり町で見回りをしていた所ラッチェスのパーティが怪しいと思い護衛の騎士が何度か後をつけ、此処を見つけたらしい。そして、ラルンド邸で見たサリュが彼らと精霊の森へ行くと話していた所を見つけ。馬車で此処まで移動し、洞窟の前で彼らに見つかり拘束されたと。
「その話は信じたい所ですが、ラルンド領では、貴方は獣人奴隷を囲って居ると言う噂もありますよ?ラルンド卿も貴方の噂の事を言っていました、貴方が、この者達の雇い主で。コイツ等と揉めたと言うこともあり得ます。」
先程、洞窟内のクズ共の話を聞く限りじゃカザール子爵とコイツ等は、まあ関係無いとは思えるが・・・
「誤解だ!信じてくれ!ラルンド卿もだいぶ誤解してる。むしろ私を少し疑っていた節さえ・・・此れでも私は自領では、獣人達の救世主と名乗って居るくらいなのにっ!」
先に、ラルンド卿や、冒険者ギルドの問題でもあるから、ギルドなどに相談してから来れば良いものを・・・だがまあ、カッとなったんだろうな、色々と拙い点はあるが。コレが本当なら、彼は良き領主であるし、獣人達を大切にして居るのだろう。しかし、救世主を自分で名乗るのはどうだろう・・・
俺はカザール子爵と話した後、彼に護衛と一緒に獣人達の様子を見てもらう様に頼む、撫子が俺の側に寄り、拘束と治癒がすみコリンズに意識が戻った事を教えてくれる。
「おい、気分はどうだ?」
「・・・最悪な気分だこんなガキにしてやられるとはな、ラッチェスも、ボルズも馬鹿だったが上手くやれてたんだがな、終わりが来たって事だ。」
やはりコイツは少しは話せる様だ。
「お前がもう余計な考えを起こさない様、指を何本かと、脚の腱を貰うが。何か言いたい事はあるか?」
「いや、無いな、生きてるだけマシだ。この先、犯罪奴隷に落ちてもな。」
「ああ、カザール子爵が全てを話せば死刑にはならない様に取り計らってくれるそうだ。」
「願っても無いね。」
俺は淡々とコリンズの指を切り落とし片足の腱を切る、治癒魔法が通らない様に腱をV字にカットする、コリンズは呻き声をあげるが何とか堪えて居る様だ。コイツが急にマトモになった訳ではない、ラッチェスと、ボルズの最後を見て、死にたくないが故に態度を改めて居るだけだろう。だが、それだけ生に執着出来るのなら、大人しくしていればこれ以上の害がないと分かれば、もう問題を起こす事は無いだろう。
洞窟内での処理が終わり、カザール子爵の言う通り死体は持って帰る事にした。
俺のインベントリの事だが、
「クロト君の収納魔法だが、確かに初めて見る物だ。しかし冒険者にとって自分の能力は秘匿するべき物だから、決して誰にも漏らす事は無いと、獣人に誓っても良い!2人の護衛にも徹底させよう。」
獣人に誓っても良い、と言うのが良く解らなかったが秘密は守ってくれそうだ。
ラッチェスとボルズ、クズの事だが、クズの死体は入れたく無いな、と考えるがまあ仕方ない、獣人達3人は子爵とその護衛に任せる事にした。残りの1人は撫子が、サリュは俺が背負って行く事にした、俺がサリュを背負うと身長差からサリュの足が地面に着きそうで難儀したが・・・
サリュを入れて5人の獣人達の目はまだ虚ろだった。撫子によると、アリアが呪いの類に大分詳しいらしく、アリアならばと言う事だった。
森を抜けるまで俺は背中にサリュの体温を感じて居た。早くアリアに診てもらわなければ・・・それだけを考え森を移動した。
俺達は、森を抜け子爵達が乗って来た馬車に乗り込む、町に着く頃には空が白み始めていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アリアの待つ館に戻る前に事の顛末を話す為、ギルドに寄った、丁度、アルスもギルドに戻って来たところだった・・・
アルスは試験の件で少しサリュに対して責任を感じても居た様で、サリュが無事だと解ると、とても安心した顔をして居た。
冒険者ギルドに責任がある訳では無いだろうが、やはり、冒険者が起こした事件という事で、後日ギルドマスターから、当事者であるサリュや、他の獣人、俺や撫子に落ち着いてからで良いので話を聞きたい、という事だった。
アルスはサリュの様子をとても心配してくれて、サリュが元気になったら直ぐにシイロのところへ遊びに来てくれという事だった。
館に着き、サリュの事をすぐにアリアに見せた。アリアは解呪のギフトを持って居るらしかったが、アリアは洗脳という魔法は初めて知ったと言って居た、オリジナル魔法の類では無いかと。
アリアに洗脳の魔法が込められた魔石を渡し、調べて貰う事になった。治癒魔法にしても、解呪にしても、どういうイメージでの呪いか解らないと解呪は難しいとの事だった。
館に戻ればすぐにサリュの笑顔が戻ると思っていたが、そう上手くはいかなかった。
俺達は持ち帰った魔石を調べ、毎日の様にサリュに治癒の魔法をかけたり、解呪を試してみたが、アリアが初めて見る呪いだと言った通り、どういった効果での呪いか調べると言う事に時間だけを取られていったのだ。
「こっちへく、くるなっ!くるんじゃねぇ!」
俺は地面に倒れ込み起き上がれないクズの顔元へと立つと、クズに話しかける。
「なあ?」
「ひっ!」
「去勢して、片足と指を何本か貰う、剣や武器なんてもう握れないし女も抱けない。だが、犯罪奴隷としてなら一生、生きて行ける。しかし、それだけの人生と、今死ぬのとどっちが良い?」
地面に転がる起き上がれないクズの目を石でも見るかの様に眺めながら話す。クズは俺の言葉を聞き身じろぎする、顔を俺に向ける、
「て、テメエそんなモン選べるわけっーーカハッ!」
最後まで言葉を言い終わる前に男の心臓に刀を突き刺す。2人目はそんなに思う所も無かった、ラッチェスも屑だったがこいつのは目の前で見たし、生きていても周りが不幸になるだけだろう、俺はクズの懐を弄り血の様に紅い魔石を取り出す。洗脳の魔法が掛かった魔石だ。
刀をクズから抜き取ると俺はサリュの側にゆっくり進む。地面にへたり込み俺をぼうっと見詰めるサリュに視線を合わせる為に膝立ちをすると、黒髪のサリュの頭を胸に抱き締める。
「あっ、ぁーーー」
「サリュの悩みに気が付いてやれなくて、ゴメンな?助けに来るのが少し遅くなっちまった。ゴメンな?もう少し待っててくれるか?アリアが美味しい御飯を作って待っててくれてるからさ、此処を片付けたら早く帰ろうな?」
サリュの頭が少しだけ頷いた様に感じ、俺はサリュから離れると撫子の元へと進む。
「撫子の相手は、死んだのか?」
「いえ、虫の息ですが、生きています。」
「まずコイツは縛る、で治癒魔法を掛けてやれ。その後、身体の一部を落として抵抗出来ないようにする。先に一部を落としたら死んでしまうからな。コイツには事の経緯を聞く、幾らか頭を使っていた奴だ、命と引き換えなら話すだろう、ダメなら殺せば良い。」
撫子へ、そう伝えカザール子爵の側へと歩く、カザール子爵はボーッと夢でも見るかの様に口を大きく開け驚いて居る、見た目7歳の子供がこの状況を作ったんだ、訳も無いだろう。
「え、あ、えーと、君の名前は?私はカリュクス・カザールと言う、隣の領地の子爵なのだが・・・」
カザール子爵は話し始める、自分がなぜ此処に居るのか。まず、前提として彼は獣人をこよなく愛して居るらしい、女も男も例外なく、奴隷に落ちた獣人を買い取り、屋敷で保護し、奴隷から解放する、そして屋敷で住み込みで働かせ奴隷として購入した分を給料から引き、払い終われば解放する、子爵としては、すぐ解放してやりたいが自分の財は領地の民達の税から成る物だからそれは出来ない。
聞けば最近ラルンド領で、獣人が行方不明になっていたので、ラルンド卿に物申したり町で見回りをしていた所ラッチェスのパーティが怪しいと思い護衛の騎士が何度か後をつけ、此処を見つけたらしい。そして、ラルンド邸で見たサリュが彼らと精霊の森へ行くと話していた所を見つけ。馬車で此処まで移動し、洞窟の前で彼らに見つかり拘束されたと。
「その話は信じたい所ですが、ラルンド領では、貴方は獣人奴隷を囲って居ると言う噂もありますよ?ラルンド卿も貴方の噂の事を言っていました、貴方が、この者達の雇い主で。コイツ等と揉めたと言うこともあり得ます。」
先程、洞窟内のクズ共の話を聞く限りじゃカザール子爵とコイツ等は、まあ関係無いとは思えるが・・・
「誤解だ!信じてくれ!ラルンド卿もだいぶ誤解してる。むしろ私を少し疑っていた節さえ・・・此れでも私は自領では、獣人達の救世主と名乗って居るくらいなのにっ!」
先に、ラルンド卿や、冒険者ギルドの問題でもあるから、ギルドなどに相談してから来れば良いものを・・・だがまあ、カッとなったんだろうな、色々と拙い点はあるが。コレが本当なら、彼は良き領主であるし、獣人達を大切にして居るのだろう。しかし、救世主を自分で名乗るのはどうだろう・・・
俺はカザール子爵と話した後、彼に護衛と一緒に獣人達の様子を見てもらう様に頼む、撫子が俺の側に寄り、拘束と治癒がすみコリンズに意識が戻った事を教えてくれる。
「おい、気分はどうだ?」
「・・・最悪な気分だこんなガキにしてやられるとはな、ラッチェスも、ボルズも馬鹿だったが上手くやれてたんだがな、終わりが来たって事だ。」
やはりコイツは少しは話せる様だ。
「お前がもう余計な考えを起こさない様、指を何本かと、脚の腱を貰うが。何か言いたい事はあるか?」
「いや、無いな、生きてるだけマシだ。この先、犯罪奴隷に落ちてもな。」
「ああ、カザール子爵が全てを話せば死刑にはならない様に取り計らってくれるそうだ。」
「願っても無いね。」
俺は淡々とコリンズの指を切り落とし片足の腱を切る、治癒魔法が通らない様に腱をV字にカットする、コリンズは呻き声をあげるが何とか堪えて居る様だ。コイツが急にマトモになった訳ではない、ラッチェスと、ボルズの最後を見て、死にたくないが故に態度を改めて居るだけだろう。だが、それだけ生に執着出来るのなら、大人しくしていればこれ以上の害がないと分かれば、もう問題を起こす事は無いだろう。
洞窟内での処理が終わり、カザール子爵の言う通り死体は持って帰る事にした。
俺のインベントリの事だが、
「クロト君の収納魔法だが、確かに初めて見る物だ。しかし冒険者にとって自分の能力は秘匿するべき物だから、決して誰にも漏らす事は無いと、獣人に誓っても良い!2人の護衛にも徹底させよう。」
獣人に誓っても良い、と言うのが良く解らなかったが秘密は守ってくれそうだ。
ラッチェスとボルズ、クズの事だが、クズの死体は入れたく無いな、と考えるがまあ仕方ない、獣人達3人は子爵とその護衛に任せる事にした。残りの1人は撫子が、サリュは俺が背負って行く事にした、俺がサリュを背負うと身長差からサリュの足が地面に着きそうで難儀したが・・・
サリュを入れて5人の獣人達の目はまだ虚ろだった。撫子によると、アリアが呪いの類に大分詳しいらしく、アリアならばと言う事だった。
森を抜けるまで俺は背中にサリュの体温を感じて居た。早くアリアに診てもらわなければ・・・それだけを考え森を移動した。
俺達は、森を抜け子爵達が乗って来た馬車に乗り込む、町に着く頃には空が白み始めていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アリアの待つ館に戻る前に事の顛末を話す為、ギルドに寄った、丁度、アルスもギルドに戻って来たところだった・・・
アルスは試験の件で少しサリュに対して責任を感じても居た様で、サリュが無事だと解ると、とても安心した顔をして居た。
冒険者ギルドに責任がある訳では無いだろうが、やはり、冒険者が起こした事件という事で、後日ギルドマスターから、当事者であるサリュや、他の獣人、俺や撫子に落ち着いてからで良いので話を聞きたい、という事だった。
アルスはサリュの様子をとても心配してくれて、サリュが元気になったら直ぐにシイロのところへ遊びに来てくれという事だった。
館に着き、サリュの事をすぐにアリアに見せた。アリアは解呪のギフトを持って居るらしかったが、アリアは洗脳という魔法は初めて知ったと言って居た、オリジナル魔法の類では無いかと。
アリアに洗脳の魔法が込められた魔石を渡し、調べて貰う事になった。治癒魔法にしても、解呪にしても、どういうイメージでの呪いか解らないと解呪は難しいとの事だった。
館に戻ればすぐにサリュの笑顔が戻ると思っていたが、そう上手くはいかなかった。
俺達は持ち帰った魔石を調べ、毎日の様にサリュに治癒の魔法をかけたり、解呪を試してみたが、アリアが初めて見る呪いだと言った通り、どういった効果での呪いか調べると言う事に時間だけを取られていったのだ。
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